もともと連ドラは観ていたのですが、続きが気になって…。
ドラマ一挙配信から続けて映画まで一気に観ました。
で、総括としては、
風呂敷広げすぎてたためてなーい!!!
スペシャルと一作目くらいまでは、まだハラハラできたのですが、二作目から三作目になると質の落ちっぷりが…。
『the movie』
病院を舞台にしたバイオテロ、それに雪平の娘が巻き込まれて…という映画らしい迫力を見せた作品。椎名桔平や成宮寛貴というキャストも豪華で見ごたえがありました。展開はお約束でしたがまあそこは置いておいて、蓮見や斉木があっさり殺されたのは驚きでした。
『the answer』
ネイルガン殺人者の大森南朋は『ノーカントリー』の殺人鬼をモチーフにしていたのでしょうか。でかい屋敷とか動物の骨を鍋にドーン! とか捕まえた雪平をなぜか全裸でなく黒スリップだけにするとか、ずいぶん現実離れしていましたが…。これまた佐藤があっさり殺されて驚き。佐藤浩市はカッコいいのですが、どうして篠原涼子とのツーショットはイマイチハマらないのだろう。年下男とのほうがまだまだしっくりくる篠原涼子の美しさのせいでしょうか。
『the end』に至っては、終わらせなければいけないからむりやり終わらせた感がありますね…。
薫ちゃんが裏切り者と見せかけて実は味方だった、というオチは良かったと思うのですが、わざとらしいくらいの裏切りアピールからの転身が性急すぎる割にはあっさり殺されて、全然おいしくなかったです。
そしてここまで来ると、「津島もどーせ裏切るんだろ?」というパターンもわかっちゃいましたし。
一条と雪平がそこまで愛情でつながっていたようにも見えなかったし。
ラスボス武部もラスボス感まったくなかったし…エンディングがEXILEだったのでその絡みなのか? むしろここに吉田鋼太郎をキャスティングしてほしかった。
公開当時は今やAKB48の一員となった美央との共演も話題になっていましたが、蓋を開けてみれば雪平の夢の中での一場面だったという。父親は死亡、母親は亡命で、どうやって生きていくんだろうか。それこそ命の危険に迫られているのではなかろうか。
…という細かいアレコレが気になってしょーがありませんでした。
ドラマとSPでやめておけばよかったかな。
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