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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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5/23・24 vsE ○○

今季初開催のほっともっとは花火つき! 好ゲームで満足させてほしい!
前回はソフトバンクに打ち込まれてしまった山下が、リベンジをかけ中8日で登板。直球とカーブだけで前半を抑えると援護をもらった中盤からはフォークも交え、相手に得点を与えないまま投球数最多の104球で7回を投げぬきました! オールスター投票も中間発表でなぜか10位にランクイン! シーズン終了後はいったいどんな立ち位置にいるのか…うれしくもありそら恐ろしくもあります。
打線は二軍で絶好調だった野口が1番に抜擢。初回、先頭でいきなりヒットを放ちチャンスを作るも、併殺の間の1点どまり。先週を思えば得点できただけでも充分か…。
しかし日曜の勢いはまだ残っていました。3回裏、相手エラーも絡んでランナーを溜めると、好調頓宮のタイムリーで2点追加。4回には野口、5回も頓宮にタイムリーが出て、田中攻略に成功します。さらにはセデーニョの犠飛、相手の暴投で7-0! こんな快勝はいつぶりか…。
ついに不調期を脱した喜びから、「楽天キラー田嶋で連勝間違いなし!」と余裕をかましていた2戦目。初回、野口が三塁打を放つと、宗が四球を選びます。昨日と同じ展開に、「また併殺の間の1点か。まあそれも良し」と中川に期待していたら、なんと三振…。続く森がゲッツーでなんと無死一・三塁から無得点…。さすが難敵早川…。
不穏な空気は田嶋をも呑み込んでしまったか、4回島内に通算100号のメモリアル先制2ランを浴びてしまいます。しかしその裏、ようやく打線がつながり、森のタイムリー、若月のセーフティスクイズですかさず同点に。
田嶋は100球未満で7回から交代。もう1回いけたのでは…本田も最近投げ過ぎだし…と過った不安は見事的中。勝ち越しタイムリーを許し、代わった阿部も打たれてあっという間の3点差。その裏は早川にあっさり抑えられ、8回に登板したのは山﨑颯。何故!? 負けているのに!? どういう継投なんだ!?
8回裏、鈴木翔から中川が2ランを放つも、「初回に打ってよ…1点差じゃ松井なんだから無理だよ…」。9回表のワゲスパックはもはやツッコむ元気もない完全な匙投げモード。スマホゲームしている間に俊足で終わっていました。
9回裏はもちろん松井が登板。先頭廣岡は三振。まあ仕方ないよね。
続く茶野には代打大城。そういえばずっと前にホームラン打ったなあ、今の大城じゃ無理だよなあ…といちおう画面に目を向けると、サード前に転がった打球が照明と重なり伊藤がファンブル。
紅林はそのままかあ…セデーニョは次の野口の代打かな。ゲッツー以外ならなんでもいいか…。
と、「何も起きない」ことを確信していました。
初球のストレートをファールし、頭を抱えた中嶋監督。そこから2球ボール球を見逃した紅林。そして4球目でした!
出た、田中アナの「捉えたーーー!!」
逆転サヨナラホームランなんて何年ぶり!? いつ以来!? ロドリゲス以来!?
昨年は中嶋監督から愛のキックを見舞われていた紅林、今年の愛はヘッドロックでした。アナが「サイドヘッドロック」という正式名称で伝えたところは何だか面白かったです。
そして「なんで左得意な茶野に代打出したん? なんで不調の紅林そのままやったん?」と、中嶋イリュージョンに深夜まで悩まされていた我が家の解説者。
試合のない木曜日もずーっと映像を何度もくり返し余韻に浸っていました。


5/26~28 vsL ○○●

試合はほとんど観られなかったのですが、あとでパテレで堪能しました。山岡は鬼門の6回も1失点で凌ぎ、リードを守ってようやく初勝利! 本当に良かったです。
杉本のおかえりホームランも紅林のおとといからの2打席連続ホームランも素晴らしい! 6安打4点も効率良い! …が、試合展開からもう少し追加点もあっても良かったのでは…。
途中で宗が足を痛めて交代し、翌日はベンチ外。抹消ではないので重症ではないと思いたい。
代役は1番サードの廣岡、中川もお休み。先発山﨑福で相手は高橋光成。…ということで、敗色濃厚と予想していました。
いやー、わからんもんです!
チーム状態の良し悪しはここまで勝敗に直結してしまうものなのですね…。
初回、代役の廣岡が二塁打で出塁すると、先制ホームランは森! またの名を天才!!
先週は石川を相手に好投したヤマサチですが、今日も若月とのバッテリーで安定した投球を続けます。援護が初回の2点だけでも、崩れる気配なし。ランナーが出ても「西武やぞ。打てるわけないやろ」と断言する我が家の西武ファン。高橋もムエンゴや味方のエラーにも動じることなく堂々と9回を投げ抜きましたが、ヤマサチも負けてはいませんでした。最終回で3点差になり、もう1点取れば完投だったそうですが、惜しいゲッツーで追加点ならず、ワゲスパックに交代。
ヤマサチのままで流れを変えずに行く方が良いのでは…と思わないでもありませんが、今までのこと(突発性炎上病)を思えば安全策を取りたくなるのも当然。
平野が腰痛で離脱し抑えに配置転換となったワゲスですが、1アウトからマキノンにヒットを打たれると次の外崎には長打で二・三塁。「次は渡部やぞ。何が心配やねん」と豪語する西武ファン。言葉どおり三振で2アウトになるも、続くは源田。「だいたいマキノン外崎源田をつなげないのが意味わからん」とボヤく西武ファン。言葉どおり、源田の当たりはサードの頭上! レフト線二塁打、2点入ってなおもランナー二塁、次の佐藤に打たれたら同点になってしまーう!
…と、その一瞬に『鬼滅の刃』のごとくセリフが脳内を駆け巡りましたが、サード廣岡がジャンプ一番、見事にキャッチ! ワゲスもハグせずにはいられない超ファインプレーでゲームセット、カード勝ち越しを決めました!
試合前にオーダーを見た時は「1番廣岡って…」と、その斬新さに驚かされたものですが、蓋を開けてみれば廣岡に始まり廣岡に終わった試合でした。いやー、本当にわからんもんです…。
そして3戦目は宮城ですから、サンタテへの期待、いや確信に近いものが生まれたのは事実。
…ですが、わからんもんです…。
間隔の空いた宮城の調子はなんだかイマイチ(球審の気まぐれストライクゾーンに翻弄された感もありますが、それはお互い様)。打線も初回にいきなりの無死一・二塁をフイにしてからはノーチャンス。それでも5回、先頭西野が二塁打を放つと紅林がバントを決め、今日はセンターに入った廣岡が移籍後初のホームラン! これで宮城も楽になるはず!
…と思いきや、その直後、不運なヒットが3本続いて満塁になってしまいます。犠飛を打たれるもツーアウト、次は渡部。「こんなんもうチェンジや」by我が家の西武ファン
嘘つきー!!
なんとか耐えてきたような今日の宮城ですから、このあたりが限界だったのでしょう。6回も続投するもランナーを出してから比嘉に交代(しかもブルペンで投げ始めたばかり)という、最近ようやく治まってきたかに見えた泥縄継投が裏目に出て勝ち越しされてしまいます。
その後も西武のブルペン陣相手に、ランナーを出してもゲッツーだったり三振だったりと得点を奪うことができず、サンタテチャレンジあえなく終了。
まさに「勝つと思うな」という試合でした…。
交流戦前の最後の一戦はなんとしても勝って〆てほしかったのですが、それは相手も同じことでしょうね…。
廣岡があちこち守れて打撃も頑張れているのが救いです。この勢いがある間にお立ち台に上がってほしいです!

さて、いよいよ交流戦に突入。昨年は悔しい思いをしましたから、なんとしても白星を重ねて、他のパ・リーグチームに置いていかれないように18試合を乗り越えてほしいです!






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現実の階級社会を凝縮したかのような究極の縦構造空間と謎めいたルールの中で繰り広げられる極限のサバイバルを描き、世界的に評判を呼んだスペイン製SFシチュエーション・スリラー。監督は、これが長編デビューとなるガルデル・ガステル=ウルティア。中央に大きな長方形の穴が開いた部屋で目覚めたゴレン。同じフロアには老人が一人いて、ここが48階層だと告げる。穴からのぞくと、上にも下にも階層がどこまでも続いているのが見て取れた。老人はこの建物の中の3つのルールを明かす。1つは階層が1ヵ月ごとに入れ替わること。2つ目は何か一つだけ建物内に持ち込めること。そして3つ目は食事が摂れるのは食べ物を乗せた“プラットフォーム”と呼ばれる巨大な台座が自分のフロアにある間だけというものだったが…。

 自分が観た映画の感想をすべてブログに書こうとして、途中で飽きたり疲れたりしてやめるということを今まで繰り返してきたので、これからはさや氏にぜひ見てほしい、最近観た中で印象に残った映画だけ感想を書くことにします。これもいつまで続くかわかりませんが…。

 この映画はなかなか良かったですね。こういう閉鎖空間でのスリラー作品は、僕はおそらく町内で一番ぐらいのレベルは数を観ているので、そんな僕がいいというならいいんでしょう。上の作品紹介に書いてあるこの映画のシステムがとにかく秀逸です。毎日、1階から順番に、「プラットフォーム」という食べ物が乗ったテーブルが下りていくので、1階の収容者から順番にテーブルの食べ物を食べることができます。この建物に入る前に、それぞれ自分の一番好きな食べ物を聞かれ、その食べ物は毎回必ずテーブルにあるので、みんなが自分が申告した食べ物だけを食べれば、全員に食べ物が行き渡るようになっています。この、「全員生きられるようにしているんだから、もし生きられない場合はお前らが悪いじゃないか。」と言いたいであろう建物の管理者の詭弁がよく出来すぎていて、鳥肌が立ちますね。漫画のカイジが「おまえはみんなにカードを切らすことによって偽りの公正感、安心感を演出しただけだっ!」とエスポワール号で船井とかいう狡猾な奴に怒るシーンがありますが、僕もカイジと同じ気持ちです。

 そもそも人間なんてみんな自分さえ良ければいいですし、さらにこの建物は1か月ごとに自分がいる階層が入れ替わり、前月に下の方の階にいた人は、上の方の階にいた人に対して恨みつらみがありますから、「自分が申告した食べ物だけ食べて、全員に食べ物が行き渡るようにする。」なんてことをするわけがありません。テーブルの食べ物を食いちらかし、さらにはテーブルの食べ物に唾を吐いたり排便をしたりする奴もいました。まあ、自分もされてきたことですから、当然でしょう。しかし食わなけりゃ生きていけないので、汚い残飯を食べます。下の方の階はそもそも残飯すらないので、同じ階の住人を殺してその肉を食ったりするのでまさに地獄絵図です。

 まあここまででだいたい想像できるかと思いますが、この映画はとにかく汚かったりグロかったりと、観ていて不快感のあるシーンのオンパレードです。ヤフー映画の評価平均が3.0とイマイチなのは、おそらくこれが原因じゃないかなと思います。しかし、どんなに観察力や理解力がない人でも(僕も人より劣っていますが)、この映画が僕たちが今生きている社会そのものを表現しているのはわかりますし、社会なんて醜いし汚いものだと常々思っている僕は、あまり気にならなかったですね。

 そして、この社会のシステムを壊し、全員が幸せに生きるにはどうしたらいいのか、そもそもそんなことができるのかというのがこの映画の肝になってくるわけです。パンナコッタがキーアイテムになっており、中盤のあるシーンからおそらくこういうことだろうなという解釈ができるのですが、ネタバレになっちゃうとさや氏が観なくなっちゃうので書かないことにします。現実なのか夢なのかぼかしながらも、まあそんなもんだろうなと非常に納得のできるラストだったのは確かですね。
5/16~18 vsM △●●

今は順位を気にする時期ではない…と思いながらも、やはり負けたくはない首位攻防戦。初戦を任された宮城。初回に折れたバットが身体に直撃するも、冷静にアウトを取ってピンチを脱します。すると3回、相方の紅林が今季1号ホームランを放ち先制点をプレゼント。しかし4回、連打からゴロの間に同点を許してしまいます。あとで映像で観たのですが、バットが当たったのか左手首がかなり赤くなっていました。そんな状況でも7回を投げ切った宮城はさすがです。勝ちをつけてあげてほしかったです。
打線は種市相手にほぼなすすべなし。なんと9回を投げ切らせてしまいました…。
同点のまま試合はまたも延長へ。8回から阿部→本田→山﨑颯→平野→ワゲスパックと、こちらが無失点で凌げば、相手にも益田→ペルドモ→西村で抑え込まれ、またも12回ドロー…(ヽ´ω`)
斬りこみ隊長である茶野の調子が落ちてくるとこうなってしまいます。日曜は6タコ、今日も5タコ。疲労も溜まってくる頃でしょう。
ということでさっそく打順を8番に落としてきた中嶋監督。そして森が昇格。まだ10日経っていないのですが、Tが特例抹消され代替選手としての登録という裏ワザ的復帰でした。Tも昇格した日のタイムリーだけでしたね…そんな気はしていたが…。
屋外球場が得意でロッテもお得意様のはずの田嶋でしたが、この日は打たれ出すと止まらない炎上たじーバージョンでした。途中からイライラして観るのをやめたのですが、見どころは誰も打たないと打つゴンザレスのホームランくらいでしたかね…。あと、打球が三塁ベースに当たってタイムリーになるという悲惨な事態もありました。
なんとか1勝してドローで終えたいこのカード、最終戦はなんと捕手に石川を起用。若月の蓄積疲労が顕著でしたし、前日途中交代していたのでなんとなく予想はしていましたが、意外にヤマサチと相性が良かったのか、突発性炎上病も起きることなく、6回途中2失点と無難にまとめてくれました。
しかしこれもめぐりあわせなのか、とにかく今は流れが悪い。打線は森が帰ってきてもまだまだ低調、9回に1点を返すのがやっとの状態。しかもなまじっか攻め込んだせいで、途中から登板した益田に100セーブを達成させてあげるという、優しいメモリアルオリックス。
宜保のファインプレーを頓宮が取り切れず失点につながったり、宗はどこか悪いのか三塁を守ったゴンザレスが慣れないマリンで落球をくり返したり、2日連続で三塁ベースに嫌われたり、ツキもありませんでした。ヤマサチは2敗目、チームもカード勝ちなしで、ロッテに首位を明け渡しただけでなくゲーム差を1に広げられてしまいました。
見どころは、ライン上を転がる打球にグラブでパタパタ風を送ってファウルにしようとする可愛いヤマサチだけでしたね…。
あと、ロッテ寄り解説(西村元監督)もイライラに加速をつけました。オリックス推しのBS松竹東急で実況は大前さんなのだからオリックス応援放送のはずなのに、なんで終始ロッテ目線で語るのかね…次からは野田さんや星野さんでお願いしたいです!

さて、17日には鈴木とG廣岡のトレード発表がありました。いまだにK、と呼んでしまいますが、鈴木も中継ぎとして花開きそうな時期はあったのですけれどもね…なかなか安定しませんでしたね…。数年前の交流戦で原監督が鈴木を褒めていたので、その時の印象が強かったのかもしれません。中継ぎに苦労している巨人から求められての移籍ですから、頑張ってほしいです。
一方、廣岡は智辯学園出身。地元ですし、内野手不足のオリックスを救う活躍を期待します。石岡だって、彼のおかげで得たあの1勝がなければ優勝はなかったのですから。


5/19~21 vsF ●●○

「大阪代表バファローズ高校」と銘打ったイベント3連戦。日ハムさん、あのユニフォームでやってきたのね…。なんだか野球漫画に出てくる強豪校(高校名はカタカナ)みたいな威圧感がありますね…。
金曜の試合前には智辯学園ブラスバンド部の演奏がありました。智辯出身の選手がいないのは残念だと思っていたら、ばっちりのタイミングで廣岡が移籍。さすがに即一軍はありませんでしたが、廣岡へのエールを送ってくれました。ちょっと感動。
…が、試合内容は高校生もきっと退屈だったであろうゼロ行進。今のチーム状態で加藤を打てるはずがないという予想を覆すことなく、ハイスピードで凡退をくり返すオリックス打線。2回に相手のエラーも絡んで無死二塁となりますが、本日昇格即スタメンのセデーニョが内野フライ、紅林・茶野も打ち取られ、果たしてチャンスだったのかどうかもわからない結果に。5回も紅林がヒットを打つも、茶野がストライクを見送ったタイミングでなぜかスタートを切っており二塁アウト、茶野も三振で終わり。どちらかがサインを間違えたとしか思えない不可解な攻撃でした。
一方、比較的日ハムを苦手としている先発陣が多い中、唯一といってもいい日ハムキラーの山岡は快投でした。援護の見込めない中、捕手に復帰した森との相性も良く、ランナーを出しても三振を奪って得点を与えません。しかし80球を超えると乱れてしまう最近の山岡、6回から本田に継投。2回をしっかり抑えるも、8回に登板した阿部が先頭に四球を出し、意表をつくアルカンタラのセーフティでランナーを溜めてしまうと、代打ハンソンに来日初安打のタイムリーを許してしまいます。
たった1点、しかし今日の加藤相手に1点は重すぎました。中5日の登板だったからか9回は田中が登板しましたが、「なんとか森まで繋いでくれ!」という願いも虚しく、1番から始まる攻撃も三者凡退で試合終了。
…なんてこった。
ちょっと前まで「先発全員安打!」とはしゃいでいたはずなのだが…。
まあ、打線は水物とはよくいったもの。ずっと好調なはずがありません。今が底の底なはず。昨年までを思えば、5月中盤まで3連敗していなかったことがまず異例なのです。
そして山本なら、きっと連敗を止めてくれるはず!

のはずが。
あれ…?
先発竹安…?
あわてて公示を見ると、発熱による特例抹消!! ついでにゴンザレスも足指骨折!!??
((((;゚Д゚))))
これはまずいぞ…。
試練が始まったぞ…。

というわけで、試合前の履正社高校の応援も耳に入ってきませんでした。
困った時はいつも助けてくれた竹安ですが、初回から満塁のピンチを何とか凌ぐも、2回表、先頭にボール3つを投げたところで違和感を訴え降板。怪我明けでようやく二軍で投げ始めたところでしたし、本来ならもう少しじっくり調整すべき状態だったのでしょうね…。重傷にならなければ良いのですが…。
緊急登板の投手が緊急降板し、第二緊急登板に選ばれたのが山田。以前に同じような緊急事態でピンチを救ってくれたことがありましたが、さすがに今日は準備不足だったのでしょう。不調の野村にタイムリーを許してしまいます。それでもその後は追加点を許さず2.1回を投げ切りました。
一方、問題はやっぱり打線。北山ならなんとか糸口を見つけられるのではないかという淡い期待も、今の絶不調打線には荷が重い話でした。ランナーは出せども点は入らず。そうこうしている間に村西が決して当たってはいるわけではない相手打者にホームランやタイムリーをくらって計3失点。こちらは犠飛で1点返すのがやっとの状態。悲しくなって鈴木の巨人初登板にチャンネルを合わせ現実逃避していました…。
8回にはようやく頓宮・若月で2点差に追い上げるも、代打セデーニョを送ったところで宮西が登板、初見で打てるわけもなくジ・エンド。9回はもちろん田中正義の前に手も足も出ず三者凡退。
…4連敗(›꒪⌓︎꒪‹)
昨年までならこういうチームの停滞時、来田や元など二軍の活きのいい若手を上げてカンフル剤にしていましたが、今はそんな若手もいません。内藤は手術してしまったし…。
というわけで、さしあたり廣岡が登録された日曜日。しかし石岡と違って内野は連携が必要ですし、さすがにスタメンはありませんでした。
バファローズ高校最終日のゲストは大阪桐蔭吹奏楽部。今日は試合前のパフォーマンスのみならず、試合中も応援団とコラボしてくれるという豪華イベントが待っています。4年前は勝利を見せられなかった(OB中田翔にいいところを持っていかれた)高校生たちに、今日こそは報いなければならぬ!
相手先発は前回なぜか右打者多めのスタメンで攻略できなかった変則右腕の鈴木。初回は三者凡退に終わったものの、2回、頓宮がヒットで出ると西野も続き、打席はセデーニョ。
試合前は「DHセデーニョ!? 左の福田がいるのに何故!? せめて若月じゃないか!?」と、8割、いや9割方「打たない」と決めつけていたオリファン。ベンチからタイムをかけた後の3球目、とらえた打球はセンターオーバー! …さすが中嶋監督です、ハイ。脱帽です。
さらには小田にもタイムリーが出て3点先制! とってもひさびさな気がするこの響き!
3回には宗の二塁打の後、中川がバント失敗するものの、森が後輩の応援に応える(ポテン)タイムリー! さらに西野にもタイムリーが出て5-0!!
なんだか今日はいけそうな気がしてきました。
こちらの先発はコットン。試合前は3回もてば充分くらいの期待値でしたが、4回もマウンドに立った時は、日ハムには相性が良さそうだし点差もあるし楽に投げ切ってくれるだろうと考えを変えていました。
しかし、万波に長打をくらうと、大阪桐蔭OBの福田の打球は無情にもバックスクリーンへ…( ̄□ ̄;)
まだ3点リードはありますが、スパッとコットンを降ろしたベンチ。「相手の勢いを削ぐには比嘉しかないんや!」と我が家の解説者が力説したとおり、比嘉が後続を断つと次の回、ランナーふたりを置いて中川に打った瞬間の一発が飛び出します! PL出身の中川がかつてのライバル大阪桐蔭の応援を浴びながら打ったこと、相手バッテリーが伏見・齋藤綱記という元オリックス勢だったこと、あらゆる背景が劇的なスリーランでした。
5回には本田が1点失うものの、その裏さらに2点追加でなんと今季最多の10得点!
その後は黒木が2回を無失点。8回に阿部が万波に一発くらってしまいますが、最後は山﨑颯が〆てようやく連敗ストップ! しかも快勝!! いつも以上に気分が良い!!!
タガが外れたように打ちまくった打線は13安打。不調だった茶野や宗にもヒットが出ましたし、これで悪い流れが断ち切られると良いのですが…。
ブラスバンドも素晴らしかったです。あんなにたくさん応援歌があるのにすべて美しいハーモニーで奏でてくれて、感激度が倍増しました。チャンテの琉球バージョンも見事でしたが、最高だったのはなんといっても吉田正尚の境地バージョン! すかさずそれに触れた大前さんもさすがです! また来てほしいなあ。

真っ黒週間は回避したものの、宮城降格・山本離脱と危機的状況は続いています。杉本が二軍で復帰したものの昇格はまだ少し先のようですし、なんとか調子を上げて交流戦に入ってほしいものです。












芸歴15年を超えてM-1に出られなくなった芸人のための新たな賞レースが創設された、とは聞いていましたが、さほど注目していませんでした(個人的に応援していた磁石が落ちた時点で興味を失った)。
しかも審査員が観客、4時間の長尺、本当にうまくいくのだろうか? と懐疑的な姿勢で視聴開始したものの…。
終わる頃にはすっかりハマってしまいました。
メイン出演者が東野と松本だけだったので審査員やゲストとの無駄な絡みがありませんでしたし、煽りVTRも思ったより短かったし、何よりも漫才中に客席や司会席を映さず舞台に集中していたカメラワークが良かったです。そしてさすがベテラン芸人、6分間もあっという間に感じる演目ばかりでした。

《金属バットvsマシンガンズ》
金属バットはクジ運がないですね…。先攻後攻が入れ替わっていたら、勝ち上がれたかもしれません。金属バット節もウケていましたし。マシンガンズはオンエアバトルやエンタ時代にとても楽しませてもらったので、変わっていない芸風になんだか懐かしくなりました。勢いのおかげか後攻のマシンガンズに軍配が上がりましたが、1試合目から僅差で、大会の盛り上がりを予感させました。

《スピードワゴンvs三四郎》
三四郎の漫才はひさびさに観ました。以前はあまり好きではなかったのですが、ウエストランドを意識したネタを仕込んでいてとても面白くて、見る目が変わりました。スピードワゴンのネタは既視感があったので、辛口評価を受けてしまったのでしょうか。それでも賞レースの審査員までする立場の小沢さんが終了後に流した涙は、漫才に対する情熱を感じました。

《ギャロップvsテンダラー》
まさに関西の実力者同士の関西ダービー! 関西人ならどちらかが消えてしまうのはもったいないと感じざるを得ない組み合わせ!
ギャロップは5年前のM-1で失敗してしまいましたが、その後もしっかり地力をつけてきましたし、テンダラーは言うまでもない滑り知らず。ハゲネタはこのご時世敬遠されがちですけれども、以前のように自虐に終わらず、カツラを落とす場面は想像して大笑いしてしまいました。わずかな差はテンダラーのネタが少し下品だったせいですかね。

《超新塾vs囲碁将棋》
超新塾もオンバト時代に大好きだった芸人です。そしてまったく変わっていない…。あの頃は爆笑を取っていたのに、なんだか場になじめないまま6分が終わってしまったように感じました。本格派が続いた後の飛び道具だったからですかね…。少し空気が停滞してしまいましたが、囲碁将棋はさすがの落ち着きでした。最近、囲碁将棋のラジオをよく聴くのですが、あの世界観そのままの捻りのきいたネタでした。

《準決勝:マシンガンズvs三四郎》
マシンガンズのアドリブ力がものを言ったのかなと感じます。ネタなのかアドリブなのか判断つかない喋りで笑いを取りましたが、それもまたベテランならではの技術なのでしょう。三四郎も面白かったですが1本目と同じ質感でしたし、今回は先攻で客席の心をつかんだマシンガンズが有利でした。

《準決勝:囲碁将棋vsギャロップ》
終わってみれば事実上の決勝戦となりました。囲碁将棋らしい捻りのきいた言葉選びのやりとりと、電車あるあると相方いじりで1本目とは違う技術を見せたギャロップ、どちらが勝つのかまったく予想つかないと感じたとおり、得点は同じ284点。しかし規定により、3点をつけた人数が多いギャロップが勝ち上がりとなりました。囲碁将棋に1点をつけた観客はゼロだったのですがね…。ルールですから仕方ないとはいえ、残念でした。4組の中で3本目も見たいと思ったのは囲碁将棋だけでしたから。

《決勝:マシンガンズvsギャロップ》
マシンガンズの「3本用意していない」は本当だったのか…と、そこに笑ってしまいました。苦しそうなのに互いのアドリブで間をつなぎ笑わせることができるのはさすがでしたが、賞レースの決勝では大笑いしても得点はつけられなかったのでしょうね。
一方、ギャロップの3本目は長い振りを振りに振って最後の最後で落とすという、ひとつも噛まずに喋り続ける技術と、「パン!」の間を間違えない自信がなければできないネタでした。3本とも違うテイストを見せたギャロップの貫禄勝ちでした。
劇場にバンバン出まくっていると思っていたので、出番が減っているという発言には驚きましたが、これからどんどん仕事が増えるでしょうし、ギャロップの実力が全国に知れ渡ったこともうれしいです。
全部出しきって楽しそうなマシンガンズの笑顔も印象的でした。あのアドリブ力が評価されたらいいなと思います。BSフジの『お笑い成人式』で優勝しても地上波には出てこられませんでしたからね…。

次回は磁石、タイムマシーン3号、プラス・マイナスあたりが勝ち上がってくれたらうれしいです。







5/9〜11 vsE ○○●

目指せ2勝1敗(?)の仙台3連戦。先陣を任された宮城ですが、この日なんと森が欠場。それどころかベンチ外、試合前練習にも参加していなかったという情報が。なんてこった…。宮城と相性バッチリだった森が…ここぞで打ってくれる森が…。しかも宮城と若月は、あまり相性が良くなかった記憶があります。
が、蓋を開けてみれば、宮城はもう捕手にこだわるようなレベルにはいませんでした。落ち着いた投球でアウトを重ね、ファンの不安を一掃します。3回はヒットと四球で一・二塁になるも、鈴木の大飛球をライト茶野が下がりながらキャッチ! すかさず返球して飛び出していたランナーもアウト! スーパープレーで難を逃れると、あとはスイスイのスイ。
ところが、打線は7回まで2安打と早川からまったくチャンスを作れず。球数もほぼ同じくして進行した投手戦(というより貧打戦)は、8時にもなっていないのにすでに8回。
そろそろ何か起きないか? 起きないか…と半ば退屈していたその時でした!
右ゴンザレスの打球はレフトスタンドへ! ようやく試合の均衡が破れました! さらに右佐野にもホームランが出てあっという間の2-0!
その裏も少ない球数で抑えた宮城。期待どおり、9回裏もマウンドに立ちました。ランナーひとり出すものの、打たれる気がしないほど安定した投球で完封勝利!!
翌日は平日デーゲームのため中継は観られず。…が、試合前に森抹消の報を目にして大ショックを受け仕事どころではなくなるオリックスファン。あとで確認したところによると、本人は出場を志願していた模様。中嶋監督のことですから、休養もかねて大事を取ったということなのでしょう(と、思いたい)。
試合経過はちょいちょいスポナビを開いて確認。先制・中押し・ダメ押しと理想的な展開で、田嶋も楽天キラーぶりを発揮し完投ペース。無失点のまま9回、2試合連続完封の瞬間を堪能すべく急いで帰宅すると、1アウトから伊藤に二塁打を打たれ、浅村に2ランを被弾…。完封どころか完投もできませんでした…。それでも宮城に並んでチームトップの4勝目! 初の二桁勝利も見えてきました! 天敵の日ハム・西武さえ克服できれば…。
一方打線は森の不在もなんのその、先発全員安打の16安打8得点! 昇格したばかりの福田のタイムリーや、左でも打てるゴンザレスの一発、宜保にスタメンを譲った紅林の代打タイムリーなどなど、ハイライトは見どころたくさんでした。
さて、そろそろサンタテを観たくなる頃合いです。3戦目も平日デーゲームのため、経過をちょいちょいのぞいてみれば、今日は相手に先制・中押し・ダメ押しをやり返される展開。ルーティンどおり、今日は必敗だったのだな…。それでも7回に則本を攻めたて3点返したあたりは、打線の好調さを感じました。


5/12~14 vsH ●○△

石川を攻めあぐねているうちに先発が打たれてしまう…という、対石川あるあるの展開。ヤマサチもカード頭を任されているのですから5回は投げ切ってほしかったですね…。4点差になった後、打線が3点返しただけに、結果的に5回表の1失点が響いてしまいました。
ソフトバンクは1イニングに投手を3人継ぎこんでくる執念を見せ、劣勢のまま1点差で最終回。「オスナだから終わり」と思っていたら、先頭茶野がヒットで出塁。バントの後、中川の鋭い打球はセンター前! と思いきや、周東が好捕! 中嶋監督も足を叩いて悔しがるくらいの際どい当たりでした。残念…(-公-、)
それでもただでは終わらぬオリ打線の意地を見せてもらいました。
5月初の連敗(なんて聞き慣れない文言…)をくらったものの、2戦目は山本だからマストウィン。しかも相手は京セラで3年間勝ちなしの東浜。打線は相性の良さをさっそく発揮、2回裏に紅林・宜保のタイムリーで3点先取。そりゃ「勝った」と思いますよ。思っちゃいますよ…。
ところがその直後。連続三振で2アウトを取った山本ですが、中村にヒットを打たれると柳町には10球粘られ、ようやく打ち取ったと思いきや頓宮がこぼして(記録は内野安打)一・二塁。いつもの山本なら味方のミスなど無問題のはずですが、近藤に四球を出して満塁に。さらに柳田にもボール先行。おいおい、山本の押し出しなんて観たことないよ…。
我が家の解説者曰く、「いや、今の柳田と勝負するのは危険すぎる。押し出しなら1点で済む。次の栗原で抑える算段や」…。
嘘つきー!
山本がこんな序盤で同点を許すなんて…(‘A`)
しかし打線がエースを救う、そんな試合もあって良い。5回裏、頓宮にタイムリーが出て勝ち越し成功! 6回も左の嘉弥真から茶野・野口が連続タイムリーで2点追加!
8回は紅林・宜保の連打から茶野のバントの後、カーニバルが鳴り響きました! 客席全体に広がるタオル回し! 打席には、みんな待ってたT-岡田!!
試合前からニッコニコでしたが、タイムリーの後もニッコニコ!
5点差になりましたが最後は平野が〆。山本が3点取られた時はどうなることかと思いましたが、終わってみれば快勝でした! 茶野の初々しいお立ち台も良かったです。宜保も見たかったなあ。
3戦目は山下シュンペーターだから「勝ち確定」と言い切った西武ファン。オリファンもなんとなく楽観視していました。しかしはじめての中8日の影響なのか、あこがれのソフトバンクを相手にして力むところがあったのか、相手も対策を練っていたのか、どうも調子は今ひとつ。序盤から球数を擁しなかなかリズムをつかめません。
一方、阪神時代京セラ無敗のガンケルは絶好調。そういえば昨年もまったく打てませんでした。しかし5回二死二塁、小田が高めストレートをレフト方向へ打ち返しました。てっきり外野フライと思っていたら、打球はなんとそのままスタンドイン! 嘘やーん!
しかし信じられないことは続くもので、その直後、周東が山下の154キロをホームラン! 嘘やーん(その2)!!
で、でも、まだ勝ってるから! と、シュンペーターを信じて見守った5回表。近藤から4連打をくらいあっさり逆転、得点圏被打率ゼロ神話も崩壊…。
なんとか比嘉が火消しに成功し1点差でとどめたものの、その後は相手継投にもやられついに8回。ここからはモイネロ・オスナという鉄壁のリリーフ陣が待っています。正直、あきらめていました。ハイ。
頓宮が四球を選ぶと、ここからがナカジマジックの本領発揮でした。代走・佐野皓が見事に盗塁を決めると、小田に代打・福田を投入! 小田は今日ホームランを打っているのに、と解説陣は驚いたようですが、左投手が苦手な小田に対し福田は左キラー、モイネロも苦にしていなかったのです! 狙いどおりのセンター返し、佐野皓は快足飛ばして本塁生還!!
…と、この試合のハイライト中のハイライトを観ていなかったワタクシ。あきらめていたから…。
それからはブルペン勝負。まずは平野が9回を抑えると、10回は小木田が凌ぎ、漆原は11回から回をまたいで投げ切りました。しかし得点を奪うことはできず、結局ドロー…試合時間はなんと4時間20分也…。
11回の攻撃がもったいなかったです。先頭若月がヒットを放つも福田がバント失敗。宗の当たりは惜しいセカンドライナー、福田が飛び出してダブルプレーという…せっかく同点打を打ったのに、こういうことをするから福田はイマイチ信用できないのだな…。
しかし山下に負けがつかなくて良かったです。
そして、この試合で(9回裏にサヨナラ勝ちしなかったので…)平野が日米通算200セーブ200ホールドを記録しました! 史上初やで!? もっと讃えられても良くないか!? そういうところも平野らしいね…。
2勝1敗ペースは崩れましたが、森・杉本を欠いた今週はそれでも貯金1増やすことができました。今は負けないことが大事!






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