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いかに寝て起くる朝に言ふことぞ昨日をこぞと今日をことしと(小大君)
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センバツ夏の甲子園が開催されることになりました!
1試合限定、無観客と制限はもちろん付きますが、高校野球ファンとしては喜ばしいことですし、ぜひ中継を観たいです!
そして全都道府県で独自の地方大会も開催される予定です。奈良県も当初の1試合限定からトーナメント式に変更となりました(他県がやるからにはやるしかなかろう…)。これも中継されるのかな。奈良テレビさんよろしく!

やっぱり、野球のない夏はつまらないからね!

プロ野球? 知らん、そんなの!


6/19 vsE ●

開幕8連敗中というオリックスファンしか知らなかったはずの事実。今年も案の定の結果でパ・リーグ記録を樹立してしまったために各ニュースによって報じられ、ついに世間の知るところとなってしまった…。
そろそろ勝ってくれるだろうという希望を、どうしてこの球団はいとも簡単に裏切ってくれるのか。
そしてなぜ毎年毎年、斬新な負け試合を見せてくれるのか…。
神戸はいつから8回を任されるようになったのでしょう。練習試合ではまったく予想できませんでした。左が続くところでてっきりワンポイント要員だと思っていた山田や海田にも交代しませんでしたし。あれ? もしかして毎年目にする「開幕してもオープン戦みたいな投手起用」今年も継続?
いや、そもそもですよ。もうネットでは炎上祭り、いつも穏やかな解説野田さんをブチギレ低音ボイスにさせた、4番ライトのあの緩慢守備ですよ。バレンティンやデスパイネのほうが遥かに上手いというレベル、いやもはや同じ俎上にも載せられませんが。
開幕前、監督が「センターラインを固める」などと言っていましたが、あの露骨なライト狙いを目の当たりにして何を思ったでしょうか。相手はプロなのですから、練習試合ですでに露呈していたライトの大穴を狙ってくることくらい予想できなかったのでしょうか。もちろん失点したぶん、打ってくれりゃいいんですけどね。
よその経過はどこも接戦で羨ましいったらありゃしない。







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6/9~11 vsH ●○○

ソフバン投手陣に抑えられ松田に打たれる…なにこの既視感…。
ルーキー村西がどういう起用をされるのか興味深いです。6連戦続きの日程で投手は数が必要なので、ベンチの柔軟な采配が試されます。
2・3戦目はからくも(心情的に)勝利。ソフバン相手の白星なんて、しかも連勝なんてずいぶんひさしぶりな気がするぞ…。いくら練習試合とはいえ、まさかヤマサチが〆るなんて思いもしませんでした。球場のガンにもよるのか球速が上がっているような気がしますが、山崎福は入団してからこのかた「期待する⇔ガッカリする」を永遠にループしているので、そろそろドラ1の本領を発揮してほしいです。
そして背番号15&ドラ3の系譜を期待していた(過去形)荒西は、またも結果を残せず。同じ変則で名前も似ている村西もドラ3ですから、正統な後継を奪われる前になんとか期待に応えてほしいです。


6/12~14 vsT △△△

関西ダービー…いや、練習試合だから関西青葉賞?
ともかくも、3試合連続引き分けという、めずらしいというか、いかにもな結果に。
中川が問題なく復帰したのには安心しました。中川がいるといないとでは、打線の厚みが違います(2年目の選手にどこまで負担をかけるのだ…)。福田の骨折が判明してセカンドは大城で当確でしょうから、3戦目のような活躍を大城が続けてくれればいいんだけれどねえ…。
今年の問題も、なにはともあれ打線なのですが、めずらしくニュースで取り上げられたTの7階席弾は素晴らしかったです! 一瞬どこに飛んだのかわからない、目の覚めるような大ホームランでした。Tが浪速の轟砲になって、吉田正につないで、4番のジョーンズが4番らしい働きをして、ロドリゲス・中川がトドメをさしてくれれば、今年の打線は変革できるはず! …できるのか? とくに気になる4番が…。頼むよ…。
田嶋が追試に合格し、開幕戦のローテも固まりました。山本の立ち上がりには驚きましたが、まあなにごとも始まってみないと分かりません。

ああ、また一喜一憂の日々が始まるぞ…。






『麒麟がくる』
戦国大河ではおなじみ、桶狭間の戦いをもって第一部完となりました。
ここまでは期待を裏切らない、いや期待以上の作品です。
まだまだ存在感薄く、いつも歴史の瞬間に間に合っていない主人公ですが、それを補ってあまりある脇役たちの輝きが素晴らしくドラマを盛り上げています。
まずは迫力満点の齋藤道三。娘婿毒殺で与えた衝撃度は曇ることなく、美濃のカリスマとして観る者を惹きつけました。長良川の戦いの回では敗者として命を落とすも、父殺しの汚名という最後の毒を敵となった我が子に残しました。伊藤英明の苦渋に満ちた表情も胸に迫るものがあり、過剰にドラマチックな演出も気になりませんでした。
道三という求心力を失い、主人公が浪人となってもなお、物語の勢いは衰えません。織田信長というもうひとり強烈な存在感を放つカリスマがいるからです。
染谷版信長は、今まであらゆる俳優が演じてきた信長とはまるで異なります。「ピュア」と紹介されていましたが、そんなひとことで語れる印象でもありません。父を慕い母を恋うもその想いはいずれも届くことなく、妻の帰蝶に全身全霊頼りかかるという子どもを脱しきれない一面もあれば、相手の信頼を得るために堂々たる若武者姿で舅や将軍に相対したり、戦では戦略を練りみずから前線に立って士気を鼓舞したりする冷静な謀略家の姿も見せます。光秀はもちろん、実際には歳下である家康や秀吉よりもずっと若く見える信長が、いかに彼らの上に覇王として立ちはだかるのか、これから天下統一のためにいかなる辣腕を振るっていくのか、桶狭間の終わった今、いよいよ楽しみであります。
もちろん何より楽しみなのは、オープニングの炎の中で雄たけびをあげる光秀、すなわち本能寺の変にいかにしてたどりつくのかということです。この信長とこの光秀が、いかなる主従関係を築き、そしてなぜ謀反へとたどりついたのか。その時、果たして帰蝶はそこにいるのか。光秀は帰蝶にも刃を向けることになってしまうのか。
帰蝶がここまでクローズアップされるとは思ってもみませんでした。織田家のため蝮の娘らしい謀を次々くり出す姿には、なるほどこのキャラだからこそ、そもそものキャスティングだったのだなと得心しました。確かにもったいないことになってしまったものです。しかし川口春奈のあどけない容貌は暗躍の毒々しさをやわらげていますし、回を追うごとに戦国武将の奥らしい貫禄を身にまとっていくのには驚かされました。信忠の存在を知らされた時の場面では、動揺や嫉妬、不安や悲しみといった無数の負の感情と戦いながら、幼い後継者を膝に抱き途方にくれる表情が印象的でした。この時の信長は、死地に向かい残る者にあとを託すという悲愴な境地のはずなのに、まるで隠れてやらかしたいたずらを告白する子どものようで、己の生死さえ他人ごとのように生きる彼の人生観が凝縮されていました。
なんともつかみどころのないこのドラマの信長は、強烈な光を放ち周囲に大いなる影響を与えながら、その眩しさゆえに瞼におさめることは叶わず、いかなる大きさなのかいかなるかたちなのか、まるで見当のつかない恒星のような存在です。この信長を演じられるのは、確かに染谷将太しか存在しないとつくづく思いました。
もちろん、信長&帰蝶以外にも、つかみどころのない朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)、悲劇の将軍義輝(向井理)など、魅力的な人物が次々登場して、今後の展開から目が離せません。マロなイメージを払拭した海道一の弓取り・今川義元(片岡愛之助)も素晴らしかったです。
駒ちゃんの存在意義はいまだわかりませんが…終盤まで待たないといけませんかね(『真田丸』のきりのような)。菊丸もこれから光秀とどう絡んでくるのか、岡村の活躍に期待です。
麒麟がくるまで、気長に待つこととします。


『太平記』
青空文庫で吉川英治『私本太平記』をちびちび読んでいるのですが、尊氏のキャラがまるで違っていて混乱します。もっとも、原作と謳いながらストーリーも大きく異なるようですが。
ドラマではあんなに美青年な尊氏も、あばた面の醜男なうえ藤夜叉への扱いはかなりヒドい。時代的な男女観の違いもあるでしょうが…かなりイケてなくてガッカリです。飄々としていて乱世も颯爽と駆け抜けていくような佐々木道誉も、女をめぐって尊氏に心乱される小さい男のような印象です。そういうちょっとリアルな造形の英雄たちが生きつくした日々を、その息づかいまで聞こえてくるような生々しさで直接心に届けてくるところが、吉川英治の筆致の素晴らしさなのですが。
本では後醍醐天皇がようやく隠岐を脱出したところですが、ドラマはどんどん進んでいきます。『太平記』はとかく相関関係が複雑でわかりづらく、長く日本に根づいた歴史観もあって娯楽作品にするには困難な題材とされていますが、よくここまでまとめあげたものです。ブレない視点のおかげで話を理解しやすいですし、かつ重要ポイントは抑えていますので不自然な急展開もありません。おそらく最後まで歴史の年表を逸脱することなく語り切ってくれるはずです。
そして、当時も「あの片岡鶴太郎が大河ドラマに!」と目を丸くした北条高時のハマりっぷりにはあらためて驚きました。原田泰造や田村淳、『麒麟』の岡村もそうですが、NHKの芸人起用の目は間違いないです。芸人というものは己を馬鹿っぽく見せてナンボですが、片岡鶴太郎というその芸人の第一人者が演じることで、通説にある「うつけ」ではない(かもしれない)高時の人間像に深みが増しました。
佐々木道誉の陣内孝則もバサラ大名らしい華があり、ただならぬ存在感を放っています。『秀吉』でも弟キャラだった高嶋政伸の最期は今から悲しくなるくらいですし、沢口靖子や宮沢りえら女優陣の美しさも現代にひけをとりません。
しかし、もっとも心惹かれているのは緒形拳です。長丁場の大河において、まだ歴史の主役になれない主人公に代わって序盤の物語をひっぱるのは、父親役のようなベテランの存在です(『真田丸』の昌幸がまさにそれ)。原作では病床に伏していて印象のない貞氏ですが、ドラマの貞氏は北条の圧政にひそかな闘志を燃やしながら、しかしそれを決して表に出すことなく、清和源氏の直系の当主として堂々と幕府の権力争いの中で渡り合い、心の炎は息子に託してその生涯を閉じます。表情はほとんど揺るぎなく、しかしその長年の苦悩が刻みこまれたような顔の皺をわずかに震わせるだけで、どれだけその胸の内に情熱を秘めていたかが伝わるのです。尊氏の口数の少なさは親譲りなのでしょう。彼がこれからいかにして父から引き継いだ炎で鎌倉を燃やし、帝を追放し、室町幕府を建てるのか。小説との違いも楽しみながら、一年間の歴史ドラマを堪能したいと思います。






野球が帰ってキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!

この心穏やかな生活に慣れてしまって、「自分はもう野球がなくても生きていける人間になったのだ」と思っていました。
6月19日開幕が決まり、練習試合の日程が組まれても、「(‘ε’) フーン…」と、平常心で受け流していました。

…が。

いざ始まると、やっぱり観てしまう自分がいる…
そしてやっぱり、一喜一憂している自分がいる…!

だって2020年は、2008・2014年に続いて6年に1度オリックスが輝く年になるはずなのだから!!

なのだから…。
たぶん…。



6/2~4 vsH ●●△

今シーズンは移動を極力減らすため、同一カード6連戦が組まれました。
ということは…あたりまえのように3タテをくらってきた数を数えるのも面倒くさくなる我が軍にとっては、まさかの6タテの可能性も…Σ(゚д゚lll)!!??
いや、まがりなりにもプロ。そんな辱めを受けるわけがない。
と、思いたいのに…。
なんですか、このリスタートは。
「野球のある夜!」とウキウキするファンを一気に現実へ引き戻すこのお寒い試合は。
なに? 今年もソフトバンクアレルギー? 負けてあたりまえ?
山本に関してはまったく心配していません。問題は打せ…いや、もはや書ききれない。見た限り及第点は中川(打撃)・アルバース・澤田くらいで、あとは打撃も守備も投球も、去年とまったく変わっていません。
打線は今年も吉田正だけ警戒すればオッケーになりそう。そのためのジョーンズではなかったのか…。彼は大丈夫なのか…? 「開幕すれば本気出す」状態なのか…?
確かに、開幕前に打ちまくってウキウキしていたのにいざ始まるとサッパリで、しかもいつの間にかいなくなってしまった助っ人が今までもいたような(しかも複数)気もするので、現時点での成績があてにならないことはよくわかっているのですが(スパンジェンバーグに懐疑的な我が家の西武ファン)。
イデホのようにいずれ覚醒することを信じ…いや、祈ります。


6/5~7 vsC ○●○

セ・リーグ相手だとなんだか勢いが違いますね。山岡はまさか7回も投げるとは思いませんでしたが、まったく無問題です。太田にタイムリーが出たのは良かったです。その前に無死満塁で天を仰いだ例の人はともかく。若月は高校生の時に戻ったかのように打撃好調ですが、信じて良いのか。
田嶋は心配ですねえ…。連敗の箍がはずれた広島の勢いを差し引いても良くないです。開幕2戦目の報を目にしましたが、本当にこの状態で任せるのだろうか。中継ぎも不安がいっぱい。
…去年と何も変わってなくないか…?







・祈りの幕が下りる時:★★★☆☆

この映画も先月観た「麒麟の翼」と同じく、ミステリーの面白さよりも、親子の絆を描いた感動物として作っている作品ですが、ちょっと感動してしまいましたので、こちらの方が良い映画です。いや映画としては語るべきところは何もなく、すべてがTVドラマレベルなんですが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と同じく、東野圭吾の気合を感じました。原作がいいんでしょうね。

・バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡):★★★☆☆

映像や雰囲気はとても良いです。単純に面白くないですが。ただ、こんな退屈なストーリーでも退屈せずに観れましたし、あまり観ないタイプの作品なので、それなりにいい映画なんでしょう。僕はハリウッドなんかどうでもいいので、作品のテーマには興味がないですが、伏線は回収できていますし、現実、妄想、劇中劇の区別をはっきりと描いていないのも良かったです。

・日本で一番悪い奴ら:★★★★☆

僕はこの映画の主人公のモデルである警官は知っていたので、そらこいつはタイトル通り悪い奴だなと思っていたら、本当に悪い奴はもっと他にいるみたいな終わり方で、なかなか興味深かったです。まあ組織なんて警察に限らずこんなもんなんでしょうが。むしろ主人公とその仲間達はちょっととぼけたいい奴らにも見えましたし。ただ、中盤からは少しだれてしまいましたね。

・MAMA:★★★☆☆
 
ホラー映画のわりに伏線もきちんと回収していますし、ストーリーがしっかりしていますね。オープニングの絵におそらく意味があるだろうと思って一生懸命観ていたら、本当に意味がありましたし。ただ、いや理由は映画の中できちんと説明しているので理屈では問題ないのですが、ラストで母親2人が姉妹を1人ずつ分けてみたいな終わり方は、感覚的に納得いかないですね。
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プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。
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