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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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毎年恒例忘年会、昨年末のお店は心斎橋のフレンチレストラン。
おひとりさまで都会に出ることもなく、相方は食に対して無関心だし、
ホントひさしぶりの外食…。
こういうお店の知識もなくて、毎回他人に頼りっきりです(汗)

2階に案内されると、靴を脱いで上がるシステム。これはきっとくつろげるヤツ! 女子会盛り上がるヤツ!

忘年会っぽく、ちょっとリッチにシャンパンも追加してお魚とお肉のコースにしました。
最近のフレンチはお箸も出してくれて親切です。

選べるオードブルは生うにのムース。




本日のお魚。サクサク感の下は柔らかな白身魚。



お肉はやっぱり牛。お箸で食べられる…と言われました…が。


最後はデザート。



お腹いっぱいです!

その後少し歩いてハーブティーのお店で恒例のプレゼント交換、持参したのは吉野山で買った葛湯の詰め合わせ。
いただいたのは、うめ煎茶でした。ほんのり梅の香りで、お正月気分。
今回欠席だったじい先生には、お手紙を書いてプレゼントを送りました。

高校を卒業して20年、それぞれがそれぞれに過ごした2017年ですが、食事とお酒とお茶でいい気分を共有するこの時間だけは、20年前に戻ります。

2018年も、おいしい時間で締めくくれますように。

私もちょっとはお店の勉強しとこ。



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まずはPart2の感想を遅ればせながら。
映画ではウシジマくんたちよりも債務者たちにスポットを当てているため、レギュラーメンバーのインパクトは多くありません。だからこそ菅田将暉(マサル)のクズっぷり、中尾明慶(愛沢)の小物っぷり、高橋メアリージュン(犀原)の壊れっぷりがすがすがしいほど目立っていました。もちろんお金によって人生を踏み外していく窪田正孝や門脇麦の哀れなほどの愚かさも身に沁みて、映画ならではのカタルシスに満ちていました。犀原はドラマを経て最後までウシジマくんに絡む存在となります。

そしてPart3。
「ファイナルに続く」物語なのかと思いきや、これのみで完結していたオーソドックスな作りでした。ネットビジネス界のカリスマ天生翔(与沢翼?)に傾倒した沢村(『フリーエージェントくん』)と、キャバ嬢にいれあげるサラリーマン加茂(『中年会社員くん』)が今回の債務者。
野心に燃える沢村を演じたのは本郷奏多。『NANA2』でシンを演じていた時と変わらない線の細さでしたが、若さゆえの愚かな焦りと思慮の浅さが伝わってきて秀逸でした。ただ天生役の浜野謙太が体型から表情からハマりすぎていて、沢村の存在感が欠けていたので少し残念。最後の白石麻衣とのシーンは、若さそのものがすべての可能性を秘めた財産であることをしみじみと感じさせ、まだ道の途中ながらもこれから拓いていく未来を感じさせる余韻が良かったです。
若さのみならずすべてを失った中年サラリーマンがオリラジ藤森慎吾であることは、最初のほうは気づきませんでした。そのくらいすべてにおいて小物っぷりが際立っていました。このキャスティングは意外ながら絶妙。
しかしこの作品内でいちばん印象に残ったのは、加茂に火をつける犀原のタイミングむちゃくちゃなカウントダウン。背筋が凍るほど衝撃的でした。
ただカウカウファイナンスの一員であるモネの性格が、今までの事務員と異なっていたことが違和感。今までのキャラはしらっとしていて、事務所の中でさしたる存在感がなかったのですが、モネは債務者に対して思いやりを見せるシーンが2作を通して随所にあります。どういう意図でこのようなキャラにしたのかわかりませんが、ファイナルの展開においては行動がさらに不自然さを増していて、作品の質を損なっていたように感じました。

そしてファイナルは、ウシジマくんの過去がメインストーリー。
ウシジマくんの幼なじみである竹本(永山絢斗)がカウカウファイナンスにお金を借りに来るところから話が始まり、過去と現在を行き来する作りになっています。
最後に来て、ようやくウシジマくんにスポットが当たりました。竹本とのエピソードに加え、丑嶋と同級生だったはずの柄崎がなぜ今部下になっているのか、ようやく判明します。さらに犀原とも長い関係があったことには驚き。
今回の最大の敵は中学時代からの因縁である鰐戸三兄弟。鰐戸一役の安藤政信がどのくらい狂気を見せてくれるか期待していましたが、あまり目立たなくて残念。顔半分隠れている三蔵(間宮祥太郎は最近公開された『全員死刑』でも凶悪殺人犯を演じたという)のほうがインパクト大でした。
その兄弟が取り仕切る貧困ビジネスの世界は悲惨でした。暴行され搾取されながらもそこでしか生きられない愚かな貧困者たち。そこに一石を投じようとするも通じない竹本の言葉。裏切られ続けた過去に縛られて竹本を信じたくても信じ切れずに揺れる甲本。ラストでついに竹本の心へ歩み寄り、甲本の死んだ魚のようだった目に生気がよみがえる場面は印象的でした。太賀は本当に良い俳優です。
言葉だけなら聖人君子のような竹本ですが、彼の行動が博愛精神という崇高な信念に基づいたものでないことは、回想シーンの彼自身の言葉で感じました。「母ちゃんが好き」と即答できるウシジマと、「わからない」と言う竹本。竹本にとっては自分が正しいと思うことがすべての行動指針であり、善とか愛とか、他者へ送る視点を欠いているように映りました。
ラスト、全員の借金を背負った竹本は「誰もが廃人になる清掃員」の職場へ行くことになります。丑嶋がどのような思いで彼を送ったのか、それを理解していれば「賭けに負けた」なんて言葉は絶対に出てこないはず。
なぜなら、丑嶋は賭けなんてしていなかったのだから。
旧友を救いたかっただけなのだから。何度もチャンスを与えた中で竹本がひとこと命乞いすれば、それは叶えられたのです。それは丑嶋の竹本への愛であり、竹本の丑嶋への愛にもなるはずだったのです。
—―僕も馨ちゃんみたいに人を好きになってみようかな
結局、竹本は丑嶋のように人を好きになることはできなかったのでしょう。逆方向へと走りだす二台の車のように、互いの愛は交わることはなかったのです。これまでも、そしてきっともう二度と。
無表情を貫いてきた丑嶋が、最後の最後で見せた悲しみ。無言のまま、その心のうちをさらけ出すラストシーンに、ウシジマくんはやはり山田孝之にしかできない役だったとあらためて感じました。ウシジマくんの原作ファンのツレには受け入れがたい配役だったようですが、この映像作品の世界観を表現できるのは、山田孝之だけだったと思います。

これでカウカウファイナンスの面々と最後なんて、実に淋しい限り。





先行逃げ切りをはかる東洋大対、復路にも実力者を残す青学大。
シード争いも先が読めない94回目の箱根路。
大手町ではどんな結末が待っているでしょうか。

《6区》
青学大は山下りのスペシャリスト・小野田選手で逆転を狙う作戦。山が下りに入ってから36秒の差をじりじり詰めていきます。15キロ付近で並び、徐々に離していきました。おそらくすべて計算どおりなのでしょう。はじめて前を追うことになった小野田選手ですが、伴走車が不在でも冷静なペース配分です。小田原で逆に30秒差にしたいとレース前に話していた原監督ですが、目論見以上の52秒差をつけることができました。
昨年区間3位の実力者・法政大の佐藤選手も拓殖大を突き放し、単独4位に浮上します。ほとんど映像に映らなかった3位の早大に1分差まで迫る好走でした。
山下りは順位変動が多く見られる区間でもあります。9位で出発した東海大・中島選手は風を切るような快走、拓大を抑えて5位浮上。帝京大も12位から5人抜き、7位で襷リレー。小田原時点で7位から12位までの差はおよそ1分半、シード争いもこれからが本番です。

《7区》
青学大・林選手は区間記録を上回るペースで先頭を行き、後続をつき放します。
わずかの差でひしめいていた10位付近の各校が集団走となり、ますます順位の行方がわからなくなってきました。いっぽう4位の法大・岡原選手は、3位早大・永山選手をとらえますが、永山選手も必死に先を行きます。復路のエースが集う7区は、それぞれの意地のぶつかり合いです。
18位と上位進出は厳しくなった東京国際大ですが、7区を走るのはオールドルーキー・渡邊選手。世界陸上の出場経験もあるトラック選手が東国大の予選会突破に貢献し、30歳での箱根デビューとなりました。どんな走りを見せてくれるか、注目されます。
シード圏へ2分差でスタートした13位の駒大・7区は、出場も危ぶまれていた実力者の工藤選手。最後の箱根は、やはり強行出場だったのでしょうか。大八木監督も不安げに見つめますが、フラフラと苦しげなフォームで、それでもなんとか走り続けます。
そんな後続はどこ吹く風、林選手は下田選手が待つ平塚へ区間記録を17秒も上回るタイムで飛び込んでいきました。「9区、10区はピクニックラン」と嘯いていた原監督のハーモニー大作戦、完遂がいよいよかたちを帯びてきました。
シード争いは、終わってみれば順大が脱落。平塚中継所では10位・中央学院大から2分半の差がついてしまいました。
工藤選手は大八木監督の声に背中を押されるように、足をたたき歯をくいしばりながら、なんとか襷をつなぎました。指導者ならば、工藤選手を走らせるべきではなかったのかもしれない。それでも大八木監督は、工藤選手に最後の箱根を走ってほしかったのかもしれない。間違った選択なのかもしれないけれど、そんな大八木監督を、駒大を私はこれからも応援し続けたいと思います。

《8区》
2年連続区間賞のエース下田選手をここに配置し、青学大の態勢は万全。それより青学大にはいったい何人エース格がいるのか!?
青学大は毎年このあたりで独走が続いていたせいか、中継で下田選手をほとんど見ていないような気がするのですが、今年は最後の箱根で区間記録更新を狙えるペースのおかげか、各ポイントで抜かれるようになりました。
いっぽう、初の箱根の東洋大・浅井選手は苦しい走り。その差は遊行寺坂で5分半にまで広がります。
その遊行寺坂で法政大をかわしていた東海大・舘澤選手が、早大・大木選手を抜いてついに3位浮上。さすが東海大の黄金世代の一員、区間2位と本領発揮です。大木選手は法大にも抜かれて5位転落してしまいました。
落ち着いたかに見えたシード争いですが、順大が1分21秒差まで詰めてきました。もしかしたら、もしかするかもしれません。
区間記録更新はなりませんでしたが、3年連続区間賞の下田選手は4年間で箱根の負けを知りません。それもすごいことですが、3年連続優勝に貢献する区間賞もものすごいことです。しかし下田選手がここまでの走りをしてもなお破ることのできない、20年前にたたき出された区間記録のすごさもあらためて身にしみます。

《9区》
青学大は4年生ランナーが続きます。しかし近藤選手は初の箱根どころか大学駅伝出場も初めてながら、復路のエース区間を務めます。若い世代で往路を奪った東洋大も、9区は唯一の4年生・小早川選手です。
こちらも4年生の4位法大・磯田選手に、早大・日体大が追いついて集団になり、さらには3位東海大との差も縮まりました。実力者の湊谷選手ですが、少しタイムが伸びません。ここへ来ての順位争いに、見ている側も力が入ります。
4年目にしてようやくスポットライトを浴びた近藤選手は笑顔でアンカーに襷を渡しました。小早川選手もタイム差を詰めて走り切りました。各大学上級生が多い後半区間は、それぞれが集大成の走りとなります。
工藤選手が精神力で運んだ襷をつなぐ駒大・堀合選手、シードは厳しくなったものの区間2位のタイムで前との差を詰めてきました。優勝やシードといった結果だけではない、少しでもタイムを上げて来年へ襷をつなぐという使命が、箱根を走る者にはあります。
ただ実際に襷をつなげられない繰り上げスタートも、箱根駅伝には避けられない風景となっています。あとわずか届かなかった国学院大に、鶴見中継所前の数十メートルはあまりにも長い直線となってしまいました。

《10区》
新春のビル街を吹きめぐる強風にあおられながらも、各校アンカーはゴールを目指します。
東海大の後ろを走る早大に、鶴見で1分差だった日体大・中川選手が秒差まで詰めてきました。しかし早大・谷口選手は4年生の意地、追いつかれることなく距離を広げていきます。
7区で落ちた順大ですが、ここへ来て10位・中央学院大まで1分以内に迫ってきました。4年生にして初の箱根を走る花澤選手に、シード奪回は託されます。
観衆すずなりの大手町を目指し淡々と駆けた青学大・橋間選手は、ゴールテープの向こう、笑顔の仲間に向かって元気よく飛び込んでいきました。青学大の4連覇達成は、総合11時間切りの大会新記録。何やら万感の思いに浸るような表情の原監督は、4回宙を舞いました。
青学大のゴールから4分53秒後、ひるまず前を向き走り抜いた東洋大・小笹選手が1秒をけずり出す区間賞でフィニッシュ。柏原選手を擁して優勝してから10年、そこから3位以内の座を譲らず上位を守ってきました。ただ、東洋大が狙うは優勝のみ。そこに笑顔はなく、酒井監督の挑戦はまたいちから始まります。
3位は残り1キロで東海大を逆転した早稲田大。谷口選手が伝統校の誇りを胸に、涙の逆転劇を演出しました。
4位は日体大。アンカー中川選手の強風に負けない体幹の強さが光りました。
5位に落ちてしまった東海大。4年生アンカーの川端選手は最後に失速してしまいました。それでも黄金世代が得た経験は、来年以降生きてくるはずです。
法政大が6位、以下城西大、拓殖大、帝京大と続きました。この3校は予選会組。そして最後のシードは中央学院大が守り切りました。最後は15秒差まで詰めた順天堂大ですがわずか及ばず、来年は予選会へと回ります。
9年ぶりにシードを失った12位の駒澤大。近年苦戦が続く大八木監督ですが、なんとか挽回を期待します。
5区の失速が響いた神奈川大が13位。中央大もシード奪回はなりませんでした。

《結果》
終わってみれば、青学大の層の厚さが他校を圧倒するかたちとなりました。6区には絶対的自信を持っていたと思いますが、7・8区も完璧なレース運びで勝利を確実なものにしました。個の力ではなく、選手たちの和を結集したチーム力で4連覇を狙った「ハーモニー大作戦」は大成功。
当日の天候も体調も、箱根は何が起きるかわからないとはいいますが、青学大にはまるで無縁のように感じます。地道な練習で積み重ねた自信の表れでしょう。それを的確に区間配置した原監督の戦略もぴったりハマり、まさにすべてが調和のとれたハーモニーとして結実した総合優勝でした。
ただ他校もこのままやすやすと5連覇を許すわけにはいきません。下級生の多かった東洋大はもちろん、箱根でも走れることを証明した東海大、下馬評を覆した早稲田大などが来年は有力な対抗馬となるでしょう。「打倒・青学大」戦国駅伝への期待とともに、逆境をはねのける原監督と青学大も見てみたい気もします。
95回目の箱根が、今から待ち遠しいお正月の終わりです。





起きて時計を見たら、

(〇o〇;)

で、出遅れた…。最近トシのせいか、目覚ましをかけなくても早起きできるようになっていたので、すっかり油断していた!
痛恨の極みっ!

《1区》
あわててテレビをつけると、もはや終盤…。
しかし注目していた選手のうち、学生連合・近藤選手がインフルエンザ、東海大・關選手が怪我でエントリー変更されたと知って少しがっかり。東大ランナーながら実力者で事前番組でも特集されていた近藤選手は、2年越しで悲願の箱根路だったはずなのですが、無念でしょうね。
で、見始めた時にはまさに東洋大・西山選手がスパートをかけた時でした。
青山学院・東海・神奈川の三強を軸に展開するだろうと予想されていた今年の箱根。しかし強豪校である東洋の名をそこからはずすわけにはいきません。スターぞろいの1区で、1年生が最高の走りをしてくれたのではないでしょうか。
ちょうど興味深い記事がヤフーニュースに上がっていました。ナイキの開発した厚底シューズを履いた東洋大の選手が、昨年の出雲や全日本で下馬評以上の結果を出していたと。この靴は大迫選手や設楽悠太選手が履いて話題になった靴だそうで、それをさっそく取り入れたのがナイキのサポートを受けていた東洋大だったのです。いっぽう青学大は、名シューフィッターのいるアディダスの提供を受けているそう。まさにリアル『陸王』!
水色の靴を履いている選手が多いけれど、これがナイキの「ヴェイパーフライ4%」かな? と興味深く見ています。

《2区》
青学大・森田、順天堂大・塩尻、神奈川大・鈴木健ら実力者がエントリーする花の2区。もちろん、山梨学院大・ニャイロ、拓殖大・デレセら留学生のごぼう抜きがあるかどうかも見逃せません。
トップで鶴見を通過した東洋大・相澤選手は軽快に足を飛ばします。その後ろでは、神大・駒大・青学大・東海大など、優勝候補校らが集団走。鶴見では10位だった順天堂大ですが、塩尻選手がじりじりと追い上げ。早稲田大も伝統校の意地、駒大・国学院大をかわして5位集団につけます。
2区の山場は権太坂。今年も青学大・森田選手と神大・鈴木健選手が熱いデッドヒートをくり広げましたが、残り3キロで森田選手がスパート。東洋大に続いて2位で戸塚につなぎます。
神大に続いて4位には13人抜きでニャイロ選手が入りました。森田選手と同タイムでの区間賞。ニャイロ選手と並走してきたデレセ選手も拓殖大の順位を8つ上げました。
注目の塩尻選手は終盤後退し、順大は10位。
21番目に戸塚へたどりついたのは学生連合の専修大・長谷川選手。観衆の声援に後押しされるように、繰り上げまで残り3秒で襷をつなぎました。

《3区》
3区にもエース格が集います。後続に22秒の差をつけてスタートした東洋大エース・山本選手ですが、後を追うのは青学大の、いや学生駅伝界のエース・田村選手。じりじり差を詰めてきます。
東海大エース・鬼塚選手も順位を上げてきました。
追われる立場の山本選手ですが、さすがの冷静さでペースを保ち、区間賞の走りでトップを守りました。田村選手は序盤のハイペースがたたったのか、途中から表情が苦しくなり、足が落ちてしまいました。1年生の時から見てきた田村選手ですが、ついに最後の箱根です。ラストスパートまで苦悶の表情だったものの、走り終えた後には笑顔をのぞかせたように見えました。
3位の神大に迫っていた早大ですが、最後の最後でスパートをかけて追い抜き順位を上げました。神大はここから優勝候補の意地を見せてほしいところ。
昨年本戦出場を逃した中央大が8位で襷リレー。シード圏内をこのまま守れるでしょうか。
駒大は10位。今年も厳しい箱根となりそうです。

《4区》
東洋大の平塚のトップ通過は大健闘なのか、それとも酒井監督の思惑どおりなのか。往路5区間中4人が1年生ですが、吉川選手は初の箱根でしかも単独走とは思えないほど落ちついて見えます。青学大・梶谷選手をぐんぐん突き放し、8キロ地点で平塚からさらに30秒以上差をつけました。
いっぽう4年生が全員メンバー入りした神大と早大。3位争いは神大・大塚選手が早々に早大・石田選手を突き放しました。その後ろにこちらも4年生の拓大キャプテン・西選手が迫り、いったんは抜きますが、石田選手も意地でついていきます。6位の東海大4年生・春日選手も後輩に負けない走りで差を縮めます。
駒大の4年生・高本選手も8位集団からひとり抜け出し、中盤には中央大に並びました。
それぞれが、それぞれの4年間の思いをピッチに刻む最後の箱根です。
いっぽうシード争いも熾烈に。小田原では10位から1分以内に5チームが次々飛びだしていきました。
そんな後続の激しさをよそに、涼しい顔で走り抜いた吉川選手。常勝の東洋大、復活でしょうか。

《5区》
数々のドラマを生みしてきた箱根の山。今年も波乱の展開となりました。
青学大・竹石選手は初の山上りですが、スタートから快調。前を行く東洋大をぐんぐん詰めていきます。
4位の早大・安井選手が3位・神大を射程圏内にとらえたその後ろで、10位で小田原を通過した城西大・服部選手が次々と上位を抜き、6位の東海大までをも追い越していきました。その服部選手を超えるペースで山を上ってきたのは法政大・青木選手。小田原では14位だった順位を一気にシード圏内へ押し上げています。11位に落ちた駒大、シードを守り切って復路を終えられるでしょうか。
優勝候補の一角だった神大ですが、萩野選手のペースが上がりません。みるみる順位を落としていき、状態が心配されます。
田中選手は苦しみながらもトップを守り、真っ先に芦ノ湖のゴールテープを切りました。ただその差を30秒台に詰めた竹石選手。残り5キロで給水を受けた直後に立ち止まって両足をつかみ、その後も何度か立ち止まりますが、なんとか最後まで走り抜くことができました。あとは復路に託します。
3位を守ったのは安井選手の区間2位の好走が光った早大。そして4位に拓大が続くかと思いきや、ゴール目前で猛然と青木選手と服部選手が追ってきました。わずかに拓大・戸部選手が先にゴールするも、直前で運営管理車が進路を塞いでいなければ青木選手が先に行けましたよね…? これで青木選手はなんと9人抜き、服部選手も5人抜きです。拓大・城西大は予選会組。大健闘ではないでしょうか。
7位は順位を5つ上げた日体大。順大・東海大・中央大が続き、ここまでシード圏内。
往路ぜんぜん目立たなかった駒大は13位。復路での巻き返しを期待します。

《結果》
終始東洋大の冷静さが光った往路となりました。3人の1年生が結果を残し、上級生もしっかりと期待に応える走りで4年ぶりの往路優勝を果たしました。下馬評を覆した酒井マジックですが、復路も番狂わせなるでしょうか。
いっぽう、ダブルエースの下田選手を残す青学大。原監督の「ハーモニー大作戦」、成功率のパーセンテージやいかに。36秒差の大逆転はあるでしょうか。まずは山下りがカギを握ります。
予選会組が10位以内に入り、優勝候補や実力校が10位以下となってしまった往路ですが、1分以内に6チームがひしめくシード争いからも目が離せません。
明日は早起きするぞー!





お雑煮のボリュームを上げすぎて、朝から満腹…。
正月太りだけはするまい、と思っていたのに。
あとで散歩してこよう。

大晦日は今年もワンセグ紅白。
しかし、アラフォーにちっちゃい画面はつらいよー!
以前は、目薬のCMの「ピントが合わない」ってどういうことだ!? わけわからん! とずっと思っていたんですよね。
サンテ40、という商品名の意味をしみじみ感じるこの頃…。
我が家は敷地の奥のせいかスマホの電波が悪く、フルセグがつながらないので、ピンボケ画像でしか見られないのもつらい!

閑話休題。
今年の紅白はウッチャンの歯切れ良い司会のおかげかテンポが良くて、スイスイ楽しめました。ニノは目立っていなかったけれど(小声:去年の相葉ちゃんを思えば)このくらいでいい。時々涙ぐむ有村架純ちゃんもかわいかったし。
印象に残ったのは、三浦大知くんの無音ダンス。Superflyの圧巻の歌声。YOSHIKIの熱いドラム。気持ちのこもったエレカシ。三津谷エグゼクティブなんとかにも指摘されていた歌がまったく耳に入ってこないけん玉(もっと三津谷コーナー見たかったな…総合司会が大変か)。

でも、やっぱりなんといっても安室ちゃん。
オファーを受けてくれただけでもうれしいのに、
歌唱前にコメントしてくれたのもうれしかったし、緊張している素顔が見えたのもうれしかった。
別スタジオだったのは、観客の大歓声の前だと泣いてしまうからだったのかな。
最後、画面が変わる前に涙をそっと拭うようなしぐさがありました。
ほっとしたからなのか、万感の思いなのか。
それを見られただけでも、満足です。
やっぱり紅白は特別なんです。

で、テレビでかけていた『笑ってはいけない』にはほとんど目もくれず、
20時から始まった『朝青龍を押し出したら1000万円』をスマホで見ていたツレ…。
それなら真央ちゃんのスケート見たかったわい!

まあ、私も取組だけは見たのですが。
引退したりとはいえ、さすが元横綱。最初のほうはほとんどちびっこ相撲でしたね。琴光喜の挑戦が報じられる前は目玉扱いされていたボブ・サップは、何しに来たんだよと思いましたが。
最後の挑戦者、琴光喜との一戦はちょっと感動してしまいました。まわしも黒に変えて、朝青龍の本気度が伝わりました。組んだかたちも現役時代をほうふつとさせました。もちろんこれは一種のイベントであって純粋な相撲ではないのだろうけれど、かつて土俵を沸かせたふたりがこうして再戦して、イベントにとどまらない気迫を見せ、見ている者を興奮させる、それはまるで千秋楽の横綱―大関戦を見ているようでした
そういえば、互いに不本意な引退を遂げたのでした。自業自得とはいえ、とくに琴光喜の引退に関してはとかげのしっぽ切りのような印象があり、そこに協会の強引な採択があったことは想像に難くありません。
今の相撲界のドタバタの脇で、こんな土俵も存在する。この企画が立ち上がった時は予想もしていなかった事態なのだろうけれど、なんだか皮肉にも感じました。








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