3・4を鑑賞してからの1なので、これは順を追って観るべきだったと深く後悔しています。 なにせ25年前の作品ですから、CG技術は今とは較べものになりません。 それでも人形や子どもの細かい動きは、さすがだなと思います。そもそもおもちゃたちがしゃべって動いて感情を持っておもちゃのルールに従って行動しているという発想自体が素晴らしいと思います。 しかし、3・4を観てしまってから1のウッディを観ると…。 ちっせぇ…。 ウッディの器、メッチャちっせぇ…。 おもちゃだから子どもと同じ視点、感覚と受け取れば納得できます。ウッディは学級会をしきるクラスの中心格で、個性豊かな同級生がいて、ボーは美少女ヒロインで、バズは一風変わった転校生。確かに、昔読んだ児童文学の登場人物のような面々です。 そんなリーダー風吹かせる自信過剰なウッディが痛い目に遭うのも、対立関係にあった(というかウッディが一方的にライバル視していた)ウッディとバズがトラブルを通じて友情を深めるのもお約束。 そんなお約束をちゃんと最後まで見せ切る力を持っているのも、さすがディズニーアニメーションです。 しかし、その後のピクサー作品を観た時のような感動はありませんでした。 これはひとえにちっせぇウッディのせいかと…。 しかし大物ぶった小物のウッディのキャラに、唐沢寿明の声はぴったりです。ドラマでも『白い巨塔』や『不毛地帯』のような重厚な役柄よりも、こういうちょっと自信過剰だが実は気の小さいキャラ(『エール』のお父さん)のほうがハマっていると感じますから。 PR |
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