8/8 vsL ○
うーん、この内容の金子に勝ちがつくのなら、あの試合のあの投手やあの試合のあの投手にも勝ちがついてもおかしくないのに…なんて理不尽。 ま、それはさておき、心臓が悪くなる乱打戦でした。 苦手な印象のある十亀でしたが、新型リードオフマン(?)T-岡田の先頭ソロで先制パンチ。そして相手のエラーにつけこんだ安達の三塁打で追加点と、エースなら楽勝ペースのはずでした。 ところが夏休みをもらってもなお調子の上がらない金子。 エラーを擁護するわけではありませんが、こんな投球をされたらバックも集中力を欠きます。 二度にわたる右肘の手術に加えて誰しも迎える加齢による衰えは、金子の持ち味であったキレのある直球とそれにより輝く七色の変化球をくすませてしまっています。しかし金子の理想への追求欲はなお衰えていません。理想と現実のギャップを受け入れられていない様子は、マウンドでの所作からも伝わってきます。 時の流れは自身が思うよりもずっと残酷です。金子もそれを認めなくてはいけない時期にきているのではないでしょうか。そして金子なら、今の自分に見合った新しい投球スタイルを作り出し、なおもエースと呼ばれる成績を残すことも絶対にできると思うのです。 相手が試合を捨てた継投に出たから勝てたようなものでした。吉田の2HRは圧巻。つくづく、4月からフルで出場してくれていたら…。 8/9 vsL ● 結果論といえばそれまでですが、なんで先発が松葉じゃなかったの? 松葉ならきっと勝てていましたよ。 先発は山田。うーーーーーん、擁護できるところがない。先制してもらいながらすぐに吐き出す、あんな逃げ腰ピッチングでは、もう一軍で見ることはないでしょう。 それだけでも血圧が上がるのに、4回裏のTの打席に触れざるをえない。いや、結果は「知ってた」、得点圏のTですから。わかっていましたよ。それでもさらに血圧を上げざるをえないあの内容。 3-0から高めのボール球を空振り。それだけなら「何してんねん」ですが、その後のど真ん中見送りにはすぐさま言い捨てました、「次は外の落ちる球振って三振!」。我が家の解説者は半信半疑だったみたいですが、オリックスファンなら確信できるこのパターン。3-1からフルスイングした2014CSのTはどこ行っちまったのよ。そもそも押し出しなら次は吉田正だったというのに、打順の意味を考えたことはないのですかね。 あとはテレビに背を向けてNumberの甲子園ライバル伝説を読み始めたので知りません。 8/10 vsL ○ 昨日の流れで勝てるとは思わなかった。つくづく、吉田正が4月からフルで(以下略)。 相手が菊池なだけに「また松葉に勝ちがつかないのか…」と前日の予告先発を見た時点で頭を抱え、先制直後に追いつかれた時点でほぼあきらめていたのですが、まさか1失点でしのぐとは思いませんでした(結果的に勝ちは消えましたが)。やはり西武キラーは健在なのか。もう何イニングか投げられたのではないかとは思いますが。 さて、菊池の5敗中3敗がソフトバンク、残り2敗がオリックスという不思議なめぐりあわせ。 我が家の西武ファンによりますと、菊池は長いイニングを投げられるような投球術を身に着けるためにチームメイトのウルフに教えを乞うたそうです。が、安達にホームランを打たれたり、ここぞで踏ん張れないところなど、菊池はダルビッシュや田中のような日本のエースクラスにはまだまだ届いていない、と。確かにダルや田中は下位打線には力を抜いて単打を打たれるも、上位をきっちり抑えてトータルバランスを修正していました(忘れもせぬ対田中からの15安打3点…)。 8回裏、一死一・二塁で、Tから併殺が欲しいところ。そこを力んでスライダーが落ちすぎて見極められ、結局力まかせの三振。その勢いで吉田正にストライクを投げて打たれる、と、良い意味でも悪い意味でも若さあふれるピッチングでした。しかしまだまだ伸びしろある姿には、他球団で敵とはいえ、ずっと成長を眺めていたくなる稀有な投手です。早くメジャーに行った方がいいとは思うけどね! 8/11 vsE ○ おりほー! ポンタDayの相手が岸だなんて殺生な…という悲観をひっくり返す逆転勝利! 先制点は若月の四球からTの押し出し、逆転は安達の四球から若月のタイムリー、マレーロのダメ押し2ランと、岸らしからぬ乱調につけこんだ見事な攻撃でした。 リードをもらったディクソンがインターバル後にいきなり連打を浴びると、スパッと降ろしたのも印象的。これも平野が戻ってきて、ヘルメンを自由に使えるようになったことが大きいですね。こういう存在を待っていた(涙)。回またぎはいかがなものかと思うが…。 終盤に小谷野・中島のベテラン勢を起点として追加点。敗戦処理を打てないと明日への雰囲気が悪くなるところでした。1~4番が日替わりでホームランを放つなど起爆剤になってくれているおかげで、5番以降のベテラン・若手たちが気楽に打てているのもこの打線のポイントです(小島が若手かどうかはさておき)。 この勢いで、次の則本も撃破といきましょう。 8/12 vsE ● ここまで完敗だと感想の書きようもありませんが…アマダーに打たれすぎと違う? 苦手意識が逆の方向に行ってやいませんかね。 山岡も踏ん張れなくなったなあ。 則本の意地を見せられました。 8/13 vsE ● なんで辛島が打てないのですかね。唐川もそうですが、他が打てるピッチャーを打てない、則本やバンデンハークのような一流も打てない、じゃあいつ打つの? 監督が「西はよく投げた」とコメントしたようですが、同点に追いついた直後島内に2ランをくらって、よく投げたもないだろうと。これもアマダーからなんですよね。ウィーラーの一発もよけいだし…ホント、楽天にいつ勝つの? (結果)46勝55敗1分 さて、これからの目標は? 西武に勝ち越して無駄に我が家の雰囲気を悪くしては、楽天に負け越しさらに我が家の雰囲気を闇に落としてくれるオリックス。自力CSなんざもはや復活しようが消滅しようが、正直なところどうでもよくなりました。今の状態ではもう手遅れ。 ロッテの伊東監督が辞意を表明しました。ロッテに相性が悪いせいか、なぜあんなに借金を増やして最下位なのかわかりません。打撃が弱いのは確かですが、隙をつく攻撃はうまいですし、相手の主力の弱点を見ぬく目も一流です。 つまり端的に言うと、「伊東さん、来季ウチに来てー!」ということです。監督でもヘッドコーチでもいい、伊藤と若月を鍛え直してー! ついでにTのメンタルも鍛え直してー! PR |
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