『婚姻届に判を捺しただけですが』
途中までは原作に沿っていましたが、オリジナルの展開になってからはみるみる勢いを失ったように感じます。
原作は、離婚後の2年間でふたりの想いが入れ違っているところ、柊の相変わらずのファンキーぶり、振り回される明葉が苦悩するという設定が目新しくて面白いのですが、まだハッピーなエンドが見えない原作を、ハッピーエンドにしないといけないドラマにするには無理があったようですね…。
思い入れのある漫画がドラマ化されても、『信長協奏曲』くらいまったく違うテイストであれば気にならないのですが…。エピソードをはしょったり駆け足だったりは仕方ないにしても、カナの悪口を逆に魅力と解釈して説得する役割が明葉から柊に変わっている(あそこは明葉だから良いんじゃないか…)など細かいところが気になるうえ、展開やセリフにも説得力を感じず、最後のほうはながら観だったので、気がつけばふたりがキスしてエンディングだったという。
やっぱり野木亜紀子の脚本力って凄かったんだなーとしみじみ。
『SUPER RICH』
2話くらいまでは間違いなく面白かったのですが。
どーしてこーなった…。
問題発生!→仲間が裏切り?→違った→問題発生!→仲間が(以下ループ)…で、気がつけば一文無しからスタートしたはずのスリースターブックスはみるみる大きくなっているし。リリカや優なんかあたりまえに社員になってるし。全員若いのに超優秀だし。衛は異様にモテモテだし。
まさかラブが絡んでくるとは思ってもいませんでした。しかも選んだ相手は年下の優…。互いにどこに惹かれたのかよくわかりませんでした。せめて空だろ? 町田啓太だろ!? 大河の土方歳三は自分の中でもベストオブ土方だったぞ!(※個人の感想です)
女性版『お金がない』みたいな物語になると勝手に思い込んでいたですが、とんだ期待はずれでした。
というわけでもはや中盤からずっとながら観だったので、気がつけば優が大学受験しているエンディングだったという。
『お金がない』って本当に良いドラマだったなー今井雅之さんを発見した思い出の一作だったしもう一度観たいなーとしみじみ。
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