『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』に続く第3作目。 大学生になった2作目のメンバーがふたたびジュマンジの世界で冒険をくり広げます。しかも、ゲームとは何ぞやレベルの老人ふたりのおまけつきですから、過酷な環境で無駄にライフを消費しまくる、前回以上のハチャメチャぶり。 さらに、前回ゲームキャラを演じた俳優が今回は違う中身で演じているのですが、まったく違和感ない芸達者ぶりも見どころのひとつ。 残りライフひとつになっても臆することなく敵に立ち向かっていくクライマックスは、残りライフを逆手に取った逆襲がオチとなっていた前作に較べて不自然さを感じなくもありませんでしたが、流れるような展開とアクションの迫力、新キャラ含めて個性豊かな登場人物たちを前にしては、「細けェこたァいいんだよ!」という声がどこからか聞こえたような気がしました。 前回はジュマンジを体験した若者たちが前向きな未来へ歩き出す話でしたが、今回はエディとマイロという若者よりもずっと死を身近に感じているふたりが、ジュマンジを経てそれぞれの未来を選び取るお話。 残り少ない人生、それでも命ある限り選択肢は無数にあり、それを自由に選ぶことができる。 前回とは違って少し悲しい味わいの、それでも爽やかなラストでした。 ラストシーンは続編を示唆するような雰囲気でしたが、もし4作目があるとしたら、今度はまったく違うメンバーで観てみたいですね。 PR |
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