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続・風花の庭

朝がほの凋まぬほどに降り晴れて雨より後の秋のあつさは(上田秋成)

ドラマ寸評(2017年第2期②)

  posted by さや at 13:00:00 │EDIT
『あなたのことはそれほど』
原作の1巻だけ読んでみましたが、登場人物の誰にも感情移入できないわりに、妙にリアルでした。
激しい愛情なく結婚する。
罪悪感なしに不倫できる。
現実は、およそそんなもの。
しかし作り物のドラマでは、受け手側の感覚を揺さぶるために、なんらかのアレンジを施します。結婚は恋人同士が確かな愛のもとで行い、見ている側も幸せを感じられるものとなる。不倫は罪悪感に苦しみつつも抑えられない激情に見ている側も心を寄せ応援してしまう。どちらも現実社会においては非現実的で、だからこそ「ドラマ」チックになりうるのです。
しかしこのお話は違う。初恋の人と偶然再会して、ホテルへ直行。帰宅後、夫に平然と「ただいま」と言いながら、心の中では幸福感にひたり運命を感じている。そんな美都には嫌悪感しかない。
中学の頃、つきあってもいない同級生を抱いた有島は、15年後、同じ女を、妻帯していることを言わずに、言う必要もないかのごとくに再び抱いた。もちろん不快感しか抱きようがない。
不倫の被害者である美都の夫・涼太は、仕事中にもかかわらずささいなメッセージを妻の携帯に日がな一日送り続けたり、寝ている妻の枕元から携帯を取り不審な記録がないかチェックしたりする「重い」男。
もうひとりの被害者である有島の妻・麗華は、学生時代クラスで孤立していた。同級生の人気者だった有島を「落とし」たことは、自分を貶め続けた彼女たちを見返すひとつの手段だったのかもしれない。だから麗華は外面のいい有島を、ことあるごとに見事なタイミングで牽制する。有島は見事にそれにひっかかる。軽くチャラい人物を装いながら、他人の中での自分の立ち位置をはかり調整し続けている有島もまた、「あんな人が彼女だったら兄のことを見直す」と妹に批評された麗華を手放せない。
それぞれがそれぞれの思惑で互いを利用し、自分の足元を固めようとする。
現実は、およそそんなもの。
読み進めるのに苦痛を伴いそうな原作ですから、これをドラマにするのは難しいと思われます。
夢見る夢子の美都がズルズル不倫に溺れていくのには無理があるし、波瑠のイメージともかけ離れている。有島の複雑さを表現するのも鈴木伸之では困難そう。麗華はもっと地味な外見でないと有島とのギャップがなくなるし、涼太はイケメンすぎて冬彦さんにはなれそうもない。
ただただ、不倫が不愉快なだけ。今後見続けるかどうか悩みます。

『リバース』
湊かなえは『告白』しか読んでいませんが、なんとも後味の悪い作品でした。人と人、あるいは社会との関係を構築するうえで、どうしてもみずからの足場を確固たるものにするために保身に走りがちな人間の狡猾さ、いやらしさ、言いわけ、それらが行間からにじみ出ているようで、読後感は最悪と言ってもよいものでした。ただ、作品を美しい言葉や表現で飾りたてることで、作り手も受け手も美しいものを美しいと感じられる美しい心を持った気になれる、それもまた狡い人間の営みのひとつでもあります。そんな偽りの装飾をかなぐり捨てたような湊作品は、心に直接爪を立ててくるような破壊力があります。
このドラマも、導入部から何ともいえない暗鬱な空気が漂います。
かつて大学生だった四人は友人を雪山の事故で失う。それぞれが己を守るためにはからずも共通でついた嘘。事故を事件と確信して追い続ける元刑事。今になって掘り返される過去。誰がなんの目的で彼らを陥れようとしているのか、謎は最後まで明かされそうにもありません。
キャスティングも絶妙で、それぞれの演技力が光ります。藤原竜也と戸田恵梨香は『デスノート』を思い起こしますが、当時の面影など完全に消し去るくらい役になりきっています。藤原竜也は追い詰められる役ばかりですが、作品ごとに異なるキャラクターで異なる追い詰められ方を見せてくれるのはさすがのひとこと。
視聴するたびに胸が痛む思いですが、見ごたえのあるミステリーです。

『小さな巨人』
警視庁にはどれだけイケメンが存在するのか、と叫びたくなる今期の警察ドラマ。
中でもこのドラマは、『半沢直樹』スタッフの作品だけあってアップの多用が多いせいか、長谷川博己と岡田将生のツーショットにずきゅんずきゅん。隣の雑音も気になりません。
もちろんビジュアルだけでなく、ストーリー自体も骨太で、見ごたえがあります。本庁と所轄の対立構図は『下町ロケット』をほうふつとさせますが、きっと同じように爽快なラストが待っているだろうと期待が持てます。
香川照之の濃い演技は飽食ぎみですが、腹黒で野心家の上司を演じさせたら彼の右に出る者はいないでしょう。桂文枝も千利休の記憶を思い出す悪役ぶりで、敵と味方がはっきりしている構造がドラマに入り込みやすくさせてくれます。
『平清盛』の頃は男前ぶりと反比例する演技力にガッカリ感があった岡田将生ですが、今回はハセヒロと安田顕の実力者ふたりにひっぱられて、質を損なわない演技を見せてくれています。しかし、なぜに「山田」? いや、山田哲人みたいなイケメンもいるんだけど…。「香坂」に較べるとどうも地味感がありまして。
あと、芳根京子ちゃんの存在価値が今ひとつわからないので、今後の活躍を期待します。

『おんな城主 直虎』
知識と期待値はほぼゼロの状態で視聴し始めたこともありますが、今のところまずまず面白い大河ドラマです。
直虎が領主となって場を締めるベテランがほとんどいなくなったこともあり、若手俳優陣ばかりの場面が多いことと、オリジナルストーリーのご都合主義的な軽さはやや目立つものの、脚本家の意図が現場にしっかりと伝わっているのか、スピード感は失われていません。戦国時代と言いながら戦場面がほとんどないため、お家と人間関係を整理しながら観なければいけないのが衰えた頭にはつらいですが…。
とわ&鶴&亀の幼なじみ同盟が解消され、次なる三人組は直虎&六左&之の字の主従トリオ。まるで気まぐれなペルシャ猫のうしろに控える気の弱い大型犬とキャンキャンうるさい小型犬といった雰囲気ですが、安易にイケメンがキャスティングされなくて逆に良かったと思います。直虎にすっかり毛嫌いされた小野政次が時折見せる苦悩の表情に身もだえする奥様方の情が移ってしまいますから…。
それにしても今川と井伊の板ばさみとなっている政次の立場は切ない。今後の情勢を考えれば、あまりしあわせな展開にはなりそうもありません。唯一の理解者であるなつとのシーンがわずかばかりの救いとなっています。
ムロツヨシが家臣となり、柳楽優弥も登場して、ますます盛り上がりそうな今後に期待します。




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こうの史代作品展

  posted by さや at 21:51:38 │EDIT
なぜか近鉄大阪上本町店で始まったこうの史代の原画展。
初日にさっそく、行ってきました。

この日はサイン会も行われるということでしたが、チケットは朝10時から先着順ということで、あきらめました。

会場階に着くと、普段は閑散としているフロアに長蛇の列。どうやらサイン会に並んでいる人たちのようです。その先にはこうの先生が。あー、うらやましいなあ…。

人だかりをかきわけて場内へ。

「デビュー作から『この世界の片隅に』そして話題の作品たち」というサブタイトルのとおり、『街角花だより』から最新作までほぼ全作品がズラリと並んでいました。

最初に展示されていたのは『夕凪の街 桜の国』。数ページながら胸がしめつけられます。
『ぼおるぺん古事記』は本当にボールペンなのだなあとしみじみ鑑賞。『日の鳥』のカラー表紙のスケール感は迫力でした。『荒神』挿絵の美しさは実家に新聞を取っておいてもらえばよかったと後悔。『ギガタウン』ははじめて見ましたが、こうの先生らしいユーモアセンスに思わずクスリ。
そして『この世界の片隅に』では、紅筆で描かれたというリンの過去の原画がありました。本当に紅色で感動。すずのメモを意味する鉛筆書きの部分、「左手で書いた世界」も、その筆致を見るだけで改めて作品の質の高さを感じました。

下書きの線の残る原稿からは、作品を作り上げていく過程を垣間見ることができた気がしました。一本の線から命が、世界が生まれていく。まるですずさんが描いたいくつもの日常のよう。世界は単純で平凡のようでいて、実はいろんな奇跡にあふれている。シンプルな絵柄の奥にこそ、無限の世界は広がっている。
改めて、こうの先生の凄みを感じました。



それにしても、なぜ阿倍野や梅田でなく上本町だったのか…人が少なくて良かったけれど。



今日までのプロ野球

  posted by さや at 07:00:00 │EDIT
4/18 vsF ○
絶不調の日ハム打線の中で唯一の脅威が近藤。その近藤にいきなりタイムリーを打たれて、またも追う展開になった先発ディクソン。相次ぐピンチも近藤を回避したり相手の自滅だったりでまぬがれていくうちに、ひさびさのロメロの一発で同点に。中盤、相手のミスからランナーを三塁に進めると中島の犠牲フライで勝ち越し。昨年までは守る側でよく見た展開…「こういう攻撃のできるチームが強いんだよなー」とあこがれ半分で見た場面…夢のようです。
今年は投手の安定感が目立ちますが、その中で唯一の心配の種が8回の黒木。この日も危うい投球でしたが、最後、田中をストレートで押して三振に斬って取った場面は痺れました。しかし勝ちが増えると出番も増えますし、いつかは打たれる日も来るでしょう。毎日ヒヤヒヤしながら見守っています。

4/19 vsF ○
またもや初回から近藤に打たれて先制点を献上。この日は金子の調子がイマイチに映りました。それでもこの日誕生日でスタメンに抜擢された武田が先制ホームラン、宮崎も勝ち越しホームランと大活躍。左の被打率が高い左腕の加藤にあえて右打者を並べるオーダーが大当たり。結果的にロメロの併殺で潰したものの、逆転直後に鈴木の長打からチャンスを作ってたたみかけようとした攻撃には、昨年までとはまるで違う意識の強さを感じました。そしてリードをもらった金子は、四球でランナーを出しつつも近藤のタイムリー以降は無安打に抑えて得点を許しません。相手の不調に助けられたとはいえ、しっかり試合を作るあたりはさすがのエース。
金子の女房役の座を取り戻した伊藤も、鍵谷から13球粘って打ったヒットはお見事でした。その粘りが宮崎のダメ押し弾を呼んだのですから。しかし宮崎に何が起きたのだ? 昨年のオフは戦力外候補の予想を覆して残留、なぜかバトルスタジアムのメンバーに選ばれて話芸No1で優勝、そしてまさかの1番定着…このまま続くとは思えませんが、今のところ定番のサインミスも犯していませんし、吉田正が帰ってくるまではレギュラーの座をつかみ続けてほしいものです。
試合はこのままいくかと思われましたが、最後は海田がレアードを起こしてしまいました。2連戦でよかった…。

4/22 vsM ○
前回、連勝を止められたあげく負け越したロッテ相手に序盤から無死満塁のチャンスを作るも無得点だった時点で嫌な予感はしていたのですが、直後に四球と連打で失点。まずい守備やらダフィーのストロングポイント(by解説の里崎)に投げてしまうやら、どうもロッテに当たると調子が狂います。苦手意識は持ってほしくないのだが…。
しかしそんな停滞した雰囲気を破る同点打を放ったのがまさかの若月。リード面では直後に再逆転を許すダフィーへの配球もあって里崎にボロカス批評されてしまいましたが、驚きの一打でした。
Tの同点弾もお見事な一発でした。マリンといえばTムラン。
逆転への道筋は10球粘ってヒットを放った宮崎から。西野の初球バントも流れを作り、小谷野のタイムリーへつながりました。西も再三のピンチをしのいで8回を投げ切り、仕事を果たしました。
投打一丸となってもぎとった逆転勝ち! 試合前、ポンタがハンバーガーを食べようとしていた際には「フラグ!?」と慄きましたが、無事に食べきることができました! 去年はいつもカモメにぶんどられていたような…。

4/23 vsM ●
今日こそ山岡に初勝利を! …との願いもむなしく、まさかの完封負け。しかも山岡の完投負け。援護が1→0とは、なんの冗談ですか。
打線は何の見どころもありませんでした。長打が9回の一本、しかも二死からではチャンスの作りようもなく。先発唐川と聞いて有利と見越していたのですが…捕手吉田に目先を変えられてしまったように思います。
山岡の二度の失点はゴロアウトとひきかえのもので、タイムリーではありませんでした。先頭に長打を許してしまったのは反省点ですが、じゅうぶんに持ち味を発揮しました。援護さえあれば勝ち星は(前回も今回も)間違いありませんでした。めぐりあわせとはいえ、次こそは必ず野手に奮起してほしいものです。
NHKサンデースポーツは冒頭から連勝中のオリックス特集を流してくれたというのに、こんな日に限って勝利をいただけないとは…。山岡の取材も本当は勝利投手インタビューになるはずだったのに…。なんてこったい…。

(結果)11勝6敗
勝っても勝っても遠い楽天の背中。
そのうちに西武が怒濤の勢いで追い上げてきて、まさかの並走。
しかも火曜日からはその西武戦。三週間前までは寝ていた打線が、むくりと起き上がったどころか目をギラギラさせて牙を剥いています。痛すぎるのはロメロの守備での負傷離脱。代役モレルは昨年の西武キラーぶりを発揮できるか。いずれにせよ、我が家にとっては勝っても負けても阿鼻叫喚の三日間となることでしょう。




ドラマ寸評(2017年第2期①)

  posted by さや at 13:00:00 │EDIT
『ひよっこ』
奥茨城村ののどかな景色と、耳に心地よい茨城弁。昭和レトロな東京の風景。ほっこりしたり、ほろりとしたり。ようやく、朝ドラらしい朝ドラが帰ってきたかな…。
健康的な有村架純ちゃんは緑豊かな農道と自転車にセーラー服が似合います。これから東京に出てしまうのが少し残念なくらい。
物語のテンポはゆっくりですが、丁寧な演出が光ります。ここ最近、セリフですべてを説明してしまうドラマが増える中、木村佳乃演じる美代子が東京で過ごした一日の心情を映像で語らせた回は秀逸でした。美代子の目を通して、ものにあふれた東京にいながらも贅沢を知らぬ出稼ぎ労働者たちの悲哀を感じ、「その他大勢」で片づけられてしまう彼らにも名前が、家族があるということに思いを馳せ、東京でその確かな存在を分かち合ってくれたすずふり亭の親子に心あたたかくなり。お父さんはどこへ行ってしまったのか、ひよこのみね子はこれからどう羽ばたいていくのか、今後に期待がふくらむスタートです。
『おひさま』『ちゅらさん』と中盤から中だるみ激しかった岡田惠和作品ですが、今回はそうならないよう願います(前者は震災により設定を変えざるをえなくなったため仕方ない面はありましたが)。

『4号警備』
警察ではなく警備会社が舞台という発想の斬新さに惹かれました。ちょっとノリの軽い窪田正孝と気弱な北村一輝というコンビの凸凹バランスもすばらしい。一話30分という短い枠ですが、展開にスピード感があって楽しめます。お互い、過去に何かを抱えているようですが…元警官の朝比奈の記憶にチラ見せされたのは賀来賢人。池杉の印象が強すぎてチョット気になる。ヒロインは『とと姉ちゃん』の綾さんですね。社長はかか。と、NHKらしい落ち着いたキャスティングの中にストーカー小沢をぶっこんでくるのもまたNHKらしい遊び心です。

『犯罪症候群 Season1』
玉山鉄二主演…と聞いて観ないわけにはいきませんが、谷原章介、渡部篤郎、要潤とワタクシ好みのキャスティングで、毎回垂涎です。
お話自体も、貫井徳郎原作とあってスリリング。一件の誘拐事件が、さまざまな人を巻き込んでその運命を変えていきます。武藤の傷、鏑木の信念、咲子の苦悩、ジーニアスの野望、環の真意。
さまざまな過去や苦しみを抱えたキャラクターたちが、立ちはだかる現実に対してどのような決着をつけていくのか。Season2はWOWOWだそうですが、このエピソードは地上波で終わらせてほしい…。

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』
今季は警察ドラマが多いな…。しかもイケメンばっか…。
そして、秘密の過去を抱えた者たちばかりなのも特徴。
しかしこのドラマは、その過去がなかなか明らかになりません。クセ者の中でもクセ者ぞろいの特捜班ですが、今のところリアルタイムで起こった事件を中心に展開していて、謎はまだ謎のまま。いずれはそれぞれの過去と現実がリンクしてすべてが明かされるのでしょうが、少し思わせぶりです。初回の爆弾魔から始まる展開のスピード感には惹きこまれましたが、2話の政治家の買春エピソードはやや強引さが目立ち、トーンダウンしてしまったのが残念。それでも小栗旬&西島秀俊のアクションシーンはさすがのひとこと。目の保養ですな。
しかし、西島秀俊と石田ゆり子のツーショットは『MOZU』まんまで、キャスティングに目新しさが欲しかったです。
あとイケメン主人公ふたりに囲まれながらも田中哲司が意外に存在感を発揮していてカッコいい…。長塚京三のうさんくささといい、渋いドラマです。








今日までのプロ野球

  posted by さや at 17:00:00 │EDIT
4/11 vsM ○
相手先発が超苦手な石川とあって、戦況は不利との予測でしたが、組み替えてきた打順が大当たり。初回から2番・駿太の長打をきっかけに2得点、以後も中押しとダメ押しを積み重ね、終わってみれば11得点!
西野の代役・大城がマルチヒット、若月にも初ヒットが出てめでたい限り。少し攻略された感もあるロメロにも単打とはいえヒットが生まれたことで、良い方向へ向かえばいいなと思います。
ディクソンも前回から修正してきたのか、完封も狙えたほどのサクサクぶりでした。バッテリーでのお立ち台は若月も嬉しかったことでしょう。
なんと、2014年以来の6連勝! …って、なぜどこも「三年ぶり」を強調するんだ?

4/12 vsM ●
試合中継は終盤しか見られなかったのですが、途中から観戦していた我が家の解説者によると「なぜ負けているのかさっぱりわからん」かったそうで、「スタンがダメダメで松葉は好投なのに、なぜ松葉に負けがついたのさっぱりわからん」のだそうな。
確かにハイライトを見ていると、初回は一二塁からサードゴロでチェンジのはずなのに、中島がありえないエラーをしてそこから3失点。中島は中盤にも投げる前からわかりきっていたフィルダースチョイスで点を献上。西野は初回によくわからない盗塁死でチャンスを潰し、さらにエラーが失点につながるというさんざんな日。小谷野の拙い守備での失点もあり、記録には出ないミスの連続で、松葉の足をひっぱりまくったことがよくわかりました。
しかしこんな守備をされてしまうと、中島はもう守らせられないですね…。

4/13 vsM ●
待ちに待った山岡初登板でしたが、終始もったいない試合でした。
打線は西野のカーブに翻弄されました。前日から捕手が田村に代わっていたこともあり、ロメロは完全に手玉に取られていました。またチャンスをことごとくこちらの西野が潰してしまいました。早く調子を取り戻すきっかけが欲しいです。
Tのホームランはお見事でしたが、山岡が勝ちを意識して力んでしまったのは若さゆえか。前監督なら、きっと7回から継投に入っていたでしょう。それで勝ちがつけば良いけれど、万が一打たれてしまえば悔いが残る。どちらの選択肢が正しいのかは結果論に過ぎませんが、降板後すぐさま隣に座って話しかけていた福良監督には監督なりの強い意志があっての続投だったのだろうと思います。これも勉強。初回こそバタバタしましたが、その後はドラ1の面目躍如の快投でした。山岡の精神的な成長に期待します。
それはともかく、ドラフトの時からうすうす感じていたけれど、山岡…。
かわいーーーんだよーーーーーー!
Tのホームランにはしゃぐ姿、打たれた後の「やっちまった」顔、若月との同学年バッテリー、どこを取っても絵になります。人気沸騰間違いなし!

4/14 vsH ○
連敗で福岡へ。春の福岡といえば昨年の悪夢がうっすらと…。しかし圧倒的優勝候補である相手も、負け先行で怪しい雰囲気。なんとか勝ち越ししたいところですが…。
不安は金子が見事に一掃してくれました。
92球、2安打完投。まだまだ終わっていないことを証明してくれました。捕手論争は不毛な一面もありますが、やはり金子は伊藤の方が投げやすそうに見えますね。バッテリーの呼吸は餅つきの合いの手のようなもので、長年にわたり培ってきた「勘」と「間」が大切ですから、仕方ありません。
打線も初回から大量援護。ヤフオクドームが得意な中島が4の3と大活躍。小谷野も負けじと2HR。開幕からロメロや駿太が注目される裏で、ベテランふたりがしっかりと軸を支えています。中田降板後も二番手の高橋純平からしっかりダメ押し(しかし得点こそしたものの、随所でズバリと良い球を投げていてさすが競合ドラ1だなと思わされました…)。
エースで快勝すると雰囲気ががらりと変わります。

4/15 vsH ○
この日も小谷野・中島のタイムリーで幸先よく先制。このままスイスイ…と行きたいところですが、前日金子に抑え込まれたソフトバンク打線が息を吹き返したかのようにヒットを重ねてきました。投げてみないと今日の調子がわからないコーク。ホームランまで指さすコーク…。
山崎福に代わってから同点に追いつき、3点差をつけたところで「もう大丈夫だろ」と余裕をかまして外出したのですが、用事を終え、とっくに終わっているだろうと速報を開くとまだ9回裏。しかも2点差で一死一二塁…。なんですとー?
いくら「追いつかれなければそれで良し」が抑えとはいっても、4月からこれだとファンの胃には穴が開いてしまいます…。
若月も昨年ゼロだった捕逸をするなど相当テンパっていたようですが、外一辺倒なのはコーチの指示なのですかね?
とにかく、こういう試合を落としていたのがここ二年とこの開幕カードまで。勝ちきれたチームはさらにワンランクアップするでしょう。この勢いで貯金を増やしていってほしいです。

4/16 vsH 雨
ソフトバンクに相性のいい西で3タテ…といきたいところでしたが、鹿児島開催は残念な雨天中止。
代わりに他球団の試合を見ていましたが、楽天は強いなあ~。広島カープに負けずとも劣らない強さで貯金8。岸の加入と強力助っ人陣の残留で、今年はAクラスかなと予想はしていましたが、まさか首位独走ペースとは…。負けていられません。


(結果)8勝5敗 2位
対戦相手がひとまわりし、この成績。予想外の健闘です(当社比)。
京セラで3勝5敗なのはいただけませんが。とはいえ、ビジターでは負けなしということなので、これはこれで好材料なのか。
開幕からロメロがホームランを量産し、「2014年ペーニャの再来か!」と歓喜したのもつかの間、直球が苦手なことを早々に見抜かれお休みモードに。そのうえ守備で打撲やら死球やらで災難続き。しかしそれを補ってあまりあるのが打線のつながり。1番に抜擢された宮崎の活躍、ついに覚醒したかもしれない駿太、中島&小谷野のベテラン勢の渋い打撃も光ります。序盤のチャンスに強いTにもホームランが出ています。吉田正の離脱で不安視されていた打撃陣ですが、つなぎの意識のおかげかチーム打率も好調を維持しています。
同じく好調なのが先発の面々。防御率トップ5になんとオリックスが三人も(西・金子・松葉)!
昨年は目を覆わんばかりの無残な結果を残していた投手陣が、今年は見違えたように良化しています。リリーフも、黒木の登板過多が気になる以外はおおむね順調。中でも吉田一の無双ぶりが光ります。平野は、まあ、あんなものだろう。
とはいえ、シーズンはまだ始まったばかりです。山あれば谷あり。谷に落ちた時、這い上がれるか否かにかかっています。もうポンタパパが酒びたりになるところは見たくないぞ!










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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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