8/24~26 vsE ☂△●
月曜日の告示にてT-岡田抹消。前日の途中交代は、点差が開いたので休ませただけと思っていたのに。大ショック…。 そんな中の雨天中止は助かりました。予告先発時点ですでに分が悪かったし…。 さて2戦目の先発は田嶋。平日ローテの中心ですから絶対に取らなくてはいけないカード。が、イマイチな投球。打線もTの存在の大きさを改めて実感する圧の弱さ…。同点にするのがせいいっぱいで、痛い引き分けとなりました。 翌日はオリの天敵クローザー・松井が抹消され、大チャンス! と思いきや、中盤で6点差をつけられ「意味ないやん…」と嘆く展開。山﨑颯一郎も雨天スライドで調整に難儀したのかもしれませんが、前回の好投とは程遠くガッカリでした。 しかし、今年はなんといってもあきらめが悪いオリックス。6回、先発の天敵・則本から杉本&ジョーンズの連続ホームランで一気に3点をもぎとると、次の回には2点を加えて1点差。中継ぎ陣も無失点で踏ん張り、最終回。抑えは代役の宋家豪。オリックスの若手連中は言わずもがな、先日もH坂東が乱れたように、急造抑えは何かと炎上しがち。しかも吉田正からと好打順。何とか! 1点を! あわよくば2点を! …という淡い期待は瞬息の三凡で潰えました。なんじゃそりゃ。 それでもぐいぐい追い上げてT不在のオリ打線でもプレッシャーは与えられたであろう、と、良かった探しもしてみるのであった。 8/27~29 vsH ○△○ 中嶋監督は上位争いの佳境を迎えるにあたり、楽天やロッテよりソフトバンクを脅威と見なしているように感じます。山本・宮城の両輪をソフトバンク戦が固まっている週末に配置しているのもその表れでしょう(もちろん、ふたりとも屋外が苦手でドームが得意というのもあるでしょうが)。おかげで平日ローテは心もとないですが…。 しかしそれは裏を返せば、このふたりで星を落とすことは絶対に許されないということです。若いふたりにとってそれがプレッシャーになりやしないか懸念はあったものの、今のところは杞憂に終わっています。 とくに山本。オリンピックの経験が、彼をさらにランクアップさせたように感じます。得意のソフトバンク戦とはいえ、終始相手を見下ろし、ねじ伏せていました。味方が3イニング連続ゲッツーという離れ業をやってのけてもどこ吹く風。唯一のピンチだった無死一・二塁の場面も、相手のバント失敗と暴走で二死一塁になるというツキはありましたが、三塁から転送を受けた安達が落球した時、山本は笑っていたのです。苦笑いでなく普通にアハハと。併殺失敗すれば普通はガックリくると思うのですが、どういうメンタルをしているのでしょう。 2-0で完封がかかった最後も、ランナーを背負って柳田。ネガ慣れしたオリファンは「同点2ラン…いや、ここは四球で栗原に3ランもあるな…」と常に最悪の状況を想定してしまいますが、最近は「山本だから大丈夫」という安心感の占める割合も増えてきています。そしてそれを裏切らないのが山本。怖くて観られなかったけども…。 打線は苦手のマルティネスから点を取れない中、西村が併殺のない場面でようやく2打点を叩き出しました。なかなかチャンスをものにできずに来ましたが、T不在の危機を埋めてくれる活躍をこれからも期待したいと思います。 山本に勝ち星で並ばれた翌日、すぐさま追い越してきたのが宮城。が、左打者の多いソフトバンク相手にはやはり投げにくいのか、球数を重ねてしまいました。1失点でこらえるところはさすが宮城といったところですが。降板後に打線が追いついて黒星が消えたのも、やはり何か持っているのかもしれません。安達の同点タイムリーは見事でした(杉本の本塁憤死も状況を考えるとやむを得ないですし)。9回裏無死一・三塁の場面でも打ってくれれば言うことありませんでしたが…。それなら代打の神様・ジョーンズ様でサヨナラだったのに…。来田・西野では荷が重かった…。やはりTの不在は痛すぎる…。 しかし山本&宮城で負けはしなかったのですから、計算どおり! ということにしておきましょう。 すなわち3戦目は負け覚悟。まだ未知数のスパークマンと天敵和田、しかも安達休養日。甲子園決勝日だったので中継は最初の一時間しか観なかったのですが、和田に手も足も出ない様子に「負け越さなかっただけ良し」とあきらめ境地で以降は一球速報をチラチラのぞくだけでした。 まさかあの展開から勝てるとは! しかも起点は安達の代役・山足のセーフティ。さらに左殺しの嘉弥真から宗・吉田正がタイムリー。ソフトバンクに引導を渡すには充分の結果です。これで6G差。中嶋監督の目算は大当たりといったところでしょう。もちろん相手が飛車角落ち(グラシアルとモイネロ)だったのもありますが。 Tを欠いた今週、E・H戦をできれば五分、せめて負け越し1くらいで乗り切ってくれればと願っていましたが、2勝1敗2分1雨は嬉しい誤算です。しかし予断は許しません。しれっと2位に上がってきているのはロッテ。オリックスが現時点で唯一負け越しているチームです。マーティンも戻ってきていますし、次に当たる時が怖い…。 とはいえシーズンもあと二ヶ月。とにかく一勝を積み重ねるしかありません。平日ローテには不安が残りますが、山本・宮城以外でもなんとかチーム一丸となって勝つべし! 勝つべし! 勝つべし! PR
8/17〜19 vsF ☂○☂
せっかくの神戸開催ですが、雨に見舞われ一試合しかできず、それもひどいコンディションでよく怪我なく終われたものだと安堵したものの、凱旋試合で気合の入っていたでたあろう来田は出番なしという…。しかし勝てたからよし。 幸先よく先制はしたものの、初登板のスパークマンは解説野田さんが常時懐疑的だったほど微妙な投球。もちろんマウンドのコンディション不良は考慮すべきですが。それでもイロイロあった相手チームの不調もあってか勝ち越しは許さず、5回にようやく待ち望んだ追加点を入れると8回には吉田正の痛快なホームランでダメ押し。ブルペン陣も頑張ってつなぎました。特筆すべきは今季初勝利をつかんだ吉田凌。今季初登板が二死満塁と緊張感ある場面でしたが、落ち着いていました。苦労してきただけに応援したくなる投手。中継ぎに頼もしい戦力が加わりました。 8/20~22 vsL ○○● 試合前には、イロイロあった日ハム・中田が巨人に無償トレードという衝撃的なニュースが。イロイロ思うところはありますが、栗山・原両監督の温情に中田がこれからどう報いていくか。それだけですね。 さて、ようやく山本の後半戦初登板。監督に啖呵を切っただけある安心の投球…と言いたいところですが、岸のホームランはいただけません。往年のダルビッシュや田中のように下位打線は力を抜いて上位打線に本気出す、というスタイルを踏襲するのは良いですが、ホームランを打たれたら意味なし。ただ、その回は少し乱れたものの、それ以降はひとりのランナーも許さない圧巻の投球でした。打線が松本を打って早くに援護できればもっと良かったのですが…Tにバントさせるという仰天采配も実らず、試合は9回裏。相手は平良、また山本の好投報われず引き分けかい…とあきらめの境地で眺めていたのですが。 今年のサヨナラゲームはどれも劇的! 山足のバント失敗(「平良の球はバント難しいから仕方ない」by我が家の【元】西武ファン)から福田・宗がつないで満塁になった時点で、なぜか勝ちを確信しました。それほど、吉田正が打席に立った時の安心感といったらない! オリンピックの活躍は、本人にとっても大きな自信になったのでしょうか。打った瞬間はホームランかと思ったので、そこは残念でしたが; さらに山本に続くは宮城という鬼ローテ。「なんで楽天戦に回さんのや!」と怒る【元】西武ファン。おそらく次のソフトバンク戦も含めて考えているのでは…。それとも、もぎ取れるところからはもぎ取ろうという、相手のお株を奪う山賊思想なのか。 しかし、今回も序盤から球数を投げさせられる展開。ここでプレートの踏む位置を変えて修正するあたり、さすがの「宮城さん」です。宜保や紅林(と、T)の好守備にも助けられ、対西武5戦5勝とすっかりお得意様にしてしまいました。打線は今季いちばんの投球を見せた今井を打ちあぐねていましたが、Tさんの活躍で得た2点を守り切りました。試合は観ていなかったのですが、あとでヒギンスのあわや大炎上を知り、観なくてよかったとつくづく安堵しました。ワクチン副反応でなく発熱していたかもしれません。 宮城とTのヒロインでも、チームの雰囲気の良さが伝わります。後輩にいじられるベテランといえば、Tが慕っていた北川のことが思い出されますが、あの時まだ若手だったTがその立ち位置になるとは、時の流れを感じてしみじみします。宮城も「年確されたい」「いい車に後輩乗せたい」なんて発言を聞くと、まだ19歳だったことに気づかされますが、間違いなく今年の躍進の原動力。その勝ち星だけでなく、宮城の存在が山本を刺激しているということも大きいです。このままふたりの最多勝争いがどこまで続いていくかも楽しみです。 と、いい雰囲気をヤマサチパイセンがこのまま引き継いでくれるかと思いきや、いきなりアウトひとつも取れずに4失点。おかわりがバットを振った瞬間にテレビを消したのでその後は一球速報での確認でしたが、来田にタイムリーが出るなど追い上げムードになった次の回にまたも3ランでは救いようがありませんね…。漆原も敗戦処理くらいはしてくれないとね…。2位楽天も敗れたから良いようなものの…。次はその楽天との直接対決ですから、しかも【元】西武ファンが相変わらず大激怒する不安な先発陣ですから…。その後はホームとはいえ中嶋監督が注視するソフトバンク戦。せめて五分で切り抜けてほしいものです。
再開し(てしまい)ました。
エキシビションマッチはまったく観ておらず、動画も成績も確認していませんでした。 目にしたニュースといえば大城の離脱とロメロの退団くらいか…。 この中断期間中はLメヒアも退団していますし、やはり家族と離れる淋しさや心細さは埋めようがなかったのかもしれません。ロメロもメヒアも目立った成績を残せなかったのはモチベーションも関係していたのかな。そんな中入団してくれたスパークマンやラベロには感謝です。 さらに、オリンピックでメキシコ代表だったBC茨城のバルガスも獲得するようです。球団も本気を出したのか、凄まじい勢いで補強していますが、これで優勝できなかったら悲しいなあ…。 8/13~15 vsM ○●○ 後半戦、いきなり鬼門のロッテ戦@マリン。大事な初戦をまかされたのは、金メダリスト山本からプレッシャーをかけられた宮城。しかしこの大役をしっかり果たし、両リーグ最速で10勝に到達しました。また山本に口をきいてもらえなくなりそうです。中断前は不調に陥っていた杉本の先制弾も大きかったです。さらにオリンピックの疲れを感じさせない吉田正のホームランも出たものの、4点差ではまったく安心できない最終回。能見さんが1点取られ平野が出てきた時にはマリンで見飽きたサヨナラ負けを覚悟しましたが、奇跡の一球セーブ。やはり誰にも真似できぬこのメンタル…今風に言えば「平野しか勝たん」というやつか? 悪天候の中、2戦目も先制したオリ打線。昨日からスタメンに名を連ねていた来田のタイムリーでした。普通に打っていたのでその時は気にも留めませんでしたが、よくよく考えれば、モヤ不在とはいえ高卒ルーキーがスタメンに抜擢されるとは、しかもジョーンズを差し置いてDHに入り結果も出すとは、さすがスターの逸材です。しかし相手にも光り輝くスター・藤原がいました。雨中に立っているだけでパ・リーグTVのまとめ動画になるほど、まさに水も滴るいい男。だから許すというわけではありませんが。それにしても、田嶋は雨の日が苦手なのでしょうか。 マーティン不在のロッテ相手に負け越しはちょっと…と始まる前から胃の痛む3戦目。「令和の怪物」佐々木朗希相手に、ジョーンズが「オジサン」の貫禄で先制2ランを放ったのもつかの間、元祖「追いロジン」山﨑福がレアードにソロ、山口に2ランを浴び返り討ちにされてしまいます。しかし次の回、満塁からロッテキラー杉本の逆転タイムリーが飛び出し、8回にはジョーンズの大きな犠飛もありました。本当なら安心して終盤を迎えられるはずだが、このチームにセーフティリードなど存在しない。たとえ10点取っても慢心はせぬ。最後のアウトを取るまで油断はできぬのだ。 というわけで、勝っても喜びよりも安堵が先に来るようになりました。 楽天も2勝1敗でなんとか首位は保持。もちろん混戦にもほどがありますから、今の順位なんてあってないようなものですが。 余談ですがロッテのサマーユニ(チョコミント)はとてもセンスが良くて素敵です。
捕手 森 (控)甲斐
一塁 浅村 二塁 山田 (控)牧原 三塁 村上 (控)岡本 遊撃 源田 中堅 柳田 左翼 吉田 右翼 杉本 (控)外崎・栗原 投手 山本 宮城 伊藤 早川 青柳 平良 高梨 松井 栗林 又吉 津森 byヤスオー
7/15 ☆フレッシュオールスター☆
オリックスからは太田・宜保・来田・本田が出場。あまりいいところは見られませんでした。中継はいきなり太田の悪送球まがいから始まるし。全ウ4番に抜擢された来田も移動の疲れがあったのかノーヒットでしたし。宜保の守備妨害はちょっと厳しい判定かなと感じましたが。 ゆくゆくは一軍のオールスターに出られるよう、これからどんどんいいところを見せていってほしいですね! 7/16 ☆彡オールスター①☆彡 初日のホームラン競争は杉本が出場。あっという間に負けたようです…。しかしなぜ源田がバッピだったのだろうか? 先発は山本。2回を完璧に抑えて敢闘賞受賞、日本代表として恥ずかしくない姿を披露しました! 4番の吉田正はホームランこそなかったもののいきなりヒットを放ち、やたらレフトに打球が飛んできたのもあって陽気な返球をいくつも見せてくれました。杉本も無安打でしたが守備で見せ場を作れたので良かったです。 試合の方は、同点の9回に全セがオールスターではめずらしい送りバントをすると、工藤監督がそれに対抗するかのように近本を申告敬遠するなど、お祭りにとどまらない本気の采配合戦で球場をおおいにわかせてくれました。和気あいあいとしたベンチの様子やベースコーチに立つ選手の姿も楽しみのひとつ。宮城がいろんな選手と交流している(いじられている?)写真もたくさんネットに上がっていましたし、それぞれ楽しんでいるようで何よりです。 7/17 ☆彡オールスター②☆彡 2日目のホームラン競争は吉田正が出場。岡本・村上を破り山川との決勝に進出…するも、2分×3セットフルスイングした後に延長戦まで戦わせるのはいかがなものか。フラフラでしたやん。デッドボールまでくらうし。しかし奮闘の甲斐あり見事優勝、賞金もゲット。栗原もナイスアシストでした。 さて先発は宮城。オリックスの選手が2試合続けてオールスターの先発を務めるとは…! 実に感慨深い…! しかし佐藤にホームランを打たれてしまったため、投球ではインパクトを残せず。 一方、7番ライトでスタメンの杉本。柳から同点ホームランを放ち、いつもより長めの昇天ポーズを披露しました。7回には全力疾走で内野安打をもぎとり、守備での好捕もあって、敢闘賞受賞! オリックスは宮城以外みんな賞金ゲット! スゴイ活躍! 今日も原監督のリクエストあり、大島のホームスチール未遂あり(これは危険すぎた)、万能侍栗原、さらには則本→宋→松井のリレーにMVP島内という楽天陣の大活躍と、仙台の夜を大きく沸かす楽しいオールスターでした。オールスターを熟知している原&工藤両監督ですから、真剣勝負とエンターテイメントのバランスを偏りすぎないよう絶妙に配置していたように感じます。田中・浅村・近藤の欠場は残念ですし、応援歌もありませんでしたが、淋しさを感じないほど盛り上がりました! 来年もオリックスの選手の活躍をたくさん見られますように! |
* カレンダー *
* 最新記事 *
* ブログ内検索 *
|