7/13・14 vsF ○●
平日デーゲームのためダイジェストだけですが…。 お昼に来田昇格の公示を目にして驚きました。とはいえ、昨年もチームの雰囲気が停滞すると、すわ二軍から若手を上げて活を入れていた中嶋監督。あと2試合、しかも帯広・釧路という地方遠征なのに思い切ったことをするものです。しかも大当たりすぎるくらい当たるものだから…。 二軍でもいちばんといっていいくらい生きのいいルーキーとはいえ、まさか初昇格初試合初打席初球ホームランという離れ業をやってのけるとは思いもしませんでした。身体も大きいですし顔もいいし、まさにスターの素質ですね! もちろん守備や選球眼などまだまだ見劣りはしますが、伸びしろがあるということですし! これからの楽しみができました! …で、スミ5で打ち止めだったのが何とも気にはなっていたのですが、翌日は苦手の加藤を打ち崩せず、田嶋も踏ん張り切れず、澤田や斎藤も打ちこまれての完敗…でした。ラッキーボーイの来田はベンチスタート。相手先発が左腕で、翌日に控えたフレッシュオールスターの長距離移動の疲労も考慮したのでしょうか。もったいないようにも感じます。 休み前の〆としてはいささか後味悪いような…。 というわけで、前半戦の結果は、 42勝34敗11分 貯金8 (1位) いまだ慣れないこの「貯金」の2文字…。 ですが、2位楽天とは1.5、4位ソフトバンクとも4G差という僅差の戦国パ・リーグ。形勢は危うきこと累卵の如し。 「勢いのあるオリックスにとっては中断はマイナス」という記事も見かけますが、どうなのでしょう。勢いはもはや下火に見えます。原因は、重量打線を牽引していた杉本の不調。序盤のようにブルペン陣で落とす試合も増えてきました。開幕前から抑えの不在と中継ぎ陣の層の薄さは懸案事項でしたが、平野の復帰と、劣勢でも逆転できる打線のつながりで上位進出できたのです。その強みがふたつとも欠けてしまったのですから、勢いも削がれようというものです。 もともと平野は抑えで使う予定ではなかったはずなのに、まさか平野以外誰ひとり適性がないとは思いませんでした(しいていえば能見くらいか)。よそは平良だの岩嵜だの三嶋だの、抑えが離脱しても代わりが出てきているというのに、なぜオリックスのブルペンは4点リードすら守れないのか…。そりゃ、よそは8回セットアッパーとして経験値を高めてからのクローザー転身ですし、経験の浅いKやら漆原やら張やらで簡単に埋められるわけないのですが…。それとも平野が鬼メンタルすぎて、それを見ている後輩たちが鼻白んでしまうのでしょうか。 新加入のスパークマンに実は抑え適性アリという奇跡は起きないものでしょうかね…。 調子の落ちている打線は、シーズン通してレギュラー出場したことのない選手が多く首位争いまでして目に見えない疲労が溜まっているでしょうから、これを機にリフレッシュしてほしいです。とくに宗や杉本は上位打線ですからプレッシャーも大きかったことでしょう。好調時の1番福田から5番Tまでのつながりは2014年のオリ打線をほうふつとさせる勢いでした。後半戦もこの並びで得点する場面を何度でも見たいものです。 前半戦の打の象徴が杉本なら、投は宮城一択。9勝1敗の成績はうれしい大誤算です。触発された山本がその成績を上回っていることも良い循環です。坊主頭にしたこともあってその人気はオリファンにとどまらず鰻登り。とはいえ相手が対策を講じてきて苦戦する場面も見受けられるようになりましたし、このままの成績を維持することはできないでしょうが、新人王はもちろん、主要タイトルも狙いながらシーズンを駆け抜けてほしいものです。 PR |
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