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続・風花の庭

別れをば山の桜にまかせてむ留めむ留めじは花のまにまに(幽仙)

SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR "THIRTY30FIFTY50"@大阪城ホール

キターーーーーー!!!



何年ぶりかわからないスピッツライブツアー!
去年も行くつもり満々だったのに、仕事がらみであえなく断念…。
今年こそは、とこの日を待ち望んでいたのでした!

しかも、結成30周年の特別ライブ!
きっと、あの曲もあの曲もあの曲も…。

ああ、待ちきれない!

蒸し暑い夕方のこと、仕事場から大阪城ホールへたどりつく頃にはすでに汗だく。
あわてて名前をつけてやるタオルを買いました。


アルバムジャケット缶バッジのガチャガチャは売り切れでしたが…。



もちろん、本日発売のベスト盤も。



やがて『醒めない』のオープニングが鳴り響きました。

ステージは遠すぎて、4人のお顔は判然としませんが、
響いてくる音楽はまさしく今ここで奏でられているもの。一気に胸が高まります。

2曲目からいきなり『8823』! いっそう会場が盛り上がります。
いつも洗いものしながら口ずさんでいる『涙がキラリ☆』。
今のマサムネさんの歌声で聞く『ヒバリのこころ』はまた違った味わい。
予習済みの『ヘビーメロウ』はもちろん初めての生歌。
『冷たい頬』『君が思い出になる前に』『チェリー』と、青春時代ど真ん中が一瞬でよみがえる名曲が続いた後は、
『さらさら』、タイトルとは裏腹な痺れる情熱。
『惑星のかけら』の澄んだメロディーに陶酔し、『メモリーズ・カスタム』でノリノリ。
大好きな『エスカルゴ』、やっぱり定番『ロビンソン』。『猫になりたい』を歌えるアラフィフはスピッツだけ!
最近ヘビロテで聴いていて「ライブでやってほしいなあ」と思っていた『楓』では思わず涙が。
そして何度聞いても、最初の感動がよみがえる『夜を駆ける』。
スピッツらしさすべてがあふれているような『日なたの窓に憧れて』。
紙吹雪が舞う中での『正夢』。『運命の人』、『恋する凡人』は時代を超えてもずっと歌い続けられていくであろう名曲。
ライブの最高潮はやっぱり『けもの道』『俺のすべて』。
そして新曲『1987→』にはスピッツの30年間の思いが詰まっていました。
アンコールは『SJ』。まさかこの曲が来るなんて!
そして、『春の歌』。12年前、私がスピッツに転んだきっかけとなった曲でした。今年映画の主題歌となってカバーされ、また脚光を浴びましたが、やはりメロディーも歌詞も声も、すべてがひとつになって心が隅々まで現れ、澄んだ風が吹き抜けていくようです。

トークではあいかわらずのマサムネさん…。変わらないなあ。
民族学博物館が好きだったとは、意外なような、そうでないような。
ちなみに、7月4・5日という日程は、京セラでライブを行っていたミスチルともろかぶりでした。前日ミスチルを聞きに行った観客にテツヤさんが「どっちが好き?」なんて訊いていましたが、なんとこの日、京セラでは桜井さんが『ロビンソン』をちらっと歌ってくれたそうです。前日マサムネさんが『Tomorrow never knows』を口ずさんだのを受けてのことだったそうですが、ウワー! どっちも聞きたかったああー!
1曲目から舞台狭しとベースを持って走り回る田村さん。実は「崎山加入30周年」だった崎山さんのドラムはやっぱりほれぼれ。クジさん提案の顔出しはぜひ次の記念ライブで!



ああ、また行きたい。
今すぐにでも、また行きたい。

これがライブ会場に満ち満ちる麻薬。
一度足を踏み入れたら、その魅力に捕らわれて、永遠に醒めない夢の中に漂ってしまうのです。

しばらくは、スピッツ漬けの日々になりそう。



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今日までのプロ野球

6/27 vsE ●
相手の苦手な地方球場、しかし先発はこちらの苦手な辛島というホコタテ対決。
朝には「ロメロの電車直撃場外弾が飛び出すかも?」などというニュース記事が掲載されていたというのに、初回からペゲーロに柵越えをくらうという何とも苦々しい幕開け。
同点には追いつくものの、日替わり打線の5番・中島が完全に裏目。ダメな時は無気力に見えるくらい完全にダメで、終盤に代打を出される始末。ベンチも完全には信頼をおいていないと思われますが、このベテランとは思えない波の激しさが要因でしょう。
島内にも被弾して、金子は結局7回3失点。今の楽天打線なら防げた失点かもしれません。もったいない。
ロメロムランが出て1点差に追い上げますが、近藤・黒木を温存したあたり、ベンチもさすがに学習したようです。しかし、その前のマレーロのショートゴロには抗議に行ってほしかった。Tも二塁からアピールしていましたし、リアルタイムのテレビ映像でも完全にセーフとわかるくらいのタイミングでした。新米一塁コーチの中村に審判に詰め寄る勇気を求めるのも難しい話かもしれませんが、いちばん近くで見ていたのだからもっと強い態度に出てほしかったです。それを含め、無視したベンチには試合に対する姿勢を疑います。
二日前にも、一塁に駆け込んだ武田が守備のノータッチをアピールし、福良監督も審判への確認に立ち上がったのかと思いきや、選手交代を告げただけ、というひと幕がありました。
監督が福良になってからというもの、佐竹コーチが退場になったことはあっても、監督みずから抗議に出た記憶がありません。
もちろん抗議に行ったからといって判定が覆るわけではありません。下手をすれば審判の心証を悪くして、扱いが不利にならないともいえません(あってはならないのでしょうが相手も人間だけに)。それでも部下の訴えを黙殺し続ける上司のもと、チームがひとつにまとまることがあるでしょうか。マレーロは内野安打を一本損し、打率が下がったのです。その一本が今後の契約にかかわるわけです。上司たるもの、その重要性をもっと意識した行動をとってほしいと思うのです。結果的に職場放棄することになった佐竹コーチが正しいとは言い切れないのかもしれませんが、部下はどちらの行動に心動かされるか、印象としてはあきらかですね。
敗戦処理を請け負ってつないだ大山・金田が一回無失点。前日の引き分けでの登板で何かをつかんでくれていたら、うれしいです。

6/30 vsL ○
「山岡が金曜? 来週は菊池だぞ! おまけに前回ボッコボコにされた西武打線だぞ!」と戦局不利の予測で、ほとんど試合を見ずにいたら、なぜか勝ってしまった。最後は指先が冷たくなりましたが。
2回、エラーと四球でピンチを作るも併殺で切り抜けた直後、マレーロのホームランが飛び出して先制。その後山岡は立ち直って、終始安定した投球を見せました。西武打線の調子が下降気味なこともあって、つけいる隙を与えません。投手の調子が良いと捕手業も楽になるのか、若月はこの日2安打。マレーロのおかわりにつながりました。
「3点も取ってもらったので」とインタビューでは落涙もののコメントを残した山岡ですが、少なくとも菊池が降板したあとはもっと得点しなければいけませんでした。9回も一死二塁から無得点。Tの三球三振はありえないだろう…いや、予想していたけれども、たまには予想を裏切っておくれよ。1、2点追加していれば、山岡は初完封間違いなしだったのです。9回裏に平野でファンの心臓が止まりかけることもなかったのです。しかし山岡が8回2安打で、平野が1回2安打って、どういうことだよ。
この日は急逝した森コーチの追悼セレモニーがありました。現役時代はまったく知りませんが、さほど年齢の変わらない人が突然亡くなるというのは切ないものです。直球を投げ込んだポンタも意識していたのでしょうか?

7/1 vsL ○
近年、我が家では7月になると野球の話ができなくなります。
要するに毎年7月になると西武の調子が落ちてくるからなのですが。
原因はドームなのに熱中症患者を輩出する、この西武ドーム(あ、今はメットライフドームか)の構造にあると思うのですが…。
この日に限っていえば、松葉の対西武の相性の良さが出ましたね。監督から名指しで評価を受けた大城のラッキーなタイムリーも功を奏しました。駿太もこのバッティングが毎試合できたならと思うような、思い切りの良いスイングでした。しかし得点できたのがこの回だけとは…。
3回のバント試行で2回失敗、実質は3回失敗(成功時も十亀が万が一をおそれて三塁に投げなかっただけ)した若月と、3安打したロメロの後全部アウトになったTが主な原因と思われます。このふたりは金子先発時を除けば、ロメロとともに毎試合レギュラー固定なのですから、しっかりしてもらわねば困るのです。若月はバント失敗と併殺が目立ちますし、3割バッターのTが得点圏2割3分とは、数字詐欺もいいところです。
あと、西野と安達の上位固定の目論見が破綻したことも、日替わり打線の一因であり、大型得点につながらない要因となっています。大城も守備位置をたらい回しにされて大変ですし、小島はそこまで信頼に足る選手ではありませんし、モレルも怪我で降格。なかなかレギュラーを固定できません。なにげに打率3割の武田がちょいちょいスタメン落ちしているのは疑問ですが。

7/2 vsL ○
ソフトバンク戦を見据えたローテ変更で、ディクソンが中5で登板。梅雨時、メットライフドーム、中5…ウーム。
満載の不安要素が的中、いきなりのエラーで2失点。ロメロムランと誕生日のマレーロの活躍で追いつくも、すぐに勝ち越されます。ウーム…Tのレフト、完全に狙い打ちされてなくなくない?
しかし、少しでも弱みを見せると食いつかれるのがハイエナパ・リーグ。オリックスも例外ではありません。相手のエラーにすかさず乗じて、またまたロメロ&マレーロの助っ人コンビで見事逆転。しかも2点リードの段階で金田を登板させる賭けに出て、案の定無死一・三塁のピンチを招くも、そこから3人アウトを獲り継投成功。どうやら今は西武が喰われるターンなのでしょう。
しかしこのままではまたも平野劇場に胃を痛めてしまう、そんな追加点取れない病をやっと小島が払拭。大城といい、あちこち守れて時々活躍する、そんな選手が重宝されてきました。
黒木が強打者を抑えてくれたおかげで、平野も難なく4球で片づけ、ひさびさのスイープ! このところ西武には好相性です。我が家の雰囲気は最悪になりますが。


(結果)34勝37敗1分 あとちょっと…
リーグ戦再開後はまずまずの結果…と言いたいところですが、やはり対楽天が気になります。昨年も前半コテンパンにやられたソフトバンクには後半巻き返したのですから、やり返してほしいものです。
オールスター出場選手が決定しました。ファン投票や選手間投票で名前がないのは、まあ、当然として、山岡&黒木のドラ1・2コンビが監督推薦で選ばれたのには驚きました。全国放送で名前が呼ばれるのもうれしいですし、ドラフト1位と2位が両方活躍しているという事実もうれしい。金子とTという先輩がいますから、楽しんできてほしいです。T、ずいぶんひさしぶりだな…。
めざせ、オールスターまでに借金完済! スッキリした気分でオールスターを楽しませて!




ドラマ寸評(2017年第3期①)

『ブランケット・キャッツ』
西島秀俊+猫…狙いすぎちゃいますか。
猫がかわいすぎて展開が頭に入ってこないのが玉に瑕ですが、重松清原作とあって、心にじんと染みてくる、毛布のようにあたたかい短編集です。
テーブルの上で邪魔してくる。取り替えたばかりのトイレに入っていく…そんな猫あるあるに困り顔の西島秀俊を見ているのも楽しい。
偏屈な性格の職人で商売はマイペースそうだし、家具にも毛がいっぱいつきそうだし、獣医師が知人とはいえ何かとお金がかかるし、出演している猫はみんなプロでおとなしいしお利口だけれど現実はきっとてんやわんや。それでも猫に囲まれて暮らすのは猫好きにとっては夢のような生活です。
まあ、7匹はちょっと多いですが。おトイレの世話だけで大変でしょうね。2匹でも大変だったのに。

『ひよっこ』(承前)
舞台は向島電機からすずふり亭へ。「こんなイイ人ばっかなわけあらへん」と思いつつ、朝ドラはこれくらい穏やかなほうが良い。
それに、長女らしい不器用なみね子と、それを受け入れ導いてくれる周囲の人びととの絡みが実に自然です。ヒロインが「どうしよう、どうしよう~」と言っていたら周りが勝手に助けてくれる、という朝ドラにありがちな展開にしない、強弱と緩急のついた脚本と、その「間」を吞み込んだ演出のなせるわざでしょう。
お話は半分を過ぎましたが、今後の展開が読めません。この雰囲気だと、悲しいことは起こらなさそうですし、最後にはきっとお父さんも帰ってくるでしょう。みんなですずふり亭のビーフシチューを食べるのかな?
あと、みね子のお相手も気になるところ。慶応ボーイにラブの予感ですが、個人的には職場の頼れる先輩であるヒデを押したい。しっかりしていて働き者だし、いつもみね子のことを気にかけてくれるし、優しいし。しかし淡い初恋相手の綿引さんも捨てがたい。故郷に帰ってまでお父さんのことを探し続けてくれるなんて、あんないい人いないわー。最近姿を見ない三男は、米屋の娘さんのところに落ち着くだろう。
『ちゅらさん』は結婚後話が落ち着いてしまったので、この作品は最後までひっぱってほしいですね。『ひまわり』は世相の関係でつまずいただけだったのでしょう。

『おんな城主 直虎』(承前)
井伊が歴史の荒波にもまれつつあります。
大国のはざまで必死に生きようともがく小国の悲哀を明確に描く脚本には、『真田丸』と同じ歴史観を感じます。桶狭間以降の今川家は今まで描かれることはほとんどありませんでしたし、家康と築山殿も個性的で面白い。戦国時代に視点を移し、時間軸の上を一点で移動するその描き方のおかげで、恋だの愛だのさしはさんでいても、いわゆる「スイーツ大河」とは一線を画しています。脚本家の力量あってこそでしょう。
しかし、ドラマ自体はワーワーキーキー騒がしいヒロインと、振り回される御供たち、ツンデレ幼なじみ…大河ドラマというよりも、朝ドラのノリ? 歴史の年表への適度な肉づけと愛すべきキャラクターたちのおかげで、まだ「見られる」大河になっていますが、一歩踏みはずすと悲惨なことになりそうで毎週ハラハラします。
年齢的にもとうが立っている直虎にはそろそろ城主らしい落ち着きがほしいところですが、直政の成長待ちですかね。子どもの頃からの三角関係だのワルに心惹かれるだの、主人公のまわりがいつまでも少女漫画のノリをひきずられるのはちょっと辛いです。




今日までのプロ野球

6/23 vsM ●
リーグ戦再開のロッテ戦は黒星スタート。
「山岡はローテをずらした方が良い」とは書きましたが、まさか日曜にノーゲームの試合を投げて、金曜日に登板するとは思いませんでした。ましてやカードの頭で相手はエース格。来週なんて菊池ですがな…。
それでもいきなり2失点はいただけませんが。
そして山岡&ムエンゴのセットは変わらず、1・2回とチャンスで併殺。マレーロの2ランが飛び出すも、なかなか勝ち越し点が奪えません。そうこうしているうちに、7回で力つきる山岡。三木に5の4はいくらなんでも打たれすぎです。
その後を受けた大山も追加点を奪われてしまいます。が、スイッチヒッターのパラデスで続投させた(あるいは敬遠して左の角中勝負をしなかった)のは疑問。大山は左専門にさせないと、潰れてしまいます。まさか、我が家のようにパラデスがスイッチであったことを知らなかったわけではないでしょうが…。
それよりも問題なのは、2点差の9回に黒木を登板させたことです。勝ちをあきらめない姿勢は大切ですが、それよりも守るべきはブルペン陣の適切な運営です。確か「故障させてはいけないから、誰が疲れているのか考えないと」と、交流戦終盤に言っていたような気がするのですが、黒木のことは考えなかったのですかね。中軸で無得点だった最終回、相手クローザーの内から3点取るには下位打線には厳しい要求です。勝っていても同点でも僅差ビハインドでも同じ投手を起用していたら、そりゃ潰れます。星野コーチが休養して、意思疎通がうまくいっていないのかもしれませんが、こんな起用を見せられるのは二度とゴメンです。

6/24 vsM ○
あいかわらず唐川を打てない打線に、初回から失点する松葉。いつもの流れだなとがっくりしていましたが、相手の併殺などに助けられているうちに、小谷野の同点打が飛び出します。その後は落ち着いて、松葉は終わってみれば7回1失点、いつもこのクオリティであってくれれば…(先制点を取られるのはいけませんが)。
8回はやっぱり黒木。2アウトから2四球で代打井口、若い黒木の速球が勝ったから助かったものの、案の定昨日の無駄な登板でダメージを受けていたように見えました。黒木を潰す気でしょうか。誰もが平野のように頑丈な心身を持っているわけではありません。こんな起用を続けていたらサトタツの二の舞です。
で、勝利打点はまさかの、と言わざるを得ない小島のホームランでした。「この回は若月と小島がいるから、マレーロが打たなかったら終わりだ!」と、西武ーソフトバンクをかけていたので決定的瞬間を見逃してしまいました。おかげで我が家は互いにひどい目に。

6/25 vsM ○
「ロッテめ、涌井&唐川&石川とエース&オリックスキラーをそろえてくるとは、完全に勝ちを獲りに来ているな…」と不安でいっぱいだったこのカード。最下位に落ちないためにも舐められてはいけません。必ずや勝ち越しを!
…のはずが、序盤から連打とエラーで失点。その後は粘るも、先発から得点できない病が蔓延している打線はなかなか援護できません。
交流戦で復活のきざしを見せた大の天敵・石川ですが、4回にようやくロメロ&モレルの助っ人コンビで同点に追いつきます。西も1点を失った後は粘りの投球を見せ、次に試合が動いたのは6回、相手のエラーからでした。駿太が苦手のバントを決めると、3番・小谷野が見事なタイムリー。そしてロメロも続きます。ここで突き放せないのが少し気にかかるところ。T…いや、言うまい。
8回には若月が見せてくれました。無死一・三塁ながら迷いのない二塁送球で三振ゲッツー、ピンチを切り抜けました。その勇敢なプレーが小谷野&ロメロのホームランを呼び込みました。目下何かにつけ槍玉にあげてしまっていますが、こういう成長を見せてくれるのはうれしいですね。しかしこの後は続かず。ひさびさに大量得点できたように思うのですが…T…いや、言うまい。
やっぱりサンデー西ですね!

6/26 vsE ▲
今季初ドロー。しかし、こんなに悔しい悲しい引き分けがあろうか。
ゴロゴロディクソンは絶好調。バックも好守備で盛り立て、koboスタ大好きTムランで先制。茂木のいない相手打線は、GWに対戦した頃と印象が異なりました。拙攻にも助けられ、このままスイスイいくかな…と思いきや、ディクソンがなんでもないゴロをまさかのエラー、さらに武田のエラーもからんで同点に。そううまくはいきません。
しかし、次の回すぐさま大城・武田の下位打線で勝ち越すと、さらに小島が追加点。なぜか則本を得意としていた昨年のオリックス打線が復活です。武田もエラーを取り返しました。
ディクソンが勝利投手の権利を得て、継投に入ります。近藤、黒木が難なく片づけ、いよいよ9回。4番からなので、先頭さえ出さなければ何とかなるはず。
…出してしまった。
しかも連打。…不穏な空気が。
それでもなんとかツーアウト。あとひとり! フォークで追い込んで、最後もフォークで空振り!
の、はずが、まさかの後逸ー!
よりにもよってバウンドせずに股の間を抜けていったとはいえ、そりゃないよ若月…褒めたらこれだよー!
ていうか、いきなりランナーためる平野もどうなってんだよ! 対楽天の防御率9.00てどういうことだよ!
で。試合終了のはずがまさかの同点に。松井稼はストレートで勝負できると思ったのですが、アウトコースを読みきられていたなあ。さすがベテラン。で、延長でショートの守備機会を与えることも忘れない、サービス精神満載のオリックス。
残るブルペンの布陣は松井→ハーマン→福山の楽天に対し、こちらは大山→佐藤→金田…。「やるならひと思いにやってくれ!」と目を閉じていたのですが、まさかの無失点とは、やはり春とは違う楽天打線。が、こちらもよく踏ん張りました。とくに金田は思いきりのいいストレートを投げていました。山崎の大胆なリードのおかげかな。
敗色濃厚からの引き分けは喜ぶべきですが、そもそもエラーがなければ完封で勝てた試合であることを思うと、やはり歯ぎしりが止まりません。対楽天はまだ1勝、去年の対ソフトバンクみたいになってきたなあ。



ドラマ寸評(2017年第2期・最終回②)

『リバース』
最終回の前の回のラストには戦慄が走りました。
原作はそこで終わっていたらしいのですが、後味悪すぎ。さすがイヤミス女王の湊かなえ…。
ドラマではさらにエピソードを加え、未来を生きようとするそれぞれの姿が描かれていて、爽やかなラストになっていました。うまくいきすぎとはいえ、映像で見る分にはこのくらいぬるさがあるほうが良いかな。
スリリングで勢いのある脚本も良質でしたが、実力派若手俳優をそろえたキャストも良作に仕上がった要因でした。主要人物のうち玉森(キスマイ何ちゃら?)だけよく知らなかったのですが、演技力ある他の3人に押されず存在感を発揮していたと思います。黒板の字が高校教師とは思えぬヘタさだったのが何とも不自然でしたが。
回が進むごとに気になっていたのが、深瀬が親友と思っていた広沢と、他者が語る広沢の印象が乖離していることでした。高校時代の知人である古川と川本は、広沢に対して百パーセント好意的には語っておらず、むしろ広沢が己をイイ人として徹するための材料にされたと感じているような印象もありました。美穂子もまた優柔不断な広沢の態度に嫌気がさして距離を置いています。広沢を生涯の親友と信じ慕っていた深瀬が記す広沢の印象を書きだしたノートからは、決して深瀬が感じていたような広沢ではない、多面性を持った人物像が浮かんできます。
しかし、人間とはそういうものなのかもしれません。
物質的存在である自分はこの世にひとりだけであっても、観念的に存在する自己はこの世にひとつではない。
自分を信じ、己を貫いて生きたとしても、他者にとっての己は、他者とともに存在し、他者が感じた分だけ存在する。そしてそれは、他者同士が互いに同じ空間に存在していなかった時間がある限り、共有できるものでは決してない。
深瀬が広沢を理解しようとしても、深瀬の存在しなかった高校時代に古川と川本の中に生まれた広沢は、もう二度と知ることのできない存在なのです。
だからこそ、他者と完全にわかりあえることは絶対にない。その悲しみと折り合いをつけながら生きていくのが、他者との共存なのだとも思います。
ドラマの中では、そのあたり少しうやむやにされていて、結局のところ広沢は優しすぎるために、古川と川本、そして美穂子を傷つけ、場の雰囲気を壊したくないがためにそばアレルギーを隠し、それが仇となって命を落とすことになったという落としどころになっていました。イヤミスならば、深瀬の知らなかった広沢の暗い部分も描かれていたのかもしれないと思うのですが…。
それでもやはり、ドラマですから、ぬるい感じで終わるのが良いのかもしれませんね。

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』
『フライ,ダディ,フライ』の金城一紀が原案・脚本とあって、ひとりひとりのキャラクターと各エピソードのプロットがしっかりしていて見ごたえがある警察ドラマでした。ただ、回を追うごとに大げさすぎるシーンが増えてきて、「日本はどんだけテロの脅威にさらされてるんだよ。ていうか、そんな危険な任務をたった5人だけにまかせて警察大丈夫かよ」と疑問がわかないでもありませんでしたが。
教団へ突撃の回は、次から次へと敵が出てくるアクションRPGのごときシーンの連続で、「そんなバカな」と思わず笑ってしまいましたが、小栗旬と西島秀俊がさすがのクオリティでアクションを見せてくれたので楽しめました。
野間口徹の飄々とした雰囲気も味がありましたし、演技派に囲まれた新木優子も頑張っていたと思います。田中哲司は途中で残念な報道がありましたが、悔しいかなやっぱりカッコよかった。
ただ、ひとつひとつのエピソード自体は後味悪く、徐々にメンバーが心をすり減らし闇を抱えていくのには胸が苦しくなりました。鍛冶の腹黒さと、板ばさみで苦悩する青沼の描写も秀逸で、どんなラストを迎えるのだろうと思いきや、なかなかの衝撃。映画あたりで続編をする予感…いや、してほしい。
あっちこっちで息子に悩まされる竜雷太はそういう運命なのか。そういや、ひさしぶりに駅伝くん(@てっぱん)を見たなあ。

『小さな巨人』
もう、笑うしかないだろー!
日曜の夜はリアルタイムで視聴して、イケメンに癒されて眠る…のが毎週の日課となりましたが、最後の方はイケメンなどどっちらけ。全員のドアップ顔芸に笑わされ、癒されて眠りました。
この枠は、もはや『半沢直樹枠』と呼ぶべきなのか。香川照之の歌舞伎口調、「確信100%→300%→500%」の決めゼリフ、主要キャストの落語家・芸人(←和田アキ子と梅澤富美男と新聞記者)枠…見慣れた演出はもはや時代劇のような安心感。
芝署編はそれでもおとなしめの、警察組織の闇を描く硬派なドラマと感じていたのですが、豊洲署編から本領発揮。最後のボールペンのキャップをめぐるあたりはもはやコントでした。大の大人がオマケのボールペンを後生大事に使い、捜査一課長を目指す敏腕刑事ふたりがいくらでも取り換えのききそうなキャップの有無に目を光らせ、「キャップはここにあ・り・ま・し・たぁ!」と目をむいて無罪を主張されては肩を落とす…笑いをこらえるのに必死でした。この雑な展開にも関わらず、勢いだけで最終回まで駆け抜けたのは、キャストの熱演のおかげか。
江口を殺したのが金崎と判明した際は、「あー! だから女性理事長に和田アキ子をキャスティングしたのか! 上から鉄骨を落下させられる女なんて、和田アキ子くらいだもんね!」と手をぽんと叩いたにも関わらず、まさかのクレーン…。そこは自力で落とそうぜ! 香川照之だって想像VTRでぜーぜー言いながらも落下させたのだから、和田アキ子なら余裕だろ!
という具合で、笑っているうちにエンディングを迎えてしまったので、ちゃんとオチをつけて終わったのかどうかはよくわからないのですが、最後はあれ、香坂は捜査一課長になったわけではない…のだよな? 山田が「香坂さん」と呼んでいたので、たぶんお互いいち課員だと思うのですが…。小野田が推薦した「あの男」は、たぶん藤倉か松岡あたりなのかなと。
あと、三島の存在意義が最後までわかりませんでした。ですが、香坂が三島を「何かあるんだろ、俺に話してみろ」とうながす場面にポーっとなった女性は多いはず。あんなイケメン上司に言われたら、そりゃ一生ついていきますわ。

『あなたのことはそれほど』
誰もかれもの自分勝手な言い分には見るほどにウンザリしてきて、最後までながら見視聴でした。涼太が美都に「あなたのことはそれほど」と言い切るラストは爽快…と言いますか、痛快だったかな。
東出昌大の怪演が話題となりましたが、冬彦さん(佐野史郎)ほどの演技力はないにしても、随所で気持ち悪さを出していました。基本的には美都と有島が絶対悪という視点で、涼太に同情する立場で観ていたのですが、離婚届を何枚もわざと書き損じる場面だけはあまりにイライラして、美都に共感してしまいました。「涼犬」て…「のび犬」かよ。
ただ指輪を海に向かって投げ捨てた背中は、やっぱりイケメンでした。
でも涼太の新しい相手は…そういうことなんですかね?
有島と麗華の落としどころも、こんなところかな。そうなっちゃいますよね。自分だったら平手をくらわせるのは発覚したその日にですが。
美都は、まあ、気のすむまで夢に夢見て好きにしたらいいんでないかい。