5/3~5 vsL ○△●
試合中継は観られなかったので、宮城の復帰白星・頓宮&宗の3ラン攻勢での勝利速報に喜んでいたのですが、あとから見たリクエストの映像にモヤモヤしてしまいました。ヒドイ目に遭ったばかりですから、相手ファンの気持ちがよくわかります。あれがフェアなら逆転打だったので、試合の流れも変わっていました(辻監督も「平良でいただきだった」とあいかわらず歯に衣着せぬ物言いで悔やんでいましたしね…)。 あれしか映像が存在しないなら、最初にファウルと判定したのでファウルのままでいきますということだったのでしょうし、フェア判定ならフェアのままだったでしょう。よく見える位置にカメラをつけないのは球場の責任という言葉も目にしますが、例のアレでは塁上カメラが存在するにもかかわらず出てきませんでしたし、今回も外野側からのカメラがあったんじゃないのー? 審判の威厳とやらを守るために出さなかったんじゃないのー? フェアに変えたら得点をどうするかややこしくなるからじゃないのー? …と穿った見方もしたくなります。 宮城については、懸念材料はその回だけでした。最後はあいかわらず綱渡りだが…そりゃ胃腸炎にもなるわ…。宗はここぞでやってくれると信じていましたが、本当にここぞでしか打たないですね。 2戦目は乱打戦の様相を呈していましたが、結果引き分け。9回制で両軍合わせ16投手の登板はNPB記録だそうで…互いに勝てなかったというべきか、負けなかったというべきか迷うところです。スコアだけ追えば、代打の代打ロメロの同点2ランは値千金。復帰初安打がホームランとは何ともロメロらしい。これが打棒復活の足がかりになればと願います。 一方投手リレーは今日も綱渡り(もはや落下)。阿部も金田も信用ならんし、昇格した村西も2アウトから何やってんだという内容。能見もまた打球受けてヒヤヒヤでしたしね…。しかしどちらも9回最後のアウトはヘッスラで、ファンに勝利への執念を見せた試合でした。紅林はミスがありましたし、源田もそれまでチャンスを潰していましたから、互いに思うところが強かったのでしょう。でも怖いからやめて。 お休みの最後の日、勝ち越しで気持ち良く終わらせてほしい…という願いはあえなく聞き届けられず。山本で負けますかそうですか…メラド(&今井)にすっかり苦手意識を植えつけられてしまったようで…。中継は観ていませんが、チャンスはあったように思うのですがねえ。我が家の西武ファンによると、同級生の山本を意識したのか相当今井が気合いを入れていたようですが。 苦手のロッテ戦を前に借金返済といきたかったのですが、そううまくはいきませんでした。 ともかくも、今年の大型連休8試合(1延期)は3勝2敗3分と例年からすればまずまず…いや上出来のGolden weekになりました。 5/7~9 vsM ●○● 山岡5失点の大炎上…山本と山岡で連敗とは、なんだかなあ~。 1点差に迫った直後の綱渡り継投失敗も痛かったです。しかし昨年までなら、こちらは無得点のまま試合終了、という展開だったはず。結果的には接戦に持ち込めました。それもこれもホームランのおかげ。昇天✕2の杉本は今季なんと6本目。ラオウの愛称もビジター実況に浸透してきた杉本が4番を打っているなんて、昨年の今頃いったい誰が予想したであろうか…。 このままズルズルいきかねない連敗を止めたのは田嶋&頓宮のバッテリー。田嶋は6回2失点(安達のエラー含む)、頓宮は先制2ランでロッテの勢いを止めました。このところ調子の上がらなかったモヤがマルチ、前日フェン直を打ちながらなぜか二塁アウトになり株価大暴落のジョーンズはタイムリーで名誉挽回。能見さん1500奪三振のおまけもつきました。ただ毎日の綱渡り継投は、胃が持ちません。イヤ本当に。中継を観られなかったのをいいことに、映画鑑賞してスマホを見ないようにしていました。 勝ち越しチャレンジの3戦目は、3点先取と幸先良くスタートするも増井が持ちこたえられず終戦。それでも一時は今季1号Tムランで1点差に迫ったのですがねえ…K-鈴木の回またぎは、それしか選択肢はなかったのかなあ。 今年もロッテのお得意様になる気でしょうか。せっかく首位と3.5G差とくらいつけているのに、まずいですよ。 PR
《cafe terrace kikinomori》
カフェでゆったりのんびりランチやお茶を——という時間からすっかり遠のいてしまった今日この頃…。 少し前にランチで訪れたこちらのカフェ。 こちらも奈良に住んでいた頃にはなかったお店です。 ランチの主菜は、家では食べられないものを食べたくて小エビのクリームコロッケ。あつあつでした。 副菜もサラダからグラタン、麻婆豆腐など、お腹が満たされます。 パンかライスを選べます。 メニューを眺めていると、スイーツもおいしそうでしたが、余裕がありませんでした(時間的にも胃にも)。 お天気が良ければテラス席で公園を眺めながらのんびり過ごせそう。 夜にお酒とお料理を楽しむにも良いですね。 あ~、世の中が早く元に戻らないかなあ…。 『仁義なき戦い』は観たことがありません。ヤクザ映画と呼ばれるものも、『アウトレイジ』か『新・悲しきヒットマン2』(今井雅之さん主演だから観ただけ・なんと当時無名の北村一輝も出演していた)くらいなもので、ドンパチにあまり免疫がありません。 よって○○組と○○組の対立だの、○○会傘下だの、登場人物の整理ができないまま話が進み、方言でセリフ(とくに人名)が聞き取れないこともあって、あまりストーリーを把握できないうちにラストまで行ってしまったところはありますが…。 キャストの熱演と白石和彌監督独特の撮影法のおかげで、最後まで息をつかせず観入ってしまいました。 役所広司のうらぶれた悪徳刑事と松坂桃李の広大出身エリートの対比は、バディものとして王道ではありますが、わかりやすい設定で痛快でした。とくに松坂桃李演じる日岡の、変わり果てた大上の姿を目にして我を失い、何の光もない両目でチンピラを殺さんばかりに殴りつけるさまには背筋が凍りました。 単純なエンターテイメントとしてなら、人間関係の単純な『アウトレイジ』の方が楽しめたように思いますが、激しい暴力と残虐性の中にも人びとの感情の微細な揺れ動きを感じられ、積み重なった愛憎の崩落から起きる事象の織り成し方は、なんとなく女性作家ならではの印象を受けます。これほど硬派なヤクザものの作者が女性であったことは驚きを禁じ得ませんが。 キャストも豪華で、『アウトレイジ』と重なるキャラの石橋蓮司の存在感はさすがですし、江口洋介と竹野内豊は意外なキャスティングながら裏社会の雰囲気がよく出ていましたし、音尾琢真や中村倫也など、端役に至るまでヤクザらしくて良かったです。真木よう子や阿部純子の女優陣にも昭和風の美を感じました。 しかし何といっても、架空の街とはいえ昭和の風景を再現した白石監督の映像です。薄曇りで建物の輪郭が濃く映える呉原の路地裏を、肩で風切り闊歩する男たち。威圧感を与えながらどこか滑稽なのは、彼らもしょせん大上の掌の上で踊らされているだけだからでしょう。 ただその駒たちも、時には容赦なく牙を剥きます。ましてや県警の上層部が関わっているとなれば、大上といえども太刀打ちできませんでした。そしてその大上を殺した張本人ともいえる警察に属したまま、復讐を誓った日岡。続編においては見た目も大上そのままに警察権力を駆使して呉原の街を掌握しています。魅力的なキャストが集う続編に期待が高まります。 アマゾンプライムに加入して、まず視聴したのが『鬼滅の刃』(…)。 そしてドラマ『ROOKIES』でした。 ドラマはリアルタイムで観ておらず、あとでたまたま漫画を読みました。 いやー、面白かったです。ドラマも観ればよかったといたく後悔しました。 野球部の不良どもが熱血先生のもと力を合わせ仲間を信じ、夢に向かってひたむきに努力する…いかにも少年ジャンプ的な、ベタなお話とあなどっていたのですが、大人でも普通に感動しました。川藤先生の存在感が大きいからでしょうか。ちなみに同じ部活系である『SLAM DUNK』をはじめて読んだのはリアル高校生の時でしたが、今だと違和感を抱いてしまうと思います。教師の存在が薄いからです。もちろん安西先生や対戦校の顧問など、大人たちの心情が語られる場面は少なくないのですが、部員たちと同じスタンスにいることが多く(大人から見れば後先顧みない無謀な高校生たちの行動を咎めることなく、彼らの補助的役割を担っている)、大人として子どもを諭し導く存在にはなっていないからです。もちろん「大人は面倒くさい」と感じる世代の子どもたちが読者のメイン層である以上、配置としてはそれで正解なのですが。 暴力や権力が彼らを導けないのはもちろんですが、「理解」だけでもまた、心を通わせることはできません。必要なのは、裏表のない言葉。川藤は、安西先生たちと同様不良どもと同じスタンスに立ってはいるものの、決して補助するだけではなく、彼らの先頭に立って光ある方へとひっぱっていきます。だから部員たちは「川藤」と呼び捨てし時にはツッコミを入れ、まるで仲間のひとりのように扱いながらも、いつも自分たちを引率してくれる川藤の言葉に絶対的な信頼を置き、後についていける大人として敬っていられるのです。 まあ、現実にはこんな教師は存在しません。 だから漫画たりえるのですが。 アニメならまだしも、実写で川藤を嫌味なく演じるのは難しい。それを、最近は悪役も板についてきた佐藤隆太が底抜けの元気とあかるさで表現していました。安仁屋たち個性的な部員の面々も、まるで漫画から飛び出してきたような色とりどりの風貌で当時伸び盛りの若手俳優たちが演じています。もうすでにテレビではお目にかかれない人たちもいますが;今をときめく佐藤健や桐谷健太も端役だったとは驚きです。 そんなイケメンたちを拝んでいるのも楽しいですが、前半は原作に忠実に、後半は原作をうまく端折ってまとめていました。 さてその続編となるこの映画。ドラマの続編ですから、映画としてではなくドラマの延長版として観るのが正しいのかと思います。 2時間半という長丁場ですが、その間に赤星・濱中といったドラマでは登場しなかったキャラを出し、さらに予選決勝まで描くには少し駆け足すぎたかと。いわば原作の最終回、川藤との突然の別れの後、翌春の再会→夏の甲子園出場という説明なしのイラストのみで表現された数か月をここで物語として描いたことになるのでしょうが、川藤の復帰で勢いづいた野球部、川藤の存在の大きさをたった数ページで表現したことがラストのカタルシスにつながるのであり、ドラマでも再会のシーンはドラマとして感動的に描かれていいため、「その後」を具体的に見せられると、どうもその感動が薄れてしまったような…。 そしてこの映画はどちらかというと川藤は補助的役割になっており、部員たちの夢への執念、思いの強さが主体になっています。勝利を目前にした安仁屋がマウンドで涙する場面は、普段強がって斜に構えていた彼が本当に子どものように泣きじゃくっていて、いい演出だなあと思いました。 そして甲子園出場を決めたニコガクが聖地でどんな戦いぶりを見せてくれたのか、そこは描かれず、ラストは笑顔の卒業式でした。 『タッチ』の最終回でも明青の全国制覇が優勝盾だけで表現されていたように、どんなスポーツ漫画も全国に行くまでがメインとなっているのではないでしょうか(スラムダンクも神奈川大会で終わっていてもじゅうぶん名作だったと思う)。実際の高校野球でも、県大会優勝(=甲子園出場)と準優勝では雲泥の差があります。甲子園出場は優勝の御褒美みたいなものです。県大会を勝ち抜くほうが甲子園で勝つより難しいという都道府県もありますしね。ちなみに予選ではなく○○都道府県大会です。 エンディング、河川敷を歩く部員たちの後ろ姿には、もっと彼らのわちゃわちゃした姿を見たい…という感傷にかられました。 青春ドラマの佳作でした。リアルタイムで観ていなかったことが惜しまれます。
4/28 vsE △
山本が9回無失点と正義の鉄槌を下した(いや楽天選手に罪はないことは百も承知だが)というのに、応えることができない野手陣…。ちなみに前日のアレのせいで中継はいっさい観なかったのですが、則本が絶好調だったようなので、仕方なかったのかな。(意外にも)オリックス初の0封試合となりました。 しかし最後はTに振ってほしかったな…。 これで貧打に逆戻りしなければいいのですが。 4/30~5/2 vsH ○●○ 鷹を苦手とする山岡が4失点、しかも同点に追いついた後に勝ち越され、今年不調の石川を攻めきれず、ビハインドで迎えた最終回。 いやー、今年のオリは諦めが悪い!! てっきり最後はモイネロかと思いきや吉田正から始まる8回に登板し、しかもそのモイネロから吉田正の特大弾が飛び出して1点差に迫ったことも有利に傾きました。頓宮・紅林の出塁後、山足がバント失敗した時には嫌な予感がしましたが、宗がすべてを救いました! 最近の宗の頼もしさといったらない。明らかに昨年とは違います。チーム全体が変わってきているのだと感じます。そして紅林は地味に猛打賞だし、太田のタイムリーもこれで良い方向に進んでほしいと願います。あとは中継ぎ抑えだけだ…。 それにしても、抑え不在の影響はどのチームでも大きいものなのだと感じます。9回終了制がさらなるプレッシャーを与えていますね。 この勢いで、鷹が得意な増井で連勝…といきたいところでしたが、そんな安易な発想は通用しませんでした。7失点したあたりで観るのをやめてしまったのですが、マルティネスは昨年攻略していたように思うのですが、そりゃ相手も対策してきますよね。はじめての完封負け…。 ただ、良いこともあって、7回には山﨑颯一郎が一軍初登板。 いやー、イケメンですね!! 女装姿(ex.吹田の主婦)しか観たことなかったのでシュッとしたユニフォーム姿にびっくりしました。内容は、まあ…手術して復帰してようやくのリスタートですから、ここからどこまで伸びてくるか勝負どころでしょう。山本に追いつけ追いこせ、榊原も含めた同期三羽烏がローテを埋める未来に期待します!! 3戦目は山﨑福が好投するも、苦手の松本からなかなか得点できないという、よくある見殺し展開でしたが、停滞した雰囲気を宗の2ランが変えてくれました。そこからモヤ・伏見にもホームランが出て5-0。ついつい「勝った!」と思っちゃいましたよ。イケナイイケナイ。 7回に山﨑福が突発性炎上病を発症すると、ただでさえ手薄なブルペンから比嘉というカードを切らざるを得なくなり、にわかに暗雲が…。富山はこのところ腕の振りが鈍くなったように感じます。8回に固定されてからというもの顔つきに気迫を感じませんし、やはり勝ちパターンのプレッシャーなのでしょうか。それでも何とか1点差でとどまり、さて問題の9回。今日の日替わり抑えは誰だ? 漆原か? K-鈴木か? →能見でした! 確かに経験値の高さもメンタルの強さもブルペン一であろう。しかしまさか、戦力外の41歳の兼任コーチにクローザーをやらせるハメになろうとは…どれだけ人材難なのだ…。 さて能見はいきなり打球を足に受けランナーを背負うことに。しかし松田のバントに動じることもなく、代打デスパイネの内角をしっかり攻めてショートゴロ(紅林の守備位置も的確でした)。最後の川島も打ち取って、ガッツポーズも男前! なんて素敵! お立ち台にも来てほしかったです! と、結果良ければすべて良しと言いたいところですが、こんな綱渡り継投ではこちらの胃が持ちません。期待の富山もあれでは、9回どころか8回も不在となりますし、比嘉や能見の連投は厳しいでしょうし。 この状況だと先発が終盤まで踏ん張り打線が大量援護して大差で勝ち切るしかなさそうですが、一軍慣れしていないスタメンの疲労もそろそろ出てくる頃かと思いますし、ようやく復帰したロメロも打ち出すまでには時間がかかりそうです。 とはいえ、ソフトバンクにまたも勝ち越し、5勝して昨年の勝ち星に並んだことは上出来(それも異常な話だが)。 魔のGolden Weakも2勝1敗2分とまずまず。最後の西武戦も勝ち越して、怒濤の借金返済を願います。 |
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