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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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7/11~13 vsM ○●☂

前半戦最終週は、ロッテ・ソフトバンクとの直接対決。なんとか五分で終わってほしいもの…。
初戦の相手はメルセデス。3回、満塁からセデーニョが逆方向へホームラーーーン! 今日も大活躍!!
と、喜んでいたのも束の間。直後の4回表、山﨑福がまたも突発性炎上病を発症。ヒット→ヒット→死球→犠飛→タイムリー→スクイズ(無警戒)で、あっという間の1点差…。
しかし今日はなんとかそこで踏みとどまれました。5回80球で勝ち投手の権利を手にします。
しかし踏みとどまったのは打線も同じ。チャンスを作るも併殺×3やら走塁死やらで追加点は取れず。しかし宇田川→阿部(ボヤ)→山﨑颯が同点を許さないまま、最後も平野で〆! 取るべき初戦をものにしました!
というのも、翌日はコットン-佐々木朗といういわゆる「捨て試合」。初回にセデーニョがタイムリーを放ち佐々木からまさかの先制点をもぎとるも、直後に逆転2ランを浴びるという予想を裏切らない展開。3回から登板したワゲスパックもいきなり連打をくらい3失点。そしてこちらの攻撃といえば、三振に次ぐ三振。球数を稼いだおかげか佐々木は7回で降りたものの、7回14奪三振って何なの…。
そして佐々木がいなくなった瞬間、打線が目を覚ましました。先頭野口が長打を放つと、中川タイムリー、宜保が二塁打で続き、セデーニョのタイムリーで2点差に! 一時は大差負けも覚悟しましたが、3イニングを投げ切った小木田をはじめ小野・山田も得点を許さなかったこと、ペルドモのみならず益田も引っ張り出せたことは収穫でしょう。最後も惜しかったです。野口がファウルで粘り二塁打を打つもTが続けず試合終了。益田キラーでしたから期待しちゃいましたよ、ちょっとだけ…。
13日は雨天中止。これで今週の五分はなくなりました。


7/15~17 vsH ○○○

山本・宮城・山下という布陣で挑むソフトバンク戦。相手は連敗中ですが、ペイペイドームの鷹は難敵。しかもいきなり有原、オリキラーが相手です。
ところが初回、2番に定着した宜保が三振で2アウトになるも、12球の粘りが効いたのか紅林ヒット、セデーニョ死球の後、頓宮のタイムリーで先制。その後は沈黙してしまいますが山本には無問題。飄々とアウトを重ねます。6回にはまたもおとなりさん頓宮のホームランで追加点。7回にうっかり三森にホームランを打たれてしまいますが、今日も8回1失点と夏男ぶりを発揮。9回には野口のタイムリーが生まれ、「2点あれば大丈夫だろう」とすっかり油断していました。
その裏、出てきたのは平野でなく山﨑颯。理由は「なんで言わなアカンの」案件でしょうから、もちろんわかりません。抑え引継ぎ中ということにしておきましょう。
しかし、甲子園といい、鷹の祭典で客席が緑に染まった今日といい、超満員の球場は苦手なのか。いきなり柳田・栗原に連打を浴びてしまいます。外出中のため一球速報でのチェックだったのですが、続くデスパイネはゲッツー、心の中でガッツポーズ。「さあ、そろそろ試合終了したかな」と再び画面を開くとまさかの1点差。おまけに今宮も四球、電車内で「ギャー!」と叫びそうになりました。
交代した宇田川が3アウトを取り、やれやれと胸をなでおろしましたが、帰宅してから見逃し配信で9回裏を確認したら、デスパイネのゲッツーは宗のファインプレーだし最後の川瀬のライナーも紙一重、リアルタイムで観ていたら息が止まっていたでしょう…。
翌日は宮城-東浜の沖縄対決。柳田のタイムリーで先制されるもすかさず宗のホームランで追いつきます。宮城もその後は立ち直り、東浜も好投を続け、互いに一歩も譲りません。
そんな息詰まる投手戦にケチをつけたのは、たった一球のボール判定。
本当は一球だけではありません。「それストライク?」「それボール?」と感じる判定はいくつもありました。近藤のその打席だけでも、ストライクと思ったらボール判定という球がありました。おそらくその帳尻だったのでしょう。ただその帳尻が押し出し、勝ち越しのかかった一球だったのですから、そこだけ抜き取られて問題視されてしまうのは仕方ありません。相手の立場なら悔しくて寝不足になります。
試合は延長10回にセデーニョが松本からホームランを放ち、その裏平野がピシャリと抑えて2連勝。カード勝ち越し、首位ターンを決めましたが、素直に喜べないモヤモヤが残ってしまいました。なんだか今年はこういうモヤモヤが多いような気がします。
3戦目の相手はスチュワート・ジュニア。オリ打線が苦手そうな投手だなあ…と思っていましたが、予想どおりに大苦戦。足で揺さぶれば勝機ありという前評判は聞いていたものの、盗塁できる選手は少ないですし、そもそも塁に出られないのですから意味がありません。
一方、こちらの前半戦トリを飾るのは山下シュンペーター。ソフトバンクには前回京セラでは打ち込まれてしまった(山下比)ので、地元でやり返してほしいと思っていたら、初回から無失点投球。先頭を出しても動じることなくアウトを重ね、気づけば5回を投げ切っていました。
すると6回、ランナーふたりを置いてセデーニョ! 今日も値千金の先制3ラン!! なんだこの神助っ人は!?
こうなると連敗中のチームには焦りが生まれます(経験済)。その裏も三人で抑えた山下、7回を投げ切りました。球数的にはまだ余裕がありましたが、オールスターもありますし無理させなかったのでしょう。
8回は阿部が三森に粘られたあげくヒットを打たれヒヤリとするも無失点。追加点のチャンスを潰した9回裏は、平野と思いきや宇田川が登板。今年は日替わり抑えで行くつもりなのか。先輩を見習い四凡で抑え、なんと敵地で3連勝!! 結局セデーニョの一発だけだったので気づかなかったのですが、なんとなんと二塁も踏ませぬ快勝でした!!

あまり順位表を見ないようにしていたのですが、前半戦終了時点で貯金は17となりました。
貯金17!?
借金じゃなくて!!??
信じられぬ…。
吉田正尚の穴は誰にも埋められないと思いきや、移籍してきた森の大活躍のみならず、首位打者キープの頓宮や、ルーキー茶野・ゴンザレス・セデーニョなどの新戦力が穴を埋めるどころか上積みしてくれました。投手力のチームのはずが、蓋を開けてみればなぜか打線が活発で投手が不安定という思いがけない内容に。
しかしその不安定な投手陣も、ベールを脱いだ山下や山﨑福の覚醒で先発はなんとかやりくりできています。固定できなかった後ろも山﨑颯・阿部・宇田川の復活でようやく安定してきました。離脱している田嶋も来月には戻ってきてほしいものです。
なにせ8月は過密日程。ただでさえ疲労の溜まる時期ですから、ここをなんとか乗り切ってくれればアレが見えてくるような気がします。いや、今は言うまい…。











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『なれの果ての僕ら』
同窓会で集まった元同級生たちが3日間監禁され、13人死亡するという事件を関係者たちが振り返るという形式で描かれるサスペンスドラマ。原作は漫画のようですが、最近こういうおどろおどろしい作品をよく目にします。
出演者たちが高校生に見えないというツッコミはさておき、こんな残虐な設定にいったいどう始末をつけるのかは気になります。

『シッコウ!!~犬と私と執行官~』
執行官という耳慣れない仕事を題材にした着眼点は面白いですし、出演者も豪華で、しかも脚本は大森美香。期待していたのですが、どうも思っていたのと違う…。
演出がベタベタで伊藤沙莉と織田裕二のコメディ演技が活きていないのと、差押されるまで賠償金を踏み倒していた人たちが「良く」描かれているところにひっかかってしまいました。執行されない側から見ると執行は「成敗」だと思うのですが、その現場に爽快感はなく落着感もありません。もちろん執行官は正義の味方ではなく、粛々とみずからの責務を果たしているだけなのですが、ドラマ的にはなんらかの感情の揺さぶりが欲しいですし、2話とも同じ流れ(執行される側が救われるような結末)だったということは、今後も自分が期待するような展開にはならないのだろうなと思います。
『らんまん』で幸吉を演じていた笠松将に綾さまのごとく心を惹かれ、彼目当てでもあったのですが、どうも出番が少なそうなので残念です。

『CODE-願いの代償-』
「坂口健太郎がマル暴の刑事に見えない」という致命的な欠陥はあるにせよ、謎のアプリ「CODE」の秘密や、それに関わっていると思われる松下奈緒、いまだ登場していない玉山鉄二の役柄も気になります。リメイク元は韓国ドラマかと思えば台湾ドラマでした。曇天のような薄暗い雰囲気は韓ドラサスペンスのようです。
警察ドラマといえば内部犯ですが、鈴木浩平や三浦貴大など怪しさ満載。CODEを追う染谷将太&堀田真由は『教場』でも共演していましたが、まるで異なるキャラでも違和感がないのはさすが演技派です。
恋人が殺される場面は迫力がありました。あの後エレベーターに乗るのが少し怖くなってしまうほどでした。





7/4〜6 vsE ○●●

山﨑福・宮城・山下を立てての楽天戦、勝ち越しは必定、なんならスイープもアリと目論んでいましたが、そうです「勝つと思うな」です。
しかし初戦はすっかり苦手でなくなった田中相手に初回から打線爆発。いきなりの三連打からセデーニョが押し出しを選ぶと頓宮が満塁ホームラン! 2回にはセデーニョの初ホームランで6―0!
そら勝ったと思いますやん…。
しかし早くも3回には雲行きが怪しくなってきました。5連打で2点返されるヤマサチ。その直後、2アウトランナーなしからタイムリーと頓宮の2ランで3点取り返してもらいながら、7点差で四球からタイムリーを撃たれるヤマサチ。完治したと思っていた突発性炎上病がここで再発するとは…。たまりかねて交代させた中嶋監督。そら勝ち星は与えられませんって…。
代わった小木田がアウトを取り、あとひとり。ラスボス浅村さえなんとかすれば…。
→できませんでした。
2回終わって6-0が4回には9-7になっているなんて、誰が想像しただろうか…。
そこからはブルペン勝負。相手が内→宋→渡辺→鈴木→酒居と勝ちパターンをつぎ込んできたため追加点は取れず。しかしこちらも宇田川回またぎ→阿部→山﨑颯→平野でなんとか(ギリギリ)逃げ切り、初戦をものにしました。ゼエゼエ。
しかしこれでは先が思いやられるぞ、と脳裏をよぎった予感は的中。翌日の宮城は雨中のせいか制球が定まらず、集中打を浴びて失点を重ねてしまいます。そして初物に弱い打線は荘司を攻略できず、またもメモリアル初勝利を献上。8安打で若月のソロだけというのは淋しい結果です。途中から観るのをやめてしまったのですが、最近良さげだった山田まで打たれていました。楽天が左に弱いというのも今は昔の話なのかもしれません。
ノルマの2勝1敗は山下の出来にかかりました。相手の岸は今年も打ち込んでいますし、分はこちらにありと楽観していたのですが…相手打線はすっかり波に乗ってしまいましたね…。もちろんこちらの打線が森の不在もあってヒエヒエ曲線になってしまっていることも問題なのですが、4番Tはどうなんだろう…。Tが打つと大喜びしていたタモンズ安部も苦言が止まらなかったし…。3番紅林が好調なだけに、茶野・福田の1・2番もどうなんだという気もしました。たまにスタメンに入ると活躍する9番宜保が2安打してもつながらず、終盤にはセデーニョ・杉本という代打攻勢をかけましたがもちろん不発。1点も取れず完封負け。
悪い流れに入ってきたか…。


7/8・9 vsL ○○

不調の茶野・福田を降格させた中嶋監督。後半戦にはきっとコンディションを整えて復活させてくれるはず。
代わりに昇格したのは二軍で好調の野口(と西野)。野口はさっそくスタメン抜擢。復調ぎみの中川と好調な宜保の打順を上げてきて、対するは高橋光成。何回当たるねんという印象ですが、負けるわけにはいきません。連敗ストップは山本に託されました。
こういう時はすっかり頼もしいエースの山本。相手も6連敗中と流れが悪い中ではありますが、我が家の西武ファンが「観るまでもない」と言い切るほど軽々抑えているように映りました。惜しむらくは、あまりにスイスイすぎて花火の時間が早すぎたこと。まだ空は青みがかっていました。
打つ方は2回、野口の好返球でチェンジとなった次の回、宗・杉本の連打からその野口がタイムリー! さすが昇格直後は働いてくれます!
さらに3回には宜保が粘りに粘って四球をもぎとると、紅林がホームランで4点目! 5回も中川の三塁打から宜保の内野安打で追加点! ナカジマジックが今日もズバズバ!
山本は6回に1失点するものの、125球を投げ切って完投勝ち。やはり夏から調子を上げる夏男なのでしょうか。
2連戦ですから負けてもイーブンではあるものの、勝つに越したことはありません。先発は山岡、受けるは石川。3回に先制ホームランを浴びてしまいますがその裏、味方打線が大爆発。中川・宜保・紅林の連打で先制すると、最近冷えぎみの頓宮も四球を選び、続くセデーニョの当たりはなんとなんとスリーランホームラーーン!!
猛牛打線は止まらない。ツーアウトから杉本が二塁打を放つと野口も長打で追加点! さらにこの回先頭でアウトになっていた石川、サードゴロでチェンジ…かと思いきや相手のエラーの間に野口は三塁を回ってホームイン! スコアボードに光るは7の文字!
そら勝ったと思いますやん…。
雲行きが怪しくなったのは5回。6点差ありながら先頭に四球を出した時点でイヤな予感はしました。そこから山岡の突発性炎上病が発症。二者連続で初球を打たれ満塁。次の岸は犠飛でようやくアウト、続く外崎も三振。これで落ち着くかと思いきや、またもやマキノンに四球。さらに佐藤にもタイムリーを浴びてしまいます。ここまで来るとさすがにベンチも座ったままではいられませんでした。5回投げきれず山岡は交代。またもや勝ちの権利目前にして、みずから手放すような内容でした。今回はさすがに堪えたようです。タオルを被って頭を上げられない様子でした。
どうしてこうなってしまうのか…。なんとか復活の糸口を見つけられないものか、見ている側ももどかしさが募ります。
火消ししたのは宇田川。復調したとみるやまたも回またぎの宇田川。そしてホームランを浴びる宇田川…。気づけば6点差が2点差に…。
ちなみにこの日はABCお笑いグランプリがあったので、野球はスマホ画面をチラチラ見るだけだったのですが、こうなるともうお笑いには集中できません。ということで後半の出場者のネタの記憶があまりありません。
追い上げられたその直後、二死一塁から宜保が今日も値千金の四球を選ぶと、紅林が相手エラーを誘って1点追加。さらに頓宮死球で満塁になった後、セデーニョ・宗の連続タイムリーでふたたび点差は6点に! こうなるとお笑いにも集中できます。令和ロマン・ダブルヒガシの同点決勝は熱かったです。
阿部→山田→比嘉とつないで2連勝! 今週も勝ち越し成功です!










6/27・28 vsM ○○

宮城vs佐々木朗希のマッチアップとあって、平日なのに大盛況の京セラ。しかしここまで佐々木に対し直接対決では勝てていない宮城。そろそろ打線も佐々木を攻略してほしいもの…。
と、あまり期待せずに観ていたら2回、頓宮のヒットから暴投で進塁すると、杉本のヒットは三塁止まりかと思いきやセンター藤原がもたつく間にホームへ還って先制! 紅林も続いて追加点の期待が高まるも、福田・安達が連続三振で1点止まり…。そしてやっぱりその後もチャンスは作れど得点できず、7回を投げ切らせてしまいます…。
一方、宮城はまったく危なげなく序盤を乗り切ります。唯一のピンチは6回、二死満塁でポランコを迎えた場面。10球粘られるも最後は内野フライに仕留め、宮城にしては大きなガッツポーズが出ました! 途中までは完投ペースでしたが、この回の球数が響いて8回で降板。しかし3安打1四球無失点と、内容では佐々木を上回る貫禄の投球でした!
そう、本来ならね…宮城に勝ちがつき、佐々木に負けがつくはずだったんだけどね…。
9回表、先頭角中の時点でオリファンは断言しました。「角中の二塁打から始まる」と。
当たるんかーい!
バントで送られ、ポランコは三振に仕留めなんとか2アウト。山口は今季不調とはいえ、京セラキラー。そりゃ打たれますって…。
平野もめずらしく悔しそうな表情をしていましたが、次の福田に四球を出すも岡を抑えて同点にとどめたのはさすがでした。しかし、宮城の7勝目はお預け。「森がサヨナラホームラン打てばええんや!」とヤケクソのオリファン。
当たったー!!
さすが森! またの名を天才!!
一塁側スタンドが総立ちになり打球の行方を追うあの瞬間、いいですねえ〜。吉田正尚の日本シリーズでのサヨナラホームランを思い出しますねえ〜。
ちょっとモヤモヤするところはありますが、ともかくも2戦しかないカードの初戦を取れました。
翌日はこれまた6勝している山下舜平大。少しは気楽に投げられるかなと思いきや、初回から一死満塁の大ピンチに。しかし次の福田を初球で内野フライに討ち取ったことで「試合は決まった」と言い切った我が家の解説者。その後オリックスは打者一巡するまでランナーすら出せず、ロッテは毎回出塁と、内容を較べるとこちらは良くないように見えますが、「初回からああいうことすると流れは来ないんや。現にランナー出ても得点できてない」と主張を変えない我が家の解説者。
すると5回、先頭頓宮にヒットが出ると杉本の当たりはレフト線二塁打、ゴンザレスも続いて2点先制! 7回には森があわやホームランのフェン直二塁打のあと、頓宮のゴロを友杉がファンブルして投げられずその隙に森は三塁へ。そして杉本の当たりはフェンス直撃! 跳ね返ったボールにレフトもセンターも追いつけられずにいるうちに、意外に足の速い杉本までホームに還ってなんとなんとランニングスリーランホームラーーーン!! それのみにはとどまらず、さらにゴンザレス→宗→廣岡→茶野と連打が続き、(ひとり飛ばして)紅林の犠飛も生まれてこの回一挙6得点!
山下は6回で降板していたため、この直前に阿部の四凡でヒヤヒヤしていたのですがこれなら安心。8回はワゲスパック、さらに2点追加した9回は宇田川で〆て無失点リレー! 連勝を決めました!
お立ち台で山下に告白されたゴンザレスのキュートな反応も微笑ましかったです。新たなコンビ誕生か?


6/30〜7/2 vsF ○○●

相性の悪い日ハム、そしてエスコン。しかも加藤・上沢と天敵続き。山本も日ハムを苦手としている先発ですが、いつまでもやられっぱなしでは困ります。
山本はちょこちょことランナーを出しますが、なんやかんや無失点で抑えていきます。今までのようにバスバス三振を取らなくなったので、山本比だとどこか物足りなく映るのですが、防御率は1点代だしイニングも食うし、そう考えると文句のつけようがないのですよね…。フォームと同じ、不思議な印象の投手になりましたね…。
一方打線は、1番中川・2番大城というスタメンを見た瞬間「どういうこっちゃ!?」。ところがその中川がタイムリー2本、大城は2ランを放つものだから、ますます「どういうこっちゃー!」。ナカジマジックには毎度驚かされます…。もちろん本人曰くマジックではなく根拠あっての起用なのですがね…。
山本は惜しくも8回に1失点したことで9回は平野が三凡(!)で〆、4連勝!
翌日はコットン先発、相手が上沢とあって勝利への期待値はほぼ無、金子の引退セレモニーとルーフオープンだけを楽しみにしていました(屋根は残念ながら悪天候のため開きませんでしたが)。
ところが、前回のエスコンでも好投したコットンが3回無失点。その間にスタメン抜擢の宜保から生まれたチャンスで先制。4回から継投した本田が同点に追いつかれてしまうものの、直後の5回にまたも宜保のヒットからチャンスを作って2点追加。5回からは小木田が回をまたぎ、阿部→山﨑颯→平野とつないでリードを守りきり、5連勝となりました!
…と、素直に喜べるはずもなく。
8回、今日4出塁目の森が二塁を大きく回って帰塁しようとしたところでアクシデント発生。森の走塁意識の高さには感服してばかりでしたが、いつか怪我するのではないかとヒヤヒヤもさせられていました。
ついにおそれていたことが起きてしまった…。
いつぞやの甲子園で吉田正尚が足を痛めた時と同じです。「終わった」という絶望感に見舞われて、そこからはまったく試合に集中できず。しまいには「後ろの頓宮が楽に還れる当たりを打たないから悪い」とか、「そもそも上沢が森に打たれすぎるから悪い」とか、やつあたりに走る始末。あの時の吉田正はすぐ復帰できたので、今回も軽傷でありますように…という祈りも聞き届けられず、翌日に森は抹消。重傷でなさそうなのは幸いですが…。
森が治療に専念してもらう間は、全員でカバーするしかありません。4番に入ったセデーニョが2安打、森に代わって昇格したTが代打でタイムリーを打つなど、さっそく「全員で○○」を体現してくれました。
が、「勝つ」ことはできませんでした。山岡が4回途中5失点の大炎上。試合はまったく観られなかったのですが、初回に紅林のホームランで先制し「まさか7連勝!?」と期待し、途中経過を開いたら逆転されている…。その後2点差に追い上げ、再逆転を期待していたら1点追加されている…。そしていつの間にやら試合終了している…。
山岡は若月との相性がイマイチ(「同級生」」コンビなのに)と感じていましたが、イメージどおりでしたね…。エスコンのマウンドが合わなかったのかも。ともかく今後しばらくは若月に頑張ってもらわないといけないですし、次回は修正してくれることを期待します。

さて、当日はあまり集中できなかったので、あとで改めて金子千尋vs糸井嘉男のガチンコ2打席対決をパテレで堪能しました。最初にオリックスユニの金子が登場し、日ハムユニの糸井と対決。七色の変化球と賞賛された持ち球を駆使してピッチャーフライ!
…で、日ハムで引退した金子がオリユニでラスト登板を飾るわけもなく。最初に糸井が2打席対決ってバラシてしまっていたんだけど…。糸井に内緒話をしちゃいかんよ。
続いては日ハムユニの金子とオリユニの糸井、空振り三振でまたも金子の勝ち! 糸井の応援歌が聞けたのもオリファンとしてはなにげにお得感がありました。
背番号19のオリックスのユニフォームを着た金子を見た時は、さまざまな思い出がよみがえり胸が熱くなりました。このユニがいちばん似合うのは、山本でも山岡でもない、金子千尋だとやっぱり思います。金子仕様に整えられた京セラのマウンドに立つその姿は、あの頃のオリックスにとって希望そのものでした。
金子が引退した時「セレモニーはオリックス戦で」と書きましたが、両ファンにとってこんなうれしい、粋なはからいをしてくれるとは思いませんでした! 日ハムすごい! バファローズロゴが入った引退グッズ、欲しくなってしまいましたもんね。





『風間公親 教場0』
世間ではえらく酷評でしたが、確かにスペシャル版ほどカタルシスがなかったのは事実です。風間の指導方法や強引なトリックは原作で知っていましたから、そこはスルーできたのですが、風間と遠野が襲われたあとなお新人刑事の指導が続く構成と、白石麻衣の浮いた演技が目につき、そこから物語に集中できなくなってしまいました。その次に登場した染谷将太がさすがの存在感だっただけに、果たして順番はこれで良かったのか? という強い残念感があります。結局最後は再登板のガッキーが持っていくのもよくわかりませんでしたし。
風間が隻眼になった経緯は原作とは異なっていますが、なぜあれほど厳格な教官になったのかという動機づけはうまく落とし込めていたと思います。殺人犯である十崎が野放しにされてしまったこと、「妹」という意味ありげなワードを残したことで、続編は決定事項なのでしょうが、風間はもう現場を離れていますし、原作では今後全盲になってしまうはずですから、いったいどう決着をつけるつもりなのでしょうか。ガッキーや幸葉が活躍するのですかね。
うーん…あまり期待できない。


『だが、情熱はある』
正直、山ちゃんや若林の半生にあまり興味はなかったです。しかし最初から最後まで見入ってしまいました。
うまくいかない時代のそれぞれの挫折、嫉妬心、焦燥感がとてもリアルでした。のちのち成功することは知っているのに彼らのやるせなさに共感せざるをえず、その部分は優れた青春ドラマになっていました。淡々と彼らの日常を追うシンプルな脚本と演出は素晴らしかったです。
まだ実在していて誰もが知っている、しかもキャラ強めの人間を演じるのはとても大変だと思いますが、演者はそれぞれモノマネでなく、誇張もせず、芯から彼らになりきっていました。地がイケメンであることを忘れるほど、若林は「みんな死んじゃえ」という顔をしていたし、山里は嫉妬に狂って嫌がらせに走る醜悪さが滲み出ていたし、春日は春日でした。しずちゃんもサイズ感こそ違えど口調から所作から違和感なく、ピンで売れ始めてからはきっと山里の前でどう振る舞っていいのかわからず、こんなふうに身を縮めていたのかなと思わされました。
成功譚はどうしても結果を出した後はトーンダウンしてしまうものです。朝ドラでいえば『ゲゲゲの女房』も『まんぷく』も、後半は前半ほどのめりこめなくなりましたが、この物語においても同様でした。ようやくブレイクするも注目されるのは互いの相方であることにモヤモヤを抱えていた者同士が出会い、通じ合い、新しい漫才を完成させて充足感を憶えるも、その過程の描かれ方は思いのほかサラッとしていて、自分が『たりないふたり』を観ていないどころか存在すら知らなかったせいかもしれませんがあまり感情移入はできませんでした。しかも時系列が頻繁にいったりきたりしていたので、彼らにとって『たりないふたり』がどういう存在であったのか、あまり理解できないまま終わってしまいました。
ただ、トータルで良いドラマであったのは確かです。
M-1での漫才のクオリティの高さには驚かされました。セリフのトーンから間から、当時大笑いしたのと同じくらい笑ってしまいました。オードリーの敗者復活戦は、おそらく当時テレビ放送されておらず初見だったのですが、たぶんこんな感じだったのだろうなと思わされるほど若林は若林で、春日は春日でした。若林はやっぱりイケメンすぎましたけれどもね。祖母の病室に貼られた孫の写真の中に堂本光一が混じっていた…というくだりは、若林のエッセイを読んだ時に笑ってしまったところだったのですが、高橋くんだと本当に間違えてもおかしくないくらいの差しかないので不自然ではありませんでした。




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