『BG~身辺警護人~』(最終回)
え、もう最終回? と、イマイチ盛り上がりに欠けたシーズン2でした。 それもやむなし、本来はオリンピックに絡めた警護の話を描くつもりだったのに、オリンピック中止により脚本変更を余儀なくされたそうです。そのため本編も全7回と短く、クライマックスである劉社長の思惑や加藤の正体など、描き切れていない部分が多いように感じました。 しかしその少ない尺で、瞬や笠松先生とのカラミといった島崎のオフの時間を丁寧に描いていたのは良かったと思います。キムタク演じる島崎は決してスーパーマンではなく、息子にやりこめられたり笠松先生に頭が上がらなかったりと不器用な一面も持っている中年男であり、いわゆる「キムタク」路線でないキムタクを引き出そうと作り手も演じる側も意識しているようなキャラ設定が実に効果的でした。 最後の最後で、4人の「誤差なし」が見られたのも良かったです。結局所属は別れたままですが、シーズン3も共闘する彼らを見られることでしょう。お蔵入りとなったオリンピック編もいずれ実現してほしいなと思います。オリンピックが開催されればの話でしょうが…。 PR |
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