忍者ブログ

いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
<<  < 452450449448447* 445* 446442444443440 >  >>
11/3~5 vsE ○○●

中嶋監督代行が「ヤル気のないベンチへ活を入れるため」昇格させたヤル気ある若者たち(と、インタビューを聞いて自分はそう受け取った)の抜擢が大当たり。ルーキー紅林は初打席初ヒット、宜保はヒットこそなかったもののアグレッシブな守備で魅せました。この二遊間の守備は溌溂としていて、日ハム戦のどんよりとした空気を薙ぎ払ってくれました。それだけでも満足なのに、紅林はその翌日に早くも初タイムリーを放ち、頓宮も3の2と大当たり。ビバ! ドラ2! 彼らの活躍が「ヤル気のないベンチ」の人たちに影響を与えたか、活気の出た打線で2連勝、楽天のCS進出を阻みました。
則本&涌井を討って、さあ辛島も、といきたいところでしたが杉本の不在が響いたか、田嶋はこの日もやはり援護がありませんでした…。最後も監督代行激怒のボーク判定に泣き、敗戦。
2020年、最後のサンタテチャレンジもあえなく失敗…。
結局、こういうところですな。


11/6 vsF ○

この日は京セラ最終戦、さらには山崎勝己の引退試合。負けるわけにはいかない!
…が、先発宮城が大乱調。来季を見据えて頓宮と初めて組ませたのも仇となったか、いきなり2点ビハインドを背負います。ただ、毎回のようにランナーを背負い球数を重ねながらも粘りの投球、宮城は5回3失点7奪三振とじゅうぶんすぎる大仕事を果たしました。本当に頭が下がる19歳です。
打線も宮城の奮闘に応えるように、2回には頓宮の大きな逆転ホームラン。同点にされた直後の5回裏二死二塁、ここで得点しなければ宮城の今季初勝利がなくなるという場面で、同じく高卒ルーキーの紅林が外野へ打ち返し、ランナー佐野が快速飛ばして勝ち越し成功! 
そこからの継投も、齋藤→吉田凌→比嘉→漆原と、若手ベテランみんなでつなぎました。
そして8回裏。代打で山崎勝が登場。打席に入る前から泣いていたのでこちらももらい泣き。
ベンチ裏からもみんなが見守る中、最終回にマスクをかぶるのはもちろん山崎勝。相手候補として予想していた比嘉も漆原も登板してしまったので、いったい誰だと思っていたら鈴木優でした。二軍で山崎勝の薫陶を受けてきた若手投手です。しかし鈴木優で1点差を守り切れるのか…?
といういやな予感は的中するもので、大田が二死からフェン直二塁打。その時渡辺直の引退セレモニーを観ていたので、チャンネル戻してリプレイで肝が冷えました。あわやホームランやないかい! そこからも気が気でない。「頼む、頼む中田!」…たぶん中田的には空気を読んで打ち上げてくれたのでしょう、思いのほか鈴木優の球が軽かっただけで…。誰もが顔色を失った大飛球は、フェンスギリギリキャッチでなんとか、なんとか試合終了!
良かった、良かったよ…山崎勝の引退試合のあたたかい感動ムードが氷点下にならなくて…。
ともかくも、ベテランの去る日に、ルーキー宮城と紅林の活躍でつかんだ白星。
山崎勝が宮城に渡した記念球には、未来への希望を託す意味もあったのかもしれません。
最後の最後で、感動的な勝ち試合を見せてくれました。


11/7 vsM ●

と、「もう終わった」感満載だったのですが、実はこのロッテ戦がシーズン最終戦だった…。
先発榊原で相手は二木、しかもロッテはCSを賭けた最終局面という時点で、勝つのは難しいだろうと思っていましたが、予想を裏切りませんでしたね…。
最終回は、中断がなければ同点くらいには持ち込めたかもしれませんが、そこは集中力を切らさなかった益田が上だったということでしょう。藤原の好捕もありましたし、この日はロッテの勝利への執念に終始押されてしまいました。
榊原は最後まで四球連発でガッカリでした。あれでは若月も操縦のしようがありません。来季はイチから出直しです。去年のような、細かいコントロールより力でねじ伏せていた榊原に戻ってほしいです。
結局、ロッテにも今季5勝(18敗1分)しかできませんでした…。
シーズン当初の6タテを思えば、よく5勝もできたなといったところでしょうか? いやいや、ありえない! 終盤ロッテ主力の離脱がなければ2勝できたかどうかというくらい、ソフトバンク以上に相性の悪さが際立ちました。プロとしてどうなんだ!

…というわけで、今季のオリックスは、

45勝68敗7分 
勝率 .398

でした。
(久々に順位表見たわ…)

コロナ禍のさなか始まった異例のシーズン。
待たされたぶんだけふくらんだ期待は、開幕戦連敗記録更新により早々に破裂。
追い打ちをかけるような6タテで、失望はたやすく絶望へ。
嗚呼、ねずみ年のジンクスとは何だったのか。
無の境地に達した頃、監督はじめコーチ陣が刷新されたことにより、かすかな光が差しました。
とはいえ、時すでに遅し。積み上げられた借金はたやすく返せる数ではありませんでした。
ただ、中嶋監督代行になって雰囲気が変わったことは確かです。
二軍で活躍している選手を昇格させ即スタメンで起用することも、ブルペン全員を代わる代わる登板させることも、今までなかなか実践されずフラストレーションを溜めていたのですが、代行になってからは負けてもイライラせずに観戦できたのは、これらごくごく自然な采配が多かったからのように思います。もちろん、代行だから可能だったことも多かったでしょう。天の声はじめこの球団にはさまざまなしがらみがあり、今までの監督全員がそれに縛られたり振り回されたりしてきた結果がコレで、もはや外部からの招聘は見込めない状況です。二軍監督にこだわってきた中嶋に一軍監督を要請するからには、球団もそれなりの裁量権を与えているはず…と思いたいです…信じたいです…。
若手はレギュラーを狙う、ベテランはレギュラーを守る、そのあたりまえの競争が来季も続くことを願います。飛躍を見せた選手たちがリセットされることだけはありませんように。
来年は野球のある春を迎えられますように。
あと、来年こそ! 来年こそは開幕戦の白星を!!





PR
* SNOW FLAKES *
STOP  *  START
* カレンダー *
12 2025/01 02
S M T W T F S
5 6 7 8 9 10
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
* プロフィール *
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
* ブログ内検索 *
<<  <  *  NEW *  BLOG TOP *  OLD *    >  >>
Copyright©  さや
Designed & Material by ぱる
忍者ブログ ・ [PR]