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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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10/26 ドラフト会議

今年も貧打に泣いたオリックス。早々に近大・佐藤内野手の1位指名を宣言しました。甲子園がなくなったこともあり大学生に注目が集まっていましたが、その中でも競合必至の大型選手です。
「1位指名を最初に公表した球団がクジに当たる!」という迷信を信じていたわけではありませんが、それでも「今年はそろそろ当たるターンだろう…」というわずかな望みを持って、家路を急ぎました。
…が、たどり着くまでに「阪神が交渉権獲得!」の速報が…_(┐「ε:)_ズコー
ま、まあセ・リーグだし(ソフトバンクが当てるよりはずっといい)。佐藤選手、活躍期待してるよ!
外れでも競合したらどうしよう、とそれだけが不安でしたが、幸い指名は被らず。福岡大大濠高の山下舜平大投手でした。名前が印象的だったので記憶に残っていたのですが、素材型の大型右腕。オリの高卒投手では山本はもちろん、昨年のドラ1宮城も活躍していますから、これからの成長が実に楽しみです。
13番目指名となったドラ2は昨年に引き続いて高卒野手、中京高の元謙太外野手。昨年の甲子園に出場していたので、名前は知っていました。こちらも成長が楽しみ…なのはもちろんなのですが、こんな育成に特化して大丈夫なのかオリックス。確かに即戦力を求めた数年前までのドラフトの結果が今のコレなわけで、高卒野手で1位指名した太田椋だって怪我していなければ今頃一軍でバカスカ打っていた(に違いない)ので、方針としては一貫しているわけですが…。
折り返し順位順となった3位指名を前に、中嶋監督代行の顔が曇り出します。どうやら、目論見が外れた模様。おそらく、狙っていた高卒捕手が先に指名されてしまったのでしょう。悩んだ末に指名したのは、明石商の来田外野手。3位縛りをしていたので、最後のチャンスでした。地元関西で甲子園でも活躍していましたし、乾スカウトがオリックスジュニアの頃から注目していた選手だそう。残っていたのも何かの縁でしょう。同じ明石商の中森投手がロッテに2位指名されていたので、同級生対決も楽しみですね。
4位はここでやっと大卒、立教大のサブマリン、中川颯投手。高橋礼のような存在になってくれるでしょうか。
5位でおそらく中嶋監督代行の意志が通ったか、豊橋中央高の中川拓真捕手。3人目の中川。
6位は社会人の阿部翔太投手。高卒ばかりの中に際立つ28歳というオールドルーキー。
育成1位は今年の夏の甲子園で選手宣誓を行った、大分商の川瀬堅斗投手でした。その時にソフトバンクの川瀬の弟であること、大事故から復活したことは知っていましたが、夜のドラフト特番を観てますます応援したくなりました。出演時お母さんの顔がこわばっていたので、「母親としてはやはり地元ソフトバンクに指名してほしかったのか…それともオリックスが弱すぎて不安なのか…まあ後者だろうな…」と同情していたのですが、のちの報道で、出演前にオリックスから支配下指名できなかった謝罪連絡を受け、その場で育成指名を了承したことを知りました。そりゃ表情も硬くなるわな…。まあ、川瀬くんは嬉しそうだったので良かったです
やはり3位指名あたりで方針が狂いだしたのでしょう。何か今年のドラフトには迷走が見られたように思いました。
育成なら入団拒否と公言していた仙台大の2名を育成指名したことも不可解ですが、一部ネットを騒がせた育成6位指名の選手に関してはドラフトから毎日毎日我が家の西武ファンが絡んでくるのでちょっとウンザリしています。オッサンってどうしてこう相手が不愉快な顔をしているのに同じ話題をくり返すのでしょう。昔上司にキレたことを思い出しました。
いずれにせよ、ファンはヤングバファローズたちの活躍を期待して無事に来年の開幕を迎えられることを祈るだけです。


10/27 ソフトバンク優勝

いやー、「本気のソフトバンク」には圧倒されました。
M2でホームに帰り、迎えたロッテ戦。
ソフトバンクが唯一苦手とする相手ですし、その直前の試合でオリックスがしっかり打線を温めておきましたから、もしかしたら何かしら起きるかも、と少し期待していました。
何も起きませんでしたな…。
この大一番を任されたのはベテランの和田ですが、さすが落ち着いていました。石川も粘っていたのですが、ソフトバンクの勢いに呑まれてしまいました。そこからは岩嵜・モイネロ・森と必勝リレーで、カード1戦目であっさり優勝を決めました。
そしてもちろん優勝したからといって手綱を緩めることは決してなく、翌日は完封勝ち、さらには1点差の9回裏二三塁で、暴投の間に躊躇うことなく二塁ランナーまで還ってサヨナラ勝ちと、CSで対戦するかもしれないロッテにソフトバンクの強みである投手力と機動力を見せつけるような、戦意喪失させるような戦いぶりでした。
その次のカードでも、これまたCSで対戦するかもしれない西武を容赦なくたたきのめしています。
…いや、これどこがCS行っても無理じゃね?


10/30 巨人優勝

セ・リーグは早々に巨人が抜け出していて、CSがないこともあって興味を失っていたのですが、なかなかマジック減らないなあとはうすうす思っていました。
こんなに足踏みしていたなんて…。
この日も追いつかれての引き分け、しかも阪神が引き分けたことによっての優勝決定か…うーむ。
菅野がいる今年は昨年よりいい勝負になるかな、いや千賀相手に勝ちは難しいだろう(って、もうすでにソフトバンクを想定していますが)、その後に出てくる東浜やムーアや石川も難しいだろう、和田も昨年打てなかったし、大竹笠谷バンデンにはもはや至らないだろう、つまり今年もソフトバンクの4勝0敗で終わるだろうな…。
と、言っていたら、我が家の解説者が「4勝2敗」と宣言しました。
「え! 巨人は誰で誰に2個勝つの?」
「違う、巨人の4勝2敗」
…ホントに? ホントにそう思ってる?





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『エール』(承前)

『鐘の鳴る丘』そして『長崎の鐘』から『栄冠は君に輝く』…。
戦争から立ち直れずにいた人びとが、少しずつ希望を手にしていくこの2週間は、毎日涙を禁じ得ませんでした。
裕一を音楽の道へ引き戻す池田を演じる北村有起哉。戦争で荒廃した日本をよみがえらせるため立ちあがった人間たちというのはきっと皆こんな生命力にあふれていたのだろうと思わせる熱量で、時間の針を未来へ進めていきました。久志へ語った「友達はいない」「人は裏切る」という、ただそれだけの言葉に、彼のこれまで歩んできた人生はきっと艱難に満ちていたのだろうと感じさせる説得力がありました。北村有起哉をはじめて観たのは確か大河ドラマで、自然と放たれる存在感に惹かれ、その後のドラマや映画でもつい彼を目で追ってしまうようになっていましたが、年々凄みを増しているような気がします。父親のことは知りませんでしたが、やはり血のなせるわざでしょうか。
そして、裕一の音楽がさらなる境地へ達したと言える『長崎の鐘』。吉岡秀隆演じる永田医師の口から紡ぎ出される言葉の重みは、確かにどん底を見た人間のそれでした。おそらく先は長くないであろう病の床から裕一へ投げかけた微笑みは、裕一の苦悩を理解し、受け止めたうえで、彼を地の底から光あふれる空へ導く慈愛に満ちていました。裕一は、自分の曲で戦意発揚する若者たちに興奮した罪悪感に苦しんでいましたが、戦後、音楽を贖罪の道具にしようとしていたことにもまた、罪悪感を憶えていたのかもしれません。永田医師が示した、裕一の目指すべき音楽の道。そして生まれた『長崎の鐘』の悲しくも美しい至高のメロディーは、原爆によって荒野と化した街に響き渡った希望の鐘の音そのものでした。第1話のオリンピック開会式会場で長崎出身の警備員(萩原聖人)が「『長崎の鐘』は生きる希望を与えてくれた」と語っていたのは、ここに繋がっていたのだなと、感慨深いものがありました。
裕一は戦禍の傷痕から脱却するきっかけをつかんだものの、立ち直れずに苦しんでいる人たちはなお存在していました。おそらく夏の甲子園の時期に放送予定だった『栄冠は君に輝く』の誕生エピソード。裕一の久志を思う気持ちの伝わるセリフと、それに揺り動かされた久志の歌声。アカペラから始まり、オーケストラの伴奏が重ねられ、甲子園で躍動する若人たちや客席の大観衆の映像を背景に、朗々と日本じゅうへ届けられた『栄冠は君に輝く』。コロナ禍の今だからこそ、すべての晴れ舞台を奪われた若者たちへ捧げるエールに聞こえました。戦後はじめて甲子園のない夏だった2020年。皆でスポーツを楽しめる日々が早く戻ってきてほしい。そんな思いにもかられました。
戦争から立ち直れずにいたのは、もうひとり。吟の夫の智彦さん。
元軍人というプライドが邪魔をして、なかなか新しい職につけずにいました。そんな彼が、本当に大切なものは何か気づき、妻と向き合い、戦争孤児のケンと絆を深めていく過程は、まるでこのお話だけで一本の映画ができそうなくらい見ごたえがありました。松井玲奈と奥野瑛太が作り出す凛とした空気感は、裕一&音の微笑ましさとはまるで異なりながらそれはそれで素晴らしく、このふたりに幸せな結末が用意されていたことには救われたような気持ちになりました。あさイチの面々も彼らが気になって仕方ない様子でしたね。そのくらい、この夫婦は魅力的だと思います。
戦中~戦後にかけての人びとの心情をここまで丁寧に描いた朝ドラは今までなかったのではないでしょうか。放送回数のカットに影響されなくて本当に良かったと思います。脚本家の降板やコロナ禍による放送中断など、放送前も放送中もさまざまなトラブルに見舞われましたが、それらを感じさせないほど近年まれに見るクオリティの高さです。ラスト一ヶ月、このまま最後まで目の離せない展開が続きそうです。










10/20~22 vsE △○●

仙台の則本相手に勝つなんて、そんなおいしいことが年に2回もあるわけないのはわかっていましたが、こちらは山本なのだからもう少し得点できなかったものかと…。伏見はよく打ちましたが。
山本に勝ちがつかず、翌日初回に4失点した榊原に勝ちがつきかけるのだからわからないものです。なぜか比較的得意としている涌井を打ち崩したのにヒギンスで同点にされるという怪しい展開でしたが、大の苦手の松井からまさかの大城ホームランで辛くも勝利。翌日は岸の前に屈したものの、3連戦イーブンで、我が家の西武ファンの機嫌を損ねなくてすみました。
しかしなぜ田嶋と松井雅を組ませたのでしょうか。もちろん選り好みできる立場ではないのでしょうが、伏見と組んで完封した楽天戦の印象が強かったので、意外でした。


10/23~25 vsM ○○●

2020年、鬼門となったロッテ戦。しかし相手はコロナ禍に新潮砲で弱り目に祟り目、連勝中のソフトバンクとのゲーム差が広がりつつあります。「残り20試合で本気出した」ソフトバンクには誰も歯が立たず、いつの間にか点灯していたマジックは減りゆく一方。オリックスファンとしてはパ・リーグの灯は消してほしくないが、ロッテ戦の勝ち星も伸ばしたいところ…。
と、悩ましい中での2勝1敗という結果は、まあまあ満足です。
超苦手の二木相手に佐野&Tの1・2番が躍動し、アルバースも頓宮との初バッテリーで無失点。3戦目には返り討ちに遭いましたが、ロッテも優勝どころかCSすら危うくなってきましたから目の色変えてきたのでしょうか…できれば次のカードからにしてほしかったですが…。全国放送で解説にボロカス言われるという屈辱に震えながらも、ロッテ相手には打てていなかった吉田正の打率が下がらなかったので、良しとしましょう。
まーしかし、「本気出した」ソフトバンクの強さはオソロシイものがあります。西武に敗れるまでは12連勝でしたし、その試合も圧巻の投球をしていた東浜が交代していなければ落とすことはなかったでしょう。
リーグ優勝までM2。歓喜の瞬間は因縁のロッテ戦へと持ち越されました(ソフバンとオリックスが3連勝していればあやうく優勝見届人になるところだった我が家の西武ファンは安堵していた)。
勝てば即、優勝決定です。
ロッテはソフバン戦から始まった連敗を脱出したとはいえ崖っぷち。最後の意地を見せることはできるでしょうか。
また、2位争いも熾烈になってきました。ここに来て西武が楽天を追い抜き、ロッテに迫ってきています。西武もソフトバンク相手には五分の成績を維持していますから、立場が逆になったCSも見てみたい気もします。
でもって、できれば西武と巨人の日本シリーズが観たいです。だってきっと接戦になるから! 去年みたいなのはツマラナイから!






『DIVER-特殊潜入班-』
全5回のため駆け足展開は仕方ないにしても、それ以外にももの足りない部分が多く、モッタイナイ感が大きく残りました。
放送回数が多ければ登場人物それぞれを掘り下げるエピソードがあったり、軋轢を経て絆が深まったりしてD班に感情移入できるようになったかもしれませんし、阿久津と黒沢の過去ももっと丁寧に描いてくれれば、ラストの佐根村の秘密が明らかになるにつれ気分も盛り上がったかもしれません。
ただ、大半は福士蒼汰の演技力の乏しさにあるような気が…。
D班始め兵庫県警の面々も個性あふれていてワクワクしたのに、メインの福士蒼汰&野村周平がどうも魅力に欠けていました。
つくづくモッタイナイなあ、と感じる作品でした。

『SUITS2』
前シリーズは甲斐と鈴木の名コンビが難題を解決していく爽快感があったのですが、今回は上杉vs幸村&甲斐の構図が強すぎて、鈴木の存在感が薄く、あまり入り込めませんでした。
その上杉も、物語の鍵となるヒール役ながら、あまり魅力的とは思えませんでした。
「幸村たちと上杉の確執って前作で明かされていたっけ…? いや、なかったはず。奥さんの葬儀でまで敵意を隠さないくらいなのだから、よっぽどのことがあったのだろう。それにしても引っ張るなあ…」
と、初回からその秘密に期待していたのですが、
「引っ張った割には、不倫とか横領とか、思っていたよりショボかったなあ…。追い出されてからも小物キャラ全開だし、吉田鋼太郎のうさんくさい雰囲気が活かされていないなあ…」
という感想でした。
鈴木と真琴の恋バナもあくまでサイドストーリーの位置づけで、最後は秘密を告白して落ち着くところに落ち着きましたが、唐突に登場してきた人妻とのアバンチュールはちょっと受け入れ難かったです。
途中参加の藤嶋はミスマッチだったかな。キャストが皆長身痩躯の美男美女で、欧米のような台詞回しも違和感なく表現されていたのですが、小柄で純日本人的顔立ちの上白石萌音はひとり悪目立ちしていたように思います。ただでさえ童顔で新米とはいえ検事から転職した弁護士には見えませんでした。
しかしすっかり陰が薄かった鈴木。ちょいちょい幸村が甲斐に無資格弁護士を抱えていることを愚痴るくらいで、もはやどうでも良くなっているような。Season3ではこの爆弾が問題になってくるのでしょうか。










10/13~15 vsH ●●●

「残り20試合になったら本気出す」by工藤監督
…の言葉どおり、いっこも勝たせてくれませんでした。ハイ。
先発は皆好投したのに、打線がまったく機能してくれず。やっと山本-千賀でなくなったと思ったら、笠谷を(予想どおり)まったく打てず、千賀も(案の定)まったく打てず、石川にも(やっぱり)勝ち星を与え。
敗因は中継ぎ陣の差にもあります。ピンチで出てきた荒西が一球で先制点を与えるわ、代わった山田がランナーを全員還すわ、翌日出てきた比嘉は代打長谷川にグラスラくらうわ。もちろんこちらは相手の勝ちパターンですらない継投にまったく手も足も出ず、2戦目までは完封負け。
もちろん知ってはいましたが、ソフトバンクの投手陣は強すぎです。そして、他のチームならヒットになりそうな当たりもことごとく内野ゴロにされます。さらに、相手先発を引きずり下ろすため打てずとも粘って球数を稼ぎます。
すなわち、首位と最下位であること以上に、総合的なチーム力がまったく違うのです。
結局今年はソフトバンク相手に5勝しかできませんでした(17敗2分)。このままでは差が広がっていく一方です。真似しろといっても容易にできるわけありませんが、常勝軍団に見習うべき点は多いのではないでしょうか。


10/16~18 vsL ●○●

今シーズンの西武戦勝ち越しは決めたものの、チームとしては今週1つしか勝てなかったという非常に良くない状態。
乱調の今井相手に塁上賑わすも得点できないという見慣れた展開に、さすがの山岡も粘れませんでした。翌日の台湾デーは台湾出身の張奕の好投と大下の初打席以来のホームランで気持ちいい勝利。きちんと若月に言及した中嶋監督代行はいい上司だなあと感じます。このまま今季対西武最終戦も連勝で…といきたいところでしたが、うまくはいかず、宮城に黒星をつけるという悲しい結果に…。
きれいに打たれたわけではないのに、なんだか不運なヒットが続いて気づけば3点も取られていました。前回のようにせめて負けは消してくれという願いもあえなく届かず。9回のチャンスで代打ジョーンズは犠飛くらい打ってほしかったですねー。
宮城のプロ初勝利は今季中に見られるのでしょうか…。






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