10/9・10 vsH ○●
「先発山本=勝ち!」で自動計算してしまうくらい、後半になってからの山本の安定感といったらない。しかしホームのソフトバンクはさすが手強かった。 この日の試合前にはH長谷川が引退会見を開いていました。昨年オフにはオリ移籍を(勝手に)期待していただけに、なんだか淋しいです。つねに真摯な姿勢と静かに闘志を燃やす姿には感じるところ多く、何度も痛い目に遭わされた敵ながら嫌いになれない、むしろ好きな選手でした。 それもあって、チーム内には燃えるところあったのか、中村のホームランや叩きつけて併殺回避し1点を取りに行く姿勢には相手の意地を感じましたし、守備の好プレーには何度も得点を阻まれました。若月のセンターオーバーの打球を追ってフェンス激突し搬送された牧原も、長谷川の姿勢を継ぐような最後まで戦うソフトバンクらしい選手の姿を見せられました。その時は容態が心配で追加点にも喜べませんでしたが…大事にならなくて良かったです。 それにしても、今の山本は負ける気がしない。そして、Tが不調ならばとモヤが打ち、山足・中川のサブプレーヤーが渋い活躍を見せ、ベンチはここぞで奇策を放つ。何年も何年も煮え湯を飲まされてきたペイペイドームで躍動する選手たち、これは本当にオリックスなのか! 球数が嵩んで苦しんだ(山本比)山本ですが、点差がついても8回121球を投げ切りました。今シーズンは長くなりますし(きっと11月末まで!)オーバーワークが心配になりますが、今季はきっちり自己管理できているようですから、本人が大丈夫と判断したなら大丈夫なのでしょう。 日曜は対H最終戦。勝って気持ち良く終わりたいところでしたが、ただ負けただけでなく…。 気持ちの整理がつきません。 二週連続で3番打者が死球で途中交代…。 紅林が退いた直後、杉本とTには怒りの一撃を放ってほしかったというのが本音ですが、選手だって動揺したことでしょう。ファンだって何時間経っても冷静になれないのだから。 その後のベンチは今までのあかるさを失い、昨年までの静けさに戻っていました。そりゃそうでしょう。さすがに心折られます。いや一度折れて、必死でみんなでつなげてきたのに、またポッキリやられたわけで(しかも同じチームに。太田もルーキーイヤーに死球を受けた千賀に)。落ち込むなというのが無理です。 いったい野球の神様は、どれだけ試練を与えれば気が済むのでしょうか。 骨折であろうとなかろうと、紅林の穴は今のメンバーで埋めなければならなくなるわけです。 太田や宜保が奮起してくれることを願います。 泣いても笑ってもあと10試合。 どうか、気持ちを切らせることのないように。今日はひと晩嘆きますが、明日からは祈ります。チームはきっとこの壁も乗り越えてくれるはず。いよいよ最後のロッテ戦ですが、どこが相手だろうと関係ない。 全員で勝つーーその言葉をもう一度胸に刻み、具現化してほしいです。 PR |
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