おしゃべりとおいしいごはんで、心もおなかも満たされる。 女子(…?)会の〆は、やっぱり甘いモノで。 その前に、高校の教室で巨大プッチンプリンをプッチンしたという話を聞いたものだから…。 高島屋のカフェでプリンアラモード。 案外ボリュームがありましたが…。 紅茶のカップもかわいかったです。 PR
翌朝は、福山から笠岡へ。
普通列車のホームからお城は見えませんね。 笠岡港からフェリーに乗ります。 目的地の真鍋島まで高速船で向かいます。 高速船だけれど揺れる揺れる。スマホを見ているとすぐに気分が悪くなってしまいます。 外に出てみました。 瀬戸内海に浮かぶ島をいくつも経由します。 45分後、ようやく到着しました。 降りてほどなく… いたーーーーーー♪♪♪ 真鍋島は猫の島! 猫にまみれに来ました!! まみれる! まみれる! …ひとしきりまみれて、散策に出ました。 しばらく追跡されましたが…。 静かな島です。 海沿いの鳥居をくぐり、山道を登ると… 神社が。 この先にふれあいパークがあったようですが、わからずそのまま下山してしまいました。 港から今度は島の奥方向へ。 真鍋中学校。 『瀬戸内少年野球団』のロケ地にもなった風情ある校舎です。 こんな銅像、今でもあるんだなあ。 港からここまでついてきたにゃんこがいました。 追いかけては鳴き、時には前に回ってセクシーポーズを披露するという根性は見上げたもの。 なのになぜふたりとも写真を撮っていないのか…。 また港に戻り、神社とは逆方向へ。 いいお天気です。 公園にも猫がいると聞いていたのですが、無猫でした。 港に戻ってふたたび猫にまみれることにしました。 ほとんどの猫の耳はカットされています。 島のあちこちにいると聞いていた猫ですが、おそらくもう港周辺の彼らだけなのだと思います。 避妊手術がされているということはお世話している人がいるということですが、猫たちを守っていくことがどれだけ大変か。 観光地でないこの島の風景に猫たちは自然に溶け込んで生きていましたが、島猫の今後を思うと少し切ない気持ちになります。 うしろ髪を引かれる思いですが、スケジュールの都合で早々に離島。 人懐っこい猫たちと触れあって、しばらく猫島ロスでした。 ツレは「来年も行く!」とな。 計画たてなきゃ。
旅に出よう!
海へ行こう! というわけで、今回の旅は瀬戸内海。 まずは新幹線で福山へ。 2日目の道程しか伝えていなかったツレは、駅に貼ってあるポスターを見て「尾道に行くの?」と訊かれましたが、行きません。 尾道観光も考えたけれど、高校生の頃行ったことがあるし、どうせならはじめての場所がいいからやめました。 そのままバスへ。 乗ること30分。 やがて海が見えてきます。 鞆の浦に到着です。 歴史と海と景観の街です。 まずは、お昼ごはん。 《御舟宿 いろは》 いろは丸事件の交渉が行われた宿を改築した建物! 幕末好きにはそれだけでもワクワクなのに、 デザインは宮崎駿! 店内には宮崎監督のデザインスケッチが飾られています。 思えば、鞆の浦は『崖の上のポニョ』の舞台ともなった街。 食事は鯛づくし御膳を注文。 鯛漬をごはんにのせて、だしをかけて鯛茶漬けにしていただきます。 新幹線の中でお腹がすいても我慢した甲斐がありました。 お腹いっぱいになったあとは、運動がてら街を散策。 風情ある路地の奥には、七卿落ちの際宿泊場所となった太田家住宅があります。 国の重要文化財にも指定されている近世商家建築で、入口の見た目より広くて大きなお屋敷。鞆の浦の名産品である保命酒の醸造蔵までじっくり見学できました。 そこから少し先にいろは丸展示館があります。いろは丸の沈没場所から引き揚げられた食器や備品、竜馬クイズ、沈没船のパノラマ等があります。 竜馬はいろは丸に高価な銃火器が積まれていたと交渉で主張し、紀州藩から多額の賠償金を勝ち取るも、調査ではいっさい見つからなかったとか…。 竜馬はまったくミステリーの多い人物です。 2階にはその竜馬が待ちかまえています。 階段を上がった薄暗い場所に突如出現するので、一瞬ビビります…。 展示館の前には有名な常夜燈。 ドラマに出てきそうな風景ですね。 夜の灯りがともった景色も見てみたいです。 続いては坂道を上り、《対潮楼》へ。 朝鮮通信使の迎賓館として使われていた福禅寺から見える瀬戸内海。 正使が「日東第一形勝」と賞讃した景色です。 緋毛氈に座して、300年前にタイムスリップ。 さらに高台へ登ると、歴史民俗資料館の前の展望台から街並みが一望できます。 この頃にはふたりとも運動不足の足が棒のようでグッタリ。資料館の中まで見学できませんでした。 宮城道雄像が。 鞆の浦は『春の海』の舞台となった場所。 この日はあいにくの天気でしたが、春の穏やかな陽気のもとで海を眺めていたら、きっとあのメロディーが聴こえてきたことでしょう。 そして福山は箏の生産日本一でもあるそうです。 しばらく休憩して、次は沼名前神社へ。 変わったかたちの鳥居です。 鳥衾型というのだそう。 また長い階段…。 2月と7月には神事が行われているようです。 そして豊臣秀吉ゆかりの能舞台も。 閉じられていて中は見られませんでしたが。 帰りに通った第一鳥居は、民家ギリギリ。 ギリギリちゅうか…めりこんでいる? まだ日は高いですが、おみやげを見て、福山駅に戻ってホテルへ。 体力なくなったなあ…。 夜は福山駅近くの《魚鮮》へ。 海に来たからには、やっぱりお刺身! なんとこれで一人前! 事前にリサーチしたねぶとから揚げ(左)は超美味でした! かきも大きい! あと、握りも注文しました。一品がボリュームあるのですぐお腹いっぱいになります。 お魚にはやっぱり日本酒! 安くてウマい。また行きたいお店です。 普段ホラー映画は観ない自分ですが、この作品はヤスオーに『ソウ』の監督作だと教えられちょっと興味が湧いたので一緒に観てみました(ちなみにソウは一作も観ていない)。 結論から言うと、そこまで怖くなかったです。 小学生の頃、友達と一緒に買ってこわごわ読んだホラー特集本に「海外で本当にあった怖い話」が載っていたのですが、そのテイストを思い出しました。女の子に悪魔が取り憑いてどーのこーの、という内容だったと思います。悪魔の目的がわからないのもあって、あまり怖くありませんでした。りぼんのふろくについてきた楠圭のホラー漫画のほうがよほど怖かったです(教室の席で突然両足首を見えない手につかまれた主人公の戦慄を今でも憶えている)。 が、この作品の怖くなさの原因のほとんどは、意味ありげに登場した不気味な人形の正体や心霊学者の妻の過去などの謎が明かされていないことにあります。「続編につづく、をする気かな」と終盤にちらついてしまい、クライマックスの悪魔祓いに集中できなくなりました。 日本のおばけはたいてい恨みを残したまま死んで成仏できない魂が怨霊となるもので、それが誕生する経緯も含め、呪うものにも呪われるものにも抱く共感に恐怖心をより煽られるのですが(楠圭の漫画しかり)、キリスト教が素地にある悪魔は日本のように成仏という救済がされないまま追っ払われて解決するので、宗教を解しないこともありどうも納得しがたいものがあります。小学生の頃ならもっと純粋にキャーキャー怖がれたのかもしれませんが…。 ただ、くるくる回るオルゴールの鏡と、タンスからのびた手がパンパンする演出は怖かったです。 続編は観ないでしょうし、我が家が郊外に大きな家を買うこともないでしょうから、トラウマに悩まされることもありませんでした。
11/16 vsKOR ○
互いにどこまで手の内を見せるか、腹の探り合いともなった乱打戦。締まりのない試合になるであろうことは予想していましたが、互いに雑な部分が目立ちました。 先発は岸。「決勝を岸にすべきでは?」と言われるほど中継ぎで好投していたので、これほど打ちこまれるとは思ってもいませんでした。短期間での調整が難しかったのか、韓国打線が良かったのか…。6失点してもなお代えなかったのは、決勝に使う投手陣を登板させないためだったのでしょう。 この日は相手のミスにも助けられました。大野が3四球で満塁にしてからのタッチアップ失敗で無失点に終わった回は、三塁ランナーの帰塁が遅くスタートが遅れたおかげでしたし。もちろん判断ミスを誘った鈴木の優れた守備と、外崎との連携が完璧であったことも一因ですが。やはりミスは流れを相手に渡します。もしこの回逆転されていれば裏の得点もなかったかもしれません。だからこそ、吉田のレフト守備にずっとヒヤヒヤだったのだ…。 山岡は回またぎをすると打たれるなあ。チャレンジで判定が覆り集中力を欠いてしまったのもあるのでしょうが、最後の最後で打たれるのはダメです。嘉弥真にマウンドを譲りベンチに帰る時の表情が本当に悔しそうでしたが、これを経験値にして、来年は開幕から有無を言わせぬ活躍を見せて堂々とオリンピック代表に選ばれてほしいものです。しかしカン・ベクホはいいバッターですね。ファールで粘る姿がL森のようで、打ち取れる絵図が思い描けませんでした。 最後は2点差ですが大竹・田口と、勝ちパターンを温存しての継投で試合終了。決勝の後攻権を手にしました。 明日はこのような乱打戦にならないことを期待します。いや、僅差で山本が登板したらたぶん寿命が縮まるな…チャンスでの吉田も見たくないな…。平野みたいに心臓に毛が生えたようなメンタルの持ち主だったら安心できるのだけれど…。 しかし、解説がしきりに「決勝を控えてデータを取るためにわざと打たれている」ようなことを言っていましたが、ホンマかいな。(←追記:ホンマでした) そしてついに、山口-曾澤バッテリーが解禁されるのかも興味深いです。 11/17 vsKOR ○ 決勝前の3位決定戦、アメリカ-メキシコ戦では、9回裏1点差で登板したディクソンがクラークに同点ホームランを許してしまいました。oh…。しかも回またぎとなったタイブレークの10回、バントからの敬遠で満塁にしたところで交代した投手がサヨナラ打を浴び、アメリカは敗退、そしてオリンピック出場権も逃しました。hmm…。 しかし、メキシコ代表のいい大人が大喜びではしゃぎまわる姿には、観ているだけのこちらも幸せな気持ちになります。 さて、日本代表の大人たちのはしゃぐ姿は見られるのか。 バッテリーはやはり山口-曾澤でした。しかし、山口の制球は因縁やデータ以前の問題で、苦戦は予想されたもののいきなり3点ビハインドから始まることになるとは思いもしませんでした。 それでも日本には頼れる4番がいます。最初は控えだったのに、最後にはちゃんと調子を上げてスタメンに入り、しかも大事なところで打ってくれる山田もさすがです。初回以降無失点に抑えた投手陣はじめ、まるで逆算されたかのように決勝で最高の布陣が組めたのではないかと思います。 逆転した次の回、先頭打者が出塁しタッチアップを狙った場面での刺殺は、勝敗の行方を左右した大きな場面だったと思います。近藤の送球をワンバンキャッチした菊池の守備はさすがでした。来年のオリンピックで菊池の不在が大きく響かなければいいのですが。 ブルペンの電話番だった田口が4・5回、続く中川が6回をしのぎ、勝利の方程式につなぎました。緊急召集の選手たちも立派に役割を果たしたと思います。ちなみに決勝で電話番を担ったのは山岡だったとか…。 大事な後ろ三人の甲斐野・山本・山崎は確定したようなものですね。大事な追加点を取った直後の山本が登板した時にはドキドキしましたが、拍子抜けなくらいアッサリとアウトみっつを取りました(2点差になって韓国が覇気を失ったかのようにも見えましたが)。中継でも翌日のスポーツ紙でもスゴイスゴイの大絶賛。ルーキー時からずっとスゴかったのに…代表戦の威力はさすがです。オリックスの選手とは思えない注目ぶり。なんだか遠い人になってしまったかのよう…。ルーキーで無失点の甲斐野のほうがスゴイと思ったのだが…。 いっぽう、すっかり評価を落としてしまったのが吉田。初戦で左投手ばかり当てられ打撃を崩されてしまったのか、調子を取り戻せないまま大会を終えてしまいました。同じレフトの近藤が高出塁率を上げ、DHも浅村はじめ今回辞退した候補がいる状況とあって、オリンピックの選出は難しいかもしれません。さぞ悔しい思いもあったでしょうが、それを覆す活躍を来季は春から見せなければいけません。シャンパンファイトでのインタビューで、ニコッと笑いながら「オリックスでもやります」と答えたあの言葉を信じますぞ! 世界一奪還、という言葉にどこか空虚なものを感じるのは、やはりWBCと違ってメジャーリーガーが出場していないからでしょうか。それでも前回は3位だった大会で優勝という結果は誇れるものですし、シーズン後で疲労困憊の中出場し、ファンに夢を見せてくれた選手たちの姿には感動でいっぱいです。実際、秋山はメジャー挑戦の時期ながら怪我をしてしまいました。それでも後悔していないという彼の言葉には、まだまだ歴史の浅い侍ジャパンのこれからにおいて大きな意味を持つのではないかと思います。国際大会の価値を高めるのは侍ジャパンそのものであって、いつまでもシーズンかそれとも代表か、という二択でしか語られないものではあってはならないと思うのです。 |
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