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続・風花の庭

朝がほの凋まぬほどに降り晴れて雨より後の秋のあつさは(上田秋成)

今日までのプロ野球

  posted by さや at 12:36:41 │EDIT
3/30~4/1  vsH ●○●



これ↑↑につきる開幕戦。

併殺祭りとか…。
1安打とか…。
3ボールからバントとか…。
9回サファテが出てくるのに、8回裏ビハインドで黒木とか…。
勝っていようが負けていようが小林&金田とか…。
榊原の一軍初登板がランナーあり相手ノリノリの場面とか…。

去年となーーーーんにも変わってないのは、いかなることか。
いや、ちょっとは予想していましたけれど。普通は学ぶよね。他球団を見ていたら。
普通はね…。

良かった探しをすると、田嶋。立ち上がりは緊張から乱れましたが、そこからはさすが競合ドラ1の力量を見せてくれました。松田の誉め言葉は本人もうれしかったのでは。ヒーローインタビューのほっとしたような姿も初々しかったです。今年の新人には援護をしてあげて、新人王を獲ってほしいですね…。ノーモア山岡。


4/3~5 vsM ●○●


え、毎カードこれ貼らないといけない?

荻野に打たれ…。
中村に打たれ…。
田村のリードにやられ…。
いいところで打たずどうでもいいところでは打つT…。
エラーでイライラディクソン…。

誰だよ、ロッテはオープン戦番長なんつったの。強いじゃんかよー。新人監督にやられちゃってんじゃないよ。こちとら監督何年目だよ。

相手の新人ショート・藤岡はオリックスもドラフトで狙っていたといううわさがありました。いつものように(?)最下位だったなら、2位指名していたのかもしれませんね。めぐり合わせもとことんついていません。
勝つ時は大差で負ける時は接戦で粘り負け。弱い時のヤツです。
ロメロが不調です。一本頼みのチームですから大黒柱が弱いと、周りも引きずられてダメになります。強いチームというのは、ロッテしかり、西武しかり、打線が線になるものですが、このチームにはそれがありませんからね。

アルバースは好投しましたが、相手が慣れてきた頃にどうなるかですね。

うーん、感想を書き始めてはみたものの、早くもモチベーションを失いそうだぞ…。





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ドラマ寸評(2018年第1期・最終回②)

  posted by さや at 16:00:00 │EDIT
『anone』
中盤からは思いもよらない展開となりましたが、物語に流れる空気感は変わらずゆったりとしていて、孤独だった人々が偶然集まり、やがて家族となっていくさまを淡々と描いていました。まるで、その日常を林田印刷所の居間の片隅で見ているかのようでした。幽霊になっていたのかもしれません。
坂本作品は行間の多さが特徴です。見ている者はそれを想像で埋めながら物語を追います。
しかし他者の日々を、その動向も感情の動きも含めてすべて把握することなんていうのは不可能なことであって、言葉の端からその人の過去を、その思いを感じ取り、そして自己の中に新たな他者を作ります。それは時に正解であり、時に誤りであり。
ハリカの中にいた彦星くん。
るい子の中にいた元家族。
玲の中にいた亜乃音。
理市の中にいた社会。
正しい、間違っている、それを判断するのはあくまで自己であり、他者ではありません。
なぜなら、他者は他者であるから。
だからこそ、人は孤独。
しかし孤独だと思うことは、人とつながっていた証でもある。
ハリカが「ひとりになりたい」とはじめて思ったのは、家族を知ったから。少し淋しそうな亜乃音さん。それでもハリカが「ただいま」と帰ってくることを知っているから、ハリカの成長に目を細めて送り出すでしょう。るい子もいる、持本も(おそらくどこかに)いる。もちろん玲も陽人もそばにいる。だから大丈夫。
未来はきっと大丈夫。
坂本作品の後味の良さは、曇り空を割って差し込む一筋の光のようです。

『弟の夫』
全3回はマイクが日本に滞在したのが3週間だったからでした。
『女子的生活』で扱ったLGBTを、今度は当事者以外の人間に主眼を置いて描かれた作品です。
把瑠都が準主役と聞いて好奇心から見始めたのですが、元大関がこれほど存在感を放つとは想像もしませんでした。佐藤隆太・中村ゆりをはじめ子役まで達者な俳優陣をそろえ、細かい演出や丁寧な脚本、プレミアムドラマのあいかわらずの質の高さには舌を巻く思いです。
カミングアウト以来疎遠のまま亡くなった双子の弟の夫を前に、最初は偏見を拭えない弥一の葛藤。しかしマイクの人柄に触れるうち、その頑なな思いは徐々にかたちを変えていきます。ひとり娘の夏菜にその問題が訪れたらと考えた時、自分の知らない弟の姿を知った時。マイクを認め、涼二を認め、そして最後にはようやく周囲へマイクの存在を「弟の夫」と、家族の一員だと主張できるようになるのです。
弥一自身、「家族」を見失っていました。妻と離婚し、夫婦や家族という肩書は失っても、マイクが来たことで夏菜に元妻との時間を与えることができました。他人が言うように、少し「他と違う」のかもしれないけれど、娘、娘の母、そして弟の夫。自分たちは確かに家族。家族がしあわせならば、それで良い。
涼二と過ごすべきだった時間は取り戻せないけれど、「家族」はかたちを変えて弥一のもとに戻ってきたのです。
LGBTというよりも、これは「家族」の話なのだと感じました。
このドラマでも子役の演技が光っていました。父親のもとでのびのび育っていても母親と別れる時の淋しそうな素振り、マイクと別れる時には涙を我慢する成長した姿、さまざまな表情を見せてくれました。把瑠都に負けず劣らず、存在感がすごかったです。
チョイ役でしたが野間口徹の変幻自在ぶりもさすがでした。
全3回ながら、見ごたえのあるドラマでした。把瑠都はこれからも俳優業でオファーがありそうですね。

『わろてんか』
藤吉は不要だった….。
と、しみじみ感じた最終回。
女太閤にはとうてい見えなかったけれど、それでも年相応の落ち着きや貫禄を醸し出せていただけに、もっと早く藤吉が退場していれば、後半はおてんちゃんの活躍物語として楽しめていただろうにと残念に思います。
部分的には良いところもありましたが(団真vs団吾や、リリコ&シローや、トキ&風太や)、随所に作りの雑さを感じた朝ドラでした。苦労話やメインイベントが語りだけで終えられたり、エピソードの投げ捨てだったりもさりながら、もっとも重要人物であるてん&藤吉に感情移入しづらかったことが、いちばん話に入り込めない原因でした。ダメ人間である藤吉が結局情熱家というだけで手柄を持っていくところや、苦労女房感のないてん、わろてるだけですべての問題が解決されることをさも事前に知っているかのような似たもの夫婦ぶり、前半の苦労話がこれだけでもうだいなし。事業が落ち着いた後半からは盛り上がりを見せましたが、もっとも大変であったろう戦時中のエピソードが駆け足も駆け足(これは、戦争を描くと視聴率が落ちるらしいことが原因かもしれませんが)。なんとか大団円風で幕を閉じたものの、消化不良感の残る朝ドラでした。
今でも吉本新喜劇は「マンネリ」そのものを主題としています。同じギャグがくり返されることをわかっていて、「来るぞ、来るぞ」と待ちかまえ、「キター!」といっせいに笑う。笑いを待ち、笑うために見るのです。同じことのくり返しとわかっていても、笑いを求めて見てしまうのです。まさしく、このドラマのもっとも言いたかったことであろう、「笑いは薬」に通じるものがあります。
娯楽のきわめて少なかったこの時代、同じ出演者、同じ漫才、同じ落語をお金を払ってでも何度も何度も聞きに来る。そして笑う。笑って満足して帰り、そしてまた笑いを求めてやって来る。寺ギンのような席主もいて、同業他社が乱立していたであろうこの時代、なぜ北村笑店が成功し、多くの小屋を抱えることができたのか。その理由はおそらく、藤吉とてんが金儲けでなく、「笑いは薬」をモットーに観客と芸人を大切に守りながら商売をしていたからであろうと思われますが、どうもその情熱がふたりから伝わってきませんでした。「商売繁盛」という週末の着地点に向けて勝手に話がいいように展開してしまったために、いまいち感情移入しきれずに話が進んでいってしまったように感じます。
ただ芸人を演じた俳優さんたちの熱演はたいしたもので、ここがコケたら見る影もありませんでしたが、リリコとシローの漫才はまるで大助花子を見ているようで楽しめました。広瀬アリスの意外な才能を発見しましたね。まさか夫婦になるとは思わなかったけれど…。
キース&アサリは当時一世を風靡したエンタツアチャコの漫才をモデルにしていると思われますが、現代に通じる部分が少なかったことが残念です。大野拓郎は大阪に住み込んで吉本芸人とも懇意になるまで笑いに専念したようでしたが。
ようやく最後の最後で新喜劇が登場しました。素人出演者が棒読みで演技するところから始まって、だんだん過去と現実がないまぜになり、自然とドラマになっていく演出は非常に良かったです。プロ中のプロ、内場勝則が一座をひっぱり真骨頂を見せましたね。亀さんはそこそこ御歳のはずだったので、いつ退場するか危惧していたのですが…最後までお元気で何より。
老けメイクをしない風潮とはいえ、日本髪に戻したてんちゃんは完全に20代でした。とはいえ、露店に立つオーバー50のてんをならず者が「姉ちゃん」と呼んだのはどうかと思う…。もともと童顔ですから、長い年代を演じなければならないこのドラマにはミスキャストだったのかもしれませんね。今さらですが。
近頃、大阪制作の朝ドラの出来がいまいちで悲しい限り。安藤サクラ&長谷川博己の『まんぷく』には大いに期待します。この夫婦で失敗しないはずがあるまい…。







2018、開幕!

  posted by さや at 15:00:00 │EDIT
さて、今年もこの日がやってきました。

思い返せば、
2011年、延長12回、引き分け。
2012年、負け。
2013年、延長12回、サヨナラ負け。
2014年、…………

いや、もうやめよう。

とにかく、今年はそろそろやってくれるはず。
毎年言っている気がするけれど、今年こそーーー!

というわけで、今年もゲン担ぎ。



スーパーで見つけたコレ。
あれ? ライバル会社のロッテはともかく、なにゆえ我がチームが売っていない…?
そして阪神だけ他より倍の数並んでいるという。

と、とにかく、カゴに放りこんだのは、ソフトバンクホークスのコレ。
開幕の相手に申し分なし!



食ってやる!



食いつくしてやるーー!

 

ギッタギタにしてやんよ!



割と旨かった。


…さて、なんとなく順位予想。

ヤスオー
1 ソフトバンク  広島
2 オリックス   巨人
3 楽天      阪神
4 西武      DeNA
5 日ハム     ヤクルト
6 ロッテ     中日
※ソフトバンクの戦力優位は揺るぎなし。オリックスはローテーション投手の顔ぶれが12球団屈指の豪華さ、金子・西・山岡・ディクソン・田嶋の5人は二桁可能、野手にも怪我人なし。遊撃手・福田が源田レベルなら優勝予想だった。日ハムは戦力が抜けたが若手が育っているので最下位はない。
※巨人は岡本が育ちゲレーロが加入、マギーが一年持てば強い。阪神は思うように若手が伸びていない。DeNAは主力投手が出遅れているため不利。

さや
1 ソフトバンク  広島
2 西武      巨人
3 楽天      阪神
4 オリックス   DeNA
5 ロッテ     ヤクルト
6 日ハム     中日
※オリックスは内野と中継ぎの手薄さが解消されていないためここぞで持ちこたえられない。L野上・牧田の退団はあの打線ならそこまで痛手ではないはず。日ハムは投手陣が不安。
※巨人と阪神は上原効果でわずかに巨人が上。ヤクルトは監督が代わったので戦い方も変わるかも。DeNAはあの薄い戦力でフルシーズンを戦ったことで疲弊しているはず。

リアルに考えましたが。NHKの全国放送でオリックス愛をアピールしたK-岡田の足元にも及ばんな…。



千本桜

  posted by さや at 15:00:00 │EDIT


今年も桜の季節がやってきました。

切ないほどの青い空。



美しいものを見ると、胸がきゅっとなるのはなぜなのでしょう。



花弁も笑顔も、川面にほろほろ。



どこまでも続く桜並木。

橋の上で立ち止まっている私は、これからどこに向かっていけばいいのかな。




冬の終わりを告げる舞~世界フィギュア~

  posted by さや at 13:00:00 │EDIT
桜が開花するも、冬の名残はフィギュアの世界選手権。
オリンピックの興奮もまだ記憶に新しいところですが、
いよいよシーズンのラストを飾る氷上の熱戦、ミラノにて開幕です。

《女子SP》
メドベージェワ選手が欠場し、ザギトワ選手の優勝は固いかと思われましたが、地元の大声援を受けたコストナー選手が会場を魅了する演技でトップに立ちました。
地元紙で引退が報じられたコストナー選手。最初から最後まで時を忘れて見入ってしまうほどの濃密でしあわせな時間でした。ザギトワ選手はその次の滑走でしたから、高得点が出た時の歓声でプレッシャーがかかってしまったのかもしれません。また、オリンピック後の疲労もあったでしょう。オズモンド選手も宮原選手もジャンプにミスがありましたが、演技構成の質の高さでメダル圏内につけます。樋口選手は後半の得点源のジャンプで転倒があり、SP8位と出遅れてしまいました。昨年のリベンジを果たしたい気負いもあったでしょうか。フリーでの挽回を期待します。

《男子SP》
羽生・フェルナンデス選手の両オリンピックメダリストの欠場で、宇野選手に金メダルの期待がかかりましたが、直前で足を怪我したためかジャンプにミスがあり5位発進となりました。羽生結弦選手の代役出場となった友野一希選手がパーフェクトな演技で11位と健闘したものの、枠取りの期待がかかる田中選手は14位と、来季の3枠に暗雲がたれこめます。
首位に立ったのは、オリンピックの悪夢を振り払ったネイサン・チェン選手。『ネメシス』は音楽も振り付けもチェン選手の持ち味を最大限引き出してくれる名プログラム。色気たっぷりに魅せてくれました。
オリンピックでは悔しい思いもしたコリヤダ選手が2位、3位には4Lzを武器とするアメリカのヴィンセント・ジョウ選手がつけました。金博洋選手がメダル圏内の4位。FSではやはり高難度の4回転が鍵を握ることになりそうです。構成を落としても演技構成点で勝るとはいえ、宇野選手の状態が気がかりです。

《女子FS》
オリンピック後の世界選手権は例年と少し雰囲気が異なります。どの選手もオリンピックにピークを合わせてきますから、約一ヶ月後の世界選手権ではすでに下降線をたどっているのです。とくにメダリストにとっては、モチベーションの維持も難しくなるでしょう。
そんな中、出場を決めたザギトワ選手ですが、シニアに上がったばかりの15歳にとってこの状況はあまりにも過酷だったかもしれません。シニア1年目で負けなしのままオリンピックの金メダリストとなり、世界じゅうから注目を集め、おそらく帰国後もてんてこまいで練習もままならなかったでしょう。FSでは後半にジャンプを固める構成が仇となってしまいました。批判を受けつつも、この高難度プログラムをこれまでほぼ完璧に滑りこなしていたザギトワ選手でしたが、ひとつ失敗すると点数も気持ちも取り返すのが難しくなる諸刃の剣であることを皮肉にも露呈することとなってしまいました。表情をゆがめながら転倒をくり返すザギトワ選手には、見ている側も心が痛くなりました。おそらく今まで経験したことのない苦しい時間であったに違いありません。キス&クライでエテリコーチがめずらしく優しい表情で、泣き崩れる愛弟子を抱きしめる姿も印象的でした。
そんなザギトワ選手に試合後あたたかいエールを送ったコストナー選手もまた、オリンピックの団体戦からのフル出場による疲労が蓄積していたでしょうか。他の追随を許さない演技構成点ではカバーしきれない技術面でのミスが出て、順位を落としてしまいました。
逆転の金メダルに輝いたのは、オリンピック銅メダリストのオズモンド選手。連戦の疲労を感じさせない集中力が伝わってきました。質の高いジャンプだけでなく、ベテランらしい表現力もシーズンを経るごとに磨かれており、今の女子フィギュア界でロシア勢と対等に戦えるのは彼女だけかもしれません。
そんなオズモンド選手に負けず劣らず力強いジャンプを跳べるのは、今の日本においては樋口選手ただひとり。樋口選手にとってはオリンピックを逃した悔しさを、そして昨年その枠を減らすことになったみずからの失敗を取り返す、一年越しのリベンジの舞台でもありました。世界選手権に坂本選手でも三原選手でもなく、樋口選手が選ばれた、その意味をきっとかみしめながらの舞台であったに違いありません。トップグループを前に登場した樋口選手のFSは、SPのミスを取り返して余りある、珠玉のワカバボンドでした。これを見たかった。この『スカイフォール』を見たかったのです。ジャンプの高さを感じさせない流れあるスケーティングからの魂のこもったステップには、こちらも叫び出しそうでした。全日本から、いや昨年の世界選手権の後からの日々は、樋口選手にとっては苦しい時間だったに違いありません。フィニッシュ後の涙が物語っていました。この銀メダルはワカバ・ヒグチの名を世界にしらしめ、そして「倍返し」ロードへの価値ある一歩となりました。
四大陸選手権では、ここ数年ではじめて日本選手の後塵を拝することとなり涙も見せた宮原選手。この世界選手権でも、樋口選手に続く3位となってしまいました。めずらしい転倒もあり、やはりオリンピック出場選手にとっては調整が難しい大会だったのかもしれません。それでもプログラム全体の質の高さは世界トップレベル、若手選手を寄せつけるものではありません。20歳を迎えてますます円熟味を増すであろう宮原選手の表現力。今季はしっとりとした日本女性を演じましたが、そろそろ悪女やドラマチックな映画の主人公を演じる宮原選手も見たいものです。わざわざミラノまでグラブを持参して練習していたというオリックス戦の始球式も楽しみにしています(真面目すぎるよー)。

《男子FS》
先に滑った田中選手の点数が伸び悩み、枠取りがかかるプレッシャーの中でも、友野選手はノーミスの演技で観衆を沸かせ、PBを更新する点数を叩き出しました。SP後には涙もあり、このFSをどういう心境で臨むのか気になっていましたが、この日も溌溂とした中にも緩急を織り交ぜ、自分のスケートに集中しているようでした。14番滑走でしたが、残り10人全員が滑り終わってなんと総合5位。友野選手はFSだけなら3位という、来季の3枠どころかスモールメダルまで獲得する大活躍でした。世界に名を売ったカズキ・トモノの来シーズンが楽しみです。
男子FSもオリンピック出場選手は不調が目立ちました。とくに金選手の相次ぐ転倒には胸が痛みました。予想できた結果だったのでしょうか、減点9が響き120点台という低得点にもキス&クライでは吹っ切れたような笑顔でした。金選手はプログラムに個性があふれていて、今度はどんな新しい金博洋を見せてくれるのだろうと毎年ワクワクしていましたが、来季は氷上でその笑顔を見たいと思います。
「痛みはない」と主張する宇野選手は構成を変えずに挑みました。結果は3回の転倒。それでも、後半にコンビネーションを立て続けに入れてリカバリーしました。苦闘のほどが指先からも伝わりました。
たとえ完璧にはいかなくても、心を震わせる演技というのは確かにあるのです。
演技者の思いが伝われば、そのプログラムはいつまでも記憶に残るのです。
本人にとっては、悔しいシーズンの締めくくりだったかもしれません。それでも宇野選手の逆境に負けない侃さが、オリンピックに続く銀メダルをもたらしました。
初の世界王者に輝いたのは、6本の4回転に挑んだチェン選手。オリンピックに続き、今回もすべてを着氷させ圧巻の技術点をたたき出しました。上位選手に転倒やミスが相次ぐ中、高難度プログラムでミスを最低限に抑えたチェン選手の圧勝でした。ただ、ルール改正が議論されている中、これだけ4回転を跳ぶ異次元のプログラムを見られるのは、今回が最後なのかもしれません。
チェン選手のFSはみずからのルーツへの思いもこめられた『小さな村の小さなダンサー』ですが、どうしてもジャンプに比重が置かれるせいで、表現面でその思いが伝え切れていないように思うのです。SPでは難解な曲を滑りこなしているように、洗練された表現力を持っているのですから、もしジャンプ構成を落としていたらきっとチェン選手の伝えたい物語が見えたと思うのです。おそらく時間をかけて滑りこなせば、技術と表現の両立もいずれ可能になるのでしょうが、それまでに身体が悲鳴を上げないとも限りません。羽生選手の例をとってみても、やはり才能のある選手が息長く活躍してもらうためにも、4回転の制限はかけなければいけないのかな、とも思います。
クールなチェン選手が主人公になりきって感情をあふれさせながら滑る姿も、一度見てみたいですしね。

今季はオリンピックイヤーだったこともあり、テレビを見ながらうれし涙も悔し涙も一緒になってたくさん流しました。
これでひとまず、フィギュアスケートはお休み。
また秋に、ひとまわり成長した選手たちに逢える日を楽しみにしています。



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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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