『わろてんか』
京都の薬問屋の嬢はん、最初から大人の俳優の相手役、インテリあて馬…どこかで見たような。 どうやら、モデルである吉本せいの出自とはずいぶん異なっているようですが、その意図はどこにあるのでしょうか。吉本興業の歴史を紐解いていけばその疑問は解消しそうですが、とりあえず、ドラマはドラマとして楽しんでいこうと思います。 前作が良質だっただけに、比較されてしまうのが悲しいところ。二週目を終えていかにもNHKらしい作りが少し足をひっぱっているようにも思いますが、それなりに満足しています。 ヒロインが「ゲラ」のわりに顔立ちが上品ですが、さすが笑顔はかわいいです。これから男相手にきったはったですから、貫禄を出してほしいもの。脇を固める濱田岳&徳永えりコンビが展開を引き締めているので、最後まで出演してほしいですね。二度目のヒロイン相手役で目新しさがない松坂桃李は、新井美羽との年齢差がありすぎて、子役からでも良かったように思います。キース役がまえだまえだ弟だったのに漫才コンビを組む前に成長したのはもったいなさすぎる。 新喜劇のような演出はやや過剰ですが、波乱万丈と思われるてんの人生に感情移入して一喜一憂できるドラマになることを願います。 PR |
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