『なれの果ての僕ら』
同窓会で集まった元同級生たちが3日間監禁され、13人死亡するという事件を関係者たちが振り返るという形式で描かれるサスペンスドラマ。原作は漫画のようですが、最近こういうおどろおどろしい作品をよく目にします。 出演者たちが高校生に見えないというツッコミはさておき、こんな残虐な設定にいったいどう始末をつけるのかは気になります。 『シッコウ!!~犬と私と執行官~』 執行官という耳慣れない仕事を題材にした着眼点は面白いですし、出演者も豪華で、しかも脚本は大森美香。期待していたのですが、どうも思っていたのと違う…。 演出がベタベタで伊藤沙莉と織田裕二のコメディ演技が活きていないのと、差押されるまで賠償金を踏み倒していた人たちが「良く」描かれているところにひっかかってしまいました。執行されない側から見ると執行は「成敗」だと思うのですが、その現場に爽快感はなく落着感もありません。もちろん執行官は正義の味方ではなく、粛々とみずからの責務を果たしているだけなのですが、ドラマ的にはなんらかの感情の揺さぶりが欲しいですし、2話とも同じ流れ(執行される側が救われるような結末)だったということは、今後も自分が期待するような展開にはならないのだろうなと思います。 『らんまん』で幸吉を演じていた笠松将に綾さまのごとく心を惹かれ、彼目当てでもあったのですが、どうも出番が少なそうなので残念です。 『CODE-願いの代償-』 「坂口健太郎がマル暴の刑事に見えない」という致命的な欠陥はあるにせよ、謎のアプリ「CODE」の秘密や、それに関わっていると思われる松下奈緒、いまだ登場していない玉山鉄二の役柄も気になります。リメイク元は韓国ドラマかと思えば台湾ドラマでした。曇天のような薄暗い雰囲気は韓ドラサスペンスのようです。 警察ドラマといえば内部犯ですが、鈴木浩平や三浦貴大など怪しさ満載。CODEを追う染谷将太&堀田真由は『教場』でも共演していましたが、まるで異なるキャラでも違和感がないのはさすが演技派です。 恋人が殺される場面は迫力がありました。あの後エレベーターに乗るのが少し怖くなってしまうほどでした。 PR |
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