10/3 戦力外通告①
村西・前・河内・宜保、育成の中田・上野・平野大・木下が戦力外に。支配下の4人は全員育成打診されているそうですが、河内はトミージョンですから妥当として、宜保の怪我はそこまで重かったのかと驚いています。今年の内野の手薄さは宜保の不在の影響が大きかったので早く戻ってきてほしいと願っていたのですが…。 村西・前は起用法からして危うい立ち位置とは想像していたものの、今年の二軍の自転車操業っぷりを思うと、二軍ローテを回す役目を担ってほしいのかもしれません。 育成の4人は支配下を勝ち取るまでの活躍ができませんでした。淋しいですね。 さらに10/8には横山楓が戦力外通告。これまた育成契約となりますが、二軍とはいえタイトルホルダーなのですから来季も支配下目指して頑張ってほしいです。 また、10/23に山中の任意引退の報道が。打撃を期待されるもなかなか支配下に上がれないまま3年が経過してしまったのですが、おそらく育成契約を打診されたタイミングでの決断だったのだろうと思います。淋しいですがこれも野球選手としての生き方のひとつなのでしょうね。 10/9 岸田新監督誕生 次の監督はいったい誰が…? 水本ヘッドコーチはないだろうし、妥当なところで小林二軍監督昇格…? と、ぼんやり想像していたら、なんと岸田マモさん! 投手コーチからの大抜擢! これはビックリ!! ついに…推し球団にも歳下監督が…:( ;´꒳`;): まあそれはともかく、チームが真の底から生まれ変わろうとしていることはわかりました。 岸田監督のもとフレッシュなチームになることを期待します! 10/17 契約合意 エスピノーザ・マチャド・ペルドモの3選手と契約合意でホッとしました。来季の外国人枠がどうなるかはわかりませんが、最優先はこの3人で間違いないでしょう。トーマスの退団は致し方ないとして、ここに名前のなかったセデーニョはどうなるのでしょう…。 10/22にはかねてより報道のあった台湾のチェン・ムーヘン投手を育成で獲得。岸田監督が台湾まで出向いて入団会見を行うなど、期待のほどが見て取れます。さっそく秋季キャンプに参加していましたが、人気の出そうな空気がします。 10/24 ドラフト会議 大半の球団が1位指名を事前公表しなかった今年のドラフト会議。オリックスの予想も野手だ、いや投手だと各所でさまざま。ファンとしてはやっぱり野手で行ってほしい! しかし宗山は間違いなく競合するだろうから、ここは西川史礁で…! ↓ やっぱりキタ━(゚∀゚)━! ↓ ロッテも西川だと…?((((;゚Д゚)))) ↓ やっぱりコナカッタ… il||li _| ̄|○ il||l まあ、競合の時点でこうなることはわかってたよね。長年のオリックスファンならね。 でもさあ…ここまで当たらないなんてことある…? ゲームのガチャでももうちょっと当たるんとちゃうか…? しかし落ち込んでいるヒマはありません。外れ1位も外野手を指名。富士大の麦谷選手。経歴を聞けば聞くほど応援したくなる選手です。もはや西川龍馬しかいないとも言える外野の席はスカスカ。開幕一軍スタメンもあるぞ! 2位は大卒投手、3位は高卒投手、4位で捕手登録の大卒選手を獲得し、5位以降はおなじみの社会人投手。…と思いきや、6位の指名順が回ってきたところでトラブル(?)発生。中継は観ていなかったのですが、なかなか選手の名前が発表されません。協議中…の割にはずいぶんと中断が長い。他球団のテーブルはどうやらお怒りの様子。ようやく20分後に社会人投手が指名されましたが、何があったのかはわかりませんでした。会議後に該当者のリストにない選手を指名したためと説明があったためあれやこれやと憶測が飛び交いましたが、とにかく他球団に迷惑をかけたことは確かなので、不手際には違いないでしょうね。 育成では高卒からBCリーグまで6選手を指名。全員の活躍を願います! 10/31 組閣決定 おなじみだったコーチの退団が次々決まる中、水本ヘッドの去就を案じていましたが、留任となってひと安心。そして投手コーチの後釜には比嘉が就任となりました。挨拶を聞く限りチームを去るのかと思っていたので、まだまだブルペンを支えてくれる存在でいてくれるのは嬉しかったです。しかし中垣巡回ヘッドの退団は悲しい…。 懸案の打撃コーチは嶋村・川島という新しい風が。他球団のノウハウを活かして底上げを頼みます。 他の一軍コーチは侍ジャパン専任となる梵の後任に安達、退団した田口の後任に松井佑というこれまたフレッシュな顔ぶれ。 これは本当に、まったく新しいチームになりそうです。 12/9 ようこそオリックスへ① 11/18には阪神を戦力外となっていた遠藤選手の育成契約が決定。契約前から秋季キャンプに参加していましたが、盗塁が得意のようなので期待大です。 さらに12/9に開催された現役ドラフトでは、西武の本田圭佑投手を獲得。一方、オリックスからは山足が広島へ移籍することになりました。またはじめて2巡目が行われ、日ハムが2名指名された一方、2名獲得した広島からは1名しか移籍しないという事態も。指名順は公表されないので内情は不明です。 しかし山足がチームからいなくなるのは淋しいですね…。起用法からして序列が高くないのは感じていましたけれども。足は速くないけれど走塁センスは図抜けていましたし、卒業こそすれフライングクラッカーのインパクトは大きかったですし…。広島でもいぶし銀の存在感を示してくれますように。 さて我が家の西武ファンの評価は芳しくない本田投手ですが、オリックスに来たからには期待しかありません。井口や鈴木のようにふたたび花開いてくれることを願います。 12/12 ようこそオリックスへ② 朝起きてネットニュースを見ると、「オリックス FA石川争奪戦から撤退」の見出しが。 …うんまあ、そうだろうね。本拠地は石川が苦手とするドーム球場、元から勝算なかったしね。 そしてそれに続く「海外FAの九里らの獲得検討」の一文は、 …うんまあ、先発補強は急務だしね。メジャー志望の九里は来るわけないけれど。 と、かるーく読み流していたのです。 よって、定時後に「オリックス 九里亜蓮と電撃合意」のニュースを目にした時は、 ( Д ) ゚ ゚ …でした。 てっきりフカシとばっかり…。 オリックスが! かつてはお断りックスなんて揶揄されていた球団が! 3年連続FA選手を獲得だなんて!! 夢のようです…。 人的補償を必要とするFAではありますが、交流戦の実績もありますし、実績のあるベテラン投手の存在は若手の多いオリックス投手陣にとって頼もしいですし、九里にしてもDHのあるパ・リーグに移籍することでメリットがたくさんありますし、広島にいた水本ヘッドや西川が在籍していることも大きかったでしょう。 ますます来季が楽しみになりました。 PR
Mおじと化しつつあるヤスオーが準決勝の配信を買わずして予想した9組がこちら
↓ インディアンス→エバース(やっぱりこっちにする! とすぐに変更) バッテリィズ 金魚番長 ジョックロック ダンビラムーチョ ヤーレンズ ダイタク 真空ジェシカ 令和ロマン ↓ SNSの反応に運営側の思考を加味しての予想だったそうですが、 金魚番長 ダンビラムーチョ ⇔ ママタルト トム・ブラウン の、7/9で見事大当たり! 自分的には令和ロマン・ヤーレンズ・真空ジェシカ・(大失敗しなければ)エバースくらいしか思い当たらず、あとは誰が進出するかまったく想像できなかったのですが、これは本当に見ごたえあるメンバーがそろったなあと今からワクワクしています。 ちなみに今年もっとも応援していたのはエバースですが、昨年の敗者復活戦で評価をあげてからの今年、名だたる賞レースに次々登場するなど、吉本からも相当期待をかけられていたようです。ところがこのふたり、揃いも揃って緊張しぃなことがわかりました。ABCでもNHKでも大事な決勝の舞台でネタを噛んでいて、画面ごしにも硬くなっていることが伝わってきました。神経質そうな佐々木だけならともかく、ふてぶてしそうな町田までテンパリ癖があったとは…。 よほどのミスを犯さなければ決勝間違いなしとの前評判だったものの、案の定今回も噛んでいたらしいので心配だったのですが、なんとか残れてひと安心です。しかし、登場した佐々木のやつれっぷりには驚愕でした。M-1予選が始まって以降、ラジオで泣き出したり弱音を吐いたりと情緒不安定ぶりを露呈していた佐々木ですが、ひさびさに見たその身体はひとまわり小さくなり、頬もこけて土気色。おいおい…決勝まで彼のメンタルは持ってくれるのか…? 同じ初決勝のはずのジョックロック福本と較べると、落ち着きの差は歴然でした。ジョックロックはNHKで2年連続準優勝という結果をあげているにもかかわらず、名前があまり売れていないのが不思議でしたが、今回で爪痕を残しそうですね。関西組ではバッテリィズも好きなコンビなので楽しみです。 エバースが登場順に恵まれて失敗しなければ、令和ロマン・ヤーレンズとともに最終決戦に残れるのではないかと期待しますが、怖いのはトム・ブラウン。どんな飛び道具が出てくるか想像できないだけに、大爆発を起こしてくれるかもしれません。 とはいえ、何が起きるかわからないのがM-1ですから、どんな波瀾が巻き起こるのか…想像つかない結末が待っているかもしれません。
今年は紅葉を見に行きたいなあ…。
どこに行こうかなあ…。 と、いろいろ近場で探していたら、《香落渓(かおちだに)》というなんとも雅な名前を発見しました。 さほど遠くないし、ちょっとマニアックで人も少なそうだし。 ということで、いざ出発! まずは近鉄電車で名張駅へ、そこからバスで現地を目指します。 肌寒いのは朝早いから…だけではなく、バスの乗客が3人だったからかもしれません。 朝陽に水面をきらめかせる青蓮寺湖を眺めながら、バスは狭い山道を登ります。やがて両脇には色づいた断崖が。 その名も紅葉谷を通り過ぎ、目的の小太郎岩バス停に。 そこで降りたのは私ひとり…。 目の前はキャンプ場なのですが、もちろんこの季節ですから誰もいません。 だから景色をひとり占め! このあたりは奥香落渓(おくこうちけい)。今自分は三重県ではなく奈良県曽爾村に立っているようです。 青空と岩肌と紅葉のコントラストです。 さて、バスで来た道を約2キロ戻ります。 誰も歩いていないどころか、車もほとんど通りません。 川水の音だけが聞こえます。 日なたは良いのですが、日陰に入ると寒い…。 前日の雨で路面が濡れているので気をつけないといけません。 滑って川に落ちでもしたら悲惨です。 このあたりにはいろいろな岩があります。 雄大な自然美を感じられる時間です。 戻ってきました。 夏はあゆ釣り客が多いのでしょうか。こんなお墓もありました。 しかしこの季節ですから、川辺にはもちろん誰もいません。 というか、本当に人気がありません。 平日だからか売店も閉まっています。 トイレ休憩で停車する車が1、2台。あとは大きなカメラを据えた人がいたくらい。 いくら穴場といっても、淋しすぎやしませんか…。 週末ならもう少し賑わっていたのでしょうか。 バスに乗って(またも乗客3人)で名張駅へ戻ります。 すでに時刻はお昼時。降りて目の前のお店に入りました。 《賛急屋》のランチのから揚げ定食。味は油淋鶏を選びました。これがすごいボリューム! お土産のなばり饅頭もゲット。 お腹いっぱいになりましたが、まだ時間はあります。 山中で冷えた身体を温めるため、駅から徒歩8分の場所にあるスーパー銭湯に向かいました。 《癒しの里名張の湯》十年ほど前にできた施設のようで、新しくてきれいです。 岩盤浴もありますが、そこまで余裕がないので断念。 いろんなお風呂があって楽しめました。内湯の温度はちょうどよく、露天風呂も広々。炭酸泉が気持ちよかったです。塩サウナでリフレッシュもできました。 湯上がりはやっぱり…これ。 満足感でいっぱいの秋の休日でした。
11/21 vsUSA ○
スーパーラウンド初戦の先発を任されたのは高橋。いきなり三者三振と最高の立ち上がりを見せます。 しかし、アメリカ先発のヒルもなかなかの難敵でした。初回、先頭桑原がいきなりの相手エラーで出塁し、自称骨折ながらスタメン復帰した辰己がヒットを放つも後続が打ち取られて得点できず。さすが44歳のベテラン。その後もベテラン左腕の投球術にやられて、4回まで互いにゼロ行進が続きます。 試合が動いたのは5回。代わった隅田がいきなりソロホームランを被弾し先制点を与えてしまいます。しかしその裏、相手投手も同じく交代。すると一死から三連打が飛び出し同点に。桑原のゴロはホーム封殺されるも、続く小園が三塁打! ランナーふたりが還って2点差とします。 隅田が次の回をしっかり三凡で抑えると、7回も北山がゼロ封。するとその裏、小園が本日2本目の長打となる3ランホームラン! リードを大きく広げます。 8回も止まらない小園。桑原のタイムリーの後、今度は2ランで7打点目と荒稼ぎ。8点差になった9回は横山がなんとかゼロで抑え、日本が初戦を取りました。 それにしても…ホームランが出る試合って、ヒヤヒヤもするけれどやっぱり楽しいですね…。 11/22 vsVEN ○ スーパーラウンド2戦目の相手は、Aグループ1位通過のベネズエラ。しかし侍打線は今日も活発。初回から小園・辰己の連続長打で先制すると、森下のタイムリー、連続四球から源田のゴロでさらに1点。 日本有利な展開かと思いましたが、そこはさすがのベネズエラ。直後、先発才木から2ランを放って1点差とします。 その後は互いの投手が踏ん張り、5回までスコアボードにゼロが並びます。そして6回。代わった井上が4番ペレスに逆転2ランを被弾。さらに四球から連打で2点差とされてしまいます。 四球を出した時点で、代えた方が良いのでは…とハラハラしながら観ていたのですが、交代はありませんでした。スーパーラウンドを前に鈴木翔天が離脱し、補充できないルールですからブルペンは想定よりひとり少ない状態です。選手を借りている立場で3連投禁止の制約もある中、出し惜しみせざるを得ない事情があったことは容易に想像できます。 長打攻撃で劣勢に立たされた侍ジャパンですが、その裏、坂倉がホームランを放ち1点差とします。さらに二死から四球とヒットでランナーを溜めると、連続四球の押し出しで同点に。とどめは牧! 勝ち越しは大きな満塁ホームラン! 東京ドームを熱狂させるデスターシャ! その後は鈴木昭→清水の火消し→藤平とつなぎ、大勢が1点奪われたものの9-6で今大会7連勝を決めました! 11/23 vsTPE ○ 昼間の試合でベネズエラが敗れたことにより、決勝は日本-台湾のカードとなることが決まりました。よって、台湾は予告されていた先発投手を温存することを決め、罰金を払ってまで投手を代えてきました。日本にとっても消化試合となるこの一戦、控えが多く起用されましたが、1番に抜擢された村林のホームランでいきなり先制。勢いは止まることなく、森下のタイムリー、紅林の犠飛などで一挙4点を挙げます。しかし突発性炎上病の持ち主である早川、4回に1点を返されると、5回には先頭から連続四球にタイムリー、さらに2四球で押し出しと、1点差に迫られてしまいます。無死満塁のこのピンチを救ったのは火消しの清水。ゲッツーに三振と最高のかたちで3つアウトを取り、相手に流れを渡しません。その裏には清宮のタイムリーなどで3点を取り返します。 互いに明日の決勝のため相手を眠らせておきたいところだったでしょうが、残念ながらこの試合、そううまくはいきませんでした。6回に北山が2点を奪われると、その裏日本が2点を取り返す。9回も横山がソロホームランを被弾、結果勝利はしたものの、スコアは9-6と大味に。 とはいえ、ここまで無敗の侍ジャパン。相手の台湾にも2勝しているし、明日も勝ってプレミア連覇だー! …と、ファンは余裕をぶっこいていたわけです。 11/24 vsTPE ● いよいよ決勝。オーダーは通常に戻りました。先発を任されたのは戸郷。この大一番、WBC経験者に任せるのは当然といえましょう。しかし懸念材料は、この大会の戸郷は今ひとつ精彩を欠いているように感じること。ここでも初回から、やや球が高いように見えました。 相手先発は林昱珉。ダイヤモンドバックス傘下に所属する左腕は、さすが決勝に温存されるだけあります。侍打線が手も足も出ず、序盤を完璧に抑え込まれてしまいます。3回、ようやく源田が投手強襲の初ヒットを放ち、坂倉の四球で二死一・二塁のチャンスを作るも、小園がセンターフライに終わって先制ならず。4回も先頭の辰己が四球を選びますが、ランナーを進めることすらできませんでした。 林の変化球に打者はのきなみきりきり舞い。これは投手が粘って後半勝負に持ち込むしかありません。 戸郷はランナーを出しつつなんとか踏ん張っていましたが、5回、先頭の林家正に先制ホームランを被弾してしまいます。大きく沸きあがる台湾ベンチ。 戸郷はさらに一死一・二塁とピンチを招きます。交代するならここでした。 しかしそんな柔軟な投手起用ができる状況であったのかどうか。WBCでは毎試合早い回からピンチに備えて中継ぎが肩を作っていましたが、同じことをプレミアでできるとは思えません。もちろん真相はわかりません。しかしここを抑えきれていれば、日本の勝利の目はあったように思います。 3番陳傑憲の打球は無情にもライトスタンドへ。3ランホームランに三塁側はお祭り騒ぎ! あまりにも大きな4点が入ってしまいました。 その裏、手も足も出なかった林昱珉に代わってマウンドへ上がったのは張奕。張奕だと!? 日本戦以外なら応援するけれども! しかしNPB時代は打たれていたはずの日本選手相手に、見違えるような投球を披露した張奕。二死一・二塁のピンチも小園を打ち取り、隅田が三者三振で終えた次の回も、三人で切り流れをこちらに渡しません。西武を戦力外になった選手とは思えないよ…。 試合の主導権は完全に台湾の手中にありました。7回表、隅田が一・二塁にランナーを背負った場面で、ダブルスチールを敢行。その後あわやホームランの大ファウルが飛び出しドキリとします。なんとか二死となり、カウントが1-2になったところで解説の古田敦也がいきなり大声を出すものだから、さらにドキリとさせられました。なんと三塁ランナーが本盗を仕掛けていたのです。隅田が気づいて未遂に終わったものの、台湾選手の躍動が終始目につく攻撃回となりました。 7回も張奕に抑えこまれた侍ジャパン。残る攻撃はあと2回となり、4点という点差にほぼ絶望しているところへ登板したのは陳冠宇。チェン・グァンユウだと!? またNPB出身投手が! ここは対戦経験ありということで、打者にはチャンスと思ってほしい…ところでしたが、これまた見違えるようなチェンの投球内容に三者凡退で終わる侍打線。 最後の一戦ということで藤平→大勢と勝ちパターンをつぎ込み、追加点こそ許さなかったものの、日本は流れをつかむことができないまま最終回を迎えることになってしまいました。 マウンドへ上がった林凱威から先頭辰己がヒットを放つと球場から逆転を期待する歓声が起こります。しかし続く森下はゴロアウトで二塁封殺。そして栗原の鋭い打球は、無情にも一塁手のグラブの中へ。森下はベースに戻れずゲッツーに…。 笑顔で歓喜の輪を作る台湾選手たち。茫然とする日本ベンチ。この大会、初めて味わう悔しい敗北は、よりにもよって決勝の一戦になってしまいました。 最初から最後まで台湾には執念を感じました。先発温存に始まり、守備でもファインプレーを連発。ワンプレーごとに盛り上がるベンチ。絶対に優勝するという気持ちをビシビシと感じました。もちろん、日本になかったわけではありません。しかしその面において伝わるものは、台湾のほうが強かったような気がします。 そして敗れて悔しい一方、それ以上にあたたかな気持ちになれたのも確かです。 優勝の喜びは日本もよく知っています。国を背負う重圧から解放された後の笑顔にはこちらも幸せな気持ちになります。野球がメジャースポーツである台湾において、国際大会で優勝した選手たちはこれから国の英雄になるでしょう。そして野球をしたいと思う子どもたちもきっとたくさん増えることでしょう。日本がそうであったように。 キャプテン陳傑憲選手の嬉し涙にはこちらも胸を打たれるものがありました(イケメンだから…だけではなく!)。日本の高校出身でプロ志望届を出していたこともはじめて知りました。ちょっとファンになっちゃいました(イケメン…だし!)。張奕の活躍もうれしかったです。日本球界復帰の可能性もあるのではないでしょうか。これからも頑張ってほしいです。 ひさびさに土をつけられることになった侍ジャパン。なぜか批判を浴びることになった辰己の円陣ですが、辰己らしいっちゃらしいし、大一番に挑むチームへの彼なりの鼓舞であったと思うのです。結果は逆になってしまいましたが、若い選手が多いですし、今回参加できなかった代表候補も含めて、この敗戦を糧にして、井端監督のもと一丸となって世界一奪還を目指していってほしいです。 11月の終わりまで楽しめた野球も、これで終わりです。長いシーズンを戦い終えた代表選手たちには心から敬意を表します。とくに日本シリーズに出場したソフトバンク・DeNAの選手たちの疲労は相当なものであると思います。開催時期がシーズン後というのが辞退者続出の理由なのでしょうが、動かしようがありませんからこれからもこの問題は続いてしまうかもしれませんね。 しかしオリックスファンとしては、代表が紅林ひとりというのはやはり淋しいものがありました。しかも大事な試合になるとスタメン起用は源田でしたし。次からは不動のショートと信頼されるくらい結果を残すしかありません! |
* カレンダー *
* 最新記事 *
* ブログ内検索 *
|