かすむ夜の光を花とにほふにぞ月のかつらの春もしらるる(二条為明)
10/4 7選手に戦力外通告
引退試合で盛大に送り出される選手もいれば、こうして記事のみでさよならをしなければならない選手もいる。
今年も非情な季節がやってきました。
佐藤世那は甲子園の準優勝投手という知名度の高さから大きく報道されました。もともとプロでは難しいと言われており、度重なるフォーム改造にも挑みましたが、ふたたびその名をニュースで聞くことはできませんでした。まだ21歳、次のステージで輝くことを祈ります。
縞田はルーキー年の3エラーでの涙と、イデホと何語だったのかニコニコ会話していた笑顔が印象に残っています。ポジションのかぶる選手が増えたうえに守備職人と呼べるほどの守備力もなく、居場所を失ってしまいました。ドラ2らしい活躍はできませんでしたが、今度は背広姿でそのコミュ力を発揮してくれるに違いありません。
園部は、環境が違っていたらもっと活躍できる選手になっていたかもしれません。もともと首脳陣の期待はファンと同じくらいあったと思うのですが、それを裏切るような報道しか聞こえてこず、もどかしいものがありました。吉田雄も今年一軍初ヒットを記録して、まだ余地は残されているのかなと思ったのですが、年下の若手が伸びてきていますから仕方ないでしょうか。
2013年に3~6位で指名された4人の高卒野手は、これで若月だけになってしまいました。ドラフト当時は、彼らが全員順調に成長すればきっとオリックスは強くなるだろうというあかるい未来を思い描いていたのですがね…。
育成の戸田・坂本も戦力外。このあたりは育成枠としてやむなしかな。
そして、近頃とんと名前を聞かなくなっていた塚原も戦力外から育成落ちに。怪我の連続で、どこまで復活できるのかは不安ですが、ぜひまた一軍のマウンドに戻り、あの強気なピッチングを見せてほしいと思います。
10/9には本田仁海も戦力外の報道が。右肘手術の回復に時間がかかるのか、育成契約になるようです。しかし「入団一年目の選手が戦力外」という煽りの入った報道には何やら違和感が…。ポスト山本のひとみちゃん、支配下登録になる日を待ってるよ!
10/22 中嶋&後藤がオリ復帰
西村新監督は報道されていたものの、正式に来季の新たな組閣が決定しました。
顔ぶれが大きく変わったのが二軍スタッフ。すっかり日ハムの人になったと思っていた最後の阪急戦士・中嶋が二軍監督、そしてついこの間まで楽天の解説者だったゴッツ(後藤光尊)が内野守備走塁コーチに!
藤井打撃コーチも加えて、なかなか充実したコーチ陣です。今季の二軍は(も?)酷かったからなあ…一軍のスタメンを脅かす若手の成長が、今いちばんチームに欠けている部分ですからね…。
底上げも大事とはいえ、やはり重要なのは一軍が成績を残すこと。不安はないとはいえない、いや本音を言えば拭いきれないほどありますが、結果がすべてですから。頼みますよ、新監督…。
10/25 運命の日
さて、新監督の初仕事といえばドラフト。既報どおり、1位では報徳学園の小園選手を指名しました。時を同じくして1位指名を公表したソフトバンクとくじで争うことになるのは想定済み。誤算だったのは、公表することで牽制できるかもと考えていた広島が指名したことに加えて、DeNAまで参戦してきたことです。
まさかの4球団( ; ゜Д゜)
最大7球団が根尾に行くと言われていたのに、蓋を開けてみたら同じ4球団。同じ大阪桐蔭の藤原も、ロッテが早々に公表していたにもかかわらず3球団が指名し、一本釣りは西武のみという一巡目になりました。
スマホをのぞきながら家路を急ぐ。
藤原、ロッテ。またパ・リーグか~。
根尾、中日。おお、セ・リーグか! 準地元だし、よかったよかった!
さて、小園。
あわてて鍵を開けてテレビをつけたら、笑顔の緒方監督がインタビューを受けているところでした( ;∀;)
まあ、4分の1なんてそうそう当たるもんではないしね…。
さてはずれ1位は誰に行くのかと見守っていたら、なんと天理の太田椋!
辰巳予想の報道もあったのですが、これまた4球団の競合となったため、安全策を取ったのかもしれません。どうしても内野手が欲しかったのもあるでしょう。奈良県予選で太田選手を見てきましたが、打撃技術だけでなく強いメンタルも備わっているように見えました。新コーチのゴッツにポスト安達を鍛えてもらおう!
2位は亜細亜大の頓宮捕手。長距離砲で、将来のクリーンアップ候補かも。トングウって読むの? トングとダンベルのグッズが並んでいる未来が見えた!
3・4位は社会人投手。高卒社会人のトヨタ富山は14人兄弟なのだとか。金子というよりサトタツの系譜(大家族)?
5位は沖縄の高校生内野手、6位は左投げの左沢、7位は夜の特番でも取り上げられていたPL出身の中川でした。放送が始まってすぐに指名があったので、片手のスマホとテレビを交互に見て「えー!」と声をあげてしまいましたよ。それにしても、あいかわらず泣かされる番組だわ…(しかしいちばん印象的だったのは横浜渡辺元監督のエピソードだった)。
育成で投手をひとり指名し、計8人で今年のドラフトは終了しました。
全員が活躍できますように!
10/29 第二次戦力外通告
ドラフトの結果を受けての戦力外通告が各球団続々報道される中、オリックスにもその時が。
大山は左の中継ぎとして活躍しそうな雰囲気もありながらなかなか安定せず、山田の台頭もあって定位置を獲得することができないまま、球団を去ることになってしまいました。他球団でチャンスをもらえることができたらなと思います。
そしてもうひとり、佐藤達也。
直球だけで相手をねじ伏せ、チームを優勝争いに導いた2014。オールスターでの全球ストレート勝負にサトタツをあまり知らない他球団ファンからも絶賛された姿は、オリックスファンとして誇らしくなりました。
だからこそ、それ以降のもがき苦しむ姿は、見ていて辛いものがありました。
あの頃の輝きを取り戻す時を、ずっと待っていました。もう戻らないだろうと思いつつ、それでもサトタツがマウンドに帰ってくる日を待っていました。
でも、その持ち球のようにまっすぐな心のサトタツは、現役への未練を残しつつ引退を決断しました。「やめる時はこの球団で終わりたいと思っていた」という言葉は、悲しいやらありがたいやらでなぜだか涙が出てきます。
ファンフェスはサトタツの引退セレモニーになるのかな。引退試合ではなく、身内だけでワイワイにぎやかに送り出されるのも何やらサトタツっぽい。たぶん泣いちゃいます。
引退試合で盛大に送り出される選手もいれば、こうして記事のみでさよならをしなければならない選手もいる。
今年も非情な季節がやってきました。
佐藤世那は甲子園の準優勝投手という知名度の高さから大きく報道されました。もともとプロでは難しいと言われており、度重なるフォーム改造にも挑みましたが、ふたたびその名をニュースで聞くことはできませんでした。まだ21歳、次のステージで輝くことを祈ります。
縞田はルーキー年の3エラーでの涙と、イデホと何語だったのかニコニコ会話していた笑顔が印象に残っています。ポジションのかぶる選手が増えたうえに守備職人と呼べるほどの守備力もなく、居場所を失ってしまいました。ドラ2らしい活躍はできませんでしたが、今度は背広姿でそのコミュ力を発揮してくれるに違いありません。
園部は、環境が違っていたらもっと活躍できる選手になっていたかもしれません。もともと首脳陣の期待はファンと同じくらいあったと思うのですが、それを裏切るような報道しか聞こえてこず、もどかしいものがありました。吉田雄も今年一軍初ヒットを記録して、まだ余地は残されているのかなと思ったのですが、年下の若手が伸びてきていますから仕方ないでしょうか。
2013年に3~6位で指名された4人の高卒野手は、これで若月だけになってしまいました。ドラフト当時は、彼らが全員順調に成長すればきっとオリックスは強くなるだろうというあかるい未来を思い描いていたのですがね…。
育成の戸田・坂本も戦力外。このあたりは育成枠としてやむなしかな。
そして、近頃とんと名前を聞かなくなっていた塚原も戦力外から育成落ちに。怪我の連続で、どこまで復活できるのかは不安ですが、ぜひまた一軍のマウンドに戻り、あの強気なピッチングを見せてほしいと思います。
10/9には本田仁海も戦力外の報道が。右肘手術の回復に時間がかかるのか、育成契約になるようです。しかし「入団一年目の選手が戦力外」という煽りの入った報道には何やら違和感が…。ポスト山本のひとみちゃん、支配下登録になる日を待ってるよ!
10/22 中嶋&後藤がオリ復帰
西村新監督は報道されていたものの、正式に来季の新たな組閣が決定しました。
顔ぶれが大きく変わったのが二軍スタッフ。すっかり日ハムの人になったと思っていた最後の阪急戦士・中嶋が二軍監督、そしてついこの間まで楽天の解説者だったゴッツ(後藤光尊)が内野守備走塁コーチに!
藤井打撃コーチも加えて、なかなか充実したコーチ陣です。今季の二軍は(も?)酷かったからなあ…一軍のスタメンを脅かす若手の成長が、今いちばんチームに欠けている部分ですからね…。
底上げも大事とはいえ、やはり重要なのは一軍が成績を残すこと。不安はないとはいえない、いや本音を言えば拭いきれないほどありますが、結果がすべてですから。頼みますよ、新監督…。
10/25 運命の日
さて、新監督の初仕事といえばドラフト。既報どおり、1位では報徳学園の小園選手を指名しました。時を同じくして1位指名を公表したソフトバンクとくじで争うことになるのは想定済み。誤算だったのは、公表することで牽制できるかもと考えていた広島が指名したことに加えて、DeNAまで参戦してきたことです。
まさかの4球団( ; ゜Д゜)
最大7球団が根尾に行くと言われていたのに、蓋を開けてみたら同じ4球団。同じ大阪桐蔭の藤原も、ロッテが早々に公表していたにもかかわらず3球団が指名し、一本釣りは西武のみという一巡目になりました。
スマホをのぞきながら家路を急ぐ。
藤原、ロッテ。またパ・リーグか~。
根尾、中日。おお、セ・リーグか! 準地元だし、よかったよかった!
さて、小園。
あわてて鍵を開けてテレビをつけたら、笑顔の緒方監督がインタビューを受けているところでした( ;∀;)
まあ、4分の1なんてそうそう当たるもんではないしね…。
さてはずれ1位は誰に行くのかと見守っていたら、なんと天理の太田椋!
辰巳予想の報道もあったのですが、これまた4球団の競合となったため、安全策を取ったのかもしれません。どうしても内野手が欲しかったのもあるでしょう。奈良県予選で太田選手を見てきましたが、打撃技術だけでなく強いメンタルも備わっているように見えました。新コーチのゴッツにポスト安達を鍛えてもらおう!
2位は亜細亜大の頓宮捕手。長距離砲で、将来のクリーンアップ候補かも。トングウって読むの? トングとダンベルのグッズが並んでいる未来が見えた!
3・4位は社会人投手。高卒社会人のトヨタ富山は14人兄弟なのだとか。金子というよりサトタツの系譜(大家族)?
5位は沖縄の高校生内野手、6位は左投げの左沢、7位は夜の特番でも取り上げられていたPL出身の中川でした。放送が始まってすぐに指名があったので、片手のスマホとテレビを交互に見て「えー!」と声をあげてしまいましたよ。それにしても、あいかわらず泣かされる番組だわ…(しかしいちばん印象的だったのは横浜渡辺元監督のエピソードだった)。
育成で投手をひとり指名し、計8人で今年のドラフトは終了しました。
全員が活躍できますように!
10/29 第二次戦力外通告
ドラフトの結果を受けての戦力外通告が各球団続々報道される中、オリックスにもその時が。
大山は左の中継ぎとして活躍しそうな雰囲気もありながらなかなか安定せず、山田の台頭もあって定位置を獲得することができないまま、球団を去ることになってしまいました。他球団でチャンスをもらえることができたらなと思います。
そしてもうひとり、佐藤達也。
直球だけで相手をねじ伏せ、チームを優勝争いに導いた2014。オールスターでの全球ストレート勝負にサトタツをあまり知らない他球団ファンからも絶賛された姿は、オリックスファンとして誇らしくなりました。
だからこそ、それ以降のもがき苦しむ姿は、見ていて辛いものがありました。
あの頃の輝きを取り戻す時を、ずっと待っていました。もう戻らないだろうと思いつつ、それでもサトタツがマウンドに帰ってくる日を待っていました。
でも、その持ち球のようにまっすぐな心のサトタツは、現役への未練を残しつつ引退を決断しました。「やめる時はこの球団で終わりたいと思っていた」という言葉は、悲しいやらありがたいやらでなぜだか涙が出てきます。
ファンフェスはサトタツの引退セレモニーになるのかな。引退試合ではなく、身内だけでワイワイにぎやかに送り出されるのも何やらサトタツっぽい。たぶん泣いちゃいます。
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10/17 パ☆L-H☆ セ☆☆C-G
夕食の仕度中に我が家の西武ファン帰宅
↓
1-0のスコアを見て激怒しスーパーファミコンを始める
↓
できあがった夕食出すと「広島戦なら見る」
↓
食べ始めて1分後「やっぱり気になるから西武戦見る」
↓
西武逆転して機嫌直すもちょうど食べ終わる頃に打たれる
↓
カチッ(ファミコンのスイッチを入れる音)
というわけで、視聴時間約20分程(セ・リーグは1分)なのですが、そのわずかな間で判断すると、バンデンは源田への一球をのぞけばほぼ完璧な投球で菊池のコントロールはさんざんだったので、妥当な結果に感じました。
菊池は今シーズンようやくソフトバンクに勝利してふっきれたかと思いましたが、苦手意識が首をもたげてしまいましたかね。逆転直後の5失点とは、打者もリズムを崩してしまいます。
それにしても、スタメンを見た時「なんで川島が1番やねん」と思った自分はまだまだ甘い。こういうところで働く川島、そしてその川島の使いどころをわきまえている工藤監督が、今日は一枚上手でした。
自慢の打棒を封じられた西武打線。まだCSに入り込めていないでしょうか。初戦を落としたとはいえ、星勘定では五分の計算。明日は西武がやや苦手とするミランダですが、シーズン中に打ち崩したことを思い出して、早く実戦感覚を取り戻してほしいですね。打ちあってこその西武です。
そしてセ・リーグは広島が一発攻勢で先勝。巨人は初回の併殺打で出鼻をくじかれたでしょうか。阿部の負傷交代も尾を引いたかもしれません。エースと4番が活躍するという理想的な展開で、勢いをつけて乗り込んできた相手をいともたやすくあしらった感があります。2差をつけられ苦しくなった巨人ですが、113球投げた菅野を中何日で登板させるかが勝負どころに思います。
10/18 パ☆☆L-H☆ セ☆☆☆C-G
山賊どもの、お目覚め。
とばかりに、中4日のミランダを打ち崩した西武打線。敗戦から始まったCSですが、こういう時は経験値のあるベテランが頼りになります。元キャプテンの栗山が先制3ランを放つと、現キャプテンの浅村も負けじと3ラン。源田も猛打賞と気炎を吐き、無安打に抑えられていた秋山にもようやくヒットが出て、今日は西武が二桁得点。序盤は取ったら取られた多和田ですが、回を重ねるにつれてリズムを取り戻し、終わってみれば序盤の5失点のみ。いや全然良くはないのですが、乱打戦においては追いつかれないことが大事なのです。
前日は上位打線が機能したソフトバンクですが、右先発モードの1・2番である上林・明石が不発でした。中軸が好調なだけに、ここが出塁できないと大量得点にはつながりません。
我が家の西武ファンが「先発で来なくて助かった」と安堵していた大竹が失点したことも、マイナスに働きました。高橋礼が途中まで完璧だったのには新たな天敵出現と頭を痛めていましたが。
その乱打戦とは対照的に、白熱した投手戦となったセ・リーグ。6回表に巨人がようやく先制した頃、西武とソフトバンクはまだ2回裏で壮絶な殴り合いをくり広げていました。
今季は不調だった田口ですが、この日は広島打線を6回まで1安打に抑えます。ですから、打順が回ったわけでもないのに7回から畠に代えたことには驚きました。8回は誰だ、澤村か? と思いきや、畠続投。ウーンそう来たか、と思う間もなく2アウト。代打新井が登場し、球場の盛り上がりは最高潮となったことでしょう。その雰囲気に呑まれてしまったのか、同点打を浴び、とどめが菊池の3ラン。ウーン、継投失敗…。やはり田口をもう1イニング投げさせるべきだったのでは…。
これで広島が勝ち抜けに王手をかけました。あとがない巨人、広島が得意な今村に望みをかけます。
しかし広島は昨年のリベンジを果たすべく、浮つくことなくきっちりと普段着野球を心がけているように見えます。日本シリーズ出場に向け、視界は良好です。
10/19 パ☆☆L-H☆☆ セ☆☆☆☆C-G
我が家の西武ファンはシーズン中から「千賀なら打てる」と断言していたのですが…どうやらマウンド対策が功を奏したのか、西武打線が攻撃の糸口をつかむことができないうちに榎田が失点を重ね、この日はまたもやソフトバンクが二桁得点で星を五分に戻しました。
というわけで試合はほとんど見られず。
動くべきところは積極的に動き始める工藤監督。松田を外して内川をスタメンに入れるという大胆な作戦を取ってきました。野手起用には定評がある工藤監督ですが、ここも短期決戦仕様の采配が的中。西武打線も源田があいかわらず好調だったり、外崎がホームランを打ったりと光明はあるものの、投手陣があれだけ打ちこまれてはどうしようもありません。秋山はマークされているのかこの日もヒットがありませんでした。やはり互いにトップバッターの出塁が鍵を握っているようです。
セ・リーグは広島が序盤から得点を重ね、そのまま試合の流れを渡すことなくストレート勝ち。今年の強さを象徴するような、横綱相撲でした。ただ試合終了直後、球場の歓声を一身に受けたのは、緒方監督でも広島ナインでもなく、三塁側ベンチから挨拶に出た高橋監督でした。赤らんだ目元で去りゆく将に、ビジター席だけでなく、赤いユニフォームで埋め尽くされた客席全体から「ヨシノブ」コールが起きました。
「ジャイアンツキリング」こそ成らなかったものの、このCSで見せた高橋監督の戦いぶりは、憑きものが落ちたようなその面持ちと相まって、野球ファンの心を打ちました。高橋監督がなぜ巨人のユニフォームを着ることになったのか、なぜ突然選手から監督になったのか、そしてなぜ今そのユニフォームを脱ぐことになったのか、高橋監督の歩んできた道を知っている者ならなおさら、敗戦の将として潔く頭を下げるその姿を惜しみ、讃えぬわけにはいきません。これからもまだ巨人との関わりは続いていくのでしょうが、新たに始まる高橋監督の人生から、その穏やかな笑顔が失われないことを願います。
それにしても、安定した強さを見せた広島。身も心もしっかり準備をしてCSに入ったのでしょう。投打ともに隙がなく、360度ファンに囲まれる球場の雰囲気を味方につければ、その強さは何倍にも膨れあがります。日本シリーズは来週、その恐怖のマツダスタジアムで始まります。
広島行きのチケットを手にするのは、いったいどちらのチームでしょうか。この週末、埼玉のファイトクラブから目が離せません。
10/20 パ☆☆L-H☆☆☆
まずい展開になってまいりました(家内安全的に)。
西武ファンが不在だったため最後までテレビ観戦していたのですが…。
序盤の4失点は2アウトからの2被弾で、強心臓の若武者でも悪い流れを止められません。この日は審判のストライクゾーンがやたら広かったのですが、西武の打者はなかなか対応できていない印象でした。中盤の一死二・三塁のチャンスでも中村・岡田が見逃し三振。森の負傷交代が痛かったとはいえ、ここで追いつけていたら試合結果も変わっていたはずでした。
一方ソフトバンクはこの日も松田をはずし、エラーの目立つ高田ではなく右打者の西田を起用してきました。工藤采配の弱点である継投も、他球団なら先発ローテに入るような投手を次々中継ぎとしてつぎこみ、逃げ切りに成功。やることなすことうまくいって、監督は笑いが止まらないことでしょう。
西武は打線のキーマンである秋山・中村の調子がなかなか上がりません。投手層の薄さもここに来てダメージとなってしまいました。不利な状況ならばなりふりかまわず横綱相撲を捨てることも必要になってくるのが短期決戦。追い込まれた明日は、辻監督の決断が見られるでしょうか。
10/21 パ☆☆L-H☆☆☆☆
かつてはポストシーズンでさんざん辛酸をなめてきたソフトバンクが下剋上。2位からの勝ち抜けが初なら広島行きも初めてという、初物づくしの結果となりました。
先発に高橋礼を起用してきたソフトバンク。王手をかけた一戦でこのルーキーが先発するなど、CS前に誰が予想できたでしょうか。第2戦の好投で西武ファンの頭をよぎったいやな予感が的中してしまいました。
短期決戦では相手の弱点をいかに攻めていくかが重要となります。そこを外さないのはもちろんのこと、今日は松田でも内川でもなく長谷川を使う柔軟性を見せた工藤監督に対し、この日も打順を固定し、9番にシリーズ不発のメヒアを入れてペナントどおり打ち勝つ野球を目指した辻監督。結果は明暗分かれました。
スタメンを目にした時にまず疑問を感じたのが、なぜ昨日活躍した木村を使わないのか、ということでした。秋山も中村もそのままですし、ある意味頑なとも言えますが、そのこだわりはペナントでは吉と出ても、短期決戦ではマイナス要素になることが多いのです。
試合を決めたのは、初回の3失点というよりは、やはりウルフをひっぱらざるを得なかった中継ぎ陣の層の薄さのように思います。1点差に追いついたあと続投のウルフが1失点。その直前、押せ押せの場面で、秋山の盗塁が長い検証のあとアウトになっていました。潮目が大きく変わりそうな局面において、セオリーなら投手交代だったと思います。
しかし代えられる投手がいない西武、どんどんつぎこんで相手の勢いを削げるソフトバンク、やはり勝負の分かれ目であったのかなと思います。
もちろん、2戦目のように投手をつぎこむ前に打ち込まれては元も子もありません。このCS、いくらなんで秋山が不調すぎやしないかと不思議に思ってはいたのですが、ソフトバンクはフェニックスリーグにスタッフを派遣し、徹底した秋山対策を講じたといいます。ペナントレースで敗れはしたが絶対にCSでやり返す、とでもいうような、元王者の意地を感じました。
試合後のセレモニーで、辻監督はファンの前ではばからず涙を流しました。こういう一面もあるのだな、勝負師に徹することのできない優しさを持った監督なのだなと印象が変わりました。人は見た目で判断してはいけませんね。
ともかくも、2018プロ野球最後の対戦カードが決まりました。
広島対ソフトバンク。広島~博多は新幹線で一時間。近っ! 移動が楽!
柳田にとっては念願の広島戦です。さぞ広島は盛り上がることでしょう。
しかし盛り上がるのは西日本だけではないか? 関東の視聴率は大丈夫か? 地上波放送してくれるのか?
夕食の仕度中に我が家の西武ファン帰宅
↓
1-0のスコアを見て激怒しスーパーファミコンを始める
↓
できあがった夕食出すと「広島戦なら見る」
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食べ始めて1分後「やっぱり気になるから西武戦見る」
↓
西武逆転して機嫌直すもちょうど食べ終わる頃に打たれる
↓
カチッ(ファミコンのスイッチを入れる音)
というわけで、視聴時間約20分程(セ・リーグは1分)なのですが、そのわずかな間で判断すると、バンデンは源田への一球をのぞけばほぼ完璧な投球で菊池のコントロールはさんざんだったので、妥当な結果に感じました。
菊池は今シーズンようやくソフトバンクに勝利してふっきれたかと思いましたが、苦手意識が首をもたげてしまいましたかね。逆転直後の5失点とは、打者もリズムを崩してしまいます。
それにしても、スタメンを見た時「なんで川島が1番やねん」と思った自分はまだまだ甘い。こういうところで働く川島、そしてその川島の使いどころをわきまえている工藤監督が、今日は一枚上手でした。
自慢の打棒を封じられた西武打線。まだCSに入り込めていないでしょうか。初戦を落としたとはいえ、星勘定では五分の計算。明日は西武がやや苦手とするミランダですが、シーズン中に打ち崩したことを思い出して、早く実戦感覚を取り戻してほしいですね。打ちあってこその西武です。
そしてセ・リーグは広島が一発攻勢で先勝。巨人は初回の併殺打で出鼻をくじかれたでしょうか。阿部の負傷交代も尾を引いたかもしれません。エースと4番が活躍するという理想的な展開で、勢いをつけて乗り込んできた相手をいともたやすくあしらった感があります。2差をつけられ苦しくなった巨人ですが、113球投げた菅野を中何日で登板させるかが勝負どころに思います。
10/18 パ☆☆L-H☆ セ☆☆☆C-G
山賊どもの、お目覚め。
とばかりに、中4日のミランダを打ち崩した西武打線。敗戦から始まったCSですが、こういう時は経験値のあるベテランが頼りになります。元キャプテンの栗山が先制3ランを放つと、現キャプテンの浅村も負けじと3ラン。源田も猛打賞と気炎を吐き、無安打に抑えられていた秋山にもようやくヒットが出て、今日は西武が二桁得点。序盤は取ったら取られた多和田ですが、回を重ねるにつれてリズムを取り戻し、終わってみれば序盤の5失点のみ。いや全然良くはないのですが、乱打戦においては追いつかれないことが大事なのです。
前日は上位打線が機能したソフトバンクですが、右先発モードの1・2番である上林・明石が不発でした。中軸が好調なだけに、ここが出塁できないと大量得点にはつながりません。
我が家の西武ファンが「先発で来なくて助かった」と安堵していた大竹が失点したことも、マイナスに働きました。高橋礼が途中まで完璧だったのには新たな天敵出現と頭を痛めていましたが。
その乱打戦とは対照的に、白熱した投手戦となったセ・リーグ。6回表に巨人がようやく先制した頃、西武とソフトバンクはまだ2回裏で壮絶な殴り合いをくり広げていました。
今季は不調だった田口ですが、この日は広島打線を6回まで1安打に抑えます。ですから、打順が回ったわけでもないのに7回から畠に代えたことには驚きました。8回は誰だ、澤村か? と思いきや、畠続投。ウーンそう来たか、と思う間もなく2アウト。代打新井が登場し、球場の盛り上がりは最高潮となったことでしょう。その雰囲気に呑まれてしまったのか、同点打を浴び、とどめが菊池の3ラン。ウーン、継投失敗…。やはり田口をもう1イニング投げさせるべきだったのでは…。
これで広島が勝ち抜けに王手をかけました。あとがない巨人、広島が得意な今村に望みをかけます。
しかし広島は昨年のリベンジを果たすべく、浮つくことなくきっちりと普段着野球を心がけているように見えます。日本シリーズ出場に向け、視界は良好です。
10/19 パ☆☆L-H☆☆ セ☆☆☆☆C-G
我が家の西武ファンはシーズン中から「千賀なら打てる」と断言していたのですが…どうやらマウンド対策が功を奏したのか、西武打線が攻撃の糸口をつかむことができないうちに榎田が失点を重ね、この日はまたもやソフトバンクが二桁得点で星を五分に戻しました。
というわけで試合はほとんど見られず。
動くべきところは積極的に動き始める工藤監督。松田を外して内川をスタメンに入れるという大胆な作戦を取ってきました。野手起用には定評がある工藤監督ですが、ここも短期決戦仕様の采配が的中。西武打線も源田があいかわらず好調だったり、外崎がホームランを打ったりと光明はあるものの、投手陣があれだけ打ちこまれてはどうしようもありません。秋山はマークされているのかこの日もヒットがありませんでした。やはり互いにトップバッターの出塁が鍵を握っているようです。
セ・リーグは広島が序盤から得点を重ね、そのまま試合の流れを渡すことなくストレート勝ち。今年の強さを象徴するような、横綱相撲でした。ただ試合終了直後、球場の歓声を一身に受けたのは、緒方監督でも広島ナインでもなく、三塁側ベンチから挨拶に出た高橋監督でした。赤らんだ目元で去りゆく将に、ビジター席だけでなく、赤いユニフォームで埋め尽くされた客席全体から「ヨシノブ」コールが起きました。
「ジャイアンツキリング」こそ成らなかったものの、このCSで見せた高橋監督の戦いぶりは、憑きものが落ちたようなその面持ちと相まって、野球ファンの心を打ちました。高橋監督がなぜ巨人のユニフォームを着ることになったのか、なぜ突然選手から監督になったのか、そしてなぜ今そのユニフォームを脱ぐことになったのか、高橋監督の歩んできた道を知っている者ならなおさら、敗戦の将として潔く頭を下げるその姿を惜しみ、讃えぬわけにはいきません。これからもまだ巨人との関わりは続いていくのでしょうが、新たに始まる高橋監督の人生から、その穏やかな笑顔が失われないことを願います。
それにしても、安定した強さを見せた広島。身も心もしっかり準備をしてCSに入ったのでしょう。投打ともに隙がなく、360度ファンに囲まれる球場の雰囲気を味方につければ、その強さは何倍にも膨れあがります。日本シリーズは来週、その恐怖のマツダスタジアムで始まります。
広島行きのチケットを手にするのは、いったいどちらのチームでしょうか。この週末、埼玉のファイトクラブから目が離せません。
10/20 パ☆☆L-H☆☆☆
まずい展開になってまいりました(家内安全的に)。
西武ファンが不在だったため最後までテレビ観戦していたのですが…。
序盤の4失点は2アウトからの2被弾で、強心臓の若武者でも悪い流れを止められません。この日は審判のストライクゾーンがやたら広かったのですが、西武の打者はなかなか対応できていない印象でした。中盤の一死二・三塁のチャンスでも中村・岡田が見逃し三振。森の負傷交代が痛かったとはいえ、ここで追いつけていたら試合結果も変わっていたはずでした。
一方ソフトバンクはこの日も松田をはずし、エラーの目立つ高田ではなく右打者の西田を起用してきました。工藤采配の弱点である継投も、他球団なら先発ローテに入るような投手を次々中継ぎとしてつぎこみ、逃げ切りに成功。やることなすことうまくいって、監督は笑いが止まらないことでしょう。
西武は打線のキーマンである秋山・中村の調子がなかなか上がりません。投手層の薄さもここに来てダメージとなってしまいました。不利な状況ならばなりふりかまわず横綱相撲を捨てることも必要になってくるのが短期決戦。追い込まれた明日は、辻監督の決断が見られるでしょうか。
10/21 パ☆☆L-H☆☆☆☆
かつてはポストシーズンでさんざん辛酸をなめてきたソフトバンクが下剋上。2位からの勝ち抜けが初なら広島行きも初めてという、初物づくしの結果となりました。
先発に高橋礼を起用してきたソフトバンク。王手をかけた一戦でこのルーキーが先発するなど、CS前に誰が予想できたでしょうか。第2戦の好投で西武ファンの頭をよぎったいやな予感が的中してしまいました。
短期決戦では相手の弱点をいかに攻めていくかが重要となります。そこを外さないのはもちろんのこと、今日は松田でも内川でもなく長谷川を使う柔軟性を見せた工藤監督に対し、この日も打順を固定し、9番にシリーズ不発のメヒアを入れてペナントどおり打ち勝つ野球を目指した辻監督。結果は明暗分かれました。
スタメンを目にした時にまず疑問を感じたのが、なぜ昨日活躍した木村を使わないのか、ということでした。秋山も中村もそのままですし、ある意味頑なとも言えますが、そのこだわりはペナントでは吉と出ても、短期決戦ではマイナス要素になることが多いのです。
試合を決めたのは、初回の3失点というよりは、やはりウルフをひっぱらざるを得なかった中継ぎ陣の層の薄さのように思います。1点差に追いついたあと続投のウルフが1失点。その直前、押せ押せの場面で、秋山の盗塁が長い検証のあとアウトになっていました。潮目が大きく変わりそうな局面において、セオリーなら投手交代だったと思います。
しかし代えられる投手がいない西武、どんどんつぎこんで相手の勢いを削げるソフトバンク、やはり勝負の分かれ目であったのかなと思います。
もちろん、2戦目のように投手をつぎこむ前に打ち込まれては元も子もありません。このCS、いくらなんで秋山が不調すぎやしないかと不思議に思ってはいたのですが、ソフトバンクはフェニックスリーグにスタッフを派遣し、徹底した秋山対策を講じたといいます。ペナントレースで敗れはしたが絶対にCSでやり返す、とでもいうような、元王者の意地を感じました。
試合後のセレモニーで、辻監督はファンの前ではばからず涙を流しました。こういう一面もあるのだな、勝負師に徹することのできない優しさを持った監督なのだなと印象が変わりました。人は見た目で判断してはいけませんね。
ともかくも、2018プロ野球最後の対戦カードが決まりました。
広島対ソフトバンク。広島~博多は新幹線で一時間。近っ! 移動が楽!
柳田にとっては念願の広島戦です。さぞ広島は盛り上がることでしょう。
しかし盛り上がるのは西日本だけではないか? 関東の視聴率は大丈夫か? 地上波放送してくれるのか?
『まんぷく』
BK制作らしい「ベタ」な演出が光る原点回帰の朝ドラ。実在の創業家夫婦をモデルにしているだけに戦争も苦労話も我慢して待つことができますし、目の保養になる美男美女ぞろいのキャストで、安心感があります。
はじめてのママさんヒロインとなった安藤サクラ。内田有紀や松下奈緒、橋本マナミら正統派美女に囲まれて、作品内でも「美人にもいろいろあるから」と容姿における同等の評価は受けていない模様。ただいわゆる朝ドラヒロイン的な「かわいいけどドジっ子でおせっかい。でも一生懸命がんばります!」キャラではなく、無邪気で気立てがよい末っ子気質と、気配りができて教養もあるしっかり者の両面を備えている女性として描かれているので、違和感がありません。映画女優としてキャリアを積んでいるだけあって、演技も落ち着いています。
ただ落ち着きすぎていて、朝ドラっぽく流し見していると、福ちゃんの心の動きに気づかないことがありました。機械オタクの萬平さんが福ちゃんを好きになる経緯はわかりやすいのですが、そのアプローチにあっさり笑顔で応える福ちゃんがなぜ萬平さんに惹かれたのか、よくわかりませんでした。ただ、カットごとに抜き出してみると、福ちゃんは最初から萬平さんをちゃんと恋する少女の瞳で見つめていたのですね。
萬平さんが憲兵に捕らえられたと知っても仕事に穴を開けることなく日常を過ごしながらも機転を利かせてその道の権力者に助けを求めるところなど、福ちゃんのしっかり者ぶりが活かされていて、どれだけ拷問されてもみずからの信念を曲げない萬平さんの姿と相まって、今後のまんぷく夫婦の生き方を示しているかのようです。
三週が終わり、咲姉ちゃんは亡くなってしまいましたが、克子姉ちゃんはもちろん、真一さんや忠彦さんもまんぷく夫婦を助ける存在となりそうです。忠彦さんが鳥の絵を描くのが好きというあたりは、チキンラーメンのアレに関連しているのでしょうかね…。愛之助(加地谷)があれでフェイドアウトなんてことにはならないだろうし、懲役400年(by華丸)の六平は戦後の闇市あたりで再会しそうです。
真一さんや忠彦さんに赤紙が来たのはショックでしたが、萬平さんも徴兵されてしまいそうですね。戦争が色濃くなってくると辛い場面が続きます。中でもいちばんショックだったのが、蘭丸(白馬)の出征です。みんな帰ってくるだろうから、蘭丸にもぜひ生きて帰ってきてほしい。また牧先生を背中にのっけて登場する場面があったら、確実に泣きます。きっと蘭丸も無事であると信じています。
ところではるか師匠、写真屋役で朝ドラに登場するの何回目…?
『SUITS/スーツ』
アメドラのリメイクと聞いていましたが、確かにキャラやセリフ回しがアメドラっぽい(見たことないけど)。ただオリジナルそのままに演じても違和感がないだろうキャラは蟹江だけですね。美女に弱い鈴木も、アメドラの若い主人公にありがち(見たことないけど)な造型ですが、中島裕翔の容姿がもともと真面目系なのであまりハマっていません。悪友に運び屋をやらされたり甲斐に振り回されたりする青二才の雰囲気はあるのですが。
織田裕二はああいう人を食った役回りがうまいですし、鈴木保奈美演じる所長とのツーショットは実に美しい。『東京ラブストーリー』の頃とはさすがに較べられませんが、どちらも良い歳の重ね方をしているなあと感じます。しかし甲斐のデスク周りに並んだアメフトやメジャーリーグのボールコレクションは日本人にはちょっと不釣り合いかなあ。
テンポが良くて話もわかりやすく、展開を考えずに気楽に楽しんでいます。
『獣になれない私たち』
一話の終盤まではシビアな展開が続いて、観ているのが辛かったです。
もちろん晶みたいに仕事ができるわけでもないし、あんなえげつないパワハラやセクハラを受けたわけでもありませんが、多かれ少なかれ「いろいろ抱え込んでパンクしそうになった」経験は、誰にしもあると思います。他人に仕事を押しつけて平気な顔でいる人や、相手の気持ちなど考えずに思ったことを全部ぶつけてくる人や、自分のたった一部分を切り取って人格を全否定してくる人や、都合が悪くなると聞こえないふりをする人。そういう人たちにも愛想を振りまかずに生きていけるほど強くもなくて、言いたいことを全部心の奥に押し込めて、にっこり笑ってやり過ごして疲れて帰ってダウンして、それでも朝はやってきて。そんな毎日をくり返していたら、いつしかストレスはコップの縁からあふれでる。
胸が痛いままだと視聴を続けられなくなるところ、最後の最後で晶は新しい服と靴で武装し、反撃を開始しました。溜飲が下がったものの、次の回で晶のレジスタンスがなかなかうまくいかないところもまたリアル。
そんな晶の生き方を否定した恒星。晶とは対照的に要領よく切り捨てるべきところを切り捨てながら生きています。だからといって、それが幸せと直結しているわけではない。彼女にフラれて、傷ついていても弱っていないふりをする。それが自分を守るすべだと思っている。晶とは対照的でいて、それでも同じ、平気なふりをしていても中身はボロボロ。
観る前は新垣結衣と松田龍平のラブストーリーと思っていたので、晶に彼氏がいることに少し驚きました。しかし京谷の家には母親が嫌がっていた元カノが居ついている。最近、優しく見えて優柔不断なだけの男を演じさせたら田中圭の右に出る者はいませんね。黒木華もどう絡んでくるのか、今後の展開が想像つきません。
『昭和元禄落語心中』
岡田将生が色っぽい…。
「芸事」には人生の機微が詰まっている、と思います。歌舞伎も落語も三曲も。だからこそその世界で生きてきた人間には、何とも言えない色気が漂う。見せかけのそれではなくて、ちょっとした所作や目線、声音のここそこに、相手をぞくっとさせるような魅力があります。
もともとどことなく陰のある美しさを持った俳優ですから、過去を背負った八代目八雲の青春期から老境までを演じるには適役かもしれません。ただ落語家の大師匠というには滑舌が悪い…頼朝をやっていた頃からあまり変わっていない…。
それはおいておいて、陽の空気を全面に出す助六との対比が明確でわかりやすいです。山崎育三郎はミュージカルをやっているだけあって落語の場面でもリズム感があります。まだ「心中」の場面は出てきませんが、原作は読まずに展開を待とうと思います。
タイトルどおり一貫して昭和の話のようですが、竜星涼と成海璃子も昭和風の雰囲気が出ていて実に良いキャスティング。ゆずの主題歌も透明感があって作品の世界観にぴったり。小道具に至るまで懐かしい風景で、昭和の人間としてはじんわり雰囲気にひたれる作品です。
BK制作らしい「ベタ」な演出が光る原点回帰の朝ドラ。実在の創業家夫婦をモデルにしているだけに戦争も苦労話も我慢して待つことができますし、目の保養になる美男美女ぞろいのキャストで、安心感があります。
はじめてのママさんヒロインとなった安藤サクラ。内田有紀や松下奈緒、橋本マナミら正統派美女に囲まれて、作品内でも「美人にもいろいろあるから」と容姿における同等の評価は受けていない模様。ただいわゆる朝ドラヒロイン的な「かわいいけどドジっ子でおせっかい。でも一生懸命がんばります!」キャラではなく、無邪気で気立てがよい末っ子気質と、気配りができて教養もあるしっかり者の両面を備えている女性として描かれているので、違和感がありません。映画女優としてキャリアを積んでいるだけあって、演技も落ち着いています。
ただ落ち着きすぎていて、朝ドラっぽく流し見していると、福ちゃんの心の動きに気づかないことがありました。機械オタクの萬平さんが福ちゃんを好きになる経緯はわかりやすいのですが、そのアプローチにあっさり笑顔で応える福ちゃんがなぜ萬平さんに惹かれたのか、よくわかりませんでした。ただ、カットごとに抜き出してみると、福ちゃんは最初から萬平さんをちゃんと恋する少女の瞳で見つめていたのですね。
萬平さんが憲兵に捕らえられたと知っても仕事に穴を開けることなく日常を過ごしながらも機転を利かせてその道の権力者に助けを求めるところなど、福ちゃんのしっかり者ぶりが活かされていて、どれだけ拷問されてもみずからの信念を曲げない萬平さんの姿と相まって、今後のまんぷく夫婦の生き方を示しているかのようです。
三週が終わり、咲姉ちゃんは亡くなってしまいましたが、克子姉ちゃんはもちろん、真一さんや忠彦さんもまんぷく夫婦を助ける存在となりそうです。忠彦さんが鳥の絵を描くのが好きというあたりは、チキンラーメンのアレに関連しているのでしょうかね…。愛之助(加地谷)があれでフェイドアウトなんてことにはならないだろうし、懲役400年(by華丸)の六平は戦後の闇市あたりで再会しそうです。
真一さんや忠彦さんに赤紙が来たのはショックでしたが、萬平さんも徴兵されてしまいそうですね。戦争が色濃くなってくると辛い場面が続きます。中でもいちばんショックだったのが、蘭丸(白馬)の出征です。みんな帰ってくるだろうから、蘭丸にもぜひ生きて帰ってきてほしい。また牧先生を背中にのっけて登場する場面があったら、確実に泣きます。きっと蘭丸も無事であると信じています。
ところではるか師匠、写真屋役で朝ドラに登場するの何回目…?
『SUITS/スーツ』
アメドラのリメイクと聞いていましたが、確かにキャラやセリフ回しがアメドラっぽい(見たことないけど)。ただオリジナルそのままに演じても違和感がないだろうキャラは蟹江だけですね。美女に弱い鈴木も、アメドラの若い主人公にありがち(見たことないけど)な造型ですが、中島裕翔の容姿がもともと真面目系なのであまりハマっていません。悪友に運び屋をやらされたり甲斐に振り回されたりする青二才の雰囲気はあるのですが。
織田裕二はああいう人を食った役回りがうまいですし、鈴木保奈美演じる所長とのツーショットは実に美しい。『東京ラブストーリー』の頃とはさすがに較べられませんが、どちらも良い歳の重ね方をしているなあと感じます。しかし甲斐のデスク周りに並んだアメフトやメジャーリーグのボールコレクションは日本人にはちょっと不釣り合いかなあ。
テンポが良くて話もわかりやすく、展開を考えずに気楽に楽しんでいます。
『獣になれない私たち』
一話の終盤まではシビアな展開が続いて、観ているのが辛かったです。
もちろん晶みたいに仕事ができるわけでもないし、あんなえげつないパワハラやセクハラを受けたわけでもありませんが、多かれ少なかれ「いろいろ抱え込んでパンクしそうになった」経験は、誰にしもあると思います。他人に仕事を押しつけて平気な顔でいる人や、相手の気持ちなど考えずに思ったことを全部ぶつけてくる人や、自分のたった一部分を切り取って人格を全否定してくる人や、都合が悪くなると聞こえないふりをする人。そういう人たちにも愛想を振りまかずに生きていけるほど強くもなくて、言いたいことを全部心の奥に押し込めて、にっこり笑ってやり過ごして疲れて帰ってダウンして、それでも朝はやってきて。そんな毎日をくり返していたら、いつしかストレスはコップの縁からあふれでる。
胸が痛いままだと視聴を続けられなくなるところ、最後の最後で晶は新しい服と靴で武装し、反撃を開始しました。溜飲が下がったものの、次の回で晶のレジスタンスがなかなかうまくいかないところもまたリアル。
そんな晶の生き方を否定した恒星。晶とは対照的に要領よく切り捨てるべきところを切り捨てながら生きています。だからといって、それが幸せと直結しているわけではない。彼女にフラれて、傷ついていても弱っていないふりをする。それが自分を守るすべだと思っている。晶とは対照的でいて、それでも同じ、平気なふりをしていても中身はボロボロ。
観る前は新垣結衣と松田龍平のラブストーリーと思っていたので、晶に彼氏がいることに少し驚きました。しかし京谷の家には母親が嫌がっていた元カノが居ついている。最近、優しく見えて優柔不断なだけの男を演じさせたら田中圭の右に出る者はいませんね。黒木華もどう絡んでくるのか、今後の展開が想像つきません。
『昭和元禄落語心中』
岡田将生が色っぽい…。
「芸事」には人生の機微が詰まっている、と思います。歌舞伎も落語も三曲も。だからこそその世界で生きてきた人間には、何とも言えない色気が漂う。見せかけのそれではなくて、ちょっとした所作や目線、声音のここそこに、相手をぞくっとさせるような魅力があります。
もともとどことなく陰のある美しさを持った俳優ですから、過去を背負った八代目八雲の青春期から老境までを演じるには適役かもしれません。ただ落語家の大師匠というには滑舌が悪い…頼朝をやっていた頃からあまり変わっていない…。
それはおいておいて、陽の空気を全面に出す助六との対比が明確でわかりやすいです。山崎育三郎はミュージカルをやっているだけあって落語の場面でもリズム感があります。まだ「心中」の場面は出てきませんが、原作は読まずに展開を待とうと思います。
タイトルどおり一貫して昭和の話のようですが、竜星涼と成海璃子も昭和風の雰囲気が出ていて実に良いキャスティング。ゆずの主題歌も透明感があって作品の世界観にぴったり。小道具に至るまで懐かしい風景で、昭和の人間としてはじんわり雰囲気にひたれる作品です。
10/13 パ☆H-F セS-G☆
素足の冷たさに秋を感じる頃、野球もポストシーズンの始まりです。
第1戦は2位チームで明暗分かれました。
デーゲームだったパ・リーグは、シーズン終盤の勢いそのまま、ソフトバンクが逆転勝ち。先発のミランダは何やら不調でしたが、それ以上に上沢が立ち上がりに乱れ、初回の一気呵成の5得点に日ハムはなすすべなしでした。点差があっても勝ちパターンを惜しまずつぎこみ、工藤監督の執念を感じました。西武戦に相性の良いミランダが1st温存されなくてよかったと我が家の西武ファンは若干喜んでおりましたが、中4日で第2戦の先発という噂もありますし、連勝で勝ち抜けされた場合の起用法が気になりますね。ともかくポストシーズンに強いイメージのあった日ハムの元気のなさが気になります。レアードの怪我がネックだったかもしれませんね。起爆剤として清宮を起用しても良かったのではと思いましたが(ミランダは左が苦手でしたし)。
一方ナイトゲームのセ・リーグは3位の巨人が勝ち抜けに王手をかけました。どちらに転ぶかわからない接戦の中で、好投していた今村をすぱっと諦め上原回またぎ、抑え山口2イニング、陽のエンドランと、面白いくらいに采配がズバズバ当たり、点差以上にヤクルトを寄せつけない完勝でした。ヤクルトは1番坂口が2安打するも、次の山田がブレーキになってしまいました。バレと雄平もノーヒットですし、青木も怪我で、シーズンどおりの攻撃スタイルに持っていけなかったように見えました。巨人キラーの小川で第1戦を確実に取る算段だったと思いますが、明日の相手は菅野ですし、かなり痛い黒星です。それにしても、高橋監督ってこんなに動く監督だったかな…。退任が決まってからというもの憑きものが落ちたように爽やかな表情をしているので、ようやく動きたいように動けるようになったのかな…?
10/14 パ☆H-F☆ セS-G☆☆
前日とは一転、接戦となったパ・リーグ。
第1戦と同様に日ハムがホームランで先制すると、さらにはショート高田のエラーがらみで追加点。前日はすぐさま反撃に出たソフトバンクですが、相手先発マルティネスの前になかなか得点できません。
エラーから追加点を献上した高田ですが、その後は好プレーを連発。さらには7回、値千金の同点タイムリーを放ちます。汚名返上どころかおつりが来るくらいの活躍ですが、ベース上でニコリともしない高田、まさに漢(おとこ)。選手層の厚いソフトバンクで、牧原や今宮の離脱によりようやく巡ってきたチャンスを絶対に手放すまいという意地を感じました。こういう選手、いいわあー。ウチにはいないタイプだわあー。こういう漢(おとこ)らしいところを見てみたいわあー。
しかしその直後、加治屋が日ハムの上位打線につかまって勝ち越しを許し、宮西・石川の継投で日ハムが勝利をおさめました。
工藤監督は、打たれた加治屋を責めることはありませんでした。継投もスタメンもシーズンどおりで、どっしり構える王者の余裕も感じますが、心配なのは静かな打線。松田がここまでノーヒットですが、お祭り男が打たないと打線に勢いが戻らないような気もします。一方、全員野球で立ち向かった日ハムに失うものはありません。明日はどのような布陣を組むのか、もしかしたら清宮がジョーカーになるかもしれません。
ともかくも、西武ファンは「どっちが勝っても疲弊する!」、他ファンは「月曜日も野球がある!」と歓喜する結果になりました。
一方、セ・リーグは今年も下剋上。菅野だから2連勝は固いだろうなとは思っていましたが、ノーヒットノーランのおまけが付くとは思いませんでした。ニュース速報が『西郷どん』の号泣場面と被ったとか…。
前日に上原・山口を回またぎさせた巨人側としては、僅差であればできるだけ長いイニングを菅野に投げてほしかったはずですが、その思惑にヤクルト打線が見事にハメられてしまいました。
ヤクルトも勝ちパターンをつぎこんであきらめない姿勢を示しましたが、菅野の省エネピッチングにはコントロールピッチャーの神髄を見たような気がします。最後の坂口にはかつて9回2アウトから古谷のノーノーを阻止したあの一本を期待したのですが(懐かしい…)、やっぱり菅野が相手では無理のひとことでした。
巨人は辞任する高橋監督のためにと、選手たちが一丸となっているようにも見えました。この勢いを広島へ持っていけるでしょうか。今季7勝しかしていない相手に6戦で4勝するのは至難の業ではありますが、現役時のような爽やか笑顔の高橋監督をもう少しの間見ていたいなと思うのです。もちろん、昨年悔しい思いをした広島にリベンジしてほしい思いもあるのですが。
10/15 パ☆☆H-F☆
お目覚めソフトバンクがホームラン攻勢で1st勝ち抜け。
日ハムは短期決戦に強いイメージがあったので、シーズン終盤の不調は雌伏の時なのかと思っていたのですが、どうやら本当に元気がなかったのか、その雰囲気から抜け出せないままCSを戦ってしまっていたように映りました。とくにポストシーズンではいつも活躍していた中田が攻守に精彩を欠いてしまいました。機動力も甲斐が相手では分が悪かったですね。
ソフトバンクはデスパイネが好調、おまけにキーマンに挙げた松田にも一発が飛び出し、良い雰囲気で埼玉に向かえます。点差以上に流れが来ていたとはいえ加治屋にもリベンジの機会を与えてきちんと成功、短期決戦慣れした工藤監督の采配ぶりは肝が据わっています。
さて、西武ファンの恐れていたソフトバンクがFinalへ駒を進めました。打線に活気が戻りつつあるソフトバンクですが、メットライフドームで待ち受けるのは恐怖の西武打線。1stでやや消費した感のある投手陣がいかにしてあの山賊どもに立ち向かうか。西武ファンの機嫌の上げ下げが今から怖い、パ・リーグ最後の戦いは水曜日から開幕です。
素足の冷たさに秋を感じる頃、野球もポストシーズンの始まりです。
第1戦は2位チームで明暗分かれました。
デーゲームだったパ・リーグは、シーズン終盤の勢いそのまま、ソフトバンクが逆転勝ち。先発のミランダは何やら不調でしたが、それ以上に上沢が立ち上がりに乱れ、初回の一気呵成の5得点に日ハムはなすすべなしでした。点差があっても勝ちパターンを惜しまずつぎこみ、工藤監督の執念を感じました。西武戦に相性の良いミランダが1st温存されなくてよかったと我が家の西武ファンは若干喜んでおりましたが、中4日で第2戦の先発という噂もありますし、連勝で勝ち抜けされた場合の起用法が気になりますね。ともかくポストシーズンに強いイメージのあった日ハムの元気のなさが気になります。レアードの怪我がネックだったかもしれませんね。起爆剤として清宮を起用しても良かったのではと思いましたが(ミランダは左が苦手でしたし)。
一方ナイトゲームのセ・リーグは3位の巨人が勝ち抜けに王手をかけました。どちらに転ぶかわからない接戦の中で、好投していた今村をすぱっと諦め上原回またぎ、抑え山口2イニング、陽のエンドランと、面白いくらいに采配がズバズバ当たり、点差以上にヤクルトを寄せつけない完勝でした。ヤクルトは1番坂口が2安打するも、次の山田がブレーキになってしまいました。バレと雄平もノーヒットですし、青木も怪我で、シーズンどおりの攻撃スタイルに持っていけなかったように見えました。巨人キラーの小川で第1戦を確実に取る算段だったと思いますが、明日の相手は菅野ですし、かなり痛い黒星です。それにしても、高橋監督ってこんなに動く監督だったかな…。退任が決まってからというもの憑きものが落ちたように爽やかな表情をしているので、ようやく動きたいように動けるようになったのかな…?
10/14 パ☆H-F☆ セS-G☆☆
前日とは一転、接戦となったパ・リーグ。
第1戦と同様に日ハムがホームランで先制すると、さらにはショート高田のエラーがらみで追加点。前日はすぐさま反撃に出たソフトバンクですが、相手先発マルティネスの前になかなか得点できません。
エラーから追加点を献上した高田ですが、その後は好プレーを連発。さらには7回、値千金の同点タイムリーを放ちます。汚名返上どころかおつりが来るくらいの活躍ですが、ベース上でニコリともしない高田、まさに漢(おとこ)。選手層の厚いソフトバンクで、牧原や今宮の離脱によりようやく巡ってきたチャンスを絶対に手放すまいという意地を感じました。こういう選手、いいわあー。ウチにはいないタイプだわあー。こういう漢(おとこ)らしいところを見てみたいわあー。
しかしその直後、加治屋が日ハムの上位打線につかまって勝ち越しを許し、宮西・石川の継投で日ハムが勝利をおさめました。
工藤監督は、打たれた加治屋を責めることはありませんでした。継投もスタメンもシーズンどおりで、どっしり構える王者の余裕も感じますが、心配なのは静かな打線。松田がここまでノーヒットですが、お祭り男が打たないと打線に勢いが戻らないような気もします。一方、全員野球で立ち向かった日ハムに失うものはありません。明日はどのような布陣を組むのか、もしかしたら清宮がジョーカーになるかもしれません。
ともかくも、西武ファンは「どっちが勝っても疲弊する!」、他ファンは「月曜日も野球がある!」と歓喜する結果になりました。
一方、セ・リーグは今年も下剋上。菅野だから2連勝は固いだろうなとは思っていましたが、ノーヒットノーランのおまけが付くとは思いませんでした。ニュース速報が『西郷どん』の号泣場面と被ったとか…。
前日に上原・山口を回またぎさせた巨人側としては、僅差であればできるだけ長いイニングを菅野に投げてほしかったはずですが、その思惑にヤクルト打線が見事にハメられてしまいました。
ヤクルトも勝ちパターンをつぎこんであきらめない姿勢を示しましたが、菅野の省エネピッチングにはコントロールピッチャーの神髄を見たような気がします。最後の坂口にはかつて9回2アウトから古谷のノーノーを阻止したあの一本を期待したのですが(懐かしい…)、やっぱり菅野が相手では無理のひとことでした。
巨人は辞任する高橋監督のためにと、選手たちが一丸となっているようにも見えました。この勢いを広島へ持っていけるでしょうか。今季7勝しかしていない相手に6戦で4勝するのは至難の業ではありますが、現役時のような爽やか笑顔の高橋監督をもう少しの間見ていたいなと思うのです。もちろん、昨年悔しい思いをした広島にリベンジしてほしい思いもあるのですが。
10/15 パ☆☆H-F☆
お目覚めソフトバンクがホームラン攻勢で1st勝ち抜け。
日ハムは短期決戦に強いイメージがあったので、シーズン終盤の不調は雌伏の時なのかと思っていたのですが、どうやら本当に元気がなかったのか、その雰囲気から抜け出せないままCSを戦ってしまっていたように映りました。とくにポストシーズンではいつも活躍していた中田が攻守に精彩を欠いてしまいました。機動力も甲斐が相手では分が悪かったですね。
ソフトバンクはデスパイネが好調、おまけにキーマンに挙げた松田にも一発が飛び出し、良い雰囲気で埼玉に向かえます。点差以上に流れが来ていたとはいえ加治屋にもリベンジの機会を与えてきちんと成功、短期決戦慣れした工藤監督の采配ぶりは肝が据わっています。
さて、西武ファンの恐れていたソフトバンクがFinalへ駒を進めました。打線に活気が戻りつつあるソフトバンクですが、メットライフドームで待ち受けるのは恐怖の西武打線。1stでやや消費した感のある投手陣がいかにしてあの山賊どもに立ち向かうか。西武ファンの機嫌の上げ下げが今から怖い、パ・リーグ最後の戦いは水曜日から開幕です。
今年くらいは、振り返ってみましょうか…。
3・4月 4/15 vsF 春の神戸のデーゲーム
…には、やっぱり勝利が似合います!
山岡の粘投、マレーロの神走塁、大量得点、理想的な勝ち方で、これで今シーズン乗っていけるハズ!
と、思っていましたよこの時は…。ハハハ。
開幕から「何も成長していない…」をくり返したバッテンだらけのカレンダー。4月だけで3タテされること2回。ああ今年も最下位争いをくり広げるのかと暗澹たる思いでゴールデンウィークを迎えたのでした。
5月 5/2 vsL 山賊相手に大逆転
相手のお株を奪う逆転劇で復刻試合に勝利!
ディクソンが5回5失点の炎上でもはやチャンネルすら合わせていなかった試合。同点に追いつくと吉田一が回またぎで相手打線を抑え、ロメムランで逆転したあとは、山本・増井と勝利の方程式がバッチリハマっての1点差勝ち。この頃は吉田一が7回の男として定着してくれるものと信じて疑いませんでした(遠い目)。しかし山本が注目されだして、増井も目力が違っていて、ブルペンに支えられた今年のオリックスならではの理想的な勝ち試合だったと思います。
鬼門のゴールデンウィークを勝ち越したことで乗ってきたオリックス。借金を1まで減らして交流戦に入ることができました。
6月 6/14 vsC 神られなかった3連勝
今季初3タテの相手がまさかのカープ! 相手が不調期に入っていたことにも救われましたが。
ヤクルト・阪神以外に勝ち越して交流戦2位となり、借金返済にも成功、貯金1の3位でリーグ戦に戻りました。さらに乗っていけるー!
…と浮かれていたファンはすぐに現実を知ることになる。
吉田正が交流戦の最終戦で負傷し、スタメンを外れた影響も大きかったですが、パ・リーグに戻って最初の試合で誤審騒動が起きました。結局うやむやになってしまったのは残念ですが…(オリックスが弱かったのも一因!)。普通あんなことがあったら、もっと奮起しやしませんかね…。
そしてその試合を最後に田嶋がいなくなってしまうというダブルパンチ。もしかしたらこれが分岐点だったのかもしれません。
7月 7/25 vsL どうしてこうなった
オールスターをはさんでもなかなか調子を戻せないオリックス、ついに地獄の連敗街道を歩むことに…。
連敗を止められない金子、増井に回またぎさせての連投、見殺しアルバース、結果につながっていないのに再三のバント、意味不明の代走…と、Bクラスの要因をすべて詰め込んだようなこのメットライフドームの3連敗。中でもこの2戦目。ロメマサ砲で先制するも追加点が取れないうちに取り返される、こっちは失敗続きのバントを決められてサヨナラされる、もう心が折れましたわ。
この大事な時期の8連敗で、今年の結果は決まったようなものでした。
伊藤のトレードもありましたね。チームの調子が下降していたこともあって熱が冷めてしまい、あまり試合を見なくなってしまいました。
8月 8/14 vsL 逆に笑えてきた
スミ6で負け、と。
ただ単に打ち負けただけなら理解できるのですが、負けこみすぎてパニック状態なのか、もはやどこからツッコんでいいのかわからないくらいツッコミどころ満載の試合で、最後には笑いが止まらなくなりました。ファンまで頭おかしくなりそうだったぞ。
疲労が蓄積してきた山本を起用し続けるだけでなく負け試合のどこで出すつもりなのか肩を作らせ、結局新人王の芽も摘み取ってしまいました。代わりにようやく芽を出してきた山田を月間登板記録を打ち立てるくらいに毎日起用(最後はもはや記録のために出していたような…)、新加入の白崎は幾度もお立ち台を消され、岩本も毎日のように登場しては報われず…。
山岡の復活やディクソンが調子を上げるも、金子とアルバースがそろって抹消。それなのに代役の先発は上げては下げる場当たり的な起用で台所事情は火の車。一進一退では借金は減らないわけで、Aクラスはもはや山のあなたの空遠く。ミッションオクトーバーの文字がただただ虚しい夏の終わり。
9・10月 10/4 vsH 未来を担え、若者よ!
6回無失点の先発・榊原。
あとをつないだ澤田と山田。
上位で計3出塁の宗と福田。
初のサヨナラ打を放った吉田正。
オリックスの未来は、彼ら若手に委ねられている!
来年こそは、若い力でさらなる高みを!!
もちろん、中堅もベテランも若手をひっぱる活躍を!!!
我が家の西武ファンを見ていると、贔屓チームが優勝争いをすることによる精神的疲弊はかなりのものであるようです。そういや2014年はそんな感じだったかな…もう記憶が遠くなってしまったな…。
それでも、来年の今頃はどっと疲れていたいよ!
来年の今頃は新年号初の優勝チームと呼ばれて…いてくれないだろうか…。
淡い夢です。
3・4月 4/15 vsF 春の神戸のデーゲーム
…には、やっぱり勝利が似合います!
山岡の粘投、マレーロの神走塁、大量得点、理想的な勝ち方で、これで今シーズン乗っていけるハズ!
と、思っていましたよこの時は…。ハハハ。
開幕から「何も成長していない…」をくり返したバッテンだらけのカレンダー。4月だけで3タテされること2回。ああ今年も最下位争いをくり広げるのかと暗澹たる思いでゴールデンウィークを迎えたのでした。
5月 5/2 vsL 山賊相手に大逆転
相手のお株を奪う逆転劇で復刻試合に勝利!
ディクソンが5回5失点の炎上でもはやチャンネルすら合わせていなかった試合。同点に追いつくと吉田一が回またぎで相手打線を抑え、ロメムランで逆転したあとは、山本・増井と勝利の方程式がバッチリハマっての1点差勝ち。この頃は吉田一が7回の男として定着してくれるものと信じて疑いませんでした(遠い目)。しかし山本が注目されだして、増井も目力が違っていて、ブルペンに支えられた今年のオリックスならではの理想的な勝ち試合だったと思います。
鬼門のゴールデンウィークを勝ち越したことで乗ってきたオリックス。借金を1まで減らして交流戦に入ることができました。
6月 6/14 vsC 神られなかった3連勝
今季初3タテの相手がまさかのカープ! 相手が不調期に入っていたことにも救われましたが。
ヤクルト・阪神以外に勝ち越して交流戦2位となり、借金返済にも成功、貯金1の3位でリーグ戦に戻りました。さらに乗っていけるー!
…と浮かれていたファンはすぐに現実を知ることになる。
吉田正が交流戦の最終戦で負傷し、スタメンを外れた影響も大きかったですが、パ・リーグに戻って最初の試合で誤審騒動が起きました。結局うやむやになってしまったのは残念ですが…(オリックスが弱かったのも一因!)。普通あんなことがあったら、もっと奮起しやしませんかね…。
そしてその試合を最後に田嶋がいなくなってしまうというダブルパンチ。もしかしたらこれが分岐点だったのかもしれません。
7月 7/25 vsL どうしてこうなった
オールスターをはさんでもなかなか調子を戻せないオリックス、ついに地獄の連敗街道を歩むことに…。
連敗を止められない金子、増井に回またぎさせての連投、見殺しアルバース、結果につながっていないのに再三のバント、意味不明の代走…と、Bクラスの要因をすべて詰め込んだようなこのメットライフドームの3連敗。中でもこの2戦目。ロメマサ砲で先制するも追加点が取れないうちに取り返される、こっちは失敗続きのバントを決められてサヨナラされる、もう心が折れましたわ。
この大事な時期の8連敗で、今年の結果は決まったようなものでした。
伊藤のトレードもありましたね。チームの調子が下降していたこともあって熱が冷めてしまい、あまり試合を見なくなってしまいました。
8月 8/14 vsL 逆に笑えてきた
スミ6で負け、と。
ただ単に打ち負けただけなら理解できるのですが、負けこみすぎてパニック状態なのか、もはやどこからツッコんでいいのかわからないくらいツッコミどころ満載の試合で、最後には笑いが止まらなくなりました。ファンまで頭おかしくなりそうだったぞ。
疲労が蓄積してきた山本を起用し続けるだけでなく負け試合のどこで出すつもりなのか肩を作らせ、結局新人王の芽も摘み取ってしまいました。代わりにようやく芽を出してきた山田を月間登板記録を打ち立てるくらいに毎日起用(最後はもはや記録のために出していたような…)、新加入の白崎は幾度もお立ち台を消され、岩本も毎日のように登場しては報われず…。
山岡の復活やディクソンが調子を上げるも、金子とアルバースがそろって抹消。それなのに代役の先発は上げては下げる場当たり的な起用で台所事情は火の車。一進一退では借金は減らないわけで、Aクラスはもはや山のあなたの空遠く。ミッションオクトーバーの文字がただただ虚しい夏の終わり。
9・10月 10/4 vsH 未来を担え、若者よ!
6回無失点の先発・榊原。
あとをつないだ澤田と山田。
上位で計3出塁の宗と福田。
初のサヨナラ打を放った吉田正。
オリックスの未来は、彼ら若手に委ねられている!
来年こそは、若い力でさらなる高みを!!
もちろん、中堅もベテランも若手をひっぱる活躍を!!!
我が家の西武ファンを見ていると、贔屓チームが優勝争いをすることによる精神的疲弊はかなりのものであるようです。そういや2014年はそんな感じだったかな…もう記憶が遠くなってしまったな…。
それでも、来年の今頃はどっと疲れていたいよ!
来年の今頃は新年号初の優勝チームと呼ばれて…いてくれないだろうか…。
淡い夢です。
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