5/8~9 vsF ○●○
大田にどれだけ打たれりゃ気が済むのか。
と言いたいところではありますが、アルバースがいなければ今の勝ち数もないわけで。
昇格即スタメンの山足含め、打線がよくつながりました。ロメロも復調ぎみでしょうか。マルティネス相手で投手戦になるかと思いましたが、思いのほかスッキリ快勝。しかしニュースでは清宮の連続安打しか映らないという。
気持ちよく連勝と行きたい2戦目は、ディクソンが清宮にニュース映えする美しいホームランをくらってのスタート。同点に追いついたその直後、今度は大田に3ラン。結局ディクソンは勝ち星のないまま降格となってしまいました。今年は全球団にナックルカーブを見きわめられてしまっています。二軍でなにかしら復活の糸口をつかんできてほしいですね。
3戦目は同じく白星なく、復活を期す金子。初回は試合後までずーーーっと解説に愚痴られていた安達の判断ミスで1点を失いますが、結局その1点だけ。慎重に、かつ気合いを持って投げていることが伝わりました。しかしこういう時に限って、相手先発を打ち崩せない。正直、そこまで攻略の難しい投手には見えなかったのですが…。こういうベテランらしい投球術を持った相手が本当に苦手ですね、いつまでたっても。
まさかの投手戦になった原因はミスの多発。初回の安達に始まり、宗のオーバーラン(三塁コーチのミスは前々から苦々しく思っていましたが、一塁コーチまでやらかすとは)やら、宮西相手に盗塁企図して案の定失敗やら、凡ゴロお手玉やらミスが目立ちました。
最後の最後もね…こちらのミスを相手のミスでカバーされたようなものです。
そもそも、9回で終わった試合だと思います。9回裏の攻撃は酷すぎました。無死一・二塁で三振した吉田正もたいがいですが、一死満塁で犠飛を打てばサヨナラできる場面で、おおかたの予想を裏切らず三球連続空振りするTにヘイトが集まるのは仕方ありません。仮にロメロを挟んでいなくても絶対に敬遠されなかっただろうなと断言できるほどの酷い三振でした。なぜ相手が圧倒的に追い込まれているはずの状況で、自分のほうが追い込まれているのだ。その図体で長年プロ野球選手を営んでいながら、いったいどういうメンタルをしているのだ。
最終回、問題の場面は、最後の打者が小田というのもまた問題ではありますが、なかなか見られない幕切れでした。小田が最後だと何かが起こる…?
あとおおかた予想はしていたものの、勝とうが負けようがニュースは清宮一色。確かにすばらしい選手ですが、ここまで極端な扱いになるのは出自(早稲田がらみ)のせいなのか。
なんだかんだで、Aクラス相手に勝ち越し持続中です。Bクラス相手に取りこぼしは許されない!
5/11~13 vsE ●●●
で、いきなり取りこぼすあたりもまたオリックスならでは。
復調の気配を見せるロメロのタイムリーで先制、ようやく昇格した武田のタイムリーで勝ち越しと、活躍すべき選手が打って、あとは現在パ・リーグナンバーワンの中継ぎ陣に任せれば…というところで、また西をひっぱって打たれるという、今年になって見飽きた展開で逆転負け。しかもその後1点差で大山というのもよくわからない継投です。延長の翌日で勝ちパターンの疲弊を考慮したことも原因でしょうが、せっかくこちらに来ていた良い流れを采配でだいなしにしてしまうパターンはフラストレーションがたまります。
2戦目も難敵が相手とあって予想を裏切らず黒星。いや、1安打完封はさすがに予想を超えていましたが。それにしても、「則本復活!」などという見出しが翌朝各メディアに踊っていましたが、言わせてもらおう。則本がここ二戦連続でKOされていたのは相手が(絶好調だった)西武打線だからであって、それ以外のチームはまったく相手になっていませんでした。むしろ西武戦に出す梨田監督が悪い!
山岡はこれで二週連続で援護安打1です。援護「点」ではなく「安打」が「1」、はっきり言って異常です。開幕から一貫して工夫を感じられない打線の内容なのですが、打開策は講じないのですかね。スタメンで二軍と入れ替えたのは伊藤くらいでしょうか。他にも必要な選手がいるのではないですかね。
3タテは絶対に阻止しなければいけない3戦目。初回にいきなり小谷野がエラーし先制されて、イヤ~な予感はしていたのですが、その裏の満塁機に小谷野がエラーを取り返すどころか三振した時点で予感がますます確信に近くなっていました。そういう時に裏切ってくれたことがめったにないオリックス。三度目の正直で満塁から武田の犠飛で1点を返すも、四回目の満塁では(もうすでに視聴をやめていたのでよくわかりませんが)またぞろ走塁ミスで0点と、まるで点の取り方を忘れてしまったかのような拙攻の連続で、見事に3タテ。
上位相手に勝ち越しを重ねてやっとこさ溜めたゴールデンウィークの貯金が、一瞬でパー。
復調ぎみだったロメロが体調不良でスタメンを外れたことも大きいですが、それにしてもここまで酷くなりますかね。
相手先発の藤平が早々に降板したにもかかわらず、続くリリーフから早打ち凡打はいつも同じ。どうしてペゲーロに打たれまくるのでしょうか? 打順の意図はどこにあるのか? 三塁コーチの連携ミスはこれで何度目? 吉田正とマレーロの不調は「なんとかしてもらうしかない」レベルではないですし、なんとかするのがコーチ陣の役目なのでは?
田嶋も途中から立ち直る気配を見せていただけに、残念な黒星でした。
西武もソフトバンクも3タテは防ぎました。こういうところが、強いチームとそうでないチームの違いなのでしょう。ここであっさり3タテされている時点で、上位争いにはとうてい食い込めません。
(結果)16勝21敗1分 ふたたび借金5・5位
先週の勢いはどこへやら。
勝ち越したとはいえ日ハム戦から打撃陣の限界が見えつつありましたが、それが一気に露呈された楽天戦。リーグ唯一9連戦→6連戦で、疲労があったのかもしれませんが…移動も少なかったですし、理由にはなりませんね。
開幕から好調を持続している打者が誰もいないという、投手陣には酷なチーム状態。
吉田正やマレーロは攻略されている感がありますので、それを克服しなければ上がり目はありません。だからこそ周囲がカバーしなければいけないのに、まったくできていません。宗をレギュラー固定するのはいいですが、プレッシャーのかかる場面が多くて育成に集中できる環境ではもはやありませんし、Tや安達はあいかわらずですし、小谷野や山崎勝の起用過多も気になりますし…。
まるで遅れてきたゴールデンウィークのようだ…。
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