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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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カード連続勝ち越しで気分はアゲアゲ。

次なる相手は現状首位のソフトバンク。今度こそ開幕カードのリベンジを、いざ!



来ちゃった…(〃∇〃)

ひさびさの生観戦! しかも初遠征!

なにも福岡でなくて良かったのに…という気はしますが…。



しかも一塁側…。



おまけにピンクフルシートという少し前まで女性限定だった席…。
まわりはもちろんソフトバンクファンばかりです。肩身が狭い…。



イベントを眺めながら試合開始を待ちます。

相手先発は東浜。初回はあっさり三者凡退。
その裏、こちらの先発は山下。地元でなんとか復活した姿を見せてほしい…という願いもむなしく、1アウトから二者連続四球の後、山川・栗原にタイムリーを打たれてあっさり2点を献上(*′Д|||)

しかし2回表。頓宮が反撃ののろしとなるホームランを放ちます!



(うれしさをこらえきれずブレブレ)

さらに森の二塁打、紅林のタイムリーでどうてーーーーん!!
早くも相手チームファンであることを隠し切れなくなっているワタクシです。

お腹がすいてきたので、食事を買いに席を立ちました。
…が、どこもすんごい行列!
なんだこれは! 京セラ(6年前)ではスムーズに買えたのに!

通路をぐるっと一周し、比較的列の少ないお店を探している間にも、試合は進行しています。山下がなんとか無失点で終えた次の回、セデーニョが勝ち越し2ランホームランを放ちました! ああ~スタンドで観たかったよう~。
あきらめてスタート地点の近くのお店に並んでいると、山下がまたもランナーを背負い、近藤に同点2ランを被弾…。
…なんか今日、ホームラン多くない?
飛ばない飛ばないと言っていた昨日までが噓のよう。

ようやくご飯にありつけました。



栗原選手の炭火牛カルビバーガー(ビールセット)。
お肉がぎっしりで美味しかったです!
(でも本当に食べたかったのは、『ジョブチューン』で紹介されていた牧原選手の辛子明太子クリームまぜそばだったのだ…←永遠に並びそうなくらいの列だったのであきらめた)

今日の試合は激しく動きます。
4回表。山下がいきなり三連打で無死満塁にすると、今宮の併殺の間にランナー還り1点差に。それでもまあ、1点だけなら…と安堵していると、柳田に四球、そして山川に…。

_(:3」∠)_

ああ…ソフトバンクファンはフツーにどすこいするんやね…。
まあ、過去に何があろうとおらがチームに来てくれて活躍してくれたらうれしいものでしょうね。

が! しかし勝敗はまだまだわからない!
その直後、代わった又吉から西野・セデーニョのヒットから頓宮のタイムリーで1点を還すと、6回表、今度は杉山から宗・紅林・若月の三連打で1点差に!
しかし、贅沢を言えばこの回に追いついておきたかったですね…。
若月タイムリーの後、福田が送りバント? を打ち上げてしまったのが痛かったです。

早々に降板した山下の後、5回は井口が無失点で抑えたものの、6回に登板した吉田がいきなり死球を与えると、山川に本日5打点目となるタイムリーを献上。2点差に広げられてしまいます。



向かいの席からのぞむSKY。
しかし9-7って…どんなスコアやねん…。

7回表は津森の前に三者凡退。その裏、こちらも小木田が抑えます。
8回表も松本の前に追い上げならず。その裏は比嘉が登板。クリーンアップを迎えてランナーを出し、こちらは祈るしかありません。なんとか抑えて無失点のまま、試合はいよいよ9回へ。
近頃不調のオスナにつけ入る隙を見出すしかありません。1アウトから西川がようやくヒットを放ち、続くはセデーニョ。同点ホームラーーーーーン…の期待もむなしく、打球はフェンス手前で失速。頓宮もセンターフライに終わり、試合終了…。

初遠征はあえなく黒星…・゚・(ノд`)・゚・。

グッタリした身体で宿まで歩きました。

しかし強がりではなく、観ていて面白い試合でした。ムエンゴやエラーもなく、敗因ははっきりしていますし(山下の乱調)。やはり野球の華はホームランですね。どうして今日、他球場も含めていきなりホームランが量産されたのか、その理由は定かではありませんが。

遠征も良いものです。来年もどこかに行こうかな♪










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4/16〜18 vsE ●○○

田嶋vsポンセという先週と同じ顔合わせ。前回はお得意様の楽天打線相手に苦戦した田嶋でしたが、この日は撃沈。初回に先制したその裏、連続四球から逆転されてしまいます。その後も制球定まらず毎回失点。週頭から先発が3回で降りるという、やってはいけないことをやってしまいました。中嶋監督もめずらしく名指しで批判していましたね。
その後は井口が何とか試合を立て直すも時すでに遅し。相手先発はこちらも得意なポンセでしたが、打線がなかなかつながらず、結局初回の2得点のみで終わってしまいました。それにしても仙台が得意な頓宮がスタメンからはずれていたのはなぜなのでしょう。復調したと思ったのですが…。
「田嶋で1勝」のあてがはずれ、なんとしても勝たなければいけない次線の先発はエスピノーザ。目下2戦2勝の安定感は今日も健在でした。7回無失点無四球と、前日の嫌な流れを払拭する好投! え…もしかして山本の穴、埋まっちゃった?
打線はスタメンの頓宮が2回に先制ホームラン! さすが仙台キラー!
岸には球数を稼ぎつつも6回1失点と粘りの投球をされましたが、終盤にまたも頓宮の走者一掃3点タイムリーが出て突き放しに成功、勝ちパターンを使わずに完封勝ちをおさめることができました。
こうなれば3カード連続勝ち越しで借金返済といきたい3戦目の先発は曽谷。今年はローテ定着を期待していたのですが、前回登板は制球難で自滅してしまいました。しかし今日は初回から2三振と良い出だし。3回に援護点をもらった後も、落ち着いた投球を続けます。
5回には西野の二打席連続タイムリー、頓宮のタイムリーで点差を広げると、その裏、勝ち投手のかかった局面で得点圏に走者を背負うも、無失点でしのいだ曽谷。6回からはブルペン陣にあとを託します。
その間も中押し・ダメ押しと理想的に得点を重ねたオリックス打線。古田島→山田→阿部と無失点リレーを続け、3カード連続勝ち越し成功!!
さあ、この勢いで首位ソフトバンクに挑みましょう! いざ福岡!!




4/9〜11 vsE ○●○

ローテをずらして得意の楽天に回した田嶋。相手は日ハム時代得意にしていたポンセ。勝たねばならぬ初戦、初回から西野の粘りと中川の長打でランナーを溜めると、セデーニョ・森の主軸が打点を上げて幸先よく2点を先制します。さらに追加点を上げ、試合を有利に進め…たはずでしたが、さすがに田嶋対策してきたのか、打ち取られながらも粘って球数を稼ぐ楽天打線。中盤には2点返され、5回93球投げ終えたところで田嶋は降板。継投に入ります。
6回に登板した吉田が不運な長打を浴びて2点差になると、雰囲気はだんだん不穏なものに。相手投手から追加点を取れないままマチャドまで失点すると、いよいよ危機感が襲ってきます。9回…平野…1点差…楽天…。
しかし今日の平野は打者四人で済みました。最近五凡が通常公演だっただけに覚悟を決めていましたが、良かった良かった!
ようやくカード頭を取れたものの、2戦目の先発は髙島。昨年打てなかった岸相手ですから分が悪いなあ…。
という予想にたがわず、セデーニョのホームランで先制したその次の回、四球からタイムリーを浴びて同点に。その裏勝ち越し、なんとかゼロでしのぎ続けた髙島ですが、勝ち投手の権利目前の5回表2アウト、連打をくらって逆転されてしまいます。いわゆる4と3分の2の壁というやつか…。
その後は阿部・古田島が無失点でしのぐも、敗色濃厚だった8回。セデーニョの起死回生の同点2ランが飛び出しました! ベンチで大喜びするTKの姿も微笑ましい。
さらにヒット&バントでランナーが得点圏に進んだところで、福田の代打に頓宮がコールされます。…え? 本当に?
このところスタメンをはずれている0割台の頓宮を代打…? それなら福田そのままのほうが良いのでは…?
しかしこれも中嶋監督の期待の表れなのでしょう。復活してもらわないと困る選手ですから。
…という自分(を納得させるための)なりの解釈を組み立てる前に、三球三振で終わってしまいました。
というわけで、試合は延長へ。10回、山﨑颯一郎がコールされた時点で嫌な予感がしていたので、「やっぱりな」という感想しかありません。今ブルペンでいちばん不安定ですから…。鈴木大地の打球は不運でしたが。その裏も惜しいところまで攻めたのですがね。
初のカード勝ち越しがかかる3戦目の先発は山下。先週の制球難はおさまっていましたが、今度は粘られ空振りが取れません。2回、3連打で満塁のピンチはしのいだものの、3回には浅村にタイムリーを浴びて先制を許してしまいます。その後も1失点だったのが不思議なくらいランナーを背負いつつやっとこさアウトを取る状態の山下。なんと5回で107球も投げさせられてしまいます。
そしてその間相手先発の内を打ち崩せないオリ打線。いまだ1割台の杉本が第一打席で粘って四球を選びガッツポーズを見せると、次の打席では長打を放ち覚醒の気配を見せるも、その後がつながりません。
しかし6回。前の回に打球を足に受けてなお続投していた内でしたが、今日も! 出た! セデーニョの同点ホームラーーーン!!
なにこの良いところでしか打たない選手は!! 神か!!
と、狂喜したものの、その後追加点は取れず。こちらの投手も粘って試合はいよいよ9回へ。え…今日も延長…?
9回表には平野が登板。いきなり四球を出してこちらの心拍数を上げる平野。バントからヒットを打たれてこちらの呼吸を止めに来る平野。ボール先行から全球フォークで三振を奪うもこちらの胃はもう限界の平野。最後は二ゴロで無事閉幕するも、メッチャいい当たりで観客はもう脱け殻…。
その裏、相手投手は前日に勝利投手となった西垣。1アウトから杉本が四球を選ぶと、打席は紅林。前の打席では送りバントを決めていましたが、この打席では構えはなくボール先行。そしてカウント3-1からの5球目、高めストレートを打ち返した打球は右中間へ!
杉本は一塁から全力疾走、返球より早くホームに滑りこみました!
今季初のサヨナラ勝ちー!
今季初のカード勝ち越し!!
中嶋監督に今年は無視という愛を受けた紅林もさりながら、ホームでTの字になった杉本にも多くの選手が(辻コーチも)駆け寄ってねぎらっていたのが印象的でした。


4/12~14 vsF ●○

初のカード勝ち越しの後は初の連勝を決めてほしいというファンの願いもむなしく、負け。
負けない男・東にもついに黒星がついてしまいました。
が! 被安打1でなんで負けるねん!!
いくら相手が伊藤といえどもうちょっと何とかならんかったんかいと、ストレスMAXな試合でした。セデーニョが警戒されるとこうなってしまうのですかね…。
唯一の失点の場面も、送球先にランナーが滑り込んでくる不運によるものでしたし、東は何ら悪くありません。本当に安定しています。今年はシーズン通してやってくれると信じています。
サヨナラ勝ちでいい雰囲気になったはずが、またもよろしくない負け方で状態が下降線になりやしないかと心配な土曜日は試合を観られず。が、とっても良い試合だったようで。
ここまで好投しながら2敗の宮城。危なげなく序盤を乗り切ると、2回裏、ランナー二・三塁で打席は頓宮。この日スタメンを見て、頓宮の名前が入っていることに驚いたのは私ひとりではないはずです。前日、二軍戦に出ていた頓宮は案の定4打席ノーヒット。しかも夜の一軍戦はベンチ外でした。それがなにゆえいきなりスタメンに…。
見逃し配信で確認すると、決して良い打席内容ではありませんでした。しかし打球はライト前へ。これがタイムリーになったことで、頓宮の中で何か吹っ切れたのかもしれません。7回、ランナーを置いた第三打席、その打球はライトスタンドへ一直線! ようやく聞けた「ほいさー!」、そして満面の笑顔! 逆方向だったことで田中アナのいつもの「捉えたー!」が聞けなかったのが残念でした(笑)
タイムリーの後もこのホームランの時も、ベンチの出迎えが本当に暖かくて、お立ち台で声を詰まらせた頓宮の思いはしみじみ伝わってきました。
そして宮城。この日は何度もピンチ(主に紅林のエラーのせいで)を背負い、抑えるたびに力強いガッツポーズをくり出していたのが印象的でした。最後の一球は何度も首を振り、森も首を振り返していました。結局どちらの要求だったのかはわかりませんが、最後はストレートで見逃し三振! ふたりともカッコ良かったです。
エラーがなければ完投できたかもしれませんが、宮城は8回で降板。4点差の9回は吉田が登板したものの、古巣相手に気負いもあったのか1失点してランナーふたり背負ったところで平野に交代。三振でセーブを奪い、試合終了! 二桁安打の快勝でした!
カード勝ち越しのかかる3戦目の先発はカスティーヨ。いきなりマルティネスに3ランをくらった瞬間、思わずテレビを消してしまいましたが、その裏すぐさま同点に追いついたのでまたもテレビをつけました。
カスティーヨは尻上がりに調子をあげていき、3回には太田のタイムリーで勝ち越し。5回にはまたも太田のタイムリーと中川の犠飛で2点追加。カスティーヨは結局初回の3失点のみで6回を投げきり、その後は小木田(完璧)→マチャド(ドキドキ)→平野(安定の五凡)で勝利! 日曜に勝つと気分が良い!
そうそう、前日3エラーした紅林がこの日は禊の坊主刈り(本人曰くサマーカット)で登場。好守にマルチヒットと、お立ち台でも太田にいじられる大活躍でした。
これで対戦はひとまわり。開幕直後はどうなることかと思いましたが、ようやく打線のつながりと投手力で勝ち切るオリックスらしい試合も見られるようになってきました。まだまだ本調子ではありませんが、このチームは追い込み馬。気を長くして見守っていきたいと思います。…と言いつつ、目の前の試合展開に一喜一憂してばかりの日々ですが。






4/2~4 vsL ●●○

相手先発平良…勝てる気がしない…。
という予感は当たってはいたものの。
勝てたよね? いや、カスティーヨ頑張ったよね? 平良も本調子ではなかったし、勝てる試合だったよね?
カスティーヨの失点は不運な当たりの連続によるものでしたし、懸案だった球数も100球超え、6回途中2失点と勝ちがついて何らおかしくない内容でした。しかし、結果は負け。これまたひとえに打線のせい。平良から5安打5四球奪っておいて0点とはこれいかに。
これは山下にも援護がないぞ…とヒヤヒヤしていたら、援護以前の問題でした。
もともと平日ローテ頭のはずだった山下が水曜の登板になったのは、イマイチ調子が上がらないせいという噂は聞いていましたが、蓋を開けてみたら初回から四球盗塁タイムリー死球という、これは本当に(西武戦の)シュンペータかと目を疑う内容に…。
その後も四球やら暴投やら乱調も乱調。6回にはいきなり三者連続四球で無死満塁にして降板。結果8四死球という信じられない成績にボーゼンとなってしまいました。
その後登板した井口は惜しいゴロでランナーは還したものの失点は1にとどめました。新天地で頑張ってほしいですね。7・8回は髙島が回またぎ。なぜまたがせたのかは不明ですが、栗山にぶつけて(本日2個目)西武ファンのブーイングをもらうも1失点で踏ん張ったのはさすが社卒のメンタルです。
…で、打線は今日も冬眠から目覚めず。ヒット2本で点を取れるはずがありません。予想はしていましたがルーキー武内に初勝利をプレゼント。ホント若手を育てるのは得意です。3番杉本は荒療治ですかね。なんの効果もありませんでした。
さすがの大前さんも映画鑑賞に逃避した木曜日はデーゲーム。仕事中速報をのぞくと、スコアボードには案の定たこ焼きがズラリ。しかし3回に1の文字。あーあ今日も先制されたか…って、あれ? オリックスの方?
はやる気持ちを抑えて終業後、ふたたび速報を開くと…。
勝ったー(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)
先発東はオープン戦の内容が芳しくなかったのであまり期待せずにいたのですが、さすが無敗の男です。先発8連勝は82年ぶりの快挙なのだとか。さすが日本シリーズの甲子園でもマイペースを貫けたメンタル、チーム連敗中でも少ない援護にも気負うことなく自分の投球を貫きました。
打線は頓宮杉本紅林をはずし、一塁セデーニョ・ショート安達という暴挙に出ましたが、セデーニョの守備は無難にこなせていたようです。安達は三打席連続四球というベテランらしい仕事を果たし、監督に「あれを見てどう感じるか」と若手に奮起を促していました。
勝ち試合を観られず残念な一方、終盤のピンチの連続にはリアルタイムで居合わせなくて良かったと安堵しました。とくに平野劇場は…。あっさりツーアウトを取りながらすんなり終わらないところはさすが支配人です。最後のサードゴロなんて、宗でなければ抜けていたでしょう…。


4/5~7 vsM ●○●

威勢よく連勝…と、そううまくはいかないもので。
体調不良から復帰した中川がいきなり二塁打を放ち期待にたがわぬ結果を出した一方、「昨日感じたことを体現して」とばかりに7〜9番に起かれた頓宮&杉本&紅林はそろって出塁すらできず。主軸になるべき人たちがこれでは、西川・森にも気負いが生まれてしまいます。連勝どころか、小島に9回投げきらせる見事な完封負け。1-0とは思えない、体感では5-0くらいの緊張感のなさでした。小島も気楽に投げていたように見えたのは気のせいですかね。
宮城は今週も勝てず。2勝していても何らおかしくない内容なのに、結果は2敗…。ベンチでの悟りを開いたような表情には胸が痛くなりました。大丈夫! 山本にもこんな時期があったから! オリックスのエースは誰もが通る道だから!
しかし7試合で8得点とは、いくらなんでも情けなさ過ぎです。この惨憺たる内容で種市・佐々木か…3試合連続完封負けしても不思議ではないな…。
私も映画鑑賞に逃避しようかな…と悩みつつ、とりあえず試合に臨むと、ついに1番に入った西川がいきなりヒット。西野も続き、3番中川が2点タイムリー! なんて美しい先制劇! セデーニョは三振するものの、森にもタイムリーが生まれて初回一挙3得点! 一試合かけても取れなかった3点が! たった1イニングで!
というわけで、映画は後回しになりました。
先発はエスピノーザ。寒いマリンで乱れやしないか心配でしたが、この日はたった1四球、ランナーを出しても動じることなくスイスイ好投、イニングを重ねていきました。
その間打線は紅林にもタイムリーが生まれ、中盤で5-0と大量リードを奪います。エスピノーザは7回のピンチも犠飛の1失点でマウンドを降り、8回は吉田輝星が圧巻の投球で相手打線を寄せつけず、表にダメ押しの4点を追加した9回は古田島が初登板、2三振無失点でデビュー戦を終えました。
勝ったー(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)
しかもこれまでの総得点を超える9得点で!
それでもチーム打率はまだ1割台…。ホームランもセデーニョの一本だけ…。おかしいな…今年は打力を強化したのではなかったのか…。
今度こそ連勝を! と願う日曜日の相手はサンデー朗希。おまけに前日復活の気配を見せた紅林が体調不良でベンチ外。しかし初回、西野の三塁打+暴投で先制点が入ります。こ、これは朗希vsヤマサチで勝ったあの試合の再現か! と期待するも虚しく、その裏曽谷が連続四球からあえなく同点…。
次の回、勝ち越しに成功するも、4回裏に曽谷がこらえきれずに失点を重ね、あっという間に逆転されてしまいます。そしてその後は配球を変えた相手バッテリーの前に得点することは叶わないまま、なんやかんやで7回投げ切らせてしまいました。こうなればもう無抵抗な今年のオリ打線。これで3カード連続負け越し…。
ホームに戻る火曜日からはなんとか勝ち越せますように!







『不適切にもほどがある!』
SNSやテレビ局の在り方など現代における諸問題に対して決して押しつけがましくも説教くさくもならずに思いを伝え、笑いの中にホロリと泣けるエッセンスを巧みに混ぜ込む、さすがクドカンだな…と唸らされました。
自分は昭和生まれですから、昭和の良いところも悪いところも知っています。スマホをいじりもうこれがない昭和には戻れないとその便利さにどっぷりつかりつつ、スマホがあることで得た自由もあれば、不自由もあるとしみじみ感じます。今まで触れることもなかった世界を知ることができる一方、知らなければ良かったことまで知ってしまうこともそのひとつ。
昭和と令和、どちらが正しいという答えはありません。ただ、どんな時代を生きる人にも大切なのは、周囲に寛容であること。クドカンはいつも強烈なキャラクターや突拍子のない展開を描きながらも、大切なメッセージを最終回まで取っておき、最後に切なくもあたたかい余韻をもたらす。ズルさすら感じる脚本家です。
そして回が進む中で、主人公とその娘が阪神・淡路大震災で命を落としているという衝撃的な事実も明かされました。生きることも死ぬことも人の力ではどうにもならないという死生観は、クドカン作品において重要なファクターになっています。未来を変えるのではという考察もされる中、幾千もの命が失われた事実を雑に扱わないクドカンはさすがでした。
キャストの愉快なかけ合いや豪華なミュージカルシーンは毎週楽しかったです。


『ブギウギ』
朝ドラにありがちな中だるみ期間もなく、あっという間に感じた半年間でした。
スズ子は愛助を失い、父を失い、それでも歌い続けました。そばにいる、大切な人のために。
スズ子の歌はいつも愛子を守り、パンパンの女性たちを救い、古き友を支え、若者を奮い立たせる、そんな力がありました。
最初は懐疑的な目で見ていましたが、いつしか物語にのめり込み、週末のステージを楽しみに待つ自分がいて、すっかり夢中になってしまっていました。
趣里は白眉でした。歌もダンスも、説得力がありました。終盤の「オールスター男女歌合戦」で、趣里が披露した『ヘイヘイブギー』は圧巻でした。対抗心を燃やして『ラッパと娘』をカバーした水城アユミの心をへし折るには充分でした。もっともスズ子には張り合う気持ちは毛頭なく、アユミの気迫あふれるステージに感化されて失いかけていた歌への情熱を取り戻し、ハッピーとラッキーを日本じゅうに届けたにすぎません。ただそれは積み重ねた経験と歌が好きという強い気持ちがなければ成しえません。年末のトリを飾るにふさわしい、誰の心にも深く記憶として刻まれるであろうしあわせな時間でした。歌への、そして愛子への愛を高らかに歌うスズ子、ステージを目の当たりにしてそれぞれ思いを馳せる人びと、表情だけでくみ取れる演出も素晴らしかったです。なぜ趣里が紅白歌合戦に出場しなかったのか、なぜ当初『ヘイヘイブギー』が子守歌でしか歌われなかったのか、すべてはこの回のためだったのだなと得心が行きました。
歌をやめる決断をし、羽鳥先生と思いのたけを打ち明けあったスズ子。たった半年でも、ふたりの絆は日々の積み上げでした。草彅剛の浮世離れ感、強い意志を感じる目線は、第二の主人公と呼べる存在感がありました。趣里と草彅剛のふたりの作品だったといっても過言ではありません。
音楽を扱った朝ドラは権利関係で再放送が難しいと聞きますが、ぜひ近いうちにもう一度最初から堪能したい(できれば記憶を消して)、そんな物語でした。






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