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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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6/22〜24 vsF ○○●

夢見心地のまま大阪へ。しかしなぜか苦手の日ハム戦。大事な3連戦の先陣を切った山岡。…ですが、初回から様子がおかしい。2軍戦で肘を気にしていたという情報がありましたが、なにごともなく予告先発されていたので大丈夫だったのだなと安堵していたのです。
やっぱりダメだったのかー!
連勝中に離脱したくなかったのでしょうが、まだシーズンも半分なのですから、ここはきちんと休んで検査してほしかった。責任感が間違った方向に向かってしまったのかもしれませんね。
というわけで、中継を観始める前に山岡がいなくなってしまうという大ピンチに。しかし緊急登板(とはいえ、たぶん準備していたのだろう)の山田が追加点を阻み、その後もランナーを抱えながらも3回まで投げ抜いたことで、相手に流れを渡しませんでした。打線も奮起しバーヘイゲン(京セラでは無敵)から得点を重ねて勝ち越し。最後はヒヤヒヤしたものの、宗の大ファインプレーで逃げ切りました!
アクシデントにも負けないオリックス、なななんと10連勝! 夢なら醒めないで!
そして、二日連続のプルペンデーを支えたのは若月。本当に見違えました。さまざまな投手に対してどんと来いと構える姿、12球も粘ってもぎとった四球でのガッツポーズは、去年までと同じ選手とは思えません。スタメンから落ちても腐ることなく、何年も補えずに過ごさざるを得なかった足りない部分を日々の努力で埋めてきたことが伝わりました。…ちょっと泣きそう。
3戦目の先発を考えると、勝っておかなくてはならない2戦目は田嶋。前回の登板でひと山乗り越えた感がありましたが、今日も落ち着いていました。お立ち台に上がらなかったのは6回投げ切れなかったからなのかもしれませんが、田嶋らしからぬ気合いも感じるピッチングでした。打線も3HRで3得点と効率良いんだか悪いんだか、ともかくも相手より多く得点したので勝ちは勝ち。11連勝で首位固め! 少年漫画風に言うなら負ける気がしねぇ!
…とすぐ調子に乗っちゃうのが悪い癖。相手は好投手伊藤、前回の広島戦での圧巻のピッチングを中継で観ていただけに、増井で始まった連勝が増井で止まっても仕方ないかー、ここらで負けておかないとそろそろプレッシャーも厳しくなるしなー、と、今までにはありえない余裕までかましていました。
実際、負けると悔しいものですね…。
しかし伊藤は攻めたと思うのです。ランナー三塁でアウトと引き換えの得点は今までにはできなかった攻撃法ですし、球数も稼いでいました。増井が踏ん張っていたら勝ちも見えたように思うのですがね…。スタメンに戻った王や野村にやられてしまいました。やはり日ハムはオリックスにとって強敵です。


6/25~27 vsL ●△○

ひとつの負けで士気が下がることをもっとも恐れていたのですが、山本の8回無失点の好投も報われず。援護が伏見のソロだけでは…。福田・宗の1・2番コンビを解体する必要はあったのでしょうか。苦手の高橋光成相手に打開策を講じてきたのでしょうが、結果的に裏目となってしまいました。連勝中は運が味方してくれたような場面もあったのですが、相手の好守備に阻まれる打球が目につくようになりました。単に負けているからそう感じてしまうだけかもしれませんが。ヒギンスもこのところ打ちこまれていたので、いつかこうなるだろうと思っていましたし、8回裏の安達の併殺で完全に流れが相手に行っていましたから平野の失点もやむなしです。心配なのは9回裏のベンチの静けさ。いくら球界最強の抑え平良が相手とはいえ、敗色濃厚でも今までのように声を出してあきらめない姿勢を見せてほしかったですね。
今は順位など気にしている時期ではないといいながら、またも苦手の今井を相手に、いよいよ首位陥落かとすっかり余裕を失うオリックスファン。幸先良く先制するも再三のチャンスに追加点を奪えず、そのうち逆転を許すという、すっかり見慣れた展開に。得点圏で吉田正とロメロに一本出ていれば…9回平良を攻めた時に代打が残っていれば…。負けなかったとはいえ、連敗中らしい噛み合わなさが目立ちました。ただ、9回裏の雰囲気は良い時に戻っていたと思います。
連敗を抜け出したい、そんな時頼りになるのはやっぱり神様仏様宮城様。とはいえ、今年宮城に2敗している西武が対策してこないはずがありません。こちらの対策は効かないのに、相手のそれは効果的…。しかも今日は左打者へのコントロールがいまいち。二度もぶつけてしまってインをつけなくなり、何とか無失点で粘ったものの5回で100球近く費やしてしまう宮城らしからぬ展開に。
しかしなぜか宮城には援護があります。序盤こそ2併殺で嫌な予感がしたものの、ようやくTがタイムリーを放った直後、相手がまったく無警戒だったスクイズで追加点という、今年の様変わりしたオリックスを象徴するような鮮やかな先制劇。さらにはランナー二人をおいて吉田正の待ちわびた3ラン! このところタイムリーを打てず今日も初回に併殺打で、本人も気にしていたようですが、やはり吉田正が得点圏で打つと盛り上がりますし、勝てる気がしてきます!
5点あれば不安な中継ぎ陣も楽に投げられます。さらに7回には伏見が走者一掃。結局2併殺を打ったふたりは互いに4打点の荒稼ぎでした。
10点あればさすがに余裕綽々、最後まで観ずに買い物に出かけました。帰宅してからはパ・リーグTVざんまい。カード勝ち越しこそ逃したものの、宮城に勝ちがついたことと良い雰囲気で8連戦を終えられたことで大満足です!
しかし坊主になって宮城にますます注目が集まり、人気もさらに高まったように思います。オールスターのファン投票もあの田中マー君に大差をつけてトップに立っていますし、最終的にダブルスコアまでいくのではないかという勢い。BsTVのインタビューで「神様仏様宮城様」グッズに本人がOKを出していましたが、それから十日あまりで本当に販売されちゃっていますし。しかも即日完売ですし。球団は中川拓にボーナスを出すべき。
これで防御率は山本に次ぐ1点台、勝ち星は単独トップの8勝となりました。この宮城旋風が秋まで続くことを切に願います。






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6/18~21 vsE ○☂○○

再開したリーグ戦、最初の相手は2G差の首位楽天。いつもいつも、交流戦を好調で終え、「行くぞ!」と意気込んだ最初のカードで現実をつきつけられる事態が続いていましたが…。
山本・宮城で勝ち越し狙いに来た中嶋監督。しかし先陣を切った山本相手に、楽天打線はカット打法で球数を稼いできました。初回で30球を投げさせられ、中継ぎが手薄な今の状況では勝ちは見込めない! やられた!
が、打撃陣の好調はまだ続いていたようです。復調したのか杉本のホームランで先制すると、涌井を打ち崩してあっという間に5得点。これだけ点差がつけば、相手もカットばかりしていられません。山本は6回を2失点で投げ切り、あとは澤田・ヒギンス・平野が0封! 追加点を取れなかったことと失点がエラーがらみなのは気になりますが、ともかくも山本に7勝目がついたのは大きいです!
そしてそして、並んでいたソフトバンクが敗れたことで…。
にににに2位?
2位!
2位!?
ちょっとちょっと! ひさしぶりすぎて動揺している自分がいる!!
順位表を見る時目線が合わない!
いやいや、順位を考えるのはまだ早い。下も差がないのですから。今は貯金をひとつでも多く貯めることが大切です。
そのためにも、左のエース宮城で星を落とすわけにはいかない。しかも相手は強敵早川。新人王争いにおいても重要な一戦となりました。
序盤こそチャンスをものにできない回が続きましたが、へこたれないのが今年のオリ打線! モヤ&ロメロの助っ人陣で先制すると、宮城もそれに応える8回無失点! 最後は守護神平野が〆!
しゅしゅしゅ首位!
2522日ぶりの!
首位!!!!!
しかし月曜日の3戦目は竹安先発でブルペンデー。いくらなんでもそろそろ止まるだろう、と穏やかな気持ちで観ていたのに。
押し出しで先制するとロメムランで追加点! 追い上げられるも小刻みな継投で同点は許さず! さらには8回のオリで貴重なダメ押し! ヒギンスが乱れるも最後は安定感の平野で9連勝!!
楽天をサンタテ!!
たたた単独首位だと!?
夢なのかこれは!!

にわかには信じがたい現実を受け止めきれません…。
あまりにトンネルが長すぎて喜び方を忘れてしまったようです。



いつもスクロールしないと見られない対戦成績が一発で…。
とりあえず、記念に撮っておきました。






恋には夏の景色が似合います。
眩しい陽差しは心を躍らせ、深く透い青空に想いは募り、きらめく水面もそよぐ木の葉も土埃も、君のいる世界のすべてが美しく愛おしく。
しかし季節はめぐる。秋を呼ぶ風が、君も連れ去ってしまう。
あまりにも短い、けれど濃密なひと夏の恋。
80年代の北イタリアのどこかの街。教授の息子エリオは、父が家に招いたアメリカ人の青年オリヴァーと出逢います。食卓をともにし、自転車で街をめぐり、川泳ぎや遊びに興じるうち、エリオにはオリヴァーに惹かれていく気持ちがいつしかあふれていきました。
博識なオリヴァーはもちろん、エリオも読書や音楽に造詣深い少年です。知性に彩られたふたりの逢瀬は、まるで神話の一場面のように神秘的で哲学的ですらありました。
秘められていた自分が、相手によってするすると引き出されていく。
まるで海底から引き揚げられたヴィーナス像のように、肌が、心が青空の下にさらされる。
交わす言葉も、くちづけも、愛撫も、相手に知られたくない行為を知られることも、何もかもが禁忌であり、それこそが恋の本質であり。
互いのことを知りたくて、もっともっと知りたくて。
——君の名前で僕を呼んで
どれほどの愛を交わしても、ふたつの個体はひとつにはなれない。
季節の終わりはやってくる。
彼らは理解しているのです。これがひと夏の熱情であることを。夏が終われば、恋の終わりも訪れることを。
そして秋が過ぎ、冬が来る頃。エリオは彼の口から、彼が結婚することを伝えられます。
受話器を置いた後、暖炉を見つめながら涙を流すエリオ。
僕の名前で呼んだ彼はもういない。オリヴァーと呼ばれたあの夏は、もう二度と戻らない。
「――エリオ」
母の呼ぶ声で、物語は幕を閉じます。
エリオに戻ったエリオは、その恋を暖炉の炎に投じることはできたのでしょうか。
季節がめぐり次の夏、エリオは何を思うだろう。目に映るすべてに彼が刻まれたこの街で、その恋は思い出になりえただろうか。
彼と出会う夏までと同じように、アプリコットジュースを味わえるようになれば良いのだけれど。







6/13 vsC ○

外出している間に3点先取され、「おいおい優勝が決まって気が緩んでるのではなかろうな?」と今後が心配になりましたが、3回に鮮やかな逆転劇。ロメロや伏見にも追撃打が出て、打線に隙のないところを見せてくれました。なんだこれは! 野球観戦が楽しくて仕方ない! ワハハ!
…と、すぐ調子に乗って羽月の好守備にもほほーと感心する余裕ぶり。打った杉本本人も悔しがるより先に羽月を讃えていましたが、2連勝していて今日も4点リード、ファンのみならずチームにも隙のようなものがあったのかもしれません。
違う試合を観ている間に鈴木にホームランが出て、ちょっと嫌な予感がよぎりましたが、それでも3点差。相手の調子をかんがみれば、きっと抑えてくれるはず…。
なのに…Kよ…。
前回も追いつかれ、今回もこれでは、平野の代わりは務まりそうにありません。ペナント再開に向けて不安要素を残してしまいました。
そして9回裏、相手は防御率0.00の栗林。楽天もソフトバンクも負けているし、こちらは負けなかったことだけが救いか…と諦めの境地で迎えたのですが。
チームは諦めていませんでしたね!
先頭福田が四球を選ぶと、ベンチは大盛り上がり。今年のオリックスを象徴するようなワンシーンでした。宗がしっかりバントを決めると、代打モヤ。モヤ凡退ならジョーンズは歩かされるだろうし、なんとか続いてくれないかなあ…と祈っていたのですが、初球ボールで栗林のコントロールが定まらないとみるや敬遠が申告されました。ジョーンズの方が四球を選べますから、これは正直助かりました。そして期待どおりジョーンズが四球を選ぶも、ロメロ三振で万事休す。開き直った栗林からTが打つのは難しかろう。
サヨナラするにはもう暴投しかない! …という悲観的なオリファンの願いは曾澤に止められ、しかし暴投を怖れたのか選択されたストレートをTが迷わず振り抜きました!
まさかばかりの交流戦、優勝も11年ぶりなら、Tのサヨナラ打も11年ぶりとは!

終わり良ければ、とはとても言えない試合内容でしたが、勝ちは勝ち。今までなら引き分けがせいいっぱいでした。チームが変わった証拠、ということでいいのかな。
いちばん驚きなのが、貯金3、ソフトバンクとG差なしの3位、首位楽天までも2G差という、交流戦前には予想もしなかったこの位置。交流戦では毎年毎年勝っても勝っても上との差は近づかなかったのに…。
ペナントに戻って元どおり、なんてことにはならないで…頼むよ…。



6/11~12 vsC ○○

山本が完璧なピッチングを披露しているのに援護できない打線…これ何度目?
と、ストレスマックスでしたが、7回ようやく鬱憤が晴れました。その直後完全試合が途切れてしまいましたが、攻撃が長引いて集中力が途切れたでしょうから仕方ありません。それでも、8回2安打15奪三振は圧巻としか表現しようがありません。山岡→宮城→山崎福といい流れできて、山本が続かないわけにはいきませんから。とくに宮城に対してはコメントも残していますが、相当意識しているのでしょう。それが悪い力みになっている様子も時に見かけられますが…。何にせよ、相乗効果は良いことです。しかし大道から一本もヒットが出ないとは思いもしませんでした。同級生の山本に刺激を受けたのでしょうか…そっちの相乗効果はいらなかった…。
貯金チャレンジもあっさり成功!
なんと、
せ・・・1056日ぶりとな!!
嘘やろ!? 2018年7月21日から貯金していなかったのか!!??  順位表も勝敗数も長らく見なかったから全然知らなかったぞ…。

そして、いよいよアレが現実味を帯びてきました。そう、アレが! 2010年以来の、まさにアレが!
しかし先発は炎上続きの田嶋、相手は広島のエース森下(そして実況大前さ…いや、これは言うまい)。今日決めるのは厳しかろうと思っていました。
ですが田嶋も期するところあったようです。決して調子は良いとは言えないながらも粘りの投球で5回を投げ切りました。村西が押し出しで試合を壊しかけたものの、富山が併殺の間の1失点のみで切り抜けました。ヒギンス・平野以外は場当たり的な起用が続くブルペン陣ですが、こうして助け合っていけば良いのです。打線もそう。2回、杉本出塁後のエンドラン失敗でランナーがいなくなりますが、その後連打と四球から福田の走者一掃が飛び出しました。全員でカバーし合って良い流れを作れるのは、チームの雰囲気が良い証拠です。
交流戦とはいえ優勝を賭けた試合、無観客が残念なくらい緊張感のある中で手にした勝利でした。あとは他球場の結果を待つばかり。
優勝マジック対象チームの中日、楽天はすでに敗戦。祈りながら観ていたDeNAも日ハムに敗れ、ついに、ついに…
キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!!
交流戦が始まった当時はチーム状態がドン底でした。DeNAに乱打戦の末負け越して、最下位転落も目前でした。よくぞここまで持ち直してくれたものです。
中嶋監督は「MVPは全員」と言いましたが、本当にそのとおりだと思います。実際に受賞するのは、具体的に名前を挙げるなら3勝無敗33奪三振の山本になるのでしょうが、それだけの活躍を見せたのは宮城の存在があるからです。打者ではTが高打率を残していますが、それも吉田正や杉本が前後にいるからですし、何といってもようやく1番センターに定着した福田の存在は欠かせません。先日エラーした時には守備固めすべきだったと書きましたが、その後も監督は吉田正や杉本を交代させても福田は最後まで守らせていました。これは福田への信頼の証に他なりませんし、それを意気に感じて奮起する性格だということも見越しているのでしょう。また、杉本の執念の一打が勝ちにつながることもありました。交流戦最初のお立ち台では言葉少なで罪悪感めいたものが伝わってきましたが、2回目には憑き物が取れたのか笑顔も戻っていたので、この調子でかつての長打も取り戻してほしいものです。
先発も中継ぎも、スタメンも控えも、それぞれがそれぞれの役割をしっかり果たしたことが、この優勝という結果につながったのだと思います。
最終戦も増井でしっかり勝ち星を飾って、良い流れでペナントに戻り、このままAクラスを保持して、秋には…いや、それはまだ口にすまい。
ともかくも、首位まで3G。勝てるうちに勝っておくのだ!







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