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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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6/2~4 vsD ●○○

あまり良い思い出のない…否、かなり嫌な思い出しかないバンテリンドーム。しかも相手は小笠原、おまけに中川お休みという先発オーダー。DHなしなのに…。
という不安は的中。初回こちらは三者凡退。相手は先頭打者の三塁打、そして暴投で先制点という、先が思いやられる幕開けでした。
しかしその後、山岡はピンチらしいピンチもなく6回を投げ切りました。初回さえなければ勝ちがついても何らおかしくない内容。その失点も、レフトが杉本でなければ二塁打どまりでしたし、暴投も森が止められなかっただけですから、実質ゼロのようなもの!
…いや。100%自信を持っては言えません。終盤にかけての不可解な判定を見てしまっては。
8回表、頓宮のショートゴロのセーフ判定で、残り1回ながら中日側がリクエストに出たあの場面は、確かに踵にタッチされているかな…とは感じましたが、10回裏の龍空の同じくショートゴロのアウト判定が覆ったのは、どこにセーフの確証を見出したのかさっぱりわかりませんでした。すんごい明確なスーパースロー映像が審判室にだけあったのかもしれませんが。
最後のワゲスパックも2アウトからの失点でしたが、あのストライクゾーンはない…いや、ストライクゾーンがない。中嶋監督が試合後に「みんな粘った」と語ったのはこれらも込みだったのかな、というのは考えすぎでしょうか。
もちろん敗戦の原因は再三のチャンスを潰して1点どまりの打線なのですが。
茶野の同点タイムリー(最後のライトゴロチャレンジも)はもちろん、マルティネスから打った野口も良かったです。森や杉本が不調なのがつらい。紅林も3番は荷が重いとはいえバントはしっかり決めてほしかったですね…。
重い気分で迎えた翌日は森まで消え、2番若月3番安達というなんともトリッキーな先発メンバー。8番山﨑福はまあ、今の誰よりも期待できそうだが…。
その2番若月がいきなり長打を放つも、後続続けず無得点。一方、右打者中心の中日打線はいきなりヤマサチを攻め、先制点を取られてしまいます。なんか昨日から細川をやたら警戒しているような…。それで石川に打たれたら意味がないのですがね。
しかしその後は立ち直ったヤマサチ。ウッキウキの打席は無安打に終わるも、ピンチらしいピンチなく6回を投げきります。初回だけという昨日の山岡と同じ内容、そして打線のお湿り具合も昨日と同じ…。
なにせヒットは初回の若月のみ、あとはサックサク。知ってる松葉とちがーう! 四球を出してグダグダしていたあの松葉はどこいった! 
ただ、5回63球と余裕の球数も、定時どおりで松葉は降板。続投されていたらどうなっていたかわかりません。
6回は藤嶋に抑えられるも7回、勝野から安達が粘って四球で出塁。そしてようやく頓宮にヒットが生まれ、一死一・二塁とチャンスを作ります。そしてこのところさっぱりの杉本に代打・森が告げられたところで相手も動き、左の福に交代。森も不調ですし、どのみち無理だろうなあ…と半ばあきらめていたのですが、予想を裏切らずセンターフライで2アウト。
そして見せ場はここからでした!
もちろん監督は戦略を語りませんが、もしかしたら代打森→福に交代→マシンガン代打攻勢まで想定していたのかもしれません!
紅林に代わって打席に立ったのはここぞで頼りになるゴンザレス。解説も驚きの代打策でしたが、左に好相性の数字どおり、しっかり打ち返してまず同点! さらに野口が値千金の四球を選んで満塁に。そしてヤマサチの打順で中川が登場したところで、相手は右の山本に継投。その初球、ストレートを叩き返して二者生還! さらに廣岡がセカンド強襲のヒットを放ちさらに2てーん! あっという間の5得点!
その後は小木田→近藤→山﨑颯とつないで無失点リレー!
今日はモヤモヤする判定もなく(しいていえば福の野口への四球はちょっと厳しかった)、不安しかないスタメンからの代打攻勢というナカジマジック炸裂で爽快な逆転勝ちでした!
おまけにパ・リーグ全敗で一人勝ち!(昨日は3試合とはいえひとり負けだったのでこれでチャラ!)
3戦目は観られなかったので、中盤まではちょいちょい速報をのぞくだけだったのですが、いつ見てもゼロが並ぶスコアボード。やはり日本代表の高橋、難敵です。しかし同じく侍の宮城も負けてはいません。スイスイ快投で5回に内野安打を許すまではパーフェクトピッチング。
早く援護を! と祈っているうちに早くも7回。1アウトからの三連打でようやくめぐってきたチャンス、打席は紅林。同期のためにもなんとか1点を…とスマホ画面に祈りを捧げるもあえなく三振。ネクストには安達が準備していたようなので、球数には余裕があるものの宮城は降りてしまうのかなと予想していました。しかしベンチが選んだのは続投! すでに100球を超えている高橋はどのみち交代ですから、好機はまだ待っていると見立てたのでしょう。そのまま打席に立った宮城ですが、高橋も本気の内角ストレートで空振り三振でチャンス消滅。
チャンスのあとにはピンチありという格言もなんのその、その裏も三凡で終えた宮城。
すると8回、代わった祖父江から二者連続フォアボール。続く中川はバントを試みるも、三塁アウトになってしまいます。
が、しかし。
もしバントが決まっていたら、一塁が空いて次打者は敬遠されていたでしょう。
つまりこれは、バント失敗というサインだったのかもしれない…おそるべしナカジマジック…。(←勝ったから言える)
そう、次は森! またの名を天才! ああ、リアルタイムで観たかった…。
ようやくスコアボードにゼロ以外の数字が刻まれましたが、動き出した試合はそこで終わりません。今日も打線は一気呵成。頓宮が四球を選ぶとゴンザレスがタイムリーツーベース、杉本が四球で続き、紅林はフライアウトになるもののランナーは三塁。まだ80球程度の宮城はもちろんそのまま。ファウルで粘った5球目、逆方向に打ち返しプロ初打点を記録! 一塁回ってのガッツポーズとなぜか両足でベースに乗るゆるキャラ姿、リアルタイムで観たかった…。
宮城は結局内野安打2本に抑えて10奪三振、108球で今季二度目の完封勝利!
初戦終了時はどうなることかと思いましたが、これで2カード連続勝ち越し! 良い出だしです!
まだまだ難敵が続きますが、できれば早い回で先発を援護して勝ちをつけていってほしいです。
火曜日からは巨人戦。移籍がもっと早ければオリ姫ランキングに入っていたであろう廣岡の、古巣への恩返しという名の活躍を期待します!










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