今年は紅葉を見に行きたいなあ…。
どこに行こうかなあ…。 と、いろいろ近場で探していたら、《香落渓(かおちだに)》というなんとも雅な名前を発見しました。 さほど遠くないし、ちょっとマニアックで人も少なそうだし。 ということで、いざ出発! まずは近鉄電車で名張駅へ、そこからバスで現地を目指します。 肌寒いのは朝早いから…だけではなく、バスの乗客が3人だったからかもしれません。 朝陽に水面をきらめかせる青蓮寺湖を眺めながら、バスは狭い山道を登ります。やがて両脇には色づいた断崖が。 その名も紅葉谷を通り過ぎ、目的の小太郎岩バス停に。 そこで降りたのは私ひとり…。 目の前はキャンプ場なのですが、もちろんこの季節ですから誰もいません。 だから景色をひとり占め! このあたりは奥香落渓(おくこうちけい)。今自分は三重県ではなく奈良県曽爾村に立っているようです。 青空と岩肌と紅葉のコントラストです。 さて、バスで来た道を約2キロ戻ります。 誰も歩いていないどころか、車もほとんど通りません。 川水の音だけが聞こえます。 日なたは良いのですが、日陰に入ると寒い…。 前日の雨で路面が濡れているので気をつけないといけません。 滑って川に落ちでもしたら悲惨です。 このあたりにはいろいろな岩があります。 雄大な自然美を感じられる時間です。 戻ってきました。 夏はあゆ釣り客が多いのでしょうか。こんなお墓もありました。 しかしこの季節ですから、川辺にはもちろん誰もいません。 というか、本当に人気がありません。 平日だからか売店も閉まっています。 トイレ休憩で停車する車が1、2台。あとは大きなカメラを据えた人がいたくらい。 いくら穴場といっても、淋しすぎやしませんか…。 週末ならもう少し賑わっていたのでしょうか。 バスに乗って(またも乗客3人)で名張駅へ戻ります。 すでに時刻はお昼時。降りて目の前のお店に入りました。 《賛急屋》のランチのから揚げ定食。味は油淋鶏を選びました。これがすごいボリューム! お土産のなばり饅頭もゲット。 お腹いっぱいになりましたが、まだ時間はあります。 山中で冷えた身体を温めるため、駅から徒歩8分の場所にあるスーパー銭湯に向かいました。 《癒しの里名張の湯》十年ほど前にできた施設のようで、新しくてきれいです。 岩盤浴もありますが、そこまで余裕がないので断念。 いろんなお風呂があって楽しめました。内湯の温度はちょうどよく、露天風呂も広々。炭酸泉が気持ちよかったです。塩サウナでリフレッシュもできました。 湯上がりはやっぱり…これ。 満足感でいっぱいの秋の休日でした。 PR |
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