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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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3/21 vsメキシコ ○

疲れた…_( _´ω`)_

朝から疲労困憊…。

後攻の日本、先発は佐々木朗希。慣れないマウンド、しかも大舞台でどんな投球を見せるのか正直不安でした。しかしより重要な第二先発には山本が控えていますから、どんどん飛ばしていけるはず。初回は三者凡退と上々の立ち上がり。
一方、メキシコ先発のサンドバルは左に強い左投手。左打者が並ぶ上位打線を三者三振と、こちらも最高のスタートです。
2回の佐々木は打球をお腹に受けながらも、無失点に抑えます。その裏、先頭の吉田正尚が初ヒットを放つも、村上三振、岡本ゲッツーと何も起きず…。
サンドバルの攻略への道筋を描けないまま、試合は4回へ。ツーアウトからヒットで出塁されると、次の打球は不運なポテンヒット。初回から飛ばしてきた佐々木は少し疲れていたように見えました。交代した方がいいのでは…と思わないでもありませんでしたが、ツーアウトでしたし続投の判断はやむなしでしょう。しかし相手はアメリカに打ち勝ったチーム。佐々木の浮いてしまったフォークを見逃してはくれませんでした。打球はレフトスタンドへ…メキシコに3点先制されてしまいます。
援護をもらってサンドバルの心にわずかな揺れが生まれたのか、近藤・吉田にいい当たりが続き、二死一・三塁のチャンスを作るも村上三振で追い上げできず。
5回からマウンドに上がったのは山本。まさかビハインドで出ることになるとは思いませんでしたが、山本らしく変化球を駆使した投球で無失点に抑えます。
その裏、先頭岡本の打球は大きな弧を描いてスタンドイーン! …かと思いきや、フェンス際でレフトのアロサレーナがジャンピングキャッチ! 会心のドヤ顔に「嘘やーん!」と頭を抱えました。そのアロサレーナ、乱れてきたサンドバルが交代している間にスタンドのファンへサインボールをプレゼント。なんと自由な…。そして日本は二死満塁の大チャンスを作りますが、レフトフライでチェンジ。
6回裏には先頭大谷がヒットで出塁。吉田は併殺崩れ、村上は三振でツーアウト。そこから岡本・山田が四球を選んで満塁になるも、源田が打ち上げた先にはアロサレーナ! またおぬしか! もう憶えたぞ!
いよいよ試合は終盤戦。緊張感も高まってきます。
7回表はワンアウトから四球を出した山本。次のバッターもフルカンと粘られ、8球目のフォークで空振り三振。甲斐が二塁送球するも、ランナーは忍者のような動きで源田のタッチをかいくぐった…ように見えましたが、栗山監督がチャレンジ。長い検証の末、判定覆ってアウト! テレビ画面ではセーフのように見えましたが、NPBと違ってきっといろんな角度のカメラがあるのでしょう!
これで流れは侍ジャパンに! …と言いたいところでしたが、裏の攻撃はあっさりツーアウトを取られてしまいます。しかし近藤がヒットで出塁すると、大谷のところで左投手に交代。我が家の解説者は「メキシコは後ろが弱いらしい」との情報を得ていました。そこに望みをかけるしかありません。
代わった投手から大谷はストレートの四球。
そして打席は吉田正尚!
またの名を神!!
片手一本運んだ打球はライト方向、ポールの横の柱にぶつかる同点スリーランホームラーーーーーン!!!
日本シリーズ第5戦並みに大絶叫してしまいました!!!

さあ、同点。投手交代するかと思いきや山本が続投。ちょっと不安があったのです。7回の山本は少し球数を要していましたし、チャレンジで間が空きましたし。いやちょっとだけ。たぶん山本なら大丈夫…。
じゃなかったーーーー!!!
連続二塁打で勝ち越し点を献上してしまいました。しかもメネセスにまで打たれて一・三塁(オリックス時代は全然打ってなかったやん…)。まさか山本がこんなピンチを招いて降板するなんて…。
とんでもない場面を任されたのは湯浅。顔つきからも緊張が見て取れましたが、まずは空振り三振でツーアウト。「あとひとり頑張れ!」と祈りを捧げるも、フォークをうまくすくわれレフト前。悔しそうに帽子を振り下ろした湯浅でしたが、二塁ランナーの生還は許しませんでしたし、よく踏ん張ったと思います。最後のフォークも決して悪い球ではありませんでした。三振したバッターも膝でバットをふたつ折りして悔しがっていましたが、互いの執念のぶつかり合いだったように感じます。
点差は2点。残り2回。
昨年よく見た展開です。来い、8回のオリックス!
先頭岡本。代わった投手からいきなり死球をもらいます。代走に中野が起用され、続く山田がヒットで続き、無死一・二塁とチャンスを作った侍ジャパン! そして源田はバントの構え。ファウルで追い込まれるも、5球目をきっちり転がしスリーバント成功! 怪我は痛むはずですが、最高の仕事をしてくれました!
そして甲斐の代打に山川登場。捕手が大城しかいなくなりますが、あとのない状況では仕方ありません。高めのストレートを振り抜いた瞬間、逆転どすこいを期待するもフェンスは超えられず。それでも最低限の犠牲フライで1点差とします。
9回表は大勢がマウンドへ。3球でツーアウトを取り、次の左打者には死球を出すも次を三振に抑えて攻撃に弾みをつけます。

いよいよ、最終回。
先頭は大谷。
打席に入った大谷には、強い意志が漲っていました。初球、振り抜いた打球は外野の間を割っていきました。走りながらヘルメットを脱ぎ捨てた大谷は一気に二塁ベースへ到達。両手を振り上げ大きく吼える姿に、球場の空気が変わったような気がしました。
そして吉田は四球。一塁へ歩く際、吉田がネクストへ向けて何か合図したように見えました。そこにいたのは村上。この日も3三振の村上でしたが、いったいどんな声をかけたのか。きっとここまで一緒に戦ってきた者同士だから伝えられる言葉があるのでしょう。
初球はファウル。ボール球を見逃し、3球目のストレート。
村上は迷わず振り抜きました!
打球はセンターを超え、外野フェンス一直線!
大谷はもちろん、一塁代走の周東も凄い勢いでホームベースへ生還!!
なんて劇的な逆転サヨナラ決勝進出決定タイムリー!!
かつて福留が、イチローがそれまでの不振を払拭する一打を放ったように、村上もここぞで決めてくれました!
最後まで信じた栗山監督の勝ちです。
もちろん殊勲者は彼らだけではありません。牧原以外の野手を使い切る総力戦でしたが、全員が全員やるべきことを果たしました。大谷頼みにならず、全員が後ろにつなぐ意識を持っている、そんな理想的な野球ができています。明日は投手も総力戦です。やってくれると信じています。

そう、ついに、ついに来ました!
決勝戦でアメリカが待っています!
準決勝でキューバを叩きのめした恐ろしい打線には、正直勝てる気がしません。
しかし日本代表の結束力は世界一だと思います。投手も野手も一丸となって大きな敵に立ち向かう、そんな侍たちの最後の勇姿を見届けたいと思います。










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