『姉ちゃんの恋人』
良くも悪くも、岡田惠和らしい作品でした。 こういうほんわかドラマは、朝に観る分はいいけれど、夜にはちょっと面映ゆかったかな…。 それでも有村架純の可愛らしさと林遣都の演技力が、いってみれば平凡で予定調和のラブストーリーを見ごたえあるものにしてくれました。 仕事場で出会ったふたりが、プロジェクトを通して互いの人柄に触れるうちに好きになる。苦しい記憶を乗り越えようとするふたりを、家族も友も祝福する。優しい心の持ち主たちも、それぞれ幸せが訪れる。 展開はまるで少女漫画なのに、じんわり涙がにじんでしまう。ふたりの、みんなの未来に光あれと祈ってしまう。 人生は、悲しみと喜びのコラージュ。恋と愛はその彩り。もうモノクロになってしまったこの心にも、その温もりは届きました。 世界観が広がるミスチルの主題歌も、毎週の癒しでした。 『光秀のスマホ』 何これwwwww めっちゃ面白いwwwww もう大河ドラマで迫真の光秀を観ても、あのスマホ画面を思い出して吹き出してしまいそうです。 いやすごいですね。これを大河と並行で放送してしまうNHKって。この企画を通すNHKって。 フォロワー数で対抗心燃やしたり、裏アカと本アカを間違えて呟いたり、LINEFUMIスクショされて窮地に陥ったり、SNSあるあるだらけで笑いっぱなしでした。 画面にほとんど映らないところもこだわっているのがいかにもNHK。UnuTube(You→汝:うぬ)やらBushibookやら石垣つむつむやらFUMI未読スルーやら、戦国ニュースのいかにもな文体やら、秀吉のスマホなら出会い系アプリ(つれあひ誕生・ゴクシィ縁結び)やらRikyubucksやら…スタンプのクオリティも、いやはや、感服いたした。光秀スマホの信長からの着信音がドラクエの戦闘場面っぽいところもツボでした。 それにしても、本能寺の変はおねが黒幕であったとは…おそろしや。そりゃ一生頭が上がりませんな~。 ぶっちゃけ、大河より面白かったwwwww たぶん、こういう信長主従の「わかりやすい」関係性が念頭にあるから、『麒麟がくる』の一筋縄ではいかない人間模様にいまいち共感できないものを感じてしまうのでしょうね。 PR |
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