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続・風花の庭

初時雨いつよりそめてはじもみぢ立枝色こきをちかたの里(下冷泉政為)

今日までのストーブリーグ

10/5 戦力外通告①

支配下からは阿部・頓宮、育成は寿賀・芦田・村上・香月が戦力外に。
頓宮は大きな怪我をしましたから来季は育成ということですけれども、阿部の戦力外は淋しいですね…。今季の結果と年齢をかんがみれば難しいところですが、2022年の奮闘は忘れられません。阿部いなくしてあの年の日本一はありえませんでした。
育成の4選手はなかなか芳しい結果を出せず、支配下への道を開けませんでした。寿賀や村上は期待していたのですけれども、残念です。


10/16 外国人選手獲得

台湾から許宸緯投手、張乙安選手を獲得。最近台湾ルートを開拓していますね…。陳も祖国の仲間ができてうれしいでしょうし、切磋琢磨の活躍を願います。


10/21 ドラフト会議

今年は何をおいても投手! 投手! 即戦力投手しか選択肢はない!!
と、(ひとりで)意気込んでいたとおり、1位指名は富士大・角田投手。祝・単独指名!
今年はどの球団も公表せず、重複も少ない穏やかなドラフト会議でした。しかしなんだよロッテ…オリックスにはあんだけクジ運見せつけたくせによ…。
2位も即戦力投手、駒澤大・仲井投手。甲子園決勝に進出した下関国際出身です。
3位は外野手、大商大の春山陽登選手。事前にローカル番組で特集もされた右の長距離砲候補ですが、それ以前から個人的に注目していました。びっくりだし嬉しい! しかもオリックスファンだったとか!
4位で高校生の近藤投手を指名。小樽双葉という無名校ですが、隠し玉的存在だったようですね。潜在能力が高そうで楽しみ。
5位はまたまた大学生の野村投手、6位も社会人の千葉投手ということで、ホンマに投手偏重のドラフトでした。いや、このありさまでは仕方ないよ…。
育成は投手1名、捕手2名、内野手2名、外野手1名の計6名を指名。
枯渇している感のある内野手は育成指名だけで、それはそれで大丈夫かという気もしますが。
全員の活躍を祈ります!


10/23 曽谷TJ

知ってた( ;∀;)


10/26 戦力外通告②

東・曽谷・藤川・横山・川瀬の5投手が支配下から育成契約打診へ。前4人は手術のためですが、またも育成からのスタートとなる川瀬は悩んでいる様子。うーん…岸田監督はとくに目をかけていたようですけれども、期待どおりの活躍ができなかったことには歯がゆさを感じます。どの道を選んだとしても、川瀬らしく朗らかに野球道を邁進していってほしいなと思います。


10/30 本田仁海引退

戦力外の中に本田の名前がなかったので訝しく思っていたのですが、そういうことでしたか…。
8月の試合で打球を首に当て、右椎骨動脈乖離と診断されて以降音沙汰がなかったのですが、次に同じ個所に打球が当たれば死に直結するほどの症状だったようです。それならこの選択も致し方ありません。ようやく育成から昇格して、さあこれからという時だったのに…野球の神様はなんて残酷なのでしょう。
本田の思い出はオリックスの黄金時代と重なっていて、強心臓と速球を武器に勝ちパターンも担い、勝利に貢献してくれました。とくに記憶に残るのは2022年日本シリーズの第2戦。同点の10回裏、ピンチを背負うも塩見を打ち取り、引き分けへと繋ぐことができました。3点差を追いつかれて敗色濃厚だったあの一戦、本田がいなければ逆転負けしてそのまま4連敗していたかもしれません。延長の中の大きな3アウトでした。
これからの本田の人生に幸多からんことを、願います。



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今日までの日本シリーズ

10/27 ☆☆☆H-DB

満を持してエース・東を投入したDeNA。一方ソフトバンクは、2戦連続被弾した松本をベンチ外にして臨戦態勢です。
初回は牧が二塁打を放つも後続が連続三振、その裏は先頭正木の死球の後周東がゲッツーと、両投手上々の立ち上がりを見せます。とくに東はさすがの内容。2回は二死から山川激走の内野安打、牧原の連打で背負ったピンチを三振で切り抜けると、3回も近藤から併殺を奪います。4回は山川がゲッツー。DeNAは相手の中軸に対し大胆なシフトを敷いていましたが、これがズバズバ大当たり。もちろん東の精密なコントロールあってこそなのでしょうが、パ・リーグ各チームも参考にしたいものです。
そんな東の粘りに、今日は打線が応えました。5回表、二死から一塁ランナー三森が盗塁を決めると、捕手古市が見事にセンターへ打ち返し、はじめてDeNAが先制点を奪います。その裏の東は、先頭に四球を出すもここも粘って無失点。6回も柳田シフトでゲッツー。そして7回裏、一死一塁で海野の打席に代打が告げられました。出てきたのは山本祐。さすが小久保監督。実益を兼ねつつ、誰もが楽しみにしていたこの対決をここで持ってくるとは、粋な采配です。
しかしもちろん、元バッテリーは真剣そのもの。東はめずらしくボール先行。古市のパスボール(サインミスか?)で進塁されるも、6球目。あわやセンター返しの打球を東がライナーでキャッチ、すかさず二塁へ投げて飛び出していた牧原もアウト! なんと本日5個目のゲッツー! え、ソフトバンクがゲッツー5個だと? なんの冗談!?
7回から継投に入っていたソフトバンク、オスナに続いて津森が登板。先頭古市がヒットで出るも成瀬がバント失敗。度会進塁打で一塁が空き、牧はもちろん敬遠。佐野が打てずに追加点が取れません。
まだ89球の東は続投かと思いきや、8回裏は吉野に交代。点差はたったの1点、イヤな予感がしました。しかし難なく2アウトを取ると、左が続くところで岩田に交代。周東には打たれたものの、近藤はシフトでショート(もはやセカンド)ゴロに仕留めました。
9回表は鈴木の前にあっさり三者凡退となり、いよいよ9回裏です。
レイノルズには今日こそしっかり抑えてほしいところでしたが、先頭栗原がいきなりライトへの二塁打を放ちます。井上から代わってライトに入っていた神里ですが、グラブに当てていただけに取ってほしかった…。
無死二塁で柳田・山川。これは非常にまずい展開です。
しかし柳田はレフトフライに抑え、変化球を打たれていた山川にはストレート攻めで空振り三振。無死二塁が二死二塁。勝利へ近づいた…はずでした。
打席は牧原。カウント2-1からの4球目、外角低めの変化球は非常にきわどいコースでしたが、ボール判定となりました。これがストライクであったなら、結果は変わっていたはずです。判定のひとつひとつが勝敗を左右する状況で、これは運命の分かれ道でした。
5球目、牧原の勝負強さが結実したバッティングでした。打球はライト前、前進守備の神里がバックホーム。
牧原の打席前、ソフトバンクベンチは二塁ランナー栗原に代走イヒネを送っていました。なぜ代走一番手の川村ではなくイヒネだったのか、小久保監督には未来が見えていたのでしょうか。長い手足を伸ばしてヘッドスライディング、返球間に合わずセーフとなり土壇場でソフトバンクが追いつきました!
しかし、守備位置的にはいくらイヒネでもアウトになるタイミングのはずでした。神里には先頭二塁打を許した焦りもあったのでしょうか。送球時にあわててしまったのか、足をひねっていました。もしきちんとした体勢で投げられていたらアウトにできていたでしょう。さまざまな偶然と必然が重なった同点劇でした。
まさかの日本シリーズ初、3試合連続の延長戦…。
10回表、杉山が先頭蛯名に死球を出すも三者連続アウトで流れを作ります。その裏はルイーズが登板。我が家の解説者が「レイノルズより安定感があるらしい」と口にした直後でした。
正木のサヨナラホームラーーーーン!
やや真ん中よりの球だったとはいえ、バットの先っぽでした。あれでホームランになるのだから、おそるべし正木のパワー。
…いや、おそるべしソフトバンクの底力。
9回裏に追いついて延長戦にした時点でソフトバンクのペースですし、どうせサヨナラ勝ちだろうとは思ってはいましたけれども。
DeNAはソフトバンクの中軸にほぼ仕事をさせていません。投手陣も最低限の失点で抑えています。もっと圧倒すると思っていたし、想像よりも接戦になっているのです。
それなのに勝てない。あと一歩が届かない。DeNA側は思ったよりメンタルを削られているはずです。点差だけ見れば僅差なのに、超えられない大きな壁がそこにあるのです。これが今までさんざん思い知らされた、ソフトバンクの強さなのです。
3連勝でソフトバンクが日本一に王手をかけました。あと1試合で終わってしまうのは淋しいですし、ここからなんとかDeNAにはくらいついてもらって、できれば7戦まで頑張ってほしい…と願う身勝手な野球ファンです。


10/28 ☆☆☆☆H-DB

「WS3連敗のレイズも延長で競り勝ったぞ! DeNAも頑張れ!」…という願いは聞き届けられず、4試合で終わってしまいました。
今日も先制したのはDeNAでした。それも初回、シーズン終盤に来てやや不安定だった前田悠からの佐野の2ラン。その裏のソフトバンクも先頭を出しますが、三振ゲッツーで0点。
これでDeNAのペース、と言いたいところですが、そうさせてくれないのがソフトバンク。なにせオリックスファンは経験しているのだ。初回以降得点できずに逆転負けした試合を何度も何度も何度も…。
ということで、この日も毎回毎回「追加点を取れ! さもなくば負けるぞ!」とくり返していたのですが、淡々とアウトを重ねていくDeNA打線。
しかし先発平良も踏ん張っていました。平良もコントロールタイプですから、きっちりシフトに打たせて、2・3回とランナーを許しません。
ところが4回裏、先頭正木が四球、周東はバント失敗するも盗塁を決めます。このシリーズ抑え込んでいる近藤はここも三振でツーアウト。次は栗原。一塁が空いているとはいえ同点のランナーになりますし、それ以前に、栗原にはこのシリーズでタイムリーを一本も許していません。対策が成功していますから、ここも勝負だろうと思っていました。
しかしDeNAが選んだのは、申告敬遠。
我が家の意見は「危険」で一致しました。今日、5番には柳田ではなく山本祐大が入っていたのです。
柳田もシフトにやられ、ここぞで打てていませんでした。一方、山本の打撃は活発。ここで5番に上げたのは、ソフトバンクベンチに意図があるはずです。そして何より、日シリでの山本にはシーズン中にはない、他の選手にも見られない気合いが漲っていました。シーズン途中でトレードされた古巣と対峙し、何の思いも生まれないわけがありません。強い意志というのは、時に持っている能力以上に人を動かします。これはAIでもはじき出せない、人間の不思議な力なのです。
ましてや前の打者が敬遠されたこの場面。山本が打つのは、もはや必然でありました。
三塁ベース上で何度も拳を握った山本の気迫はすさまじいものがありました。
しかもライト井上が追いつかない距離でなぜか飛び込んだせいで、ランナーがふたりとも還ってしまいます。まだ同点とはいえ、こうなればもうソフトバンクペース。続く柳田の打球はシフトどおりだったはずなのに、成瀬のグラブにおさまらず外野へ転々。流れがそうさせたといっても過言ではありません。
1点リードしたとはいえ、ソフトバンクにはいっさいの隙なし。5回表、二死一塁で牧を迎えたところで前田悠をスパッと降ろし、鈴木へ継投。しっかり抑えて後半戦へ。
DeNAは先発要員だった片山を投入するも、回またぎの6回、佐野のまずい守備からランナーを背負い、またも山本の犠飛で追加点を奪われてしまいます。
勝ち継投に入ったソフトバンク。ヘルナンデスからオスナへと繋ぎ、8回に前日はベンチ外だった松本がコールされると、ペイペイドームは大歓声に包まれます。打順は1番からですが、それでも今季8回を守り続けた松本に託した小久保監督。起用に応え、しっかり三者凡退に抑えると、イニング前より大きな拍手が沸き起こりました。
2点差のまま、9回裏。もちろん杉山がマウンドに上がります。先頭宮崎は内野フライ。筒香も外野フライに倒れ、最後は松尾。
追い込んで4球目、最後はフォークで空振り三振!
ソフトバンクが4連勝で2年連続の日本一を決めました!
マウンド手前で抱き合うバッテリーの後ろで選手が輪を作っていたり、杉山が投げ上げたグラブを川瀬がラグビーさながらランニングキャッチしていたり、いろいろ面白かったです。
ソフトバンクは決して本調子ではありませんでした。CSまでは破壊力抜群だったソフトバンクのクリーンアップは終始沈黙していました。しかしこれはDeNAの制球力タイプの投手陣が対策どおりに投げ込めていたからだと思います。一方、球速で勝負するタイプのレイノルズは失投を仕留められてしまいましたが、絶対ムリだと思っていたソフバン打線でも抑え方は存在するのだというのがわかりました(できるかどうかは別にして)。つまり、DeNAも勝機はあったのです。点差をつけられさえすれば、多少返されても逃げ切れました。エンカーナシオンの不在や宮﨑のコンディション不良は痛手だったと思います。しかしそれ以前に、守備難は致命的でしたね…。守備で防げた失点もありましたから、ここが大きな違いかなと思います。
終わってみればすべて接戦。DeNAがCSを勝ち上がった際は、極端な意見も(ごく一部かと思いますが)ありましたけれども、終わってみればそんな声はかき消えていました。紙一重というには「微差は大差」ではありますが、それでもなかなか見ごたえのある、日本一決定戦にふさわしい日本シリーズでした。

あー、今年も終わっちゃったよぅー。淋しいなあー。





今日までの日本シリーズ

10/24 ☆H-DB

さや→ソフトバンクの4連勝、ヤスオー→ソフトバンクの4勝1敗と予想した今年の日本シリーズ。東ではなく石田、モイネロではなく上沢がそれぞれ先発でした。
雨の中始まった第1戦、ソフトバンクは初回に二死から一・二塁とするも柳田三振で無得点。その裏、いきなり度会に死球を出した上沢。牧にはヒット、佐野三振の後筒香ヒットで満塁のピンチを招きます。しかしエンカーナシオンの欠場で5番に入った梶原がゲッツーでDeNAも無得点。その後は互いの先発が粘り合い、何度もガッツポーズを繰り出す投手戦となりました。
スコアボードに12個のゼロが並んだ7回表。ようやく先制したのはソフトバンク。牧原・山本祐の連打で二・三塁とした後、庄子のゴロの間の1点でした。なおも一死三塁、打順は9番上沢。追加点の欲しいところですから代打と思いましたが、ベンチの判断は続投でした。三振で二死となり、正木を迎えたところでDeNAは継投へ。伊勢がしっかり抑え、最少失点でとどまります。
その裏、上沢はボークもあって一死二塁のピンチを迎えますが林・戸柱を抑え、7回無失点で仕事を果たします。これで勝ちパターンへつなぎ勝利への道筋を描けた…はずでした。
8回裏、マウンドはもちろんセットアッパー松本。代打井上・度会から連続三振を奪い、観ている側も「このまま終わりかあ」と油断していた、その時でした。
打席は牧。3球連続スライダーの後の、同じコースのストレートをフルスイング! 打った瞬間、牧は確信していました。バックスクリーン直撃の一発は同点弾! やや沈んでいたスタンドが一気に湧き上がりました。
これで試合はわからなくなりました。ホームのDeNAは9回表にレイノルズを投入。四球のランナーを返さずに終えます。その裏はヘルナンデス相手に二死から三森がヒットで出塁。相手の隙をついて二盗、さらに三盗も決めますが林が三振に倒れ無得点。
日本シリーズはいきなりの延長戦となります。
10回表は浜地がランナーを背負うも無失点。その裏はオスナが登板。先頭戸柱にヒットを打たれ、代打柴田がバント。度会は二ゴロ、牧はもちろん敬遠。ここでなぜか眼鏡を外したオスナ、リミッター解除の合図だったのか? 佐野から三振を奪って胸を叩くファイティングポーズ。
11回表。代わった岩田が柳田にいきなり二塁打を打たれます。「終わった」と思いましたが、牧原はバントできずに三振。ここでDeNAは馬場にスイッチ。次は右の山本祐ですが、岩田は右の被打率は悪くないですし、ちょっと不可解な継投でした。
不安的中。馬場の初球がすっぽ抜けて山本祐の腕を直撃。相当な痛がりようでいったんはベンチに下がるも戻ってきた山本祐。その漢気に応えたのが、CSMVPの庄子。前進守備のレフトの頭上を越えるタイムリー二塁打でついにソフトバンクが勝ち越しました!
さらに代打柳町の犠飛で追加点。正木は敬遠、周東にもレフト前に打ち返されますがここは度会の返球が間に合いアウト。
しかしスコアは3-1。2点差なら杉山も楽に投げられます。二死から三森に四球を選ばれるものの、代打宮崎を外野フライに抑えて試合終了。苦しみながらもソフトバンクが初戦を取りました。
DeNAは随所に惜しまれる場面がありました。初回の梶原のゲッツー(5番宮﨑ではないの…?)や、11回にファースト佐野が柳田の打球を二塁打にしてしまったプレー、継投や代打のタイミングなどが気になりました。しかし試合は紙一重の展開でした。明日以降はくらいついて王者に一泡吹かせる展開を期待します。


10/25 ☆☆H-DB

DeNA先発は尾形。古巣に相対することになった初回、いきなりエラーとヒットで一・二塁とピンチを迎えます。「終わった」と思いましたが、そこから近藤・栗原・柳田を抑えて無失点。ほっとひと安心…はできません。なぜならソフトバンクの先発はモイネロ。CSに続き直球はそこまで走っていませんでしたが、それでも抑えられてしまうのがモイネロです。2回には一死から松尾・井上の連打で二・三塁としますが、成瀬三振で実質終了(蛯名敬遠→尾形三振)。こうなると流れはソフトバンク。直後の3回表、正木のホームランでソフトバンク先制! さらに4回には山本祐のヒットで二死一塁から庄子が左中間を割るタイムリーで追加点。これは本当に「終わった」。5回にはいきなり度会が落球し無死三塁としますが、周東を三振に取ったところで投手交代。次は近藤・栗原という中軸ですが、ここは岩田が切りました。岩田はDeNAの切り札、心強い存在になっています。
6回も中川虎、7回吉野が無失点で繋ぎますが、いくら投手陣が奮闘しても、点を取らなければ始まらない。CSからなかなか爆発しない打線は、モイネロを前に攻撃の糸口をつかめません。
8回表、ソフトバンクの攻撃。四球とヒットで無死一・二塁として、牧原はバント。キャッチャー前に打ち上がった打球を松尾がわざと落として三塁へ送球! さらに二塁へ送ってツーアウト。一塁も間に合っていればトリプルプレーという、松尾の好判断でした。好機をつぶしたソフトバンクは追加点ならず。
その裏、マウンドはもちろん松本。先頭度会にヒットを許し、打席は昨日ホームランの牧でしたが、インコースをついた直球が牧の手首付近を直撃します。佐野はバント…ではなく普通に打たせるもライトフライ。次は本日ノーヒットの筒香。
「終わった(デ)」と思いましたね。この時は。
初球のストレートを振り抜いた筒香の打球はレフトポール際! スタンドギリギリ、逆転の3ランホームラーーーーン!!
「終わった(ソ)」と思いましたね。この時は。
松本はこれで2日連続被弾。ここ数年のフル稼働に加え、とくに今年はWBCから出ずっぱりでしたから疲労も溜まっていたでしょう。続く松尾にもストレートの四球を与えたところで降板となりました。代わった鈴木がこのピンチを抑えます。
さあ、これであとはレイノルズに任せるだけ。…のはずでした。
一死から代打山川。初球はいつものフルスイング空振り。そして2球目のカットボールが甘いコースへ入りました。全盛期の姿を失ったりとはいえ、そこは山川。さすがの山川。失投を見逃すはずがありません。
打った瞬間でした。
いやむしろ投げた瞬間、「終わった」と思いましたね。
ないと思っていた9回裏、ヘルナンデスから三森が出塁するも、度会バントで牧はもちろん敬遠。左の佐野・筒香が抑えられ試合はまたも延長へ。
10回表、ソフトバンクは4番からの打順も、栗原がアウトになり、次は柳田の代走に入っていた川村。「川村はパンチ力がある」というテレビ実況の言葉に「そんなことはないやろ」と反論しかけた瞬間でした。
ど真ん中に入ってきた伊勢のチェンジアップを打ち返した川村の打球は、ぐんぐん伸びて…。
「「えええええ!!」」と叫び声がシンクロした我が家。
伏兵のまさかの一発で勝ち越したソフトバンク。その裏はもちろん杉山が抑え、試合終了。
不動のセットアッパーが逆転3ランをくらったのに再逆転するなんて、そんなことある!?
というわけで、本日もソフトバンクが粘り勝って2連勝。ハマスタで連勝して福岡帰還は、2年前と同じ展開です。勝利監督インタビューにそれをぶっこむインタビュアーもなかなか勇気がありますが、ちょっとムッとしていた(?)小久保監督は「あとふたつ勝つだけ」と短く、しかし力強く答えました。
勝てそうなところまで来て白星を逃がしてしまったDeNA。中軸は抑えていただけに、もったいないふたつの失投でした。なんとか2年前の再現に持っていって、ふたたびハマスタへ帰ってきてほしいです。






ドラマ寸評(2026年第4期)

『救命病棟24時』
前回はどんな話だったか、記憶がずいぶんおぼろげだなあと思っていたら、なんと13年前!!! そら忘れるわ。
それでも進藤先生と小島先生が並ぶと、懐かしい救命病棟の雰囲気がそのままよみがえります。しかし加齢はいかんともしがたい。何歳の設定かはわかりませんが、58歳の江口洋介と20代の若手俳優たちを同僚として観るのはちと苦しいかな…。いくら怖いものなしの若者という設定でも、父親、もしかしたらそれ以上年上の相手に堂々と振舞うのも違和感があります。
それにしても、前シリーズで小島先生とちょっといい感じだったあの救急隊長はどうなったのでしょうか。進藤先生も、香坂先生との雰囲気が好きだったのですが、第2シリーズ以来まったく出てくる気配がないし、あのまま終わっちゃったのですかね。

『波うららかに、めおと日和』
だんだん距離を縮めていくふたりが微笑ましかった前作ですが、シーズン2に入ってもまだまだ初々しいふたり。初夜もすませたはずでは…。
主人公夫婦とはちょっと雰囲気の違う新婚さん「ふかふみ」の展開も気になるところですが、芙美子役が変わってしまったのが残念。それでも同じキャラクターでした。原作があるからあたりまえか。
これだけほのぼのしたお話なのに、戦争の影が徐々に近づいてくるのは、時代的に仕方のないこと。原作がどこまで進んでいるのかはわかりませんが、悲しい結末にはなってほしくないなあ。

『赤灯えれじい』
黒崎煌代&鳴海唯という、個人的に注目している若手俳優が主演とあれば観ないわけにはいかない。
原作が20年以上前の漫画、という以上に古めかしい、コッテコッテのザ・大阪が舞台。私の幼少期でさえあんな空気感とちゃうかったって…。
ヘタレな若者を演じさせたら右に出るものはいないであろう黒崎煌代。放送後の宣伝で普通にハキハキ喋っている姿にむしろ違和感を憶えるほど、ハマっています。舌打ちするヒロインは糸やん(『カーネーション』)以来かもしれない鳴海唯の、ヤンキー魂と純朴少女の両面あわせもつ微妙な揺れ幅が絶妙。生姜猫やら隣人やらの芸人起用も適度に地味で、そこが良い。

『LOST10』
スタッフが同じとあって、過去の記憶と現在の事件が入り混じる『最愛』をほうふつとさせるサスペンス。横浜流星・小栗旬の抑えた演技が、謎の多い物語を引き締めます。この後も登場する脇役キャストも豪華で、まだ初回しか観ていませんが、今後の展開に期待大。

『俺たちの箱根駅伝』
箱根ファンとしては観ないわけにはいきません。池井戸潤&スポーツといえば、『ルーズヴェルト・ゲーム』や『陸王』、『ノーサイド・ゲーム』を手がけてきたTBS日9の十八番ですが、今回扱うのは箱根駅伝、しかも中継局が舞台ですからさすがに日テレしか制作できません。
毎年箱根駅伝を観ていて、「もっと下位チームも映して!」「なんでこここでCMなの!」と文句ばかり垂れていますが、それでもやっぱり箱根駅伝という物理的にもスケールの大きい競技を毎年中継してくれていることはありがたいですし、(やや大げさと感じる時はあっても)選手ファーストの姿勢を崩していないことは伝わります。それを自画自賛するドラマ!(笑)
物語は箱根駅伝目前にして、中継局に起きるあれこれの問題と、バラバラな連合チームが交互に描かれます。テレビ局と連合チーム、観る者はどちらに興味があるかというと、やっぱり選手側。もっと連合チームを描いてほしいと感じますが、もともと選手側主体だった原作を、中継局主体に描くよう要望したのは原作者なのだとか。おそらく長い時間をかけて鍛え上げた箱根ランナーを俳優が演じると、どうしても違和感が生じてしまうからでしょうか。個性豊かな若手俳優がそろっているだけに、少し残念。場面展開もせわしなく、桑田佳祐の主題歌も聴かせたいのか音量が大きく、流すタイミングもイマイチで、いろいろもったいない作りになっている気がします。やはりこの点は日9に軍配が上がってしまいますね。











今日までのCS

10/14 パ★★☆H-F セ★T-DB☆

いよいよFinalスタートです。
先発を3人消費した日ハムは山﨑、ソフトバンクは恐怖のモイネロが先発。試合開始直後、どうせあっさり抑えるんだろうなと観ていたら、いつものモイネロではありませんでした。球速は出ていないし、死球を出すし、ひさびさの登板で緊張もあったのか、はじめて見るモイネロの乱調でした。
しかし先頭を出した日ハムが選んだのは送りバント。打力のチームである日ハムにしては、これまたいつになく手堅い作戦です。もちろん先制点は大事ですが、破壊力打線のソフトバンク相手に、こつこつ1点を取りに行ったところで勝てません。結局、先制できずに初回が終わります。で、その裏に、二死から長打→四球→タイムリーであっさり先制点を取られるという…。
いつもならここで早くも「終わり」と言うところですが、今日のモイネロはやはりおかしい。直後の2回、一死満塁からゴロの間の1点で同点に追いつかれてしまいます。
その裏を3人で終えた山﨑。3回表、またも先頭から連打と四球で満塁を出すモイネロ。柴田の犠飛で勝ち越されると、さらに連続四球で押し出し。短期決戦で大切なのは早い見きわめです。ここでモイネロをあきらめ、鈴木を送り出したソフトバンクベンチ。英断でした。回またぎで1.1回をピシャリ。日ハムに傾きかけた流れをせき止めます。
エースが打たれて焦ったのか、周東が牽制に誘い出されるなどらしくないプレーもあったソフトバンクですが、王者はちょっとやそっとでは揺るがない。ソフトバンクの得意技といえば、「相手の隙につけこむ大量得点」。何度見せつけられたことか…。
4回裏。先頭栗原がヒットで出塁、牧原死球から送りバントで二・三塁として、山川が四球を選んで満塁。柳町の打球はファーストへ。柴田は本塁送球を選ぶも悪送球となり、ランナー還って1点差とします。山﨑から大川に継投するも、続く庄子がライトへタイムリーを放ち同点。さらに正木の打球はレフトフライ。三塁ランナーは足の悪い山川、あわよくば本塁送球でゲッツーを狙って焦ったのか、郡司がこれを落球してしまいます。もちろん山川還って勝ち越し。そして周東がこれは十分な犠飛を放って5-3。島本へスイッチするもソフバン打線は止まらない。近藤タイムリーで6-3…。
で、セ・リーグへ切り替えました。
阪神は村上、DeNAは平良が先発。村上も初回は荒れ模様。2四球からのタイムリーでDeNAがあっさり先制。その後は立ち直るも、阪神打線がなかなか目覚めません。今年も健在の1~5番は不動ですが、1~4番がノーヒット。大山が打ってもその後は下位打線。得点することはできません。
耐え続けた村上ですが、6回表、佐野にホームランを浴びて2点差に。一方、無失点で凌いできた平良は6回裏、二死から大山に二塁打を浴びたところで降板。代わってマウンドに上がった岩田は変則左腕。高寺が四球を選び、続く元山のところで代打木浪がコールされます。…左から左、どういう意図での代打だったのでしょう。セ・リーグのことはよく知りませんが、岩田の投げ方だと左の方が不利に見えるし、右の代打は出せなかったのでしょうか。 
結局木浪は三振、チャンスを活かせず。しかも直後、その木浪がエラーするものだから、流れがどんどん悪くなります。ここは及川がゲッツーで切り抜けましたが。
7回裏、勝ちパターンの伊勢から坂本・代打前川の連打で阪神がまたもチャンスを作ります。打順は1番へ。2点差ですがここはバントもありかなと考えましたが、強硬策実らず。近本・中野が倒れ、最後の森下も見逃し三振。
8回裏は佐藤からの打順で浜地に3人で抑えられてしまいます。…なんか元阪神の投手ばっかりだな?
DeNAも追加点を取れないまま、いよいよ9回裏。抑えのレイノルズが先頭木浪にヒットを打たれると、続く坂本も内野安打で一・二塁。代打伏見がきっちりバントを決めて二・三塁。そして近本・中野を迎えましたが、ここも一本が出ず、森下に回らずして試合終了となってしまいました。
ちなみに日ハムも7回に郡司のホームランで2点差に迫っていましたが、なぜかソフトバンクだと追いつかれる気がしない。案の定松本・杉山の前に得点奪えず試合終了。ソフトバンクがアドバンテージ含めて3勝としました。あと1回しか負けられない日ハム…大丈夫か?
一方、CS無敗で星をタイとしたDeNA。明日も取ったらわからなくなりそうです。


10/15 パ★★☆☆H-F セ★T-DB☆☆

今日も先制したのは日ハム。立ち上がりの上沢を攻めて、四球と連打であっさり1点。さらに野村が四球を選び満塁、打席は万波。「これオリックスならゲッツーの間の1点やなあ…」と口にしてしまったのがいけなかったか…。こうなると勢いが削がれますし、上沢も立ち直ってしまいます。
3回裏、このCSでラッキーボーイとなりつつある庄子が三塁打で出塁すると、正木があっさりタイムリー。周東はアウトになってもきっちり進塁打。そして近藤がしっかり同点打。まあこうなるよね…。
しかしそれ以上は許さなかった北山。守備にも助けられつつ、ソフトバンク打線相手に踏ん張りました。7回途中、二死一・二塁、左の周東・近藤を迎えるところで上原に交代。周東は四球となりましたが、近藤をゴロに抑えてピンチ脱出。8回も堀が先頭出しながら粘ってゼロで終えます。しかしその間、日ハム打線はランナーすら出せず。こりゃ最後はソフトバンクのサヨナラ勝ちかなあ…とはうっすら想像していたものの…。
栗原の打球は、犠飛かなぁ→あれ、外野超える?→スタンドイン!!??
サヨナラ満塁ホームランとはやりすぎや!!
これでソフトバンクの4勝。日ハムはあと1回しか負けられません。もう無理やて…。
一方セ・リーグは、試合前に激震。阪神の不動の4番・佐藤がなんとベンチ外。前日、9回の守備からの交代は、その直前の自打球が原因ではないと監督が明かしてはいたものの、この大一番で外さなければいけないほど深刻な状態とは思いもしていませんでした。
主砲を欠いた阪神打線。試合は高橋-尾形の投手戦となりました。互いにランナーを出すも両先発が粘り、スコアボードにゼロが並びます。5回表は、DeNAに連打が出るもバント失敗・代打が打てず等で無得点。7回も高寺の落球で無死二塁とチャンスを作りますがランナー進めないまま、最後はその高寺の好守備に阻まれてしまいます。その裏、連投の岩田から4番に入った大山が死球。バントの後、木浪三振・伏見四球で元山に代打立石が告げられたところで、右の馬場に交代(またも元阪神…)。初球のど真ん中(失投)を打ち損じた時点で勝負ありでした。その後もやや甘いコースをファウルにしてしまうと、最後は変化球を空振り三振。一軍経験の少ない立石には酷な場面での代打でしたね…。
しかも6回裏、セカンドゴロを打って一塁へ駆け込んだ森下が異変を告げます。足を抑えてベンチに下がると、そのまま交代となりました。まさかの事態に言葉がありません。大事ないことを祈るだけです。
8回も続投の高橋は、あっさり二死を取ります。打席は牧。どんな好投手にも失投はあります。むしろ、この試合唯一のそれだったかもしれません。しかしたった一球を見逃さないのが好打者です。打球はレフトスタンド直撃の先制ホームラン。球場は静まり返り、高橋はがっくり膝をつきました。
9回表、抑えの工藤が登板し三者凡退。1-0のまま、9回裏を迎えます。
マウンドはもちろんレイノルズ。一死から大山四球、高寺内野安打で一・二塁。続く木浪のカウントが1-1になった3球目でランナーの2人がスタート! 大山の代走植田が、高寺の打席でなかなか盗塁せずやきもきしていたのですが、ここでまさかのダブルスチール! 意表をつく走塁で一気にチャンス拡大!
しかしその3球目でストライクを取られていた木浪。ここはスクイズか? 叩きつければ得点もあるぞ! と期待したにもかかわらず、次の球をあっさり空振り。三振でツーアウト…。
最後の伏見もストレート攻めに屈し、内野ゴロで試合終了。今日もDeNAが星を取り、2勝1敗としました。
元気のない阪神、今日も得点できないどころか、なんと内野安打2本に終わってしまいました。森下サトテルを欠くとなれば明日も厳しい戦いが予想されます。


10/16 パ★★☆☆☆H-F セ★T-DB☆☆☆

「もうパ・リーグは観いひん!」とテレビは甲子園。しかしその間、日ハムがまたも先制に成功していました。しかし2点取っても勝てないのに、1点どまりでは厳しいことは容易に想像がつきます。案の定、3回裏に庄子のタイムリーで同点に。庄子大活躍。
阪神の先発・才木は先頭から球数がかさみ、ふたりで15球使ったあげくヒットと四球で一・二塁。ここで3番佐野がなんとバント決行! バントしたことなんてあるのか、と驚愕していたら案の定失敗し、無得点で終わります。(どうやらプロ10年間で犠打ゼロらしい)
その裏、2番中野がヒット。さらに3番近本のゲッツー性の打球を牧がエラーし、こりゃ絵に描いたような阪神の流れ、と思ったら、大山が今度はきっちりゲッツーでこちらも無得点。
なにせ今日は森下も佐藤もおらず、1番立石・5番前川という実に苦しい阪神打線。しかしDeNAも2回表は三振ゲッツー、流れをものにできません。
その裏。先頭の前川の手首に投球が直撃。かなり痛そうにしていましたが、そのまま交代。まさかの3人目の離脱者に球場は騒然、観ている側もボーゼン。
試合が動いたのは3回表でした。1番度会が2打席連続ヒットで出塁。続く牧の打球は変わった軌道を描き、エンタイトルツーベースで二・三塁。そして打席は佐野。初回のバント失敗を取り返して余りある、余りありすぎる先制3ランホームラン!! 才木でも止められないDeNAの勢い。
…いや、勢いがあるとは言い難い。DeNAは随所でミスしていましたし、6回にもよくわからない走塁でランナーがアウトになっていました。それがここまで試合を有利な展開に進められた理由はただひとつ、先発片山の好投です。
昨日の時点で「片山…? 誰…?」と首をかしげたルーキーは、シーズンわずか8登板。阪神とは初対戦。それをここで抜擢するとは相川采配おそるべし。「中5日で東を起用するより片山を試してみて、打たれたとしても星は五分だし登板過多のブルペン陣が休めるしな」なんて想像していたら、これが驚きの7回2安打無失点。首脳陣もどこまで確信を持って送り出したのかはわかりませんが、想像以上だったのではないでしょうか。
8回には回またぎのセベリーノから牧がホームランを放ち、4点差に。その裏は伊勢が下位打線を三者三振、9回はルイーズが登板し、近本・中野・大山を抑えて試合終了。3位DeNAがまさかの3連勝で、王手をかけました!
3試合連続無得点の阪神。いくら主軸が欠場とはいえ、元気のなさが気になります。森下は7回に代打で登場しましたが外野フライ。佐藤はベンチには入っていましたが出番はありませんでした。あとがなくなった王者の意地に期待します。
さて、まったく観ることのなかったパ・リーグ(速報はチェックしていた)。5回表、水野のタイムリー内野安打で勝ち越すも、またも1点どまり。するとその裏正木の2ランであっさり逆転されると、6回裏にもちゃっかり2得点。7回にも1点追加で本日も6得点。最後の杉山は少し力んだところもありましたが、何の番狂わせもなく3連勝でCS突破。3年連続日本シリーズ出場を決めました。
日ハムはシーズン同様、ソフトバンクに歯が立ちませんでした。まあ、西武が出ていたとしても結果は同じでしょう。というか、どこが相手でも一緒でしょう…。
どうしてこんなに強いままでいられるのでしょうかね!? いや、むしろ年々強くなっているような気がします。おととしはあっさりCSを勝ち上がるも日本シリーズで下剋上をくらい、昨年はCSで苦戦するも気を引き締め直して日本シリーズを制覇、今年は一年前に苦しめられた日ハムを徹底的にマークしペナントレースで圧勝、CS初ルールの10G差ミッションもクリアし、CSも危なげなく3連勝。こうしてみると、アドバンテージ2勝の意味ありませんでしたね。
これだけ強さをみせられると、日本シリーズもあっさり終わりそうな気がするなあ…。


10/17 セ★T-DB☆☆☆☆

あとのなくなった阪神。スタメンには森下・佐藤が復帰。おそらく強行出場ですが、その意気にかけるしかありません。
先発は大竹。初回、牧・佐野に連打を浴び、宮崎の犠飛であっさり失点します。さらにエンカーナシオンが長打を放ち、佐野は三塁ストップかと思いきや、2アウトだからか思い切っての本塁突入。いや無理だろうという想像よりも、ゆうゆうアウトでした。
エース東でCS優勝を決めたいDeNAですが、その裏、1番近本の当たりを牧がいきなりエラー。中野はアウトになるものの、3番復帰の森下がヒットを放ち、球場が沸きます。4番佐藤は外野フライ。しかし大山がきれいにレフト前へ打ち返し、近本が一気にホームへ。判定はアウトでしたが、リクエストの結果覆り、すぐさま同点に追いつくことができました。阪神はCS初得点。試合の流れはこれでわからなくなりました。
その後は大竹も東も失点を許さず中盤戦へ。4回表、DeNAは先頭が出るも2アウト。打席は成瀬、これでチェンジだろうとぼんやりしていたら、打球がレフトへ。外野フライかと思いきや、なんとそのままスタンドイン! シーズン0本の伏兵が、まさかのプロ初ホームランで勝ち越し!(記録にはならないらしい)
その裏、阪神は二死から熊谷・代打濱田の連打でチャンスを作るも近本が凡退。このCS、近本はノーヒット。勝利のためにはスタメンから外す選択肢もありかと思っていましたが、ベンチはベテランの復調に賭けたのでしょう。しかし思うようにはいきません。
阪神は大竹をあきらめ継投へ。5回表、神宮が三者凡退に抑えると、その裏。ようやく出た、森下の打った瞬間! レフトスタンドへのホームラン! わっと元気になった甲子園、佐藤・大山も連打を放ち、一気に攻めたいところでしたが、阪神の懸案は6番打者。今日はなぜか伏見が入りましたが、ダブルプレーと最悪の結果に…。左相手でも高寺で良かったのでは…?
インターバルをはさみましたが、6回表も神宮が続投。しかし回またぎあるある、球威が落ちて打たれがち。神宮も一死二・三塁とピンチを迎えてしまいます。しかし古市の三ゴロでホームアウト。そしてホームランを打っている成瀬に粘られるも最後はスライダーで空振り三振!
その裏はDeNAも東から吉野へ継投。先頭ヒット→バント→ゴロで二死三塁。そして不調の近本、サードゴロで終わった…と思いきや、これを宮崎がエラー! まさかの同点! 打ててはいないけれどなぜかラッキー出塁が多い近本です。
7回表は木下が登板。四球でランナーを出しますが、伏見が刺してチェンジ。するとその直後、またも出た! 森下の打った瞬間! レフトスタンドへの勝ち越しホームラン! まるでリプレイのような一発の後は、これまた佐藤・大山の連打が飛び出し、今度は一・三塁で伏見が犠飛を放ち5-3に。ここまで好投していた浜地ですが、さすがに疲労が溜まっていたか。
8回表は石井かドリスか及川か? と思いきや、なんと木下続投。木下もこれまた回またぎあるあるで、いきなり死球・四球とよろしくない状況に。そして宮崎にあっさりタイムリーを打たれて1点差となってしまいます。
もちろんベンチは交代を決断。そしてマウンドに上がったのは石井でもドリスでも及川でもなく、抑えの工藤! 負けられない一戦とはいえ、抑えが回またぎ確実の火消し登板とは驚きです。裏を返せば、出てこない3人は回またぎの神宮・木下・工藤より状態が良くないということか…。
まずは井上から見逃し三振を奪うと、代打筒香も三振。最後の成瀬も内野フライに抑え、1イニング目を乗り切りました。
相当神経を使ったはずですから追加点を取って楽にさせたいところでしたが、その裏は三者凡退に抑えられてしまいました。
1点差のまま最終回。もちろん続投の工藤は先頭を抑えるものの、松尾に四球を与えてランナー一塁。続く度会の打球はセカンドへ。取って投げてもセーフの位置ではありましたが、飛びついた中野が大きくはじいてしまい、松尾は一気に三塁へ。ピンチを広げてしまいます。
打席は牧。緊張感が高まります。
打球はファースト大山の前へ。少し焦ったかファンブルした時はひやりとしましたが、なんとかホームへ送球。ランナーは二・三塁に残るものの2アウト。スタンドから自然発生する「あとひとり」コール。
次は佐野の打順でしたが、8回に代走三森が出ていました。結果的には得点できなかったため、「ここが佐野のままだったなら…」と、この時は交代を惜しんでいました。
簡単に追い込んで、コールは「あと1球」に変わっていました。佐野と三森では、やはり怖さが違います。よって、「これで終わりだな」とぼんやりしていたわけですよ。
3球目。高めの球に、三森のバットが一閃!
その瞬間、思い出しました。ソフトバンクのユニフォームを着た三森に痛打をくらった、あの時やこの時やその時のことを…。
打球は無情にもセンター前へ。もちろんスタートしていた二塁ランナーまで一気に生還。6-5と試合をひっくり返しました!
その後は宮﨑敬遠、ドリスに交代し井上・林にもタイムリーをくらいいつの間にやら8-5。
これは終わった…。
ないと思い込んでいた9回裏、最後はもちろんレイノルズ。しかし今日の阪神はただでは終わりませんでした。森下が四球を選び、佐藤はきわどいコースで三振するものの、大山がヒット、伏見も四球で満塁に。
続く高寺の5球目、レフトファウルゾーンに打ち上がった打球を度会がグラブにおさめかけるも落球。助かったはずが、その次の球を空振り三振する高寺…。最後も代打木浪が見逃し三振で試合終了となりました。
DeNA、まさかの4連勝でCS無敗突破! 
阪神は最後の最後で、離脱者が出たり調子が上がらなかったりと、悪いサイクルに入ってしまいました。優勝争いが熾烈だとこういう弊害が出てしまいますし、ここ数年の勤続疲労もあったでしょう。今年も控え層の薄さは目につきましたし…。ソフトバンクへのリベンジマッチも見たかったですが、森下&サトテルが手負いでは厳しかったでしょうし、怪我を治して早く元気になってほしいですね。来年はサトテルがどこにいるかはわかりませんが。
さて、貯金42のソフトバンクに挑む貯金2の下剋上DeNA、という図式は2年前とまったく同じのようです。山本祐&上茶谷、尾形&井上という移籍した選手たちが日本シリーズで相まみえるというのも、なんとも皮肉な偶然。2年前敗れたソフトバンクは同じ轍は踏まぬとばかりに襲いかかってくるでしょうが、DeNAにはわけのわからぬ底力がありますから不気味です。
もつれにもつれて盛り上がる日本シリーズだったらいいなと、低みから期待します。











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