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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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4/18 vsF ○
絶不調の日ハム打線の中で唯一の脅威が近藤。その近藤にいきなりタイムリーを打たれて、またも追う展開になった先発ディクソン。相次ぐピンチも近藤を回避したり相手の自滅だったりでまぬがれていくうちに、ひさびさのロメロの一発で同点に。中盤、相手のミスからランナーを三塁に進めると中島の犠牲フライで勝ち越し。昨年までは守る側でよく見た展開…「こういう攻撃のできるチームが強いんだよなー」とあこがれ半分で見た場面…夢のようです。
今年は投手の安定感が目立ちますが、その中で唯一の心配の種が8回の黒木。この日も危うい投球でしたが、最後、田中をストレートで押して三振に斬って取った場面は痺れました。しかし勝ちが増えると出番も増えますし、いつかは打たれる日も来るでしょう。毎日ヒヤヒヤしながら見守っています。

4/19 vsF ○
またもや初回から近藤に打たれて先制点を献上。この日は金子の調子がイマイチに映りました。それでもこの日誕生日でスタメンに抜擢された武田が先制ホームラン、宮崎も勝ち越しホームランと大活躍。左の被打率が高い左腕の加藤にあえて右打者を並べるオーダーが大当たり。結果的にロメロの併殺で潰したものの、逆転直後に鈴木の長打からチャンスを作ってたたみかけようとした攻撃には、昨年までとはまるで違う意識の強さを感じました。そしてリードをもらった金子は、四球でランナーを出しつつも近藤のタイムリー以降は無安打に抑えて得点を許しません。相手の不調に助けられたとはいえ、しっかり試合を作るあたりはさすがのエース。
金子の女房役の座を取り戻した伊藤も、鍵谷から13球粘って打ったヒットはお見事でした。その粘りが宮崎のダメ押し弾を呼んだのですから。しかし宮崎に何が起きたのだ? 昨年のオフは戦力外候補の予想を覆して残留、なぜかバトルスタジアムのメンバーに選ばれて話芸No1で優勝、そしてまさかの1番定着…このまま続くとは思えませんが、今のところ定番のサインミスも犯していませんし、吉田正が帰ってくるまではレギュラーの座をつかみ続けてほしいものです。
試合はこのままいくかと思われましたが、最後は海田がレアードを起こしてしまいました。2連戦でよかった…。

4/22 vsM ○
前回、連勝を止められたあげく負け越したロッテ相手に序盤から無死満塁のチャンスを作るも無得点だった時点で嫌な予感はしていたのですが、直後に四球と連打で失点。まずい守備やらダフィーのストロングポイント(by解説の里崎)に投げてしまうやら、どうもロッテに当たると調子が狂います。苦手意識は持ってほしくないのだが…。
しかしそんな停滞した雰囲気を破る同点打を放ったのがまさかの若月。リード面では直後に再逆転を許すダフィーへの配球もあって里崎にボロカス批評されてしまいましたが、驚きの一打でした。
Tの同点弾もお見事な一発でした。マリンといえばTムラン。
逆転への道筋は10球粘ってヒットを放った宮崎から。西野の初球バントも流れを作り、小谷野のタイムリーへつながりました。西も再三のピンチをしのいで8回を投げ切り、仕事を果たしました。
投打一丸となってもぎとった逆転勝ち! 試合前、ポンタがハンバーガーを食べようとしていた際には「フラグ!?」と慄きましたが、無事に食べきることができました! 去年はいつもカモメにぶんどられていたような…。

4/23 vsM ●
今日こそ山岡に初勝利を! …との願いもむなしく、まさかの完封負け。しかも山岡の完投負け。援護が1→0とは、なんの冗談ですか。
打線は何の見どころもありませんでした。長打が9回の一本、しかも二死からではチャンスの作りようもなく。先発唐川と聞いて有利と見越していたのですが…捕手吉田に目先を変えられてしまったように思います。
山岡の二度の失点はゴロアウトとひきかえのもので、タイムリーではありませんでした。先頭に長打を許してしまったのは反省点ですが、じゅうぶんに持ち味を発揮しました。援護さえあれば勝ち星は(前回も今回も)間違いありませんでした。めぐりあわせとはいえ、次こそは必ず野手に奮起してほしいものです。
NHKサンデースポーツは冒頭から連勝中のオリックス特集を流してくれたというのに、こんな日に限って勝利をいただけないとは…。山岡の取材も本当は勝利投手インタビューになるはずだったのに…。なんてこったい…。

(結果)11勝6敗
勝っても勝っても遠い楽天の背中。
そのうちに西武が怒濤の勢いで追い上げてきて、まさかの並走。
しかも火曜日からはその西武戦。三週間前までは寝ていた打線が、むくりと起き上がったどころか目をギラギラさせて牙を剥いています。痛すぎるのはロメロの守備での負傷離脱。代役モレルは昨年の西武キラーぶりを発揮できるか。いずれにせよ、我が家にとっては勝っても負けても阿鼻叫喚の三日間となることでしょう。




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『ひよっこ』
奥茨城村ののどかな景色と、耳に心地よい茨城弁。昭和レトロな東京の風景。ほっこりしたり、ほろりとしたり。ようやく、朝ドラらしい朝ドラが帰ってきたかな…。
健康的な有村架純ちゃんは緑豊かな農道と自転車にセーラー服が似合います。これから東京に出てしまうのが少し残念なくらい。
物語のテンポはゆっくりですが、丁寧な演出が光ります。ここ最近、セリフですべてを説明してしまうドラマが増える中、木村佳乃演じる美代子が東京で過ごした一日の心情を映像で語らせた回は秀逸でした。美代子の目を通して、ものにあふれた東京にいながらも贅沢を知らぬ出稼ぎ労働者たちの悲哀を感じ、「その他大勢」で片づけられてしまう彼らにも名前が、家族があるということに思いを馳せ、東京でその確かな存在を分かち合ってくれたすずふり亭の親子に心あたたかくなり。お父さんはどこへ行ってしまったのか、ひよこのみね子はこれからどう羽ばたいていくのか、今後に期待がふくらむスタートです。
『おひさま』『ちゅらさん』と中盤から中だるみ激しかった岡田惠和作品ですが、今回はそうならないよう願います(前者は震災により設定を変えざるをえなくなったため仕方ない面はありましたが)。

『4号警備』
警察ではなく警備会社が舞台という発想の斬新さに惹かれました。ちょっとノリの軽い窪田正孝と気弱な北村一輝というコンビの凸凹バランスもすばらしい。一話30分という短い枠ですが、展開にスピード感があって楽しめます。お互い、過去に何かを抱えているようですが…元警官の朝比奈の記憶にチラ見せされたのは賀来賢人。池杉の印象が強すぎてチョット気になる。ヒロインは『とと姉ちゃん』の綾さんですね。社長はかか。と、NHKらしい落ち着いたキャスティングの中にストーカー小沢をぶっこんでくるのもまたNHKらしい遊び心です。

『犯罪症候群 Season1』
玉山鉄二主演…と聞いて観ないわけにはいきませんが、谷原章介、渡部篤郎、要潤とワタクシ好みのキャスティングで、毎回垂涎です。
お話自体も、貫井徳郎原作とあってスリリング。一件の誘拐事件が、さまざまな人を巻き込んでその運命を変えていきます。武藤の傷、鏑木の信念、咲子の苦悩、ジーニアスの野望、環の真意。
さまざまな過去や苦しみを抱えたキャラクターたちが、立ちはだかる現実に対してどのような決着をつけていくのか。Season2はWOWOWだそうですが、このエピソードは地上波で終わらせてほしい…。

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』
今季は警察ドラマが多いな…。しかもイケメンばっか…。
そして、秘密の過去を抱えた者たちばかりなのも特徴。
しかしこのドラマは、その過去がなかなか明らかになりません。クセ者の中でもクセ者ぞろいの特捜班ですが、今のところリアルタイムで起こった事件を中心に展開していて、謎はまだ謎のまま。いずれはそれぞれの過去と現実がリンクしてすべてが明かされるのでしょうが、少し思わせぶりです。初回の爆弾魔から始まる展開のスピード感には惹きこまれましたが、2話の政治家の買春エピソードはやや強引さが目立ち、トーンダウンしてしまったのが残念。それでも小栗旬&西島秀俊のアクションシーンはさすがのひとこと。目の保養ですな。
しかし、西島秀俊と石田ゆり子のツーショットは『MOZU』まんまで、キャスティングに目新しさが欲しかったです。
あとイケメン主人公ふたりに囲まれながらも田中哲司が意外に存在感を発揮していてカッコいい…。長塚京三のうさんくささといい、渋いドラマです。








4/11 vsM ○
相手先発が超苦手な石川とあって、戦況は不利との予測でしたが、組み替えてきた打順が大当たり。初回から2番・駿太の長打をきっかけに2得点、以後も中押しとダメ押しを積み重ね、終わってみれば11得点!
西野の代役・大城がマルチヒット、若月にも初ヒットが出てめでたい限り。少し攻略された感もあるロメロにも単打とはいえヒットが生まれたことで、良い方向へ向かえばいいなと思います。
ディクソンも前回から修正してきたのか、完封も狙えたほどのサクサクぶりでした。バッテリーでのお立ち台は若月も嬉しかったことでしょう。
なんと、2014年以来の6連勝! …って、なぜどこも「三年ぶり」を強調するんだ?

4/12 vsM ●
試合中継は終盤しか見られなかったのですが、途中から観戦していた我が家の解説者によると「なぜ負けているのかさっぱりわからん」かったそうで、「スタンがダメダメで松葉は好投なのに、なぜ松葉に負けがついたのさっぱりわからん」のだそうな。
確かにハイライトを見ていると、初回は一二塁からサードゴロでチェンジのはずなのに、中島がありえないエラーをしてそこから3失点。中島は中盤にも投げる前からわかりきっていたフィルダースチョイスで点を献上。西野は初回によくわからない盗塁死でチャンスを潰し、さらにエラーが失点につながるというさんざんな日。小谷野の拙い守備での失点もあり、記録には出ないミスの連続で、松葉の足をひっぱりまくったことがよくわかりました。
しかしこんな守備をされてしまうと、中島はもう守らせられないですね…。

4/13 vsM ●
待ちに待った山岡初登板でしたが、終始もったいない試合でした。
打線は西野のカーブに翻弄されました。前日から捕手が田村に代わっていたこともあり、ロメロは完全に手玉に取られていました。またチャンスをことごとくこちらの西野が潰してしまいました。早く調子を取り戻すきっかけが欲しいです。
Tのホームランはお見事でしたが、山岡が勝ちを意識して力んでしまったのは若さゆえか。前監督なら、きっと7回から継投に入っていたでしょう。それで勝ちがつけば良いけれど、万が一打たれてしまえば悔いが残る。どちらの選択肢が正しいのかは結果論に過ぎませんが、降板後すぐさま隣に座って話しかけていた福良監督には監督なりの強い意志があっての続投だったのだろうと思います。これも勉強。初回こそバタバタしましたが、その後はドラ1の面目躍如の快投でした。山岡の精神的な成長に期待します。
それはともかく、ドラフトの時からうすうす感じていたけれど、山岡…。
かわいーーーんだよーーーーーー!
Tのホームランにはしゃぐ姿、打たれた後の「やっちまった」顔、若月との同学年バッテリー、どこを取っても絵になります。人気沸騰間違いなし!

4/14 vsH ○
連敗で福岡へ。春の福岡といえば昨年の悪夢がうっすらと…。しかし圧倒的優勝候補である相手も、負け先行で怪しい雰囲気。なんとか勝ち越ししたいところですが…。
不安は金子が見事に一掃してくれました。
92球、2安打完投。まだまだ終わっていないことを証明してくれました。捕手論争は不毛な一面もありますが、やはり金子は伊藤の方が投げやすそうに見えますね。バッテリーの呼吸は餅つきの合いの手のようなもので、長年にわたり培ってきた「勘」と「間」が大切ですから、仕方ありません。
打線も初回から大量援護。ヤフオクドームが得意な中島が4の3と大活躍。小谷野も負けじと2HR。開幕からロメロや駿太が注目される裏で、ベテランふたりがしっかりと軸を支えています。中田降板後も二番手の高橋純平からしっかりダメ押し(しかし得点こそしたものの、随所でズバリと良い球を投げていてさすが競合ドラ1だなと思わされました…)。
エースで快勝すると雰囲気ががらりと変わります。

4/15 vsH ○
この日も小谷野・中島のタイムリーで幸先よく先制。このままスイスイ…と行きたいところですが、前日金子に抑え込まれたソフトバンク打線が息を吹き返したかのようにヒットを重ねてきました。投げてみないと今日の調子がわからないコーク。ホームランまで指さすコーク…。
山崎福に代わってから同点に追いつき、3点差をつけたところで「もう大丈夫だろ」と余裕をかまして外出したのですが、用事を終え、とっくに終わっているだろうと速報を開くとまだ9回裏。しかも2点差で一死一二塁…。なんですとー?
いくら「追いつかれなければそれで良し」が抑えとはいっても、4月からこれだとファンの胃には穴が開いてしまいます…。
若月も昨年ゼロだった捕逸をするなど相当テンパっていたようですが、外一辺倒なのはコーチの指示なのですかね?
とにかく、こういう試合を落としていたのがここ二年とこの開幕カードまで。勝ちきれたチームはさらにワンランクアップするでしょう。この勢いで貯金を増やしていってほしいです。

4/16 vsH 雨
ソフトバンクに相性のいい西で3タテ…といきたいところでしたが、鹿児島開催は残念な雨天中止。
代わりに他球団の試合を見ていましたが、楽天は強いなあ~。広島カープに負けずとも劣らない強さで貯金8。岸の加入と強力助っ人陣の残留で、今年はAクラスかなと予想はしていましたが、まさか首位独走ペースとは…。負けていられません。


(結果)8勝5敗 2位
対戦相手がひとまわりし、この成績。予想外の健闘です(当社比)。
京セラで3勝5敗なのはいただけませんが。とはいえ、ビジターでは負けなしということなので、これはこれで好材料なのか。
開幕からロメロがホームランを量産し、「2014年ペーニャの再来か!」と歓喜したのもつかの間、直球が苦手なことを早々に見抜かれお休みモードに。そのうえ守備で打撲やら死球やらで災難続き。しかしそれを補ってあまりあるのが打線のつながり。1番に抜擢された宮崎の活躍、ついに覚醒したかもしれない駿太、中島&小谷野のベテラン勢の渋い打撃も光ります。序盤のチャンスに強いTにもホームランが出ています。吉田正の離脱で不安視されていた打撃陣ですが、つなぎの意識のおかげかチーム打率も好調を維持しています。
同じく好調なのが先発の面々。防御率トップ5になんとオリックスが三人も(西・金子・松葉)!
昨年は目を覆わんばかりの無残な結果を残していた投手陣が、今年は見違えたように良化しています。リリーフも、黒木の登板過多が気になる以外はおおむね順調。中でも吉田一の無双ぶりが光ります。平野は、まあ、あんなものだろう。
とはいえ、シーズンはまだ始まったばかりです。山あれば谷あり。谷に落ちた時、這い上がれるか否かにかかっています。もうポンタパパが酒びたりになるところは見たくないぞ!










浅田真央選手、引退。

早々に寝入ってしまって、そのニュースを知ったのは翌朝、目覚ましを止めてすぐのことでした。

ああ、そうか。

驚き、でもなく、残念、でもなく。

ああそうなのか――。

昨年の全日本選手権のあと、「この状態で引退を決意するとは到底思えない」と書きました。浅田選手は怪我を抱えながら今季もトリプルアクセルを跳び続けることを選んだ。それはすなわち競技者としての向上心、闘争心を失っていない、ならば彼女はこれからも戦い続けるだろうと思ったからです。
ただそれは、戦える状態であることが大前提です。
身体、あるいは心。どちらかが限界を超えた時、それはアスリートを辞める時。
選手自身が語ったように、全日本の結果が出た瞬間が、それだったのでした。

浅田選手に期待はしない。そう決めていました。

浅田選手が好きだからこそ、復帰後は彼女自身が思うように進んでほしい。たとえそれに結果が伴わなくとも、それが彼女の選んだ道ならばそれが正しいのだから、応援し続ける。そして彼女が幕を下ろすことに決めた時は、それが正しい選択なのだから、受け入れる。

身勝手なファンは、今まで勝手にいろいろなものを背負わせてきたのです。

15歳でポンポンと高難度ジャンプを決め頂点に立った時の衝撃。あどけない笑顔に、これからのフィギュア界が変わることを予感しました。
輝き続けるであろうと信じて疑わなかったその先に、思いがけない苦難が待っていようとは思いもしませんでした。
そしてそれはスランプなどだけでは決してなく、自分ではどうしようもないところから与えられたものも大きかったように感じます。
三度のトリプルアクセルを決めてもなお金メダルを取れなかったバンクーバー。インタビュールームでこらえきれずに涙を流す姿に、一緒になって泣きました。
浅田選手が基礎のすべてをいちからやり直す決意を固め、佐藤信夫コーチに師事し始めてまもなく、東日本大震災が起きました。一か月遅れで行われた世界選手権でのやせ細った身体は、不安と悲しみにくれる日本そのもののようでした。その年の終わり、母親の逝去でGPFを棄権してすぐの全日本選手権で優勝。いつしか、震災から立ち直ろうとする日本を、何度苦難に遭っても立ち上がり戦い続ける浅田選手に投影してしまっていました。
その後も浅田選手はみずからの理想とする演技を追い求め続けました。それでもオリンピックの金メダルには届かなかった。しかしそれ以上のものを、リンクの上に残しました。
ソチオリンピックで、前日の失敗から6種8トリプルを着氷し巻き返した会心のフリー。
引退報道から何度も放送され、そのたびに涙を禁じ得ない「奇跡の4分間」。

浅田選手は苦難と戦い続けた。

誰しもが困難に遭い、苦悩する。そんな時、何度転んでも立ち上がる浅田選手を見ては自分を投影し、勇気をもらう。

こんなアスリートが存在したでしょうか。

まさに浅田真央という存在そのものが、奇跡であったのかもしれません。

引退会見のスッキリとした表情に安堵しました。
本当に、やりきった。フィギュアスケーターとしての人生をあますところなく生きた。
そう言い切れる、21年間だったのだと思います。
少しの涙はあったけれど、最後まで笑顔だったことにこちらまでうれしくなりました。
真央ちゃんの心からの笑顔を、ずっと見たかったから。

浅田真央に己を投影して苦難と立ち向かう日々は、もう終わりです。

これからは、自分の足で立ち上がらなければなりません。

浅田選手にもらった勇気と幸福を糧として。





帰りにちょっと寄り道。



桜の名所は、満開です。



サラリーマン、老夫婦、女の子連れ。
みんな同じようにスマホを構えています。



ベビーカーの赤ちゃんも、花を仰いでお母さんと同じ表情。



桜が連れてくる春は、みんなを笑顔にします。



雨の降る前に、お花見散歩を満喫できてよかった。




一週間後には、川面はすっかり花筏。

また来年。同じ景色を、同じ思いで見られますように。





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