6/27・28 vsM ○○
宮城vs佐々木朗希のマッチアップとあって、平日なのに大盛況の京セラ。しかしここまで佐々木に対し直接対決では勝てていない宮城。そろそろ打線も佐々木を攻略してほしいもの…。 と、あまり期待せずに観ていたら2回、頓宮のヒットから暴投で進塁すると、杉本のヒットは三塁止まりかと思いきやセンター藤原がもたつく間にホームへ還って先制! 紅林も続いて追加点の期待が高まるも、福田・安達が連続三振で1点止まり…。そしてやっぱりその後もチャンスは作れど得点できず、7回を投げ切らせてしまいます…。 一方、宮城はまったく危なげなく序盤を乗り切ります。唯一のピンチは6回、二死満塁でポランコを迎えた場面。10球粘られるも最後は内野フライに仕留め、宮城にしては大きなガッツポーズが出ました! 途中までは完投ペースでしたが、この回の球数が響いて8回で降板。しかし3安打1四球無失点と、内容では佐々木を上回る貫禄の投球でした! そう、本来ならね…宮城に勝ちがつき、佐々木に負けがつくはずだったんだけどね…。 9回表、先頭角中の時点でオリファンは断言しました。「角中の二塁打から始まる」と。 当たるんかーい! バントで送られ、ポランコは三振に仕留めなんとか2アウト。山口は今季不調とはいえ、京セラキラー。そりゃ打たれますって…。 平野もめずらしく悔しそうな表情をしていましたが、次の福田に四球を出すも岡を抑えて同点にとどめたのはさすがでした。しかし、宮城の7勝目はお預け。「森がサヨナラホームラン打てばええんや!」とヤケクソのオリファン。 当たったー!! さすが森! またの名を天才!! 一塁側スタンドが総立ちになり打球の行方を追うあの瞬間、いいですねえ〜。吉田正尚の日本シリーズでのサヨナラホームランを思い出しますねえ〜。 ちょっとモヤモヤするところはありますが、ともかくも2戦しかないカードの初戦を取れました。 翌日はこれまた6勝している山下舜平大。少しは気楽に投げられるかなと思いきや、初回から一死満塁の大ピンチに。しかし次の福田を初球で内野フライに討ち取ったことで「試合は決まった」と言い切った我が家の解説者。その後オリックスは打者一巡するまでランナーすら出せず、ロッテは毎回出塁と、内容を較べるとこちらは良くないように見えますが、「初回からああいうことすると流れは来ないんや。現にランナー出ても得点できてない」と主張を変えない我が家の解説者。 すると5回、先頭頓宮にヒットが出ると杉本の当たりはレフト線二塁打、ゴンザレスも続いて2点先制! 7回には森があわやホームランのフェン直二塁打のあと、頓宮のゴロを友杉がファンブルして投げられずその隙に森は三塁へ。そして杉本の当たりはフェンス直撃! 跳ね返ったボールにレフトもセンターも追いつけられずにいるうちに、意外に足の速い杉本までホームに還ってなんとなんとランニングスリーランホームラーーーン!! それのみにはとどまらず、さらにゴンザレス→宗→廣岡→茶野と連打が続き、(ひとり飛ばして)紅林の犠飛も生まれてこの回一挙6得点! 山下は6回で降板していたため、この直前に阿部の四凡でヒヤヒヤしていたのですがこれなら安心。8回はワゲスパック、さらに2点追加した9回は宇田川で〆て無失点リレー! 連勝を決めました! お立ち台で山下に告白されたゴンザレスのキュートな反応も微笑ましかったです。新たなコンビ誕生か? 6/30〜7/2 vsF ○○● 相性の悪い日ハム、そしてエスコン。しかも加藤・上沢と天敵続き。山本も日ハムを苦手としている先発ですが、いつまでもやられっぱなしでは困ります。 山本はちょこちょことランナーを出しますが、なんやかんや無失点で抑えていきます。今までのようにバスバス三振を取らなくなったので、山本比だとどこか物足りなく映るのですが、防御率は1点代だしイニングも食うし、そう考えると文句のつけようがないのですよね…。フォームと同じ、不思議な印象の投手になりましたね…。 一方打線は、1番中川・2番大城というスタメンを見た瞬間「どういうこっちゃ!?」。ところがその中川がタイムリー2本、大城は2ランを放つものだから、ますます「どういうこっちゃー!」。ナカジマジックには毎度驚かされます…。もちろん本人曰くマジックではなく根拠あっての起用なのですがね…。 山本は惜しくも8回に1失点したことで9回は平野が三凡(!)で〆、4連勝! 翌日はコットン先発、相手が上沢とあって勝利への期待値はほぼ無、金子の引退セレモニーとルーフオープンだけを楽しみにしていました(屋根は残念ながら悪天候のため開きませんでしたが)。 ところが、前回のエスコンでも好投したコットンが3回無失点。その間にスタメン抜擢の宜保から生まれたチャンスで先制。4回から継投した本田が同点に追いつかれてしまうものの、直後の5回にまたも宜保のヒットからチャンスを作って2点追加。5回からは小木田が回をまたぎ、阿部→山﨑颯→平野とつないでリードを守りきり、5連勝となりました! …と、素直に喜べるはずもなく。 8回、今日4出塁目の森が二塁を大きく回って帰塁しようとしたところでアクシデント発生。森の走塁意識の高さには感服してばかりでしたが、いつか怪我するのではないかとヒヤヒヤもさせられていました。 ついにおそれていたことが起きてしまった…。 いつぞやの甲子園で吉田正尚が足を痛めた時と同じです。「終わった」という絶望感に見舞われて、そこからはまったく試合に集中できず。しまいには「後ろの頓宮が楽に還れる当たりを打たないから悪い」とか、「そもそも上沢が森に打たれすぎるから悪い」とか、やつあたりに走る始末。あの時の吉田正はすぐ復帰できたので、今回も軽傷でありますように…という祈りも聞き届けられず、翌日に森は抹消。重傷でなさそうなのは幸いですが…。 森が治療に専念してもらう間は、全員でカバーするしかありません。4番に入ったセデーニョが2安打、森に代わって昇格したTが代打でタイムリーを打つなど、さっそく「全員で○○」を体現してくれました。 が、「勝つ」ことはできませんでした。山岡が4回途中5失点の大炎上。試合はまったく観られなかったのですが、初回に紅林のホームランで先制し「まさか7連勝!?」と期待し、途中経過を開いたら逆転されている…。その後2点差に追い上げ、再逆転を期待していたら1点追加されている…。そしていつの間にやら試合終了している…。 山岡は若月との相性がイマイチ(「同級生」」コンビなのに)と感じていましたが、イメージどおりでしたね…。エスコンのマウンドが合わなかったのかも。ともかく今後しばらくは若月に頑張ってもらわないといけないですし、次回は修正してくれることを期待します。 さて、当日はあまり集中できなかったので、あとで改めて金子千尋vs糸井嘉男のガチンコ2打席対決をパテレで堪能しました。最初にオリックスユニの金子が登場し、日ハムユニの糸井と対決。七色の変化球と賞賛された持ち球を駆使してピッチャーフライ! …で、日ハムで引退した金子がオリユニでラスト登板を飾るわけもなく。最初に糸井が2打席対決ってバラシてしまっていたんだけど…。糸井に内緒話をしちゃいかんよ。 続いては日ハムユニの金子とオリユニの糸井、空振り三振でまたも金子の勝ち! 糸井の応援歌が聞けたのもオリファンとしてはなにげにお得感がありました。 背番号19のオリックスのユニフォームを着た金子を見た時は、さまざまな思い出がよみがえり胸が熱くなりました。このユニがいちばん似合うのは、山本でも山岡でもない、金子千尋だとやっぱり思います。金子仕様に整えられた京セラのマウンドに立つその姿は、あの頃のオリックスにとって希望そのものでした。 金子が引退した時「セレモニーはオリックス戦で」と書きましたが、両ファンにとってこんなうれしい、粋なはからいをしてくれるとは思いませんでした! 日ハムすごい! バファローズロゴが入った引退グッズ、欲しくなってしまいましたもんね。 PR |
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