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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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8/6〜8 vsL ○○○

目下武内の日にしか勝てていない西武と、連敗止めてまた連敗しそうなオリックスとの、パ・リーグCクラス天保山。結果は順位どおりでした。
初戦の相手は前回ベルーナドームで抑え込まれた渡邉でしたが、2回に西川が先制2ラン! 先発エスピノーザは6回、中川のエラーからランナーを溜めて交代。代わった山田が同点に追いつかれてしまうものの、その直後、中川がエラーを取り返す勝ち越し2ラン!! 7回にも大里のプロ初ホームランと森のタイムリーで2点を追加して快勝! それにしても貧打のオリックスが一日三本とは…やっと飛ぶボールが提供されましたかね?
2戦目の先発は佐藤。出だしは順調だったものの、4回に来田がライト前ヒットを後逸し三塁打にしてしまうと、続く蛭間には死球。宮城もかつてそうだったように、若手投手は死球から動揺してしまいがち(佐藤と宮城は同い年だが)。そこからタイムリーを浴びて2失点。5回から交代となりました。
隅田の前になかなか得点できなかったオリックスですが、6回表、吉田輝星が三者三振と完璧に抑え(金足農の甲子園観戦ノルマ達成)たその裏、ランナーを置いて打席は森! またの名を天才! 同点2ランホームラーーーン!!(そしてチャンネルを替えられる我が家)
7回も山田が三人で終えると、その裏には宗の勝ち越しホームラン!(よって観ていない)
山田は二日連続で勝ち投手に。ずっとどんな時でも頑張っていましたから、ようやく報われましたね。あとは知らない間に本田が8回、マチャドが〆てカード勝ち越し!
なんだかいけそうな気がする3戦目。前回は完封された青山相手に3回、来田の長打でチャンスを作ると、紅林がきっちり犠飛を放って先制。先発髙島は危なげなく序盤を乗り切りましたが、勝ち投手の権利がかかった5回、四球でランナーを溜めてしまいます。しかし後続をゲッツーに打ち取りピンチ脱出!
6回からは継投に。わずか1点という点差でしたが、鈴木が回またぎで7回までリードを守ります。するとその裏! 打席は森、またの名を天才! 平良から放った一打は自身の誕生日を祝う2ランホームラーーーーン!(そしてチャンネルを替えられる我が家)
そして古田島、連投のマチャドに代わってペルドモが〆てなんとなんと3連勝! スイープ達成!! 
…なのですが、まあ、5位と6位の試合やな、という感じでした。


8/10~12 vsM ●●○

3連勝したといっても、次は苦手のロッテ戦。おそらく勢いは続かないだろう…と冷めた目で観ていたのですが、本当にマリンはダメですね。
ホームランで先制された直後、ホームランで取り返したまでは良かったのですが、復帰してからの宮城はこれまでの感覚を取り戻せていないのか、どこか不安げに見えます。はじめての離脱にはじめて背負う責任感、今までのようには行かないのでしょう。開幕後の好調期に勝ちがついていれば多少余裕を持てたようにも思いますが。おまけに森が自打球で途中交代と踏んだり蹴ったり。腑に落ちないのは、8回裏の継投でした。宮城に最後まで任せるつもりだったものの、四球とヒットでランナーを出してしまい、吉田に交代。計算どおりソトからゲッツーを奪って二死三塁。左が続くところではありますが、そのまま吉田で行くと思い込んでいましたが。
なぜ、山田?
序盤に頻発していた謎のマシンガン継投、しかも失敗するやつがここで飛び出しました。で、最終回を前に1点差が2点差になり、ただでさえ蜘蛛の糸だった逆転までの道筋は断たれてジ・エンド。
翌日、森はベンチには入っていたものの、出場はありませんでした。ただでさえ貧弱な打線に森を欠いては攻め手ナシ。齋藤は悪くありません。高卒2年目をローテで回さざるを得ない自転車操業っぷりが悲しい。9連戦の2試合目で中継ぎを温存したいところでしたから、5回を投げ切ってくれただけでじゅうぶんです。そのあとは川瀬が3回1失点自責ゼロとまずまずの一軍デビューを飾りました。兄弟対決が実現するまで一軍でガンバレ。
本当に何をやってもうまくいきませんね。三連覇の揺り戻しって、ここまでキツイの?
絶望感いっぱいで迎えた日曜日。わずかな希望は前回も田嶋-西野と同じ顔合わせで勝利したこと。期待どおり田嶋は今日も好調キープ、頼りにならない打線も4回、ようやく西川の2ランホームランで先制。直後のピンチを田嶋が踏ん張ると、その後は互いにゼロ行進。すると8回でした。先頭の森が代わったばかりの坂本に死球をくらいます。これに森が激昂! 坂本は帽子を取らないどころかマウンドを降りて近づいてきます。ベンチから両軍飛び出し一触即発! なんとか吉井監督が森をなだめて場は落ち着くも、警告試合に。これには布石がありました。坂本は先週もH近藤にぶつけて謝罪をしなかった(ように見えた)のです。この時めずらしく近藤がキレていましたし、そして今日の森ですから、意図的かどうかはともかく、何かしら坂本の態度に問題があったのでしょう。夏休みで子どもたちもたくさん来ていたであろうに、好ましくない一幕でした。
さて試合は、田嶋から古田島→ペルドモと無失点でつなぎ、いよいよ9回。2点差では怖いのでなんとか追加点を、と願っていた9回! 内野安打の宗を一塁に置いて、大里の打球はレフトポール直撃の2ラントッポ弾!! 一年分かと思いきや今年から1000個!!
と、いうわけで4点差のその裏はマチャドがあっさり〆て試合終了。無事サンタテ回避。それだけで何より…。







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柔道団体戦は土曜の深夜だったこともあり、最後まで観てしまいました…。
初戦のスペイン戦がヒヤヒヤだったのでどうなることかと思いましたが、無事に決勝進出。相手は前回王者のフランス。厳しい戦いになるだろうなあと予想はしていましたが、本当に厳しくてつらくて、終わった瞬間は悲しくてなりませんでした。それでもベストメンバーが組めない中で日本チームはよく戦ったと思います。階級差をはねのけた高山選手や角田選手の勝利は見事でしたし、阿部一二三選手も敗れはしましたが素晴らしい攻めの連続でした。試合開始から鋭い眼光で体重差をものともせずに技を繰り出し続け、相手選手は気圧されているように映りました。延長に入ってからは相手に戦う姿勢が見られず、なぜ3つ目の指導が出ないのかやきもきしましたが、この決勝は指導で決着をつけないという決めごとがあったのでしょう。最終戦も斉藤選手に指導が出てもおかしくない状況でしたがありませんでしたし。それもどうなんだという話ですが。
もはや「回さんでいいやろ」なルーレットには思わず笑っちゃいましたが、最終決戦を担うのは大将であるべきということを鑑みると最重量級が選ばれるのは必然だと思います。リネール選手の戦法の是非はさておき、解説の穴井氏も言っていましたが、大将を任せるには斉藤選手には実力的にも経験的にも荷が重かったということでしょう。ただ、ファンに謝る必要なんて微塵もない。選手はいかなる状況においても懸命に戦っていたことは痛いほど伝わってきたし、これを糧に4年後成長した姿を見られるのならそんなうれしいことはないし、ただその日を楽しみに待ちたいと思うだけです。
日本の、日本の柔道の矜持を日本より柔道人気のあるフランスの地でしっかりと体現した日本チームは、立派だったと思います。それをこれからどう勝利につなげていくのか。日本の柔道とJUDOの乖離が解消する日は、まだまだ先になりそうです。

東京大会で驚かされたのはフェンシング男子エペ団体の金メダルでしたが、今大会はさらに躍進。エペ個人で加納選手が金メダルを獲得すると、団体では銀メダル。女子も負けじとフルーレ・サーブル団体で銅メダルをそれぞれ獲得。そして最後は男子フルーレ団体の金メダルで有終の美を飾りました。日本はいつの間にかフェンシング大国になりました。体格では圧倒的に不利なはずなのに、一瞬の隙をついて剣を繰り出しポイントを奪うあたり俊敏性も必要ですから、西洋のスポーツとはいえ実は日本人に向いていたのかもしれません。
16年前、フェンシングではじめて日本にメダルをもたらしたのは太田雄貴さんですが、現役選手の頃から競技の普及に尽力してきました。マイナー競技の先駆者としてのレジェンド的存在ですが、飛び込み界のレジェンドといえば寺内健。はじめてオリンピックに出場した頃からずっと応援していました(その肉体美に魅せられて…)。しかしメダルを量産していた競泳と異なり、飛び込みにおける世界の壁は高く厚く、日本人が表彰台に立つことは夢のまた夢だと思っていました。
その夢を現実にしてくれたのは、17歳の玉井陸斗選手。関西ローカル番組ではよく天才少年として特集されていたのでまだまだ幼いイメージがあったのですが、メッチャ精悍な兄ちゃんになっていたのでびっくりしました。5本目でミスして順位を落としたものの、最後は圧巻の得意技で見事な入水。表示された得点は99点、ついに世界の壁を超えた瞬間でした。解説席にいた寺内さんの涙まじりの声には、こちらも思わずもらい泣き。

どんな競技でもそうですが、選手や解説のあふれる感情にはこちらの心も揺さぶられます。ひたむきに努力し世界で戦う人たちの言葉の力はすごいとあらためて感じました。
開会式の旗手をつとめたブレイキンの半井選手。釈然としない判定もあり、惜しくもメダルには届きませんでしたが、試合後に周囲への感謝と競技への愛情を爽やかな笑顔でとめどなく語っていました。詳しくはありませんがブレイキンは本来順位を争うものではないような気がするし、選手たちのオリンピックへの熱量はおそらくメダルを期待する国民のそれとは乖離しているのではないかと疑問だったのですが、半井選手が決して自分のためではなく、周囲やブレイキンの未来のことを考え誠心誠意このオリンピックに向き合っていたことが伝わってくるインタビューでした。ここまではっきりと自分の言葉で自分の思いを明確に伝えられることに尊敬の念を禁じえません。見た目や年齢や競技内容の印象で決めつけていた自分が恥ずかしくなりました。
やり投げではじめて日本女子フィールド種目に金メダルをもたらした北口選手は、試合後に「誰が味方かわからなくなった時期があった」と語っていました。優勝候補と目されるプレッシャーがいかほど苦しかったのか、調子の上がらない不安がどれほど大きかったのか、安易に金メダルを期待していたのが申し訳なくなるほどでした。最後ははじける笑顔で終われて本当に良かった。
陸上の躍進はいちじるしいものがありました。3000m障害で2大会連続入賞した三浦選手や110mハードルで5位に入った村竹選手の成績は今後も楽しみですし、個人戦の敗者復活を回避してまで挑んだマイルリレーはアジア記録を樹立。この大舞台で自己記録を更新した高跳びやマラソンの選手の胆力には感嘆しました。注目度の高い4×100mリレーは最後までバトンがつながったものの、各国の速さに圧倒。それでも3走でトップに立った時は興奮しました(解説の「逃げてー!」は日本じゅう呼応したであろう)。
一方、競泳陣が結果を残せなかったのは残念です。アーティスティックスイミングも欧州主体のルール改正についていけなかったようでした。

陸上と同じく日程終盤に楽しませてくれたのはメダルラッシュのレスリング。女子は全階級で、男子も5個のメダルを獲得。最終日にも男女で金メダルに輝き(決勝が夜中でなかったので観られて幸せ)、金8個の荒稼ぎ。もともと日本のお家芸ではありましたが、今回の活躍ぶりは素晴らしかったです。どうしてこんなに強いのだろう?

今大会は馬術やセーリング、近代五種などめずらしい競技でメダル獲得。普段は目にしないような競技にスポットが当たるのはオリンピックならでは。近代五種は動画がなくて残念です。次回から馬術の代わりにSASUKEが採用されるようで、ちょっと興味が湧きました。

と、日本選手の活躍が目立つパリ大会ではありましたが、いろいろと問題点が多かったのも事実。柔道のみならず、バスケのファウル判定やら、バレーのイエローカードやら、判定にモヤモヤする場面が多くありました。オリンピックが大きい祭典であればあるほど、その裏に見え隠れする思惑も深く大きくつきまといます。それだけでなく、アスリートへの誹謗中傷問題はJOCが声明を出すまでに事態となりました。法的措置を取るのはもちろんですが、早く厳しい罰則を設けてほしいと思います。

オリンピックを純粋に楽しんでいた頃が懐かしい。
少なくとも、四年に一度のこの大会にすべてを賭けるアスリートへのリスペクトは忘れてはいけないと思うのです。




7/30~8/1 vsF ▲●●

福岡→北海道と、またもや夏の長旅に出たオリックス。カスティーヨがアクシデントで先発回避、エスコンの苦手な(オールスターでも案の定打たれていた)エスピノーザがローテに入るという緊急事態。とはいえ、怪我人の報にも「またか」という感想しか生まれてきませんが…。
このカードから大きくメンバーを入れ替えてきました。山下・福田・元・トーマスが降格、本田・西野・野口・来田が昇格。野口は二軍ではサッパリですし、西野に至っては見切り発車感が否めませんが、そうこうも言っていられません。
エスピノーザがピンチを脱した2回表。森の打球はライトポール際、ファウルゾーンに着弾。実況解説もファウルと確信していた次の瞬間、塁審の手が回りました。嘘やん!? 新庄監督はもちろんリクエスト。森もベンチ前でバットを持っており、打席に戻る気満々に見えました。…が、判定はやっぱりホームラン。嘘やん!!??
ボールがビジョンと重なっていてポールを巻いたかどうかわかりづらかったのかもしれませんが、あれをホームランにするってどうなん? ほっともっとの一件よりタチが悪いぞ!
新庄監督は執拗な抗議を良しとしないのか試合後のコメントのみにとどめましたけれども、審判室に乗り込んでも良い案件だと思いますがね…。
というわけで、結局引き分けましたけれども、「あれがホームランでなければ9回で終わって、お互い中継ぎを使うこともなかったのに!」と怒りすら湧いてきます。
そもそも無死満塁で0点のチームが勝てるわけありません。古田島がマルティネスに逆転2ランをくらった直後に、不調だった中川に同点タイムリーが出たのは光明ですが。9回から吉田・マチャド・山田・本田が毎回のようにサヨナラのピンチを背負いながら踏ん張れたのも良かったです。
2戦目は酷かったですね。途中から観る気も失せました。ヤマサチを打てなかったことだけが問題ではありません。とにかく覇気がない。連敗に次ぐ連敗で疲弊しているのかもしれませんが、勝ち試合を引き分けにされて燃えていた(かもしれない)躍動する日ハムの選手とは対照的でした。というわけで途中からオリンピックを観ていました。
試合を観ないことで精神の安定を保っているここ数日。3戦目は平日のデーゲームですから一球速報でイライラせずに済みますし、仕事が終わる頃には趨勢が決まっているでしょう。
先発髙島、スタメンには頓宮杉本どころか西川までいなくなり、あげくキャッチャー石川という暴挙に出た中嶋監督。負けすぎてヤケッパチになってしまったのか。
ところが、試合を観ていた我が家の解説者によると、「今日のオリックスは昨日までと違い、チームからやる気を感じた」そうです。途中経過を見ると(←結局見る)3回表に「5」の文字が。後半戦複数得点を入れたことのないオリックスが一挙に5点だと!? どういうこっちゃ? そういえば中嶋監督がヤケクソになった時は案外勝つのだった。
髙島は打ち込まれてしまい、吉田も2失点してしまいましたが、大里は4安打5出塁と大暴れ。四球を取ったことにも気づかないくらい打席に集中していました。来田は値千金の同点ホームラン。森は今度こそ正真正銘のホームラン、セデーニョも特大ホームラン。石川まで長打を放っていました。これで勝てれば言うことなかったのですが、結局山田が郡司にサヨナラホームランを浴びて試合には敗れてしまいました。さらに試合途中、紅林が交代していたので、昨日の自打球の影響かと心配していたのですが、どうやらベースカバーに入らなかったことへの懲罰だったようです。試合後には二軍降格が決まるほど、中嶋監督の逆鱗に触れたようでした。成績も落ちていましたし、体調不良が治りきらない中オールスターに遠征と移動続きで集中を欠いてしまったのでしょう。これを良い休養ととらえてリフレッシュしてきてほしいですね。
…と、いうわけで、いつの間にやら9連敗。
切り替え切り替え! と、いったい何回心に念じてきたことやら。切り替えすぎてもうスイッチがバカになってるんよ…。

8/2~4 vsM ●○●

紅林の降格はありませんでした。どうやら紅林自身の早合点だった模様…?
さて、今季初の京セラ開催のロッテ戦(どういう日程…?)。連敗ストップを託された宮城ですが、2回に連打を許し3失点。しかも死球からでした。かつてよく見た姿ですが、もう克服したと思っていたのに…。
打線は例によって石川を攻略できず。それでも森が粘りを見せたり、西野が猛打賞だったりと、意地は見せました。セーフティバントを試みた若月の一塁へのヘッスラには気迫がありました。1点差で迎えた9回裏には一打同点、サヨナラまで追いすがったものの、あと一本足りませんでした。
…どうすりゃいいんだ…。
というわけで、15時開始の土曜日は、用事をしたりオリンピックを観たりで観戦を回避。しかし速報はチェック。初回に先制するも追加点を取れない間に追いつかれてしまいましたが、中盤に二死から連打が出て勝ち越し、しかも4点差をつけるという展開でした。田嶋は8回を投げ切り、9回(ここから観た)はペルドモが〆てようやく連敗脱出! 守備でも魅せた来田が殊勲打を放ち、セルフ降格した紅林もスタメン復帰で汚名返上のタイムリーと、夏の陣を飾るにふさわしい勝ち試合となりました! 試合後のBs-1グランプリもこれで心おきなく楽しめます。今年の優勝は滝音。アンビシャスは勝てませんねぇ…。
大連敗を止めたあとは大連勝! …と行きたいところでしたが、そううまくはいきませんでした。初回、曽谷が先頭の岡にホームラン。しかしその後は粘りました。援護がなくても、エラーされても無失点でしのぎ、7回を1失点で投げ抜きます。ところが打線がうってかわって種市の前に沈黙し、ブルペン陣からも無抵抗で完封負け。どうなってるんですかね…。まあ、試合はほとんど観ていなかったのですけれども。
今日も中嶋監督はエラーした杉澤に代打を出すという鬼の采配に出ましたが、笛吹けど踊らずの野手陣。せっかくの夏の陣イベントなのにまったく出陣できそうにありません…やはり夏の陣で東のチームを相手にしてはダメなのではないか? 黒ユニがいけないのではないか?(と、現実から目をそらしゲン担ぎに走り始める)







いつの間にやら始まったパリオリンピック。3年前と異なり有観客とあって、盛り上がっています。時差のせいでなかなか生で観られないのが残念…。

さて、角田選手の金メダルで幕を開けた柔道ですが、アレコレ物議を醸しています。『YAWARA!』で柔道好きになった身としては、今のJUDOスタイルに馴染むことができず、ものさびしい思いがします。それでも懸命に戦う選手たちには国籍関係なく感動しますし、気持ち良い一本が出ると胸が弾みます。
二連覇を目指していた阿部詩選手が2回戦敗退後、コーチの胸で泣き叫んだ姿には心が痛みました。異国の選手にも関わらず立ち上がってコールを送った観客も同様だったと思います。東京からの3年はアスリートにとって決して短いものではなかったでしょう。詩選手がいかに人生のすべてを賭けてこの場に挑んできたのか、その背負うものの大きさが彼女の止まない慟哭だったのだろうと思います。それを批判する気なんて起きないし、ましてや誹謗中傷の言葉なんて浮かんできようがありません。
ちなみに「相手が勝ち進めば敗者復活戦があったはずでは!?」と『YAWARA!』の富士子さんを思い出していたのですが、そのルールはとうに廃止されていたことを知りました。あの原作内ではどちらも白の柔道着でしたし、「有効」も「効果」もありました。今のルールは無制限の延長戦で旗判定よりしっくりくる一方、指導が審判団まかせでわかりにくい部分も多くあります。「え? それが指導?」「え? 今の指導でしょ?」と首を傾げてばかりです。まあ、柔道に限らず野球でも審判の判定に「?」はつきものなのですが。一本にこだわっていた滋悟郎じいちゃんの教えはもうホコリをかぶっている価値観なのでしょうね…。

リアルタイムで観られたのは平野選手や早田選手の卓球、ワタガシペアの銅メダルマッチでした。
平野選手の準々決勝は3-0から3-3に追いつき、最後も一進一退の攻防に。試合終了の瞬間は勝者も敗者も涙にくれる激戦となりました。東京五輪のシングルスの出場権を得られずパリに賭けてきた平野選手がうずくまって泣きじゃくる姿は観ていてもちろんつらいものがありましたが、試合中つねに微笑んでいたシン選手が試合が終わった瞬間泣き顔に変わったことにも胸を突かれました。互いに大きなプレッシャーを抱えて戦ってきたことがわかるシーンでした。
ワタガシペアの試合を観たのは初めてだったのですが、ラリーの間は息をつくことも忘れて見入ってしまいました。縦横無尽にコートを走りまわり、ぎりぎりで飛び込んでラケットを伸ばし、わずか届かずに倒れこんで荒い息をつく互いの選手たち。体力もさりながら精神も極限で戦う姿をそこに見ました。ミックスダブルスの激しさと奥深さに、他の競技と違う魅力を感じました。

最後まであきらめない気持ちの大切さを改めて感じたのは体操ニッポン。朝起きてから金メダル獲得を知り、ニュースをハシゴして堪能しました。予選で不調だった橋本選手の最後の着地には感動しましたし、不利な状況でもずっと声を出しメンバーを鼓舞していた萱選手も印象的でした。大逆転が中国選手のミスによるものであったとしても、最後まであきらめず自分たちの体操を貫いてこその勝利でありました。
団体戦で調子が良さそうに見えた岡選手が個人総合で金メダルを獲得。4年に一度のオリンピック、そのタイミングで自分の最大限のパフォーマンスを発揮することができる、こんなに凄いことはありません。自分自身でコントロールできない要素はあるにせよ、たった一度の本番でそれを成し遂げることのできるアスリートの人びとは本当に素晴らしいなとしみじみ感じます。

まだまだ熱い日々は続きます。うれし涙をたくさん見られますように。





7/23・24 ☆彡オールスター☆彡

リーグ戦の煩悶はしばし忘れて、お祭りに胸を躍らせましょう。
1戦目はエスコン、元ハムの岡・近藤含め日ハムオールスターのスタメンに。2番DH山﨑福、キャッチャーマルティネスにセカンド田宮とは、中嶋監督、さすがに攻めすぎちゃう?
オリからはエスピノーザが登場。牧に2ランを打たれてしまいました。試合前にはロッテの助っ人陣とわちゃわちゃしていたマチャドも楽しそうで何より。途中から守備に入った紅林はヒットなしでした。乱打戦の末にセが勝利。
神宮に舞台を移した2戦目は、パが大きくリードしていた5回に登板したマチャドがオースティン・村上に連続ホームランをくらって同点に追いつかれてしまいます。しかし直後に勝ち越してなんと勝利投手の権利をゲット。紅林も点差を広げるホームランを放ち、なんだかんだ見せ場を作りました。16-10という信じられないスコアでパが勝利。最後に三振を奪った今井がヤンの三振ポーズを真似てお祭りはお開きとなりました。


7/26~28 vsH ●●●

さて、現実に戻りたくない後半戦最初のカードはよりにもよってソフトバンク。「今いちばん弱いチーム」ですから、どこと当たっても一緒なのですが…。
初戦はエースに託したものの、初回の山川&正木の2ラン×2で察しました。その後は立ち直ったもののスチュワート・ジュニアを案の定打てず、なんだかいつの間にか試合が終わっていました。
2戦目は田嶋が7回3失点と試合を作りましたが、オールスターにも出場していた有原に手も足も出ず。完投されてこれまたいつの間にか終わっていました。
3戦目は頓宮が先制ホームランを放ち「いよいよ連敗ストップか!」と期待したものの、すぐさま取り返され、5回には曽谷が二死から3連打で勝ち越され、相手の中継ぎ陣に抑え込まれ、またもや試合終了。
あまり記憶がないのは、ほとんど試合を観ていないからです。デーゲームは現実逃避で高校野球を観ていました。
オールスターブレイクで何か変わることを夢見ていましたが、なーんにも変わっていなかった…。







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