『六本木クラス』
長屋会長の発病と中の人のスキャンダル報道が重なって、本当に面やつれしていたように見えたのは気のせいか…。 まあそれもあって、ストーリーに集中できなくなってしまったのは残念ですが、物語自体は韓国でヒットしただけあって、よくできた復讐劇だったと思います。 とはいえ、復讐という言葉ほどおどろおどろしいラストではありませんでした。会長に土下座をさせなかった新は、復讐よりも自分の信念を貫く生き方を選んだのでしょう。おそらく父親もそれを喜んだはずです。そして竹内涼真には、恨みつらみでギラギラするより、まっすぐに自分らしく生きる若者のほうが似合います。 葵のソシオパス設定はどこまで活かされていたのかはよくわかりませんが、最初から最後まで魅力的なキャラであったことは確かです。葵と優香、どちらと結ばれるのかというのもラストの楽しみのひとつでしたが、社長を一途に想う葵に感情移入せざるを得なかったので、ハッピーエンドで良かったなと素直に思いました。 脇を固める面々も豪華でしたし、(ちょいちょいツッコミどころがあるのはご愛嬌として)なかなか面白かったです。 オリジナルも観てみたくなりました。 『ちむどんどん』 いやー、最後まで酷かったです(笑) ネットでも「#ちむどんどん反省会」なるハッシュタグが出回っていたようですが、むべなるかな。朝の15分だからチャンネルを合わせていただけ、でなければ確実に視聴をやめていました。(ちなみに今季『テッパチ!』は脱落) ツッコミどころは書き出したらキリがないので割愛しますが、最後の最後までどうしてこんな展開(手作りできるレベルの麺を納品できない業者・歌子倒れるがどうせ治る・やっぱり治る)にしたのか、不思議でなりません。これはもしやわざとなのか? いわゆる炎上商法か? 一生懸命演じている役者の人たちがかわいそうに感じたくらいです。 朝ドラを観始めて12年、今まで当たり外れはいろいろあったけれど、最近は当たりしかなかっただけにひさびさに残念な気持ちになりました。 PR |
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