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続・風花の庭

いたづらにけふやくれなむあたらしき春の始めは昔ながらに(藤原定方)

M-1グランプリ

予想は大撃沈…。

《敗者復活戦》
開始は午後3時でしたが、THE Wと同じ勝ち抜き形式になったため、長くなるかなあ…と予想してはいましたが、本当に長かった! 本戦との間に30分くらいはあるだろうと思っていたら終わったのが6時半! ダッシュでお風呂に入りましたよ。

さてAブロック、トップバッターは華山。後半組が有利なこのルールですから勝ち目は薄いですが、2番目のぎょうぶには勝利。ぎょうぶの汚ネタは半ば捨て試合だったのでしょうか。しかし次のロングコートダディが貫禄勝ち。そしてニッポンの社長。Aグループの中でいちばん笑いました。時間切れの爆発音とオチをかぶせてくるなんてさすが! …ですが、あえなく敗退。ロングコートダディは20世紀も破って、残るは二組。正直ロコディの勝ち抜けかなーとこの時は思っていたのですが、なんとママタルトの勝ち!
いよいよトリはヘンダーソン。ラストイヤーとあって気合いも感じました。前評判どおり笑いをかっさらい、決勝進出!
まだまだ続く敗者復活戦。Bグループは豪快キャプテンから。期待どおり鬼としみちゃむが勝ちあがるも、続くスタミナパンに敗北。しかし仮に上がっていてもトム・ブラウンの狂気には勝てなかっただろうなあ…。そしてBグループで期待していたのがエバース。めちゃめちゃ面白かったのですが…勝ったのはナイチンゲールダンス。オズワルドも破っての勝ち抜けでした。
Cグループはいきなりドーナツ・ピーナツ。さすがにあきらめてはいましたが、きしたかのには勝利するも続くシシガシラに敗北! シシガシラのこのネタの完成度にはびっくりでした。秀逸なカメラワークにも笑いを誘われましたが、会場にも後方の観客のためにモニターが用意されていたようで、それも採点に響いたところはあったでしょう。シシガシラはダイタク・ななまがり・バッテリィズに勝利し、最後のフースーヤまで破ってなんとなんと3組目からの勝ち残り!
最後の1組を選ぶのは5人の芸人審査員。4得票の圧勝でシシガシラが復活を決めました! 思わず「キャー!」と叫んでしまいましたよ。
この時点ですでに疲労困憊(笑い疲れ)。今までの敗者復活戦は割と気楽に眺めていたのですが、この審査方式だとどちらが勝つか気になって全組集中して観てしまいました。

しかし、ここからが本番です。
なんとか夕食も間に合って、いよいよ1組目の笑御籤が。

《令和ロマン》
呼びあげられた時、またも「ギャー!」と叫んでしまいました。よりにもよって1組目。この瞬間「今年の優勝はないな…」とガックリしたものです。
しかしつかみから(というか、せり上がりの時から)令和ロマンワールドに観客を引き込みました。さすがの安定感で上々の出来。トップだからと得点を抑える傾向のある審査員もラインを引き上げざるを得ません。
あとから考えれば、この時点で今年のM-1はいつもと違う方向へと進んでいってしまったのでした。
そしてそれも、すべてトップバッターを引いた瞬間にくるまが描いた脚本どおりであったのかもしれません…。

《シシガシラ》
同じネタをするのかな、どうするのかなと思っていたら違うネタでした。そしてこれがウケないこと…。もしかして観客は敗者復活のネタを期待していたのでしょうか。しかし現地にいなくてもリアルタイムで直前のネタを観ることができてしまう今は、連続して同じネタをすることもリスキーではあります。
もちろん得点は伸びず…。

《さや香》
さや香らしいボケとツッコミにひとひねりあるネタで高得点をたたき出しましたが、松本が思いのほか低得点だったのは、昨年を超えていないという判断だったのか。確かに昨年の方が面白かったなあという印象です。ハードルが上がってしまったのでしょう。

《カベポスター》
持ち味は出ていたと思うのですが、ウケがいまいちだったのは不倫ネタのせいなのかスローペースがこの舞台に合わないのか…。浜田が最後に噛んだのは審査に関係なかったというのは本当だったと思いますが、今年も結果を残せず。しかし審査員の中での最高得点をつけたのは山田邦子でした。

《マユリカ》
オーソドックスなコント漫才だったおかげか、会場の微妙な雰囲気にも左右されず。そこそこのウケをもらってまあまあの得点をもらい、この時点で3位につけました。大阪にいる頃はボケでもツッコミでも笑えるし個性もあるし、面白いことは面白いけれど爆発力はあまり感じなかったので、東京に行ってからの人気ぶりには驚きです。それもなんだか思てたんと違う方向の人気…。何がどう転ぶかわからんもんやね…。
この時点でまだ半分でしたから、まさかマユリカが4位フィニッシュとは思ってもいませんでした。

《ヤーレンズ》
実は決勝進出者が決まってから改めてネタを見返して、「ヤーレンズめっちゃ面白いやん!」ということに気づきました。そこから評価は急反転。3連単予想は「さや香・令和ロマン・ヤーレンズ」に決まりました(しかしXのポストをしたことがないので投票はできず)。
このネタも大爆笑! 審査員も4人が最高得点をつける高評価でさや香に続く2位に入ります!

《真空ジェシカ》
昨年まで低得点だった松本が93点をつけて、真空ジェシカ好きのはずの山田邦子が90点という逆転現象でトップ3には及ばず。ちなみにこのM-1で自分がいちばん笑ったのは「映画泥棒が勝った!」瞬間だったのですが…。

《ダンビラムーチョ》
いよいよあと3組となりました。準決勝で相当ウケていたというダンビラムーチョですが、最後まで誰も払拭できなかった今回の異様な空気感の中では同じようにいかなかったようです。ネタの後、岡本のユニフォームを取りに行ったあの間をいじる反省会の千鳥はさすがでした。

《くらげ》
決勝進出者で名前が呼ばれた瞬間から号泣していた姿を見たら応援せざるを得ません。風体をいかした漫才は好きですし、今回のネタも我が家ではかなり評判良かった…のですが、ウケませんでしたねー。「忘れた」というワードとシステムがミルクボーイを思い起こさせたという意見もありましたが、似ている部分はそこだけですし…。化粧品のチョイスも秀逸でしたが、わかる人にしかわからないところが笑いにならないと苦しくなっちゃいますかね。

《モグライダー》
前回はトップバッター、今回はトリとなったモグライダー。準決勝ではかなりのウケで、優勝候補でもあったのですが、サラッと終わってしまった印象でした。もっとともしげがハチャメチャになってそれを芝が猛獣使いのごとくさばく漫才を期待していたので、やはり自主練したともしげが上手くできてしまったことがイマイチだった原因なのかなあ…。我が家の予想屋は「それならそれで笑いにすべきだった芝の責任」と言っていましたが。
やはり得点は渋く、結果はまさかの7位。

ということで、なんとなんとトップバッターの令和ロマンが生き残り、さや香・ヤーレンズ・令和ロマンが最終決戦進出! 3連単投稿しておけばよかったー!

《最終決戦》
一番手は令和ロマン。準決勝ネタ(未見)をやるのか? と思いきや、一本目とは毛色の異なるコント漫才。しかしかなりの大爆笑。
ヤーレンズのラーメン屋は知っているネタでしたが、これまた何度見ても笑ってしまうボケの連発。頭からラーメン・グレイスが離れなくなりました。
それでも、さや香が優勝だろうなと思っていました。3回戦までしか配信で観ていませんがあのネタはかなり面白かったですし、間違いはないだろうと確信していたのです。

…が。

始まってしばらく、

( ゚д゚)

と、審査員と同じ表情になりました。おそらく客席も同様だったのではなかろうか。

あとから思えば、これがさや香なんだろうなと思いました。数年前の「からあげ4!」はいまだに憶えていますが、大事な舞台でこういうトリッキーなネタをしたり、一年前から最終決戦でこれをかけるために一本目を用意したりという、これがさや香という漫才師の生き方なんだろうなと。
しかしそうだったところで、審査に加味はされません。

というわけで、投票は令和ロマンとヤーレンズの一騎打ちに。
一枚めくられるごと交互に名前が表示されたのは、初めてだったのではないでしょうか。最高に盛り上がる中、最後の一票が令和ロマンに入って、なんとなんと初出場のトップバッターで優勝という歴史的快挙! そして直後に来年の出場を表明するあたり、さすがくるまです。

昨年名前上げた鬼としみちゃむとシシガシラがともに準決勝まで勝ち上がり、しかもシシガシラは敗者復活で決勝に登場するというおまけつきでした。来年は鬼としみちゃむのブレイクを期待します! そして今年の推し枠はエバース! 来年はストレートに決勝に行けると信じています!









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全日本フィギュア

《男子SP》
1位につけたのは、さすが絶対王者宇野選手。余白の多い音楽をスケートで埋めるような一体感がありました。鍵山優真選手はもったいないミスもありましたが、気持ちの強さを感じるプログラムでした。
山本選手は独特の気品あるクラシカルなイメージが強い中、ジャズという新しい表現にチャレンジ。ノーミスで2位につけます。
前回世界選手権代表の友野選手はさすがのステップで見せてくれましたし、三浦選手は体調万全でない中、気迫あふれるノーミスでガッツポーズと思いきや、スピンがノーカンで惜しくも4位スタート。それぞれ個性のあふれた楽しい                        ショートでした。

《女子SP》
坂本選手は圧巻でした。飛んだ瞬間「あっ」と思い、本人も「まずい!」と顔に出ていたように見えたルッツもきちんと降りられる体幹の強さはさすがです。しかしいい意味で力の抜けた、流れあるジャンプは優しい音楽にとても合っていました。
実力のあるジュニアも参戦する中2位につけたのは、山下選手。5年前のグランプリシリーズでロシアの牙城を崩し表彰台に上がった時はすごい若手が現れたと目を瞠らされましたが、それから怪我に悩まされなかなか成績が上がってきませんでした。柔らかな表情は5年前のまま。ようやく上位争いに戻ってきてくれたとうれしくなりました。
シニア参戦したばかりの千葉選手が3位につけ、ベテランの三原選手や河辺選手を上回りました。怪我などでなかなか本調子で挑めない選手が多かったのは少し残念でした。

《男子FP》
第3グループのトリ前とトリ、壷井選手と吉田選手が最高の演技で会場を沸かせましたが、その後に登場したトップ6はさらなる興奮の連続、感動の上書きで、胸がいっぱいになった全日本男子でした。
友野選手のフリーといえばエンターテイメント、笑顔とエネルギーあふれるプログラムという印象でしたが、今季は一転静かな曲調でじっくりと世界観を伝えてくれて、新たな境地を見せてくれました。いきなりのスタンディングオベーション。この時は逆転表彰台があるのかも…とさえ思っていました。
続いて滑走した佐藤選手は、代名詞の4回転ルッツに始まりジャンパーの矜持を示しつつ、磨いてきた表現力も発揮して最後はガッツポーズ。得点で友野選手を上回ります。
おとといは採点に悔しさを隠しきれなかった三浦選手。一日で気持ちを切り換えるのは大変だったと思いますが、最終グループ最年少とは思えない技術とメンタルで乗り越えてくれました。進撃の巨人の世界観を演じながら、三浦選手自身のファイティングスピリッツもこめられた気迫あふれるプログラム。最後の盛り上がりはテレビの前まで昂揚感が伝わってきました。採点後の笑顔のち涙にももらい泣き。
3位スタートとなった鍵山選手。燃えないわけはありません。物腰柔らかな表情の裏に秘められた熱量は、最初の4回転サルコーに現れていたように感じます。美しいスケーティングはさらに進化し、かつ静かな炎を感じるプログラムでした。好調の連鎖は止まらず、鍵山選手もスタンディングオベーションを勝ち得て台乗りを決定させます。
史上まれに見るハイレベルな争いもいよいよあとふたり。
山本選手はなかなかショートとフリー二本が揃わず、いつも歯がゆい思いで見ていました。今回もプレッシャーを背負ってしまいやしないかと少し不安だったのですが、これまでのすべてを払拭する最高のフリーでした! ジャンプが決まるごとにくり出されたガッツポーズに、こちらも思わず拳を握っていました。フィニッシュの瞬間は、これまでの苦難の道のりがようやく報われる時が来たのだと万感の思いでした。
最後を飾るのは宇野選手。最初の4回転ループが減点になるも、そこからは安定したジャンプとスケーティングで点数を積み重ねていきました。速報値を確認することも忘れてしまうほど、静謐の美にあふれたフリーでした。4分間をあっという間に感じたのはひさしぶりです。合計290点超えで、もちろん優勝の座を譲ることはありませんでした。数えること6度目、インタビューを見るにつけても大人びたなあ…という親戚のおばちゃんのような感想です。

《女子FP》
坂本選手はもはや向かうところ敵なし。スピンの取りこぼしは悔やまれるところですが、ルッツのエラーも克服しましたし、演技全体の安定感、流れ、スケールの大きさはもはや他の追随を許しません。宮原知子さん以来の三連覇となりましたが、このまま四連覇、五連覇してもおかしくないくらい、揺るがないものがあります。
しかし幼い頃から高難度のプログラムになじんできた若手が、いつまでそれを許すでしょう。島田選手の3A&4Tへの挑戦は惜しくも成功とはなりませんでしたが、失敗をひきずることなく、以降の部分はジュニアとは思えない完成度で滑りきりました。ジャンプの精度の高さはもちろん、美しいスピンは見惚れるほどでした。最後まで悔し涙が止まらなかった負けん気の強さも良し。怪我や体調不良に悩まされることなく順調に年齢を重ねていってくれることを願います。
4位に入った上薗選手も、驚かされたジュニアのひとり。じじじ13歳!? シニアと言われても疑わないだろう完成度にはほれぼれしました。
しかしそんなジュニア勢に負けず、美しい演技を見せてくれたのが2位に入った千葉選手。坂本選手をのぞきミスの目立ったシニア勢の中で、唯一ノーミスで独特の世界観を堪能させてくれました。ふわっと軽やかで羽のようなスケートは、高難度ジャンプがなくてもリンク全体を自分の世界に染めていける、そんな魅力のある選手だと思いました。ただそんな柔らかな印象とは裏腹に、実力派揃いの京都に拠点を移したり、喘息に悩まされながらも全日本を戦い抜いたり、強い精神の持ち主であることもまた好印象です。
トリ前に登場した山下選手。転倒はあったもののその他のジャンプは着氷し、ギリギリ持ちこたえたかと思ったのですが、会場もざわつくほど点数が伸びなかったですね…。回転不足をいくつか取られてしまったようです。順位を落としてしまったのは残念でしたが、ショートとはまた違う赤い衣装の情熱的な山下選手のプログラムは大人びていてとても素敵でした。来年こそ表彰台に立つ山下選手を見たいです!
今季怪我で出遅れた三原選手のスケートは彼女らしいとてもエモーショナルな内容で、会場全体を感動の渦に巻き込みました。滑走後の涙にはもらい泣き。しかし総合順位は5位で世界選手権には選ばれず、代表となったのは吉田陽菜選手でした。今季の実績でいえば納得の選出です。全日本では悔しい結果に終わってしまいましたが、次は3A成功を願っています!
樋口選手の復帰やいまだ現役で頑張り続ける大庭選手の姿にも勇気づけられました。テレビで見られなかったのが残念。

今年も見ごたえある全日本でした。









GPF

《女子》
昨年のメダリストであるレビト選手がショートで出遅れたのには驚きましたが、フリーで挽回してきたのはさすが。演技開始直後は慎重になっていたように見えたが、ジャンプが決まるごと自信を取り戻してきて彼女らしい魅力が輝いていました。
住吉りをん選手は4回転の成功はならなかったものの、羽のような軽やかなスケーティングは本当に魅力的。ジャンプの飛びすぎによる減点が残念です。
吉田選手はトリプルアクセルを決めて一気に流れに乗りました。尺八の音楽も良い(←個人的感想)! 最後まで鶴になりきっていた世界観は美しかったです。
ベルギーから二人もファイナルに出場するのは史上初。ピンザローネ選手のスピンはとても美しく見応えがありました。まだまだ伸びしろを感じます。
先輩のヘンドリックス選手は、ダイナミックな動きと豊かな表情が心に響き、とても好きなスケーターです。少しミスがありましたが、最後まで力感を失うことはありませんでした。さすがの実力者。
そんな中貫禄を見せたのは坂本花織選手。めずらしくフリップでミスするも、全体の流れと氷上に展開された世界観は崩されることなく、最後にコンビネーションをつけてリカバリーするファイティングスピリッツで首位を守りました。これがGPF初の金メダルだったとは、今や意外な気もします。
なんやかんや外野(大陸の北の方)の喧騒はあれど、6人6様、個性を発揮したファイナルだったと思います。

《男子》
アダム・シャオ・イム・ファ選手の演技をきちんと観たのははじめてだったのですが、野性味あふれる表現力に魅せられました。これからが楽しみな選手がまたひとり現れました。
エイモズ選手も台乗りする実力を持っているはずだったのですが、ジャンプミスが響いてしまいました。しかしステップやコレオでは会場を沸かせていましたし、世界選手権では完璧なボレロが観られるはず。
三浦選手はSP後体調不良で一度も練習できなかったとか。それでも挑んだフリーで、フィニッシュ後は足に力が入らない状態になりながらも滑り切った姿に感銘を受けました。美しく優雅なフィギュアスケーターもひとりのアスリート、ファイターです。
復帰した鍵山選手のスケートは休養前よりレベルアップしていました。美しいスケーティングに力感も加わって、新たな鍵山優真の世界を見せてくれました。まだまだブラッシュアップされそうなプログラムですので、これからが楽しみです。キスアンドクライでコストナーコーチの笑顔が見られるのもいいですね。
世界王者として挑んだ宇野選手。洗練されたスケーティングと、静かな曲調に合わせられる力感を感じさせないジャンプ、ベテランの域に入りながらも毎年新たな姿を見せてくれます。ミスはあったものの最後の最後でリカバリーする意地はさすがでした。
そんな日本勢の前に立ちはだかったのは若きジャンパー、イリア・マリニン選手。SPで前代未聞の4Aを跳び、採点を混乱させるもトップで通過。フリーの4Aは惜しくも転倒、しかしその後の4回転はすべて成功させ、独特のステップでも会場を魅了しました。フリーだけで200点超え、圧巻の演技で優勝を飾りました。
男子でいえば、ジャンプでマリニン選手を超える者はしばらく現れないでしょうが、高難度ジャンプと怪我は隣り合わせ。マリニン選手がこのクオリティを維持できるのか、そして同時にジャンプ以外の要素をブラッシュアップできるのか。4Aにチャレンジする選手は現れるのか。そこがこれからのフィギュアを左右する重要なポイントであるとも思います。

まずは年末の全日本、ジュニアも含めてリンクをどんな色とりどりに染めてくれるのか。そして世界選手権では今回不出場のりくりゅうは間に合うのか。いろいろ楽しみなフィギュアシーズンが始まりました。





今日までのストーブリーグ

11/25 山﨑福也日ハムへ

FA初日に宣言したヤマサチ。Cランクとあってその人気はとどまることを知らず。
さっそく手を挙げたのはヤクルトですが、DeNAも本気だし、巨人まで出てきたし…しかもお金では勝てないソフトバンクまで…。なんか日ハムまで粉かけてきたし…。
「でもまあ、セ・リーグだろうな。神宮の相性が良さそうだし、ヤクルトならローテも守れるだろうし。でもパレードであれだけファンの思いを聞いたのだから、残留してくれないかなあ」
と、なかばヤクルト、なかば残留のハーフハーフで、決定の日を待っていたのですが…。

え( ゚Д゚)

日ハム…?

ナンデ…?

明け方に速報を目にしてボーゼンとしてしまいました。
確かにその前日、北海道でのヤマサチの目撃情報がXに上がっていたのですが、「いや、人違いだろう」「あいさつ回りだろう」「あるいは日ハムへ断りに行ったのかもしれない」と、自分にとって都合の良い意見だけを受け入れ、気にしないようにしていました。
つまり、いちばんナイと思っていたのだ…。

しかし冷静に考えてみれば、日ハムは気軽に動く球団ではありませんでした。何かしらの勝算があって、最後に交渉を行ったのでしょう。思えば球団の「もう大阪に来ることはない」という言葉は決して(こちらの期待していた)お手上げ宣言ではなく、「だって山﨑くんが北海道に来るんだもんね!」という勝鬨だったのだー! あああー! 騙されたー!!

そして思い返してみれば、ヤマサチは日ハムファンでした。それもただのファンではなく、死をも覚悟した過酷な少年時代を支えてくれた大きな存在。日ハムという球団、そして北海道という土地は、ヤマサチにとって何をとっても代えがたいもののはずです。そんな球団が自分を必要としてくれて、自分の希望を受け入れてくれたのですから、これほどの喜びはないかもしれませんし、ヤマサチが日ハムのユニフォームを着てプレーすることは、もしかしたら脳腫瘍の手術が成功したその瞬間から決められた運命だったのかもしれません。
みずから交渉の席に座りさまざまな球団の話を聞いて、パレードでも残留を願うファンの声を直接受け止めて、「悩んでいる」というのは本心からの言葉だと感じましたし、「できるだけ早く決めたい」というのも各球団への配慮であったと思います。
ですから、ファンとしては快く送り出すしかありません…。
悲しいけど…。


11/26 Bs Fan-Festa

自分はもちろん自宅で視聴でしたけれども、会場は大入り盛況だったようで…いやあ、時代の変わりっぷりがスゴイですね! YouTubeの音声がいきなり止まった時は焦りましたけれども。
山本・山﨑福はもちろん、移籍した近藤や黒木も参加してくれたのは本当にうれしかったです。近藤は座談会でも自虐芸で笑わせてくれました。来年から淋しくなりますね…。それでも最後は締めるところできっちり締めてくれてカッコ良かったです。
各地ファン感といえばコスプレですが、オリも負けてはいませんでした。全員日本代表(山下も怪我してなければ代表だったはず)なのですが…。
それにしてもオリのスピーチは棒読みしなくてはならない掟でもあるのか、池田・阿部の大阪メトロの宣伝やら平野大の宮崎キャンプ地の紹介やら、絶対に笑ってはいけないレベルの面白さでまったく頭に入ってこなかったのですが…。
最後はもちろん山﨑福・山本の挨拶。それぞれの言葉でサヨナラが聞けて良かったです。
バファローズ山脈もこれで見納め。記念写真にちゃっかり割り込む宮城はご愛嬌。
あー、今シーズンも終わりかあ…。


11/28 NPBアワード

ベストナインは山本・森・頓宮・宗・紅林と、なんと今年は5選手が受賞! 三連覇の影響ってスゴイ!
同一球団の捕手ふたりがGGとベストナインを分け合うのは史上初なのだとか。素晴らしいです。確かに今季の正捕手はどちらだったかというと決め難い。それぞれが競い合い補い合って切磋琢磨したからこその結果ですから、来年も同じかたちで行ってほしいですね。吉田輝が来ますから石川にも頑張ってほしいですし、頓宮も捕手登録ですし、今のオリはまさにキャッチャー王国なのかもしれません。
紅林も並みいるライバルを押しのけてこんなに早くタイトルを獲れるとは思ってもいませんでした。来年はGGとダブル受賞で!
MVPはもちろん! 3年連続で山本!! スゴイことなのに、なぜ影が薄いのか…。3年連続投手4冠&沢村賞&MVPってたぶんもうしばらく現れないぐらいスゴイはずなのに…。藤井八冠みたいにもう「獲ってあたりまえ」に思われていやしないかね…。
そして新人王は山下舜平大!! 終盤の離脱で10勝には届かなかったものの、これといった対抗馬がいませんでしたし、登場時のインパクトが凄まじかったですから順当だったでしょうか。怪我を治して来年は一年間ローテを守り切ってほしいです。






今日までのストーブリーグ

11/16~19 アジアプロ野球チャンピオンシップ

U24(あるいは入団3年目以内)という若手主体の大会。紅林が辞退したため、オリックスから出場したのは野口ひとりという淋しい状況。宮城や宇田川などWBC組が除外されていたという理由もありますが。
かつてはシーズン終了直後の大会ではコンディションがあきらかに落ちていたり、寄せ集め感が少なからずあったりしましたが、侍ジャパンが常設された最近はノウハウも構築されてきたのか、事前キャンプからチーム全体でモチベーションを上げていたように思います。年齢の近い選手が多いこともあってか一体感もありましたし、いろいろなことを吸収しようとする意識の高さも感じました。
初戦の相手は台湾。先発赤星は相手を無失点に封じます…が、侍打線も台湾の先発に手も足も出ず、なんと5回パーフェクトに抑えられてしまいます。誰だ彼は!? 早く連れてきて!!
6回、ようやく門脇のヒットではじめてランナーを出すと、7回に森下の2ランで日本がようやく先制します。その間相手打線を抑えていたのは根本。5回2アウトからひとり抑えた及川に代わって6回から2回を3人ずつで終え、相手に反撃の芽を与えませんでした。解説の多くが陰のヒーローに根本の名を挙げていましたがさもありなむ。9回にはダメ押しの3点が入り、日本は白星発進となりました。
ベンチには紅林のユニフォームが…キャンプにも参加していないのに、これはうれしいはからいでした。
2戦目の相手は韓国。万波のホームランなどで2点リードするも、得点のチャンスを逃すもどかしい場面が多くありました。その中でも好投したのは隅田。7回無失点と最高の投球。8回は横山、9回は田口がソロを被弾するもリードを守って2連勝。
この時点で決勝進出を決めた日本、3戦目のオーストラリア戦はナイトゲーム翌日のデーゲームだったこともあってか、それまで控えだった選手をスタメン起用。ようやく野口の出番です。…が、四球をひとつ選んで得点も記録したもののチャンスで三振。守るほうでは見慣れないサードでしたが、無難にさばいていましたし、強肩も披露できたのでまあ良しかな…。そもそも内外野守れるユーティリティ要員としての選出だったのでしょうが、次があれば打席でもアピールしてほしいところです。
試合は初回から日本ペース。先発早川も5回パーフェクトピッチングで相手を圧倒。代わった吉村もランナー許さず、回またぎの2アウトで左打者を迎えたところで佐藤隼に交代。しかし判定厳しく四球で初出塁を許してしまいます。見逃し三振だと思ったのですがねえー。
ピンチを招くも凌いだその次の回、野村のタイムリーで10点目。紅林の代替での出場でしたがアピールできました。最後は清水が〆てコールド勝ち。
全勝で迎えた決勝の先発はOA枠の今井。しかし3回、牧のエラーから2点先制されてしまいます。今大会精彩を欠いていた牧ですが、WBCからCSまでフル回転で蓄積疲労は相当あったでしょうし、よく出場を承諾してくれたなというレベルの選手です。井端ジャパンの初陣ですからトップチーム経験者も必要だったのでしょう。
しかしその牧が、5回裏にソロホームラン。それまで手こずっていた韓国先発のカーブを捉えたことで、球場の雰囲気が一気に変わりました。
5回から登板した根本が6回表も抑えたその裏、代わった投手から万波が先頭二塁打。門脇が送って佐藤輝がしっかり犠飛を放ち、同点に追いつきます。その後は投手戦に。根本→桐敷→田口と無失点でつなぐも、得点することはできず、試合は延長へ。
10回からはタイブレーク。表に登板した吉村は、先頭をゲッツーに抑えるも次の打者にタイムリーを打たれてしまいます。さらにつながれて一・三塁とピンチを招くも最後は三振で1点にとどめました。タイブレークで1失点なら上々です。
その裏の先頭は3番森下でしたが、井端監督は古賀をバント代打に送りました。緊張感マックスだったであろうこの場面、しっかりと決めて二・三塁。坂倉の犠飛でまず同点!(一瞬抜けたかと思う当たりでしたが、相手守備に阻まれました)
万波は敬遠策で満塁に。そして打席は門脇、三遊間を抜ける当たりでサヨナラ勝ちー!
どんな大会でも勝利は良いものです!
WBCで優勝した日本がアジア大会で負けるわけにはいかない、というプレッシャーは相当なものだったでしょう。この4日間でめっきりやつれた井端監督。ほとんど寝ていなかったのかもしれません。
胴上げの場面では、いったん今井がベンチに引き返して紅林のユニフォームを持ってきてくれる一幕がありました。なんていい人なんや今井! 惚れてまうやろ!
紅林も来年のプレミアには堂々出場してほしいものですが、今大会の小園や門脇の活躍を見るとうかうかできませんね。切磋琢磨してほしいです。


11/16 ようこそオリックスへ

戦力外組から元G香月・元C木下を獲得。香月は大阪桐蔭、木下は敦賀気比出身とあってオリックスファンとしてはゆかりを感じます。活躍に期待!


11/22 ようこそオリックスへ!

相思相愛と見られていたC西川龍馬がオリックスへ!
西川のような一流選手がオリックスに来てくれるなんて…。ソフトバンクも出馬していたのに、オリックスを選んでくれるなんて…。昨年の森の時にも感じましたが、時代は変わったものだ…。
翌日のファンフェスタでは同僚が『SKY』を歌ったり新井監督が挨拶の場を設けてくれたり、あたたかく送られたようで何よりです。
オリックスでもシブイ打棒を期待します!


11/23 優勝パレード

午前は御堂筋、午後は神戸と、阪神と入れ替えの二部制という豪華なパレード! お天気にも恵まれました。もちろんYouTubeで待機です。
昨年のナイトパレードも幻想的で素敵でしたが、互いの顔がよく見える日中のほうがやっぱりパレード! という感じがします。
圧倒されたのは人の多さ! もちろん午前は阪神の待機組もいたのでしょうが、多くの人がタオルやボードを掲げていましたし、黄色い声援(主に3号車)もよく聞こえてきました。
午後の部でも、青空と神戸の美しい街並みをバックに手を振る選手たちはまるで映画の一場面のようで、モザイク広場はエンディングにふさわしいステージでした。途中、バスが待機していた道沿いの家から大声で呼びかけるファンに対し、中嶋監督が苦笑いでつぶやいた「どこが上品やねん」のひとことはしっかりマイクに拾われていて笑ってしまいました。
勝敗の分かれたチーム同士の合同パレードって…と、開催前は若干悲しい気持ちがありましたが、交代制にしたことでどちらにとってもしあわせなパレードになったのではないかと思います。現地ではいろいろ問題が起きていたり、「動員数でこんなに差が!」なんて外野の雑音もあったりしましたが、家で観ているぶんにはめちゃめちゃ満足でした。


11/24 トレード成立

え、え!? F吉田輝星と黒木の交換トレード成立!?
確かに黒木は今季結果を残せませんでしたから、正直なんらかのかたちで放出はあるのかな…と予想してはいましたが、現実になってしまうと悲しいです。
黒木も近藤と同じく、暗黒時代に奮闘してくれたリリーフですから思い入れは強いです。ふたりとも手術後は全盛期の力を取り戻すことはできませんでした。起用法が違っていたなら…と思わずにはいられません。
そして相手がF吉田輝星とはこれまた驚きです。鳴り物入りのドラ1をトレードとは…。なかなか見合う結果を出せてこなかった印象ですが、石川や厚澤コーチなど旧知の多いオリックスなら心機一転、成長できるだろうという温情なのでしょうか…? 
…と、動揺を隠せないオリックスファン。
しかしさらなる衝撃は、この深夜に待っていたのだった…。










  

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さや
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女性
自己紹介:
プロ野球&連ドラ視聴の日々さまざま。

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