今年も楽しめました。最近のM-1チャンピオンは東京組ばかりなのに、THE SECONDは(今のところ)関西が強いというのも面白い傾向です。
《ハンジロウvs金属バット》 ハンジロウのネタを見たのははじめてでした。ネタ自体はオーソドックスですが元妻カフェという着眼点がユニークだと感じました。金属バットはかるたの「あ」で早くも心をつかまれました。使い古された感のある大阪あるあるも、金属バットの手にかかればこんなに笑いをとれるのだなと驚かされもしました。結果は金属バットの圧勝。 《ラフ次元vsガクテンソク》 ラフ次元は奈良テレビに出ていたので昔から名前と顔は知っていましたが、「たぶん売れないだろう」という印象しかありませんでした。ところが最近、劇場に遊びに行った姪に「誰が面白かった?」と聞いたら「ラフ次元」という答えが返ってきたのです。「売れないだろう」と感じてから本当に売れていない間に劇場に立ち続けて腕を磨いたのでしょう。正統派のしゃべくり漫才にレベルアップしていました。しかし相手が悪かったとしか言えません。学天即時代からしゃべくり漫才で評価されてきたガクテンソクですから。大阪時代はよじょうのスキル不足がもったいない印象でしたが、こちらも劇場で鍛えられたのでしょう、間が良くなっていました。あと話によると、ネタ合わせなしで挑んだのだとか。成長したな、よじょう…。 《ななまがりvsタモンズ》 どんなひみつ道具が飛び出してくるかわからないななまがり。好き嫌いが分かれる芸風ですし、賞レース向きではないのでしょう。個人的には嫌いでないですし、いちばん笑ったかもしれません(でもたぶん3点はつけないと思う…)。一方タモンズはオリの晩酌でおなじみ。もちろん応援していました。が、実はオリックスネタ以外の漫才を見るのははじめてという…。あ、こんな感じなんだぁという感想です。「やめてよー!」はハマりました。結果、1点差という薄氷でタモンズの勝利。ただ採点後のひと笑いはななまがりの圧勝でした。 《タイムマシーン3号vsザ・パンチ》 タイムマシーン3号は小ネタ番組常連ですし、出場随一の売れっ子なのですが、それでも勝負にくるあたり漫才師としての矜持を感じます。昨今は笑いにしづらいデブいじりをうまく時代に合わせていました。オンバト時代に笑わせてもらったタイムマシーン3号は健在でした。そしてザ・パンチもかつてネタ番組で輝いていたコンビ。M-1の惨敗で表舞台から消えてしまいましたが、今回の優勝候補筆頭に挙げられていて驚きました。ネタを見て納得。地道な営業活動が透けて見える、老若男女誰にでもウケるであろうつかみからネタへの流れ。ここはスタジオでなくイオンの一角かと錯覚しました。やっぱり売れっ子よりは苦労人を応援したくなります。ザ・パンチが準決勝進出。 《準決勝:ガクテンソクvs金属バット》 準決勝を見据えてネタを替えたガクテンソクの作戦勝ちといったところでしょうか。金属バットはネタが逆なら勝ち抜けできたような気が…。一般審査員が述べたように、ヒヤヒヤしてしまったところがマイナスだったのかもしれません。そのきわどさが金属バットの持ち味でもあるのですが。ただ個人的には準々決勝のネタが好きでした。ちなみにこの大会、先攻が勝ったのはこの一戦のみ。そのくらい、ガクテンソクの強さが目立ったということでしょう。 《準決勝:タモンズvsザ・パンチ》 東野にいじられたとおり、生放送でこの2組の対決とはレアすぎる…。 どちらもキャラ芸ですが、一本目の印象の強さでザ・パンチに軍配が上がったのかなという感想。1点の多さは意外でした。同じようなネタ運びだったからでしょうか。あと、一般審査員が絶対評価でなく相対評価で採点しているようなコメントをしていたのも気になりました。今回から一本ずつでなく両者ネタ後に採点しているのですが、それが影響しているのかもしれません。確かに昨年間延びした感はあったのですが、1ネタのたびにCM入れるならその間に採点すればいいのでは…と感じました。 《決勝:ザ・パンチvsガクテンソク》 奇しくも昨年と同じ流れになってしまいました。6分に満たず終わったザ・パンチに対し、3本とも上質な漫才を持ってきたガクテンソク。結果は見るまでもなく、ガクテンソクの圧勝でした。1本目で観客を惹き込んだザ・パンチでしたが、決勝ともなると同じ芸風ではなかなか難しかったですね。「砂漠でラクダに逃げられて~」はついに伝家の宝刀を抜いたような空気感でウケていましたが、必殺技一本ではガクテンソクの巧みな言葉選びの連続には叶いませんでした。 今回もベテランの芸を堪能した! という満足感でいっぱいです。ちなみに昨年、「次回は磁石、タイムマシーン3号、プラス・マイナスあたりが勝ち上がってくれたらうれしい」と書きましたが、磁石は敗北、プラス・マイナスは解散と悲しい結果になってしまいました…。来年は磁石が決勝で見られることを期待します。あと金属バットが優勝したらどうなるのかというのも見てみたい…。 PR
5/14・15 vsM ●△
待ちに待った那覇開催なのに、沖縄県人は宜保ひとりという…。 おまけに試合前から雨。中止にしてもおかしくないコンディションでしたが、せっかくだからと強硬開始。で、ヒドイ内容でコールド負けという…。 もちろん相手も同じ状況ですから、悪いのはひとえに打たない打線なのですがね。セデーニョの調子が落ちてくるとこんなもんです。あと、執拗なレフト狙いはいかにもロッテらしい攻撃をされましたね…。 なんの見どころもない試合でしたが、中断中の応援合戦は楽しかったです。観客も盛り上がっていたようで何より。スタメン宜保がコールされた時の大歓声も、思ったよりすごかったです。これで宮城が投げていたらどうなっていたのだろう…。 翌日は無事に晴れ。先発カスティーヨはポランコへのたった一球の失投が悔やまれますが、それ以外はほぼ完璧。しかし打てない。種市をまったく打てない。完封も頭をよぎりましたが、球数はなんとか稼いだおかげで9回から交代。抑えが不安定なロッテ、登板したのは鈴木でした。先頭森がヒットを放ち、宗がバントを決めたところで澤村にスイッチ。暴投でランナーが三塁に進むもセデーニョは三振、西川の当たりはセカンドゴロ! 「終わった」と思いましたよ。 しかしセカンド藤岡がファンブル! 一生懸命走った西川! なんとかセーフでどうてーーーーーん!! (しかしただの二ゴロだからね…これじゃ今までのレフト守備での失点分に全然足りていないんだぞ…) 試合終了がまさかの延長に。10回は回またぎのマチャドが難なく抑え、その裏。代走から出場していた宜保はショート守備で球場を沸かせていましたが、先頭でヒットを放ち大歓声に包まれたのも束の間! レフト前ヒットでまさかの二塁を狙ってアウト!! いやそれはいくら何でも間に合わないって!! そして次の回、悪送球をかます宜保。いや、難しい打球に追いついたまでは良かったのですがね。ちょっと張り切りすぎちゃうん…。 髙島がピンチをなんとか乗り切り、その裏もチャンスを生かせず、試合はいよいよ12回。出てきていきなり四球を出す宇田川。1アウト後また四球で阿部に交代。なんとか無失点でしのぎ、負けはなくなったものの、最初から阿部で良かったのでは…。 ゲンナリしつつその裏、二死走者なしでもあきらめることなく四球をもぎ取る福田の姿勢に感動したものの、西野が斃れて試合終了。 うーん…負けを引き分けにできただけ良かったというべきか…。 あとコールドになった昨日の分までお客さんに試合を見せることができたのも良かったのかもしれません。二日間とも大盛況でした。遠征は大変ですが、あれだけの歓声をもらえるなら、宮城に投げてほしかったなあとつくづく思いました。 5/17~19 vsE ●○○ やっと京セラに帰ってきました…。といっても来週はまたすぐ遠征なのですが。 それにしても金曜は勝てません。田嶋は8回途中3失点。長い回を投げられたのは良かったと思いますが。 打線はここ最近生まれ変わった早川相手に、4回までは完璧に抑えられてしまいます。しかし5回、スタメン起用の太田が1点差に迫るタイムリーを放つと、突き放された直後の8回には、またも太田のヒットから1点を返し、代わった宋からついに同点に追いつきます。 9回、登板したのは髙島。…ナンデ? 一昨日投げたばかりでしかもずっと芳しくない髙島を、なぜ同点で起用する? 追いつく前に肩を作っていたから? 追いついてからでも誰かしら作れば間に合ったのではないのか? ともかく髙島のチョイスは不可解でなりませんでした。 4連敗のうえ、5月も半ばを過ぎたのに2勝しかしていない現状。よ…よわい…。 いつになったら勝てるのか…。 不機嫌きわまりない週末。土曜は中継を観られなかったのですが、曽谷が押し出しやら紅林のエラーやらでいきなり3失点した時点で、まだまだ続く大連敗を覚悟しました。 しかしその裏、名誉挽回の紅林と好調太田のタイムリーでいきなり逆転。3回にも2点を加えると、その後は立ち直った曽谷がゼロに抑え、試合を優位に進めます。 6回にも2点追加し、5回から継投に入ったブルペン陣も危なげなく、最後は福田のファインプレーで〆(見逃し配信で見た)! 連敗脱出! 野球少年による太田と紅林のお立ち台は笑いました。サマーカットまでしてきた少年のためにも負けなくて良かったです。 日曜は齋藤と岸のマッチアップ。初回に相手のエラー絡みで先制したオリ打線。追加点はなかなか取れませんでしたが、齋藤はやや不安定な制球ながらもランナーを溜めることなく、5回を終えます。するとその裏、西川から(待望の)貴重なタイムリーが飛び出し、2点差に! 6回もマウンドに上がった齋藤、おそらく80球が目途だったのでしょうか。2アウトから内野安打を許したところで交代。最近火消し役になっている古田島が抑えて、無事初勝利の権利を手にします。この時点で、「今日は齋藤と西川のお立ち台だな、楽しみ~♪」などと余裕をぶっこいていたオリファン。 しかしそう甘くはありませんでした。 7回、古田島が回をまたぐのかと思いきや阿部に交代。二死からヒットや四球で満塁にしてしまいますが、なんとマチャドに交代! おいおい…まだ5月やで…。しかしこれは、今日絶対に勝つぞというベンチのメッセージなのだなと感じました。 マチャドはもちろん回またぎ。あっさり抑えるも、その間追加点を取れないオリ打線。何やら嫌な予感がしてきます。2点差で…9回は250Sのかかる平野…。 今度こそ、と願っていました。 先頭の鈴木にヒットを打たれて「いつもの…ではない」予感はしていましたが、岡島にも打たれたところで「アカン」と確信しました。 あっという間の1点差。2アウトにするものの小郷を歩かせ、村林相手ではもう逃げ場がありません。三遊間を抜けそうな打球を宗はよく止めましたが、一塁には間に合わず…。 平野の状態はなんやかんやで抑えていた頃とはあきらかに違っていました。いくら百戦錬磨の平野といえど、見切り発車が過ぎるというものです。古田島を火消しに使い、マチャドを回またぎさせてまで取りに来た試合のはずが、このところの出たとこ勝負な継投には首をひねるばかりです。 「マチャドを抑えにしたら誰が8回投げるねん」と我が家の解説者は言うものの、憤懣やる方なく観るのをやめてしまいました。次に画面を直視したのは10回裏、サヨナラ勝ちを決めた場面でした。勝ったら勝ったでモヤモヤは多少解消されましたが…。 サヨナラ打を決めた宗だけでなく移籍後初勝利の井口にもスポットが当たったのは本当に良かったと思います。ロングも火消しも黙々とこなす井口には頭が下がります。復活してくれて本当に良かったです。 とはいえ、齋藤と西川の初お立ち台が見たかったというのが本音です。打線にはようやくつながりが見え始めたものの、ブルペンは相変わらず火の車。まだまだ厳しい局面にいることには変わりません。福岡ではまたもやサンタテされて我が家の西武ファンが荒れておりますが、雲の上のことは気にしない! とにかく今は目先の一戦!
5/6・8 vsE ○●
仙台→秋田→宮崎→鹿児島→沖縄→大阪→北海道→埼玉→広島と、5月のオリックスは全国ツアー! さて、先陣を切るは曽谷。秋田の登板ではなくちょっと残念でしたが、我が家の解説者が「楽天は曽谷を打てない」と言い切ったとおり、なんの不安も抱くことなく試合は進行していきました。曽谷はランナーが出ても動じることなく、シーズン当初とは別人のように落ち着いていて、貫禄すら感じました。 打線は荘司の前に凡打を重ねていましたが、4回に相手エラーも絡んでランナーを溜めると、新たな楽天キラー・セデーニョが3ランホームラン!! こんな簡単に点が入るなんて! 援護をもらった直後も5球で片づけた曽谷。次の回、福田のタイムリーで追加点が入ると、その裏は圧巻の三者三振。今年は飛躍の一年になりそうです! 勝ちパターンが誰もいなくなった中、これで曽谷→マチャドの直接リレーができる! と余裕をかましていた8回裏。先頭の代打平良にフライとはいえ大きな当たりを打たれたところから少し怪しげではありましたが、続く代打茂木にヒット。小郷はピッチャーゴロでゲッツー…かと思いきや、ベースカバーがやや遅れアウトひとつしか取れず。そして村林にはエンタイトル二塁打で二・三塁…。 いきなりヤバくなってきました…。 100球を超えた曽谷は降板。次は浅村ですから、阿部かなぁと予想していたのですが。 なぜ、吉田? 火消しのできるタイプには見えないのですが? 案の定、四球という最悪の結果に。 そして左の島内のところで富山に継投。イヤな予感しかしなかったのですが、案の定島内にあっさりタイムリーを打たれて2点差に。 古田島に代わったところで代打・鈴木大地。打った瞬間「ギャー!」と叫びましたが、ショートライナーで難を逃れました。 余裕の白星ペースがあわや逆転負けの展開に、マチャドのあっさり〆にも喜べずグッタリのオリファン。 なんなんだ…なんなんだこの心臓に悪いマシンガン継投は。こんなことするチームだったか? せざるを得ないくらい逼迫したブルペン事情ということですか? 吉田と富山と古田島のテストだったのでしょうか?? 古田島が抑えたから良かったものの、本当に逆転されていたらどうするつもりだったのでしょうか??? モヤモヤしたまま一日空いて、変則の2戦目は秋田開催。楽天主催とはいえ、中嶋監督はじめ秋田ゆかりの選手が多いオリックスですから、なんとしても勝利で飾りたい。が、そのうちのひとり小木田は抹消、曽谷も仙台で投げてしまいました。これは宮城が8回投げて、9回に吉田、守備固めに杉澤といったところか…ならば相当な点差をつけておかねばならないわけだ…。 もちろん、そんな得点力がオリックスにあるわけはなく。 2回、セデーニョの先制ホームランで喜んだのも束の間。その裏、宮城が連打を浴びてエラーも重なり同点に追いつかれると、3回には押し出し四球、4回にもゲッツーが取れずに失点と、2点差をつけられてしまいます。 エラーのせいとはいえ、宮城はあきらかに本調子ではありませんでした。この夜の秋田の気温は9度。沖縄生まれにとっては厳しい環境だったのでしょう。5回から投げた髙島が完璧なピッチングだったのは、北海道出身だからなのかもしれません。 昨年のオリックスなら、序盤にリードされてもなぜか逆転できる雰囲気がありましたが、今年はそれがまるでなし。チャンスは作るもあと一本が出ない、なんだかナツカシイ場面ばかり。つまり打線につながりがないのです。原因は何なのでしょうね…? 7回に吉田が登板すると会場からは大声援。しかしよりにもよって2番からという厳しい打順で投げさせなくても…。案の定、打たれるわ四球出すわで1失点。よく1失点で済んだものです。しかも杉澤は出番なし。病み上がりとベテランの外野陣をこんな寒空の下で最後まで守らせなくても、途中から出してあげれば良かったのでは…? つまり、なんの見どころもない試合でした。 これは…数年前、みずからに課されていた「オリックスの試合を最後まで見る苦行」になってきたような…。 (ちなみにオリの試合がなかった10日は、我が家の西武ファンが「西武の試合を最後まで見る苦行」に耐えておりました) 5/11・12 vsH ●☂ 試合のなかった10日、公示を見て目の前が真っ白になりました。 宮城が左大胸筋損傷で抹消…。 楽天側も、イニング途中で緊急降板していた藤平が筋損傷で抹消されています。やはり野球をするには過酷な気温だったようです。なんであの日に限って寒くなってしまったんだー! 那覇開催に合わせて秋田で登板したのが仇となってしまうとは…。 宮城は高校から今までのフル回転ぶりを思えば、よく今まで怪我なしで来られたものだと思います。今季はいろいろ心労もあったでしょうし。しっかり治して後半また頑張ってもらいましょう。 しかし、チームはこれでますます危機的状況です。 水本ヘッドの「チームとしてやるべきことをやろう。イライラしても投げやりにならずに」というコメントも気になりました。裏を返せば、投げやりになっている(ように見える)選手がいるということでしょうか。ファンもイライラするしやきもきもしますが、やはり応援する以上はチームのそんな様子は見たくありません。 と言いつつ、土曜は所用で観られませんでした。 「観戦しない日は勝つ」ジンクスを信じましたが、やはり相手がソフトバンクとなるとそう簡単にはいきません。 今や頼らざるを得ない勝ち頭のエスピノーザでしたが、ソフトバンク打線の前に撃沈。打線も苦手のスチュワート・ジュニアを攻めきれず、松本・オスナを打てるわけもなく…。 あいかわらず、失点にはエラーが絡んだようです。セカンド問題は解決を見ませんね…。中嶋監督がめずらしくリード批判をしていましたが、近頃攻守に精彩を欠いている若月も心配です。 日曜は打てん雨天中止。せっかくの鹿児島開催でしたが、ほっとしてしまいました。こんなチーム状態ですから、小休止して心機一転した方が良いと思うので。 一度は上向きかけたと思ったのですがね…。 これほど怪我やら不調やらが頻出するとは思わなかったでしょうし、打席を与えなければならない選手もいるのかもしれませんし、いろいろ原因はあるのでしょうが、今季は起用に柔軟性を欠いているのが気になります。昨年までなら「中嶋監督のすることだから」と納得できたことが、今年は首を傾げる場面ばかりでそれが少し淋しく思います。 「全員で勝つ!」ことが今年はできているのかなあ…。
野球観戦に福岡へ行きました。
私は人生三度目ですが、ヤスオーは初の九州だそうです。 (関門海峡を歩いて渡ったことをのぞけば) さて、福岡に着いたのは午後3時。 試合開始まではまだ時間があります。 それまでブラブラしようとホテルの前からバスに乗りました。 …が。いきなり乗り間違えるハプニング。 長旅で疲れて頭が働いていなかったとはいえ…。 あわてて降りて別のルートを探し、違う路線のバス停まで歩いて移動するも、道が混んでいるせいか予定どおりにバスは来ず、やっと来てもなかなか進みません。 なんてこった…。 なんとかたどりつきました。 福岡市博物館。 ここでちょうど展覧会が開催されていたのです! 藤城清治展! (ちなみに行き先を間違えたバスは福岡市美術館行) ちょうど100歳のお誕生日を迎えたばかりの藤城清治先生。まだまだ精力的に作品を世に出し続けています。 大きい会場ではありませんが、たくさんの作品が展示されていました。MISHAのライブで使用されたものもありました。 光と影が織りなす優しい世界観は、いつ見ても心があたたかくなります。 命の営みに注ぐ深い愛情を感じる作品ばかりでした。 時間がなくなってじっくり堪能できなかったのが残念…。 野球観戦した翌日は、宗像へ移動。 世界遺産の宗像神社を参拝する予定でした。 当初は辺津宮参拝後、船に乗って中津宮へ渡るつもりでしたが、この日の予報は雨のため、中津宮は断念…。 天気のせいか、人はまばら。 神聖な場所へ向かいます。 雨がパラパラ降ってきました。 祭祀が行われていた場所とあって、空気感も異なる気がしました。 そこだけ光が差しているような…。 宗像大社は辺津宮・中津宮・沖津宮からなり、沖津宮のある沖ノ島は神職しか渡れません。 辺津宮内にある第二宮・第三宮は、それぞれ中津宮・沖津宮の分社であり、ここに詣でれば宗像三社を参拝したことになります。 中津宮も行きたかったなあ…。 お昼は神社近くの《潮の里》。 観光地価格でもなく、お店の雰囲気も良く、海鮮丼はとってもおいしかったです。 小倉へ移動し、雨の中駅前をウロウロして、新幹線に乗る頃には体も冷えて疲労困憊。 (野球の経過を追っていたせいもあるが) 雨さえなければ…と口惜しくなる福岡旅行でした。
5/3~5 vsF ●○●
え…また完封負け? これで何試合目よ? いったいどーなってんのー!? 数日前に「長引きそう」と報道のあった福田が1番復帰。1安打1四球と気を吐きましたが、はっきり言って頑張っていたのは福田だけ。「また伊藤大海かい!」とガッカリしていたところ、先発が鈴木健矢と知り「あれ…これいけるかも?」と淡い期待を抱いたオリファン。しかし甘かった。オリの貧打は想像を遥かに超えていた。 変則相手のためセデーニョを外し、左を上位に並べてきたのはわかります。しかし4番頓宮はどうなのだろう…昨年から4番にすると打たなくなっていました。そして案の定でした。初回、チャンスでゲッツーをかますとその後はサッパリ。打撃で迷走しだすと守備でもサッパリ。わかりやすいよ…。 ぶっつけ復帰登板の東は、立ち上がりを攻められいきなりの3失点。しかしその後は尻上がりでした。結局8回途中まで113球を投げ、負けはついたものの次回から期待の持てる投球でした。ピンチで登板した阿部も、9回を投げた富山も良かったです。が、今の打線に3点ビハインドは重すぎました。めずらしく捕逸を記録した若月も疲弊が顕著です。打撃にも影響しているように見受けられます。 雰囲気が重い…。 監督が試合後、8回のチャンスでライナーに飛び出してしまった福田を名指ししたことで、SNS界隈で「福田は頑張っていた。他に責めるところがあるだろう」と物議を醸していました。確かに一理あります。しかし一部の報道では監督コメントに(笑)がついていましたし、監督の傾向からして、本当にダメと思ったら言及することなく降格させるでしょう。福田は言われて発奮するタイプに見えますし、言われると落ち込む性格の選手には何も言わないだけだろうと推察します。というか前者タイプはオリックスには福田だけ、後者は杉本・頓宮・西川・安達・Tなど、思い当たる人がぞろぞろ出てきますね…。 翌日はエスピノーザと加藤貴の顔合わせ。これで負けたらまさに暗黒…と祈る気持ちで見守っていましたが、初回のピンチをなんとか脱すると、その裏に西川のゴロの間に先制。その後もエスピノーザの調子は今ひとつながら6回1失点にまとめました。打線も3回に宗・西川のタイムリーで追加点を入れ、試合はオリックスペース。とはいえ、この日の審判は加藤のクロスファイアーをまったく取らず、敵から見ても首を傾げる場面が何度もあり、素直に喜べないところもあります。解説の海田も同じ左投手とあって同情的なコメントをするくらいでした。加藤だけでなくエスピノーザに対しても不可解なジャッジはあったわけですが。 そのせい、というわけではありませんが追加点を取れないまま継投へ。7回は宇田川、先頭四球でやきもきさせるも無失点で終えると、8回は小木田。ゴンザレスのエラーもありランナーを溜めてしまいますが併殺で難を逃れ、9回は新・守護神のマチャド。またもゴンザレスのエラー(今日2個目!?)で三凡ならずも、無事に3つめのアウトを取り試合終了! 役目を果たしました! さあこの勢いで勝ち越しを、と願う3戦目ですが、相手は今度こそ伊藤大海。無理やん…とあきらめていたものの、今日の伊藤の調子は今ひとつ。2回、カスティーヨが2点を許したその裏、先頭宗がヒットで出ると、不調の頓宮・西川に連続四球。そして続くは、この日スタメン抜擢の来田。難しい球を拾って外野の前に落とし、球場を沸かせる同点タイムリー! その後、福田のバントが決まらず、戻ってきた西野も続けず2アウト。嫌な空気になったところで、念願の3番スタメン紅林が見事に勝ち越しタイムリー! 難敵伊藤から3点をもぎ取りました! カスティーヨは尻上がりに調子を上げるも、立ち直った伊藤から追加点は奪えず。7回、100球に達したところでカスティーヨは降板。富山がランナーありの場面を抑え、ひさびさのホールドを手にします。 これで小木田→マチャドの目処が立った…と安堵したのも束の間。 なにぃ…小木田ベンチ外だと…?(; ̄Д ̄) 8回に登板したのは宇田川。今日もいきなり先頭四球。ここで早くも「アカン」という予感は確信に変わりました。たまには裏切ってほしいものですが…。 昨日あれだけ怪しい状態を露呈しながらの連投、他に選択肢はなかったものか。と、ベンチ入り選手を確認しましたが、うーん…確かに宇田川しかいなかったのかもしれないが…阿部ではダメだったのかなあ…失点しても同点止まりにしてくれたのではないかなあ…。 古田島がなかなか出てきませんが、勝ちパターンにはなれないという判断なのでしょうか。これではブルペンの顔ぶれがマチャド小木田以外敗戦処理ばかり。宮城以外の先発が長い回を投げられない状態だというのに危機的状況です。 宜保も最初の守備機会にあんなミスをかましているようでは、信頼は得られません。セカンド問題はいったいどうなってしまうのか。塩でも撒いておいたほうがいいのでは…。 ということで逆転されたところで観るのをやめたわけですが、翌朝の報道で小木田のベンチ外はコンディション不良と知りました。 大ピーーーーーンチ!! 今が底だと信じたい!! |
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