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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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あまりよろしくないチーム状態で、やってきました今年の黄金週間。
今年はGolden weekにすることができるかな…?


4/27~29 vsF ●○●

連休は「今年もGolden weakなのかーい!」と叫びたくなるような大敗で幕を開けました。
椋木・齋藤・曽谷という学徒動員のような先発陣で勝ち越ししようなんて甘い考え、最初からなかったとはいえ…。
椋木はさすがに見切り発車でした。しかし監督も本人も「一軍で投げられたことが良かった」と前を向いています。2年前の姿にはまだまだほど遠いですが、焦らずじっくり状態を戻していってほしいです。
井口・古田島は予定どおりだったのでしょう。井口は良かったですが、吉田は古巣ファンに生まれ変わった姿を見せられませんでしたね…。抑える日と打たれる日が交互に来て、なんだか難しい投手です。
打線はひさびさに杉本をスタメンに入れてきましたが、まったくの不発。7回一死満塁のチャンスでは打つ気配がありませんでした。守備もあいかわらずですし…。
土曜日は所用で観られませんでしたが、齋藤の立ち上がりがまずまずで安心していたら、次に経過を確認するとまたも四球禍で2点を献上…。今年の投手陣はいったいどうなっているのか…。
代わった富山が抑えてピンチを脱すると、その直後相手エラーでランナーを溜めると安達のゴロ・福田のタイムリーですぐさま同点に追いついていました。しかしその裏、代わった髙島がまたも先頭を四球で出塁させると、頓宮のエラーで勝ち越しされ、さらにマルティネスのタイムリー(初ヒット)で2点目を与えてしまいます。
が、なぜか負けそうな気はしませんでした。理由はその時わかりませんでしたが、漠然とそう思っていたのです。
直後、西川に移籍後初ホームランが飛び出し1点差に。
髙島が2イニング目を3人で終えると、7回表、相手エラーも絡んでランナーが溜まったところで、代打宗がタイムリーを放って同点に追いつきます。その裏は小木田が完璧な投球で抑え、8回表は連続ヒットで一・二塁にすると、森のゴロはサード清宮の正面。代走野口が粘って一死二・三塁とし、若月の犠飛で勝ち越し成功! あとはマチャド・平野が1点差を守り切ってサンタテを回避しました!
あとで見逃し配信を確認しましたが、よく負けなかったな…という試合内容でした。1安打で4点取られて、これで負けていたら歴史に残る大惨事でした。しかし、負けなかったことには理由があるわけです。試合中、漠然と感じていたその根拠を自分なりに考察すると、試合中に中嶋監督「らしい」采配があり、結果的にそれが功を奏していたからではないかと思います。まず、一軍昇格してきた富山をピンチの状況で起用したこと。かつては火消し役として活躍した実績があるとはいえ、手術を経てひさびさの一軍登板で選ぶ場面ではありません。しかしあえてそこを選択するのが中嶋監督。福田のバント→代打宗も、代走野口も、カードを切るタイミングもハマり具合もすべてバッチリ、今日の勝利はナカジマジックのおかげです。
この勢いでカード勝ち越し! …と行きたかった3戦目は完封負け。しかも1-0の負け…。
曽谷は素晴らしかったです。シーズン前の期待値どおりの好投でした。おそらく次は秋田での凱旋登板でしょう。ぜひ白星で飾ってほしいものです。
打線は、今年ブレイク中の北山相手にチャンスは作っていたと思います。しかし福田欠場の影響がモロに出てしまいました。代わりに1番に入った渡部は盗塁失敗にバント失敗といいところなし。今年チーム状況が上向かないのはこういうところですよね…。
こちらが得点できないまま、回またぎの宇田川が失点を許してしまい、そのまま負け。
もう1イニング行くかなと予想していた曽谷が降りて宇田川、しかも回またぎというのは少々不可解な点がありました(試合後の監督コメントからも釈然としないものを感じました)。うーん…今年は首脳陣の方針がイマイチ定まっていないような…まだ開幕1か月だから、という理由であればいいのですが…。


4/30・5/1 vsM ●●

え? また1-0負け!? 二日連続!!??
いくら相手が佐々木朗希だからって、こんなことある!?
今日の1番は西川。今日もノーヒットでした。うーむ…そろそろ歯噛みする歯もすり減ってなくなってきたぞ…。
宮城は(も)素晴らしかったです。球界を代表する若手投手の投げ合いで、相手を上回る8回115球を投げ13奪三振、内容では圧倒していたと思います。本当にワンチャンスをものにされてしまったという感じです。一方こちらは初回のチャンスをものにできませんでした。先頭西川四球から森が二塁打。レフトの荻野がこぼしたと見るや、梵コーチは腕をぐるんぐるん。しかし荻野が拾って投げた時には西川はまだ三塁到達するかしないかのタイミングだったのですがね…なぜ回したのでしょう? 博打に出るよりもノーアウト二・三塁にした方がチャンス拡大したと思うのですが。絶対にこれが最初で最後のチャンスだと思いました。で、案の定でした。
どうして宮城が黒星先行にならないといけないんだ…。
ストレスが溜まりつつある2戦目。田嶋がいきなり満塁のピンチを招きます。しかしこの日センターに入った杉澤がファインプレー×2で救いました。すると2回、頓宮が先制のホームラン! 3回に追加点を入れると5回には紅林にも一発が出て、リードを広げます。
田嶋はなんとか5回を無失点で投げ切り、6回は髙島が1点を失うものの、その後は小木田→マチャドが完璧に抑え、いよいよ9回。
…余裕をかましていましたね、はっきり言って。
前回は3点取られて追いつかれたとはいえ、そこは平野ですから。やはり信頼は揺るぎませんでしたよ。なんだかんだ言って。
が、あんなにエラーをかまされてしまっては、さすがの平野でもこらえきれないのは仕方ないですよね。
NPB通算250Sがかかった9回でした。日米通算250Sでも、T・安達を守らせていましたから、今回もセカンドを安達に代えたのは、中嶋監督らしい演出だったのでしょう。まさかそれが裏目に出てしまうとは…。
先頭小川の打球はまあ、仕方ないとは思います。取っていてもアウトだったでしょう。
が、1点失ってからのポランコの当たりは完全にゲッツー。二死三塁が一転、無死満塁。顔色を失った安達はもう負のループに陥っていたのかもしれません。
藤岡から三振を奪って、「まだ1アウトか…本当ならここで終わりだったんだよなあ…」と平野キラー安田を迎えて嫌な予感しかしませんでした。レフトは守備固めしなかったのですね…渡部なら取っていたような気もしますが…。取っていても犠飛で同点なので結果は同じだったのかもしれませんが…。
ここでテレビを消したので、安達が3エラー目をかました瞬間は見ていません。見なくて良かったと思います。
勝てると思ったのに…。
絶望感からしばらく立ち上がれませんでした。
なにごとにおいても、よけいなことはしない方が良いものです。
今日のグラウンドコンディションは雨で最悪でしたし、そこに出場機会が少なく動きにも送球にもかつてのキレがない安達を守らせるのは悪手でした。演出よりも白星が大事なのではないでしょうか。
太田に(野口も)信頼感がなくゴンザレスも休養が必要と、西野不在で明確になったセカンド問題が解決する日はまだ先になりそうです。
これでAクラス陥落か…と思いきや、まだ3位でした。ナンデ!?






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