7/24~26 vsL ●●●
連敗街道驀進中。 連敗ストップを託されつつも、こちらが無得点だとこらえきれずに先制され、おかわりを抑えたと思ったら森に打たれる金子。先週打たれに打たれた多和田にしっかり抑えられる打線。唯一の得点が、小谷野のアクシデント(?)で急遽代役となった宮崎ってのがね。 点の取り合いとなった2戦目は、白崎の犠飛で勝ち越し。初お立ち台! という淡い希望は見事に打ち砕かれました。西武の中継ぎから追加点を取れなきゃ、そりゃこうなりますって。ランナーが出ても2アウトからだし、たまに0アウトか1アウトで出塁したらすわバント、で失敗。こんな場面何回見させられるんでしょうか。相手はクリーンアップが6球で同点に追いつき、追い込まれながらしっかりバントを決めてサヨナラ勝ちです。このどうしようもない力差を見せつけられて、思うところはないのでしょうか。で、この時期にこの球場で増井が回またぎって何考えてるんでしょうか。優勝争いでもしてるのか? 悪い流れは濁流となってチームを飲み込んでいきます。ヘッロヘロの菊池から得点できない時点でもう3タテは安易に予想がついていましたが。それでも西武打線を終盤まで1点に抑えたのはさすがアルバース先生。ナンデ勝ちをつけられないのか。 もう瀕死状態の打線ですが、決めるまで意地でも続ける気か? と言いたくなるくらいのバント攻撃。そして失敗。瀕死のベンチも思考停止状態なんですかね。終盤、先頭で二塁打を放った武田に代走小島が出てきた時にはリアルに「はっ?」と声が出てしまいました。私の知らない間に武田の足は代走を出さないといけないほど遅くなっていたのか? 源田の守備に阻まれたとはいえ、若月のゴロはホームに還るにはじゅうぶんでした。はっ? なぜ止まっている? 何のための代走なんだ? 何しに出てきたんだ? それでも大城のタイムリーに救われて同点。100球近いアルバース、交代かと思われましたが8回も続投。2アウトからこらえきれずにランナーをためると山本に交代。はっ? ここは比嘉では? 山本は回またぎしないはず…たった1アウトのために山本を出すのか、それともついにパンドラの箱を開けてしまうのか…どちらにしても、取るべき選択肢ではなかったように思います。 また延長…。 9回吉田一と来て10回は近藤かなーと思いきや。 ま、ま、増井!!?? 昨日回またぎしたんだぞ!? あれか? リベンジしてこいってやつか? 正気か!!!??? ハイ。7球でサヨナラでした。 ・・・6連敗。 なんなんですか、これ。 遅れてきたゴールデンウィークですか? 7/27~29 vsF ●●○ ファンも思考停止状態ですよ。アハハヾ(@゜▽゜@)ノ 金曜はドラマの録画、土曜は奈良大会の決勝、1秒たりとも試合は見ていません。イライラするだけとわかっていたので見る気がしませんでした。伊藤トレードから冷めた気持ちが出てきたことは否定できませんが。 とりあえず経過を見た限りでは、あいかわらずの大城の走塁ミスから始まり、あいかわらずの西の乱調、コメントしようのないKー鈴木。ナンデここにきて若月でなく山崎を使ったんですかね。西の不調は若月のせいってことなんですかね。翌日も連敗を止める気などさらさらなさそうな無気力打線は初先発の堀に2安打完封打ち止め、ホントどうするつもりなんでしょうかね。小谷野ひとりにまかせてどうにかなると思ってるんですかね。3点はね返すプランもないのに、岩本連投や近藤&比嘉回またぎの勝ちをあきらめてません的アピールやめてくれませんかね。投手全員使い潰すつもりなんですかね。 3カード連続3タテの危機を救ったのは復調ぎみのロメロ。滑り込んでのファインプレーから二盗&三盗まで決める奮闘ぶり。まわりも触発されたかようやく打線がつながりました。吉田正は不調ターンに入ってしまったようですが…。それもこれもローチが踏ん張ったおかげ。初登板時とは印象が変わりましたが、やはりナイターとはいえ暑さの残る屋外、しかも風のあるマリンとあって本来の投球ではなかったのかもしれません(そう信じたい)。 (結果)42勝46敗4分 借金。 5位。 振り向けば最下位。 懐かしいこの感じ。 実は楽天より3位とのG差のほうが少なかったりするのですが、今週のていたらくを目の当たりにすると、まさかの最下位転落が現実味を帯びてきました。 このペースじゃいつかブルペンは疲弊するとは、ずっと思っていましたが。 おそれていたことが現実に。 夏は投手が疲れてくる頃とは言いますが、ここまで完投したのはディクソンの一度だけなのに、あいかわらず全員6回が限界の先発陣。しかも打ち込まれるものだから、逆に敗けこんだことで吉田一と増井にお休みができたのは皮肉な話です。 山本の降格は怪我でなくリフレッシュ休暇らしいのでそこはひと安心なのですが。近藤が安定した投球をして岩本もアピール成功、比嘉も復活していますし、先発さえ長いイニングを投げてくれればまあまあうまく回せるのではないでしょうか。 あとは打線でしょうね。怪我人の中から小谷野が上がってきましたが、なぜ上げたのか不思議になるくらいの状態でした。あれなら宮崎や杉本を使う方がよほど期待できると思うのですがね…。 PR
今年も奈良の夏が終わりました。
100回目の夏、代表の座を勝ち取ったのは奈良大附属高校。 昨秋から県内負けなしの智弁でしたが、準決勝で惜しくも天理に敗退。この顔合わせは昨年と同じ、そしてスコアも昨年と同じ8-7の接戦でした。甲子園でのカードであっても遜色ない実力校同士の対戦。ハイライトで追うだけでも、両校の意地とレベルの高さを感じました。 くしくも同じ時間、北大阪でも大阪桐蔭-履正社という全国レベルの二校が対戦しており、こちらも接戦の末桐蔭が勝利。同じ地区に属する強豪校として、互いが互いを意識することでその実力を全国レベルまで高め合ってきました。 そしてその影響は、確実に周囲の高校にも波及します。 智弁と天理の背中をずっと追っていたのが、奈良大附。 過去五回も決勝に進出するも、なかなか勝利に届きませんでした。 昨年の決勝でも、天理に2-1と惜敗。 同じ顔合わせとなった2018、六度目の正直なるか。 台風が近づいていたため、中止の可能性もありました。正直、そのほうが良いかもと思っていました。智弁との激戦を制した天理とコールド勝ちした奈良大附では、コンディションに差がありすぎるからです。 しかし曇り空の下、試合開始。 1回表から天理が先制。緊張からかやや上ずっていた奈良大附・木村投手の球を逃しませんでした。疲労を感じさせない戦いぶりで、早々に3-0と点差を広げます。 今まで決勝を見てきて、経験値の差はいかんともしがたいと感じていました。奈良大附が着実に力をつけながら、あと一歩届かないのは、ここぞで冷静になれるか、地に足つけてプレーできるか、それが常連校とそうでない校との差であって、それを埋められるのは「ここぞ」を逃さず一気呵成できる観察力と攻める姿勢。 何度もはね返されてきた決勝では、「ここぞ」で得点できなかった奈良大附でしたが、今年は違いました。はね返されながら、それでも少しずつ、厚い壁を押し返す力を身につけてきていたのかもしれません。調子の上がらない天理・坂根投手の隙をついて一気呵成に得点を重ねます。あと1点に泣いてきた今までの奈良大附の姿は、もうありません。 追いつき、追いつかれ、追い越し。 奈良大会決勝は、今までにないデッドヒートとなりました。 しかし中盤に奈良大附が4点差をつけ、天理はチャンスを作るもなかなか生かすことができません。 そして、最終回。 大阪桐蔭は最終回、2アウトランナーなしから勝ち越す奇跡を見せました。天理も伝統校として最後にくらいつくことができるか。 強打者・太田選手を抑えて1アウト。マウンドを守り続けてきた木村選手でしたが、4番の北野選手に大きなホームランを打たれてしまいます。動揺したか、蓄積疲労もあったか次の打者には二塁打を許し、さらに四球と死球で満塁に。 9回2アウト、最後に見せたわずかな隙。そんな「ここぞ」を逃さないのが、天理が天理たるゆえん。 代打の選手が見事なタイムリーを放ち、4点差は2点差に。そして打席には今日ホームランを打っている宮崎選手。球場に響き渡る大きな「ワッショイ」。この時、風は完全に天理へと吹いていました。 宮崎選手の打球は、鋭くセンター前へと抜けていきました。二者生還、崖っぷちから天理が同点に追いつきました。しかし一塁ランナーがセンター植垣選手の好返球に三塁で刺され、スリーアウトに。植垣選手の冷静さが光りました。 ここ数年でも類を見ない激戦は、まだ終わりません。 チェンジの場面、審判のジェスチャーがまぎらわしく、奈良大附の選手が勘違いして一度は歓喜の輪を作りました。両選手が茫然とする中説明がなされましたが、こういう時、不利になりがちなのは一度気持ちを切らせてしまった奈良大附の方。9回裏もやや浮足だっているうちに攻撃が終わってしまったように見えました。 しかし精神的に有利な天理の勢いを防ぎとめたのは、木村投手の堂々たる投球でした。10回以降もマウンドを守り、相当な球数を費やしていたはずですが、天理に流れを渡しません。内外野も好守を連発し、完全に落ち着きを取り戻しました 勝負が決したのは、11回裏。 2アウト一・二塁からライト前ヒット、二塁ランナーが三塁ベースを回りかけてあわてて戻り、返球を受けた捕手に刺されかけますが、捕手の投げたボールがランナーに当たって救われます。 この時、また風の流れは奈良大附に向いたのかもしれません。 そして、植垣選手の打球がセンターの頭上を越えていき、終止符が打たれました。 最後の最後まで強気な表情を崩さなかった天理四番手の前田投手でしたが、ボールが抜けた瞬間マウンドにうずくまり立ち上がれませんでした。 勝者も敗者も、涙の止まらないゲームセット。 終始奈良大附の強さを感じた一戦でした。打撃も守備もめきめきと力を蓄えてきていたことを実感しました。何よりもその精神力です。一度は相手に行った流れを取り戻したのは、奈良大附の選手たちの落ち着いたプレーあってこそです。延長でスイッチを入れ直した木村投手はじめ、同点の場面でホームではなく冷静に三塁へ投げた植垣選手、ひとりひとりが打席での役割をきちんとこなすあたりはもう「二強」とは呼ばせない、確実に「三強」の一角であることを示す強豪校の姿でした。 甲子園でもきっと、奈良代表として堂々とプレーしてくれるに違いありません。 昨年の天理のような、旋風を期待します。 天理はもしかしたら、不完全燃焼に終わってしまったのかもしれません。前日の疲労は決して口にはしないでしょうが、天理らしくないミスが随所に見られました。先制して試合を優位に進めながら追いつかれた焦りもあったでしょうか。それでも九回に4点を追いついた粘りはさすがでした。あとわずか及ばなかったものの、智弁戦、そして決勝の戦いぶりは、昨年甲子園ベスト4が決してたまたまなどではない、チームの底力を感じました。また奈良県内に立ちはだかる厚い壁となる、中村監督の一年が始まります。 シード校のうち、唯一準決勝に進めなかったのが高田商。初戦で敗れたその試合をたまたま見ていたのですが、相手の法隆寺国際の二年生投手の完成度の高さに舌を巻きました。惜しくも準々決勝で奈良大附の前に屈しましたが、それでも中盤までリードしており、もしやと思わせる快進撃でした。前身の斑鳩高時代に選抜出場経験はあるものの、近年はベスト4に名を連ねることもなくなっていましたが、シード校撃破は決して番狂わせではない、秘めた実力を感じました。秋季大会での活躍に期待です。 いよいよ、100回目の夏が始まります。 今年はどんなドラマが待っているでしょう。 どうか、無事に始まり、無事に終わりますように。
7/16~18 vsF ●○○
オールスター明けの第1戦。初回の攻防で試合の趨勢が決してしまいました。2アウトランナーなしからの3ラン、ノーアウト一塁からのゲッツー。有原を打てませんな…唯一の得点もエラーがらみですし。新戦力白崎が代打で登場するも、なんも言えねえ三振でした。ほぼメインで見ていたDeNA戦の伊藤との落差が…。 後半戦早々連敗は避けたい第2戦、ディクソン-マルティネスとあって形勢不利の予想を覆すまさかの圧勝! 杉本の満塁ホームランには驚きました。あれ入るんかい。ディクソンが完投(なんとチーム内シーズン初完投)、最後はがんばりました。でも来週大丈夫…? 3戦目、金子で勝ち越しをもくろむも、やはり今年の金子は踏ん張りがききません。しかしまたもや打てなかった村田をようやく6回に攻略し、吉田一&山本&増井が3凡に抑えて見事な逆転勝利。2位相手に勝ち越しは大きい! …ものの、やはり3位争いは一進一退。 7/20~22 vsM ●●● ロッテをお得意様にしていたアルバースですが、やはりこれだけ当たれば対策も立ててくるか。そしてこの暑さは外国人には厳しいか。3回でまさかの6失点。しかしオリックスも打線がつながり、5回で同点に追いつきます。これまではなかった粘りです。5番伏見が存在感を放ちました。そこからはお互いにブルペン陣が奮闘。しかしロッテをやや苦手としている山本が井上にタイムリーを打たれてしまいます。前半戦はまったくと言っていいほど打たれた記憶のなかった井上ですが、なんなんだ、ここ最近の威圧感は。「だから井上は強打者だとあれほど」と我が家の西武ファンは主張していましたが(vs西武.378)。 こうなるとあっさり終わりがちなオリックス。先頭福田が出塁するも2アウト、抑えの内相手にまたも伏見が輝きました。殊勲の同点打! しかし、まだ同点の段階で猛打賞の伏見に代走ってどうなんだ? いや、その小島は確かに盗塁を決めたけれど…。西野が敬遠されて、安達に代打なしってどうなんだ? そのために白崎を欲したのではないのか(伊藤を放出してまで)? いや、その裏安達の守備でサヨナラのピンチを脱したけれど…。 延長に入り、10回裏、比嘉が中村に死球を与えて一触即発。なにゆえ西村ヘッドコーチがいちばんヒートアップしていたのかね…。まあこの段階で、しかもマリン、サヨナラは見えていたけどな! サヨナラを許したことよりも、大城がレフトの守備も上手いことが印象的でした。できれば大城はセカンドに固定してほしいのですが、あのどこでも守れる守備センスを見せられては…。 翌日、ボル神ガーを相手に次々とランナーを出すオリックス打線。しかし野球はランナーの数で競うスポーツではないわけで。初回は二塁ランナー大城の凡ミス、2回は吉田正の積極的にも程がある走塁ミス、4回は盗塁失敗でリクエストの無駄遣い…とこれだけ次々とミスを重ねては得点が入るわけがない。そして5回、先頭吉田正のホームランで先制、続く伏見が二塁打と、押せ押せの場面で2ボールから送りバント…。うーん。で、成功しても案の定得点できず。6回も先頭が出塁して、大城にバントさせて、失敗。うーーん。 せっかく山岡が好投しても、これ。目先を変えて山崎とバッテリーを組んだことが功を奏したのか、5回まで無失点(被弾なし)はひさびさです。しかし6回97球と微妙なところで、なぜかこの日は続投。で、ランナーをためてから吉田一に交代という、いちばんやってはいけないような継投策に。いやでも、清田の2-2からの一球はストライクだと思ったけどな! なんだかモヤモヤの残る一戦となってしまいました。 3タテなんてアリエナイはずの大事な一戦、先発が入団即ぶっつけ一軍のローチ。ブラックにも程がある。案の定すぐさま2点取られ、その後もランナーを出しつつ粘りの、というよりはやっとこさの投球でなんとか5回。ツーアウトから連打をくらって二・三塁になったところで限界(ベンチの)が来たのかK-鈴木に交代。澤田の代役を頂くチャンスのドラ2でしたが、回またぎで3四球と、せっかくの機会をミスミス手放す鈴木。KO鈴木って呼ぶぞ! なんだったんだあのFASで垣間見せた好投は! そのピンチは近藤が片づけるものの、次の回、最近お疲れぎみの吉田一が4連打でノックアウト。点差はついていたものの、齋藤はよかったと思いますよ。たぶん。すでにチャンネル変えていたけれども。 この大事な3位争いの真っただ中、アリエナイはずの3タテをされてしまいました。 (結果)41勝41敗4分 えっ!? もう貯金なくなったの!!?? 貯金ってなくなるの早いね! 知ってたけれども! 後半戦が始まるなり黒星が混む、この毎年の既視感。こういうところで連勝できないからなかなかAクラスに上がれないのでしょうね…。 なぜかソフトバンクもお付き合いで連敗中。その前はロッテが3タテをくらっていたし、ふるい落とされないためにも次の西武戦での巻き返しを期待します。
なんなんだ。
なんなんだ、この暑さは。 日課となっていた週間天気予報のチェックをやめました。 35℃、36℃、35℃…。 朝からゲンナリします。 最低気温ですら、25℃、26℃…って朝からすでに「夏日」。 昔はこれが最高気温だったよな? 30℃を超えたら、「真夏日?」とウンザリしていたのに。 35℃超えで「猛暑日」という言葉ができたのはいつだったのだろう。 猛暑があたりまえって、どうかしてる。 豪雨災害が起きたのはついこの間のことなのに、なぜこのタイミングなのだろう。 校内行事で小学生が亡くなったり、救急搬送される事態が頻出しています。 最高気温が20℃台だったウン十年前の終業式ですら、密閉された体育館でバッタンバッタン人が倒れていたのに、このご時世においてまだ生徒を集めて長々やっているのでしょうかね。 中学ではハンカチで垂れてくる汗を拭いただけで、「動くなーーーー!!」と怒鳴られたなあ。 今思い出しても、まったく理解不能な空間だった。 高校では教室に扇風機がついていたのですが、ある日隣の教室の使いすぎでウチまで割を食って停電となり、一日地獄でした。都会のど真ん中だったので西日は入るが風は入らず。 懐かしい夏の思い出ではありますが、現代においては命にかかわる問題。 まさかもうそんな昭和頭な学校はないでしょうが、高校野球は見ているだけでも辛いです。 奈良大会でも、足のつった投手が二度目の治療を受けてふたたびマウンドに上がるも、やはり投げることができず、仲間におぶわれ涙をこらえながら引き上げていく姿が痛々しく、この季節の真昼間に行うことはさすがにもう無理があるのではと感じました。受験やプロ野球との兼ね合いで時期を秋にずらすのは難しいのかもしれませんが…あるいは甲子園をやめてドーム球場で行うか…。
7/2 vsベルギー ●
朝起きて、スマホを開いて、真っ先に飛び込んできた見出し。 「日本、逆転負け」 「負け」は予想していたものの、「逆転」の二文字に驚きました。 前評判からして、圧勝されるものと思っていたからです。 試合は結局ハイライトでしか見られませんでしたが、最後のカウンター攻撃にはベルギーとの力差を見せつけられました。 それも、圧倒的な強さの、わずか片鱗。 敗退後の日本は世界から称賛を浴びました。ベルギーを本気にさせた2本のシュート、最後まで貫いた攻めの姿勢、きちんと片づけられたロッカールームの写真、涙を拭きながらもいつものようにスタンドを清掃するサポーターの姿。 それはそれで、日本人として誇らしい。ポーランド戦後の批判は悲しかったですし、それを賛辞に変えた選手たちの、強者に真っ向から挑んだ姿は負けてなお美しく、サムライの異名のごとく潔く輝いていました。 それでも、勝負の世界は「負けて得るものなんて何もない」のかもしれない。 負けて称賛されるようでは、きっとまだまだなのだと思います。 フィジカル面で圧倒的に劣る日本のサッカーが、世界の中心で戦える日の来ることを祈って。 ・・・・・・ 決勝はフランス-クロアチアの顔合わせとなりました。 なんとなく勝てば初優勝のクロアチアを応援していたのですが、延長戦を戦い続けて体力的にきつかったかもしれません。フランスも蓄積疲労はあったでしょうが、すべての面において相手を上回っていました。 試合後の、モドリッチの茫然とした表情が印象的でした。 ハイライトではカットされていましたが、クロアチアの攻撃中に乱入者があって試合が中断されたとか。報道が少なく試合展開に影響はなかったのかどうかはわかりませんが、ちょっと信じがたい出来事です。世界が注目する一戦でなぜこういうことが起きてしまったのか、日本もオリンピックが迫っている時だけに他人事ではありません。 先んじて行われた3位決定戦を制したのは日本を破ったベルギー。ここはなんとなくうれしいですね。欲を言えば優勝してほしかったですが。 ドイツやアルゼンチンがグループリーグで敗退したり、開催国ながら世界ランク最下位のロシアの躍進があったり、話題に富んだワールドカップだったように思います。日本が敗退してから報道がめっきり減って、自分の中でも興味が薄れてハイライトもちゃんと見られませんでしたが…。 サッカーのワールドカップは、やはりの他のスポーツより特別感があります。 大会の歴史、世界での普及率やファンの熱狂ぶりなど、いろいろな理由はありますが、来年行われるラグビーワールドカップも国内でこのくらい盛り上がってほしいなと思います。 |
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