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かすむ夜の光を花とにほふにぞ月のかつらの春もしらるる(二条為明)
オリックスから誰も出場しなかった日米野球は観たり観なかったり。
体調が万全なら、山本と吉田正は選出されたと思うのですが、シーズン優先ですから仕方ありませんかね。しかも日米野球の解説者に呼ばれた平野の出演日がよりにもよって地上波放送のない日でしたし、このオリックスのあいかわらず何ともならない陰の薄さよ。

だからって、FA戦線で主役にならなくてもいいのに。
しかも良いニュースではなく、悪いほうで。

まずは、西。昨年の契約更改時の反応からFA宣言は予想されていましたが、今年の成績が芳しくなかったのでどうするつもりだろうと危惧していたら、やはり気持ちは動かなかったようで…。
それにしても、セ・リーグなら充分通用すると考えるであろう阪神はともかく、ソフトバンクはどういうつもりなんでしょうかね。西はむしろ相性の良い相手ですし、お得意様のオリックスからこれ以上戦力を削いだところで、たいしたメリットにもならないでしょうにねぇ!?
まあ、西が優勝したいってんなら、仕方ないけれどもさ…。

そのオリックスは内野がスッカスカの状態ですから、FAするなら丸や角中より浅村を狙いに行ってほしいとは思っていました。
FAは本人の得た権利ですから、行使するのは自由です。我が家の西武ファンがどれだけ世界の中心で浅村愛を叫ぼうが、「FAする」というのも自由なら、「来てください」と手を上げるのも自由です。
もちろん、お断りするのも自由です。

自由だけどもさ…。
せめて、お話くらいはつきあってくれよ…。
話も聞かずにお断りって、こんなこと未だかつてあっただろうか…。

あくまで邪推の域ですが、浅村が慕っているという中島から良い話を聞かなかったのかな、という気もします。
中島は日本に戻る時にオリックスを選んだことを後悔しているような発言もありましたし、実際在籍していた間優勝争いにかすりもしなかったですし、今後も見込みは薄いですし、最後は減俸を拒否して退団していますから、オリックスを薦める要素がまるで見当たらない。しかもこのところのオリックス関連のニュースといえば、伊藤のトレードやら西のFAやら金子の大減俸やら小谷野の引退セレモニー即楽天コーチ就任やら、まるでデメリットしか感じませんし。
一方、ソフトバンクの資金は無尽蔵だし優勝どころか日本一にもなれるし、楽天には石井と岸がいるし渡辺直からはきっと中島と違って良いことばっかり聞かされていそうだし、そんなライバルを相手にして、「地元」「背番号1か7」「好きなポジションどこでも守れる」くらいしかアピールできないオリックスを浅村が選ぶなんて、1パーセントも期待していませんでした。

…が、それでも0.03くらいは夢見ていましたよ。
夢を見るくらいは自由だからね!(涙)

あ、中島は巨人移籍が濃厚みたいですね。残り長くないであろう選手生活ですし、WBCでともに戦った原監督のもとで終えるのも良いのではないでしょうか。契約当時は今の実力には見合わないであろう高額年俸でも自分が出すわけではないし、しょーもない生え抜きたちに強打者の薫陶を少しでも授けてくれれば程度の期待でしたが、その小さな期待にも応えてくれたのかというと…うーん。
あとわずか手に届かなかった優勝に、それを知る者たちを補強した2014年オフでしたが、4年経って優勝がますます遠くなったどころか、補強組はチームを去り、当時主力だった者すらほぼいなくなったという…。

金子もどうするつもりなのでしょうか。それこそ本人の自由ですから、大減俸を呑んで残留するもよし、移籍するもよし、アメリカに挑戦するもよしですが、もうイイ歳になってきましたし、最後の意地という輝きを見せてほしいな(できればオリックスで)。
球団は昨年クビにしようとした山崎勝に複数年を提示したようですが、これは金子引き留め作戦のひとつのような気がします。若月とは開幕で炎上して以来組みたがらないようだし、伏見は捕手能力が追いついていないので、伊藤のいなくなった今金子を受けられるのは山崎勝だけですから。しかし球団もやることなすこと矛盾だらけですね。こういうあたりが浅村に嫌われた理由なのかもしれません。

・・・

つらつら最近のいろいろなことを書いていくと、なんだか浅村に全否定されても仕方ないような気がしてきたぞ…。

(((壊゚∀゚)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ



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今年の秋はどこに行こうかなあ…と考えていた矢先、
目に飛び込んできた近鉄電車の広告。

『赤目四十八滝 渓谷の自然探勝きっぷ』
電車・バスの往復券と入山チケット引換券と温泉と飲食店の割引券のお得なセット。

これだー!

と、いうわけでいざ赤目口駅へ。
さらにバスで赤目滝へ。

朝イチを狙っていったため、まだバス停周りのお店はほぼ閉まったまま。
戻る頃には開いているでしょう。

まずは、入山。
入口には日本サンショウウオセンターがあります。



これも戻ってきた時に鑑賞しようと、中はスルー。
入口から少し歩くと、最初の滝があります。



曇り空のせいもありますが、水の冷たさが伝わってくるようです。

それでも、見上げれば紅葉。



続くは、霊蛇滝。



最近運動不足のうえに輪をかけてどんくさくなったので、足を滑らさないように、慎重に滝へ近づきます。



うーん、やはりスマホではネットの宣材写真のようには撮れません。
ちゃんと三脚を立ててカメラを構えている人もいました。

続きまして、赤目五瀑のひとつ、不動滝。



橋の上からの鑑賞ですが、大きくて迫力がありました。



渓流沿いを静寂に包まれ歩きます。

 



犬を連れている人もいました。最高のお散歩かも。



休憩スポット? 八畳岩の上でひとやすみ。



緑と赤と黄色と、ひとつの木に三色。早かったのか遅かったのかよくわかりません。

しばらく歩いてたどりついたのは、千手滝。



前にお茶屋があって、おでんを食べながら鑑賞することもできます。夏ならかき氷かな。

お参りコースと書かれた看板があって、矢印どおりに階段を上ると、小さなお堂がありました。
「護摩の窟」とあります。



薄暗くてちょっと怖かった…。

階段を下りてコースに戻り、今回最後の滝へ。



布曳滝です。



その名のとおり、布を曳くような美しさです。

滝はこのあとも続きますが、今日は「ゆったり散策コース」プランだったので、ここまで。



行きとは違った景色を眺めながら。



すれ違う人が増えています。早めに来ておいてよかったかも。



夜にはライトアップも行われています。どんな景色になるのかな。

入口に戻り、サンショウウオを鑑賞。



どうも苦手であまりまじまじ見られませんでしたが、性格がいろいろあるようです。
彼も顔をちょっとだけ出して、たそがれている…のか?
他にも「超マイペース」とか「たくましく忍耐強い」とか「シャイ」とか。…わからねえ!

センターを出ると、「←延寿院」と看板があったので、なんとなくその方向へ。
ずいぶん急坂でした。すでに筋肉痛が始まっています。



役小角ゆかりのお寺だそうです。春にはしだれ桜が満開になるそう。



石灯籠は鎌倉時代のものだとか。



ここの紅葉も美しく色づいていました。日が高くなって青空にも映えます。

奥には忍者の練習場があり、お寺を出て坂を下りているとこれから修行に向かうのかカラフルな衣装を纏ったちびっこ忍者たちとすれ違いました。

小腹が空いたので坂の出口にある名物の「へこきまんじゅう」をひとつ。
名前はアレですが、生地がさつまいもでできているからだそう。
たくさん種類がありますが、抹茶をチョイス。写真撮り忘れましたが、おいしかったのでお土産に買って帰ろう。

その後は、まだ午前中ですが開いたばかりの温泉へ。
ひさびさにこき使った足の筋肉をもみほぐし、室内と露天のお風呂を堪能。は~、極楽。
でももっとゆっくり浸かりたい…。

お風呂のあとは、もちろんランチ。

 

牛汁御膳。1250円也。まあ、観光地だからね…。



くさもちでコーヒーブレイク。

そろそろ帰りのバスの時間です。
へこきまんじゅう買っていこう、とお店に向かったら…。

大行列!

並んでいたら間に合わない!

あきらめました。
次の機会に…。

今度来る時は、体力をつけて奥まで入って四十八滝を鑑賞し、温泉にもふやけるまで浸かり、へこきまんじゅうも全種類買おう。






『今日から俺は!!』
高校生の時、友達間で流行っていたこの原作。ヤンキー漫画と敬遠していたものの、友人の爆笑ぶりについ一冊借りて読んでみたら、見事にハマってしまいました。
しかし卒業するまでには読みきれず(完結もしていなかった)自分で集めようかと思っていた矢先、大学入学後に彼氏の下宿で再会しました。しかも全巻揃っている! それからは毎週のように行っては読み行っては読み、もはや漫画を読むために彼氏の家に行っていたようなもの。すなわち『今日から俺は!!』がふたりの関係を結びつけたと言っても過言ではない! …かもしれない(今のツレである)。
さて、そんな20年前の漫画がなにゆえ今頃連ドラなのか、という疑問はあるにせよ、『左江内氏』を作ったスタッフなので、またあの原作をいい意味でガン無視したコメディドラマになるのだろうとは思っていました。原作は連載当時の90年代が舞台ですが、80年代に変更されています。いわゆるヤンキーがひとつのアイデンティティーとして生まれた時代ですし、理子の聖子ちゃんカットや京子のスケバンスタイルも私が現役高校生の頃の大阪ではもう時代遅れなものでしたから、三橋と伊藤が今日からヤンキーになる過程をわかりやすい設定にしているのかもしれません。
三橋役の賀来賢人はさすがのなりきりぶり。変顔おちゃらけとシリアスをうまく使い分けて、男女関係なく読者を惹きつけた三橋の魅力が充分伝わってきます。
そんな三橋に必死についていく若君様(伊藤健太郎)。だんだんはじけてバカっぽくなってきました(←褒めてます)。京子とのバカップルぶりは今後ますますおかしくなっていくはず。
理子演じる清野菜名は聖子ちゃんカットに違和感がまるでありません。さすがアクションもさまになっています。父(佐藤二朗)のアドリブに笑いを必死にこらえる姿は大変そう。まだ優等生風ですが、いつかあの腹黒っぽさを出してくれるのでしょうか。
橋本環奈はさすが福田組、美少女アイドルとは思えない変顔をさらしています。原作の京子とはまるで別物になっていますが、あの低身長でいくら女子高とはいえ番を張るのは無理だと思うのですがね。明美(これまたアイドル)のほうがいかにも昭和のそれっぽい。
そして、三橋以上に難解な役柄だと思っていた今井を、太賀が好演しています。身長の低さと詰め物感満載の上半身がちょっと違和感ですが、心底バカな今井をあれだけ愛嬌たっぷりに演じられる俳優は他にいないのではないかと思わせるほど。冷静なツッコミの間が光る矢本悠馬(谷川)ともいいコンビ感を出しています。
「ヒデ! 悪い子になって!」と言いたくなる相良(磯村勇斗)はラスボス感たっぷり。智司はこれから見せ場があるのでしょうか。佐藤二朗とムロツヨシの長尺アドリブはちょっと蛇足感がありますが…録画は必ず月曜に消化するほどハマってしまいました。
もう半分ほどが過ぎてしまいましたが、あの長い原作をどう消化していくのか気になります。廃墟に閉じ込められて無機物(コンクリ片)を食する今井、枯れ井戸に落ちてひとり取り残される今井のエピソードは是非実写で!

『まんぷく』(承前)
早くも感想その2。
萬平さんにすっかりノックアウトされております。
恋する福子の前で緊張する萬平さん、憲兵に捕まって傷だらけの萬平さん、結婚したらいつの間にか「福子」呼びの萬平さん、お風呂に入る萬平さん、妻の布団にもぐりこんで腕枕ポンポンの萬平さん。・・・
しかしなんといっても、「おいで」の破壊力よ!
あのひとことで鼻血ブー(古)の主婦がどれだけ量産されたことか!
もちろん安藤サクラの繊細な演技もドラマの質を高めています。が、もはやヒロインはハセヒロと言っても過言ではない。
いや、もうひとりいました。鈴さんです。
何かといえば「武士の娘」を連呼し、毎日のように「孫はまだか」攻撃、娘だけでなく婿に対しても文句タラタラ、今だったら「毒親」と呼ばれる部類かもしれません。しかしそれを不快感なく演じられるのは、この日本で松坂慶子しかいないのではないかと思われます。コロコロした体型で塩軍団の世話にバタバタ走りまわる姿はまるで母犬のよう(『動物のお医者さん』でチョビの世話をさせられたリリーちゃんのような)。悪態ついていてもおいしい食事の前ではコロッと態度を変えてしまうところも憎めません。
今のところ、本来のヒロインがこのふたりに喰われてしまっていてあまり魅力を感じられないのが残念です。金策に走り回ったり、塩軍団の気持ちをまとめたり、おかみさんとして手腕を発揮し始めましたが、萬平さんや鈴さんが割とアップテンポなのに較べて福ちゃんひとりがゆっくりめ、それなのにいきなり高い声を張り上げたりするので、目立つべき場面なのにかみ合わなさを先に感じてしまいます。『マッサン』のエリーのような存在感を発揮するような演出をしてほしいですね。
ちなみに、横で見ていたツレの感想は「泉大津の海があんなキレイなわけあらへん」でした。
そりゃ、今はそうでしょうよ(by紅しょうがのネタ「二色の浜はヘドロみたいなとこ」)。





10/27 H-C(引き分け)

パ・リーグ党としては、ソフトバンクの強さはリーグ2位とはいえホンモノであることを知っていますし、広島がいくら強いといってもCSであれだけ工藤監督の短期決戦の鬼ぶりを見せつけられたら、今年もソフトバンクが優位に試合を進めるんだろうなという予想しかできませんでした。
いやいや、いきなり延長12回引き分けとは。今年の日本シリーズはひと味違う。
初回いきなり2失点した千賀ですが、その後は立ち直って広島打線を抑えます。いっぽう大瀬良もさすが広島のエース、味方のエラーで同点に追いつかれますが堂々たる投球でした。だからこそ、大瀬良が降りたあとが心配でした。広島の中継ぎ陣はよく知らないのですが、ソフトバンクの充実したプルペン陣と同等とは思えない…。
との危惧は的中していて、代わった岡田がいきなりピンチを招いた時にはどうなることかと思いました。なんとか切り抜けたものの、やはり打線は勝ち越せず。甲斐キャノンに対抗するのは無駄と思うで…。
しかしソフトバンクもまた、CSで見せた打棒がなりをひそめます。これはやはりマツダスタジアムの圧倒的アウェイ感のせいか、広島の投手陣が素晴らしいからなのか(いやー、交流戦では3タテしたからね! 広島の投手力はよくわからないんだよね(。-∀-))。
広島が8人の投手を起用すれば、ソフトバンクは野手を全員使いきるという、第1戦から両軍総力戦となりました。
15回制でなくなってよかったです。フィギュアの録画予約がなかなか始まらないんだよ!


10/28 H-C☆

地元マツダで広島が先勝。終始相手に主導権を渡さない完勝でした。
ジョンソンは失点するまではソフトバンク打線を完璧に封じました。上林を降ろしデスパイネを外野で起用するという大胆なオーダーも通用しませんでした(むしろデスパイネの守備難から先制されるという裏目)。広島は柳田を相当研究してきたと思われます。まったく仕事をさせていません。いっぽう広島は鈴木・松山という打つべき人が打っての勝利。石原がジョンソンの不動の相方のため、弱くなる打線をカバーしてあまりある活躍でした。日ハムと対戦した時は徹底マークにあった田中と鈴木ですが、ソフトバンクはどうやら丸をキーマンと考えているようです。犠牲フライによる打点はあったとはいえ、なかなか思うような打撃をさせてもらえません。
福岡に入る前になんとしても勝ち越しておきたかったであろう広島、ヤフオクドームでの胴上げは阻止しました。ホームチームが圧倒的有利なデータのあるパ・リーグ本拠地で、どのような戦いを見せてくれるでしょうか。



10/30 ☆H-C☆

序盤は打ちあぐねていた九里を中盤に攻略したソフトバンク。すぐさま1点差に迫りながら九里を次の回も続投させたことで、さらに傷口を広げてしまいました。やはり短期決戦には素早い決断が必要なのだと感じます。
なおもくらいつく広島打線をデスパイネのひと振りで突き放し、さらに高谷にも一発が飛び出して、今日はソフトバンクの圧勝劇だと寝る準備を始めてしまいました。
5点差でも勝ちパターンの加治屋を送り出した工藤監督ですが、さすが打撃力では他を圧倒するセ・リーグチャンピオンです。鈴木の今日二発目のソロから始まり、これまた二発目の安部の満塁ホームランで一気に5点を取り返し、がぜん熱戦の様相を呈してきます。
しかし、あと1点足りない…。
点差がついたせいで登板することになった中田が浴びた高谷のソロがよけいでした。まさか追いつきそうになるとは思いもしませんでしたし、判断の難しいところですかね…。
それにしても、丸の不振が気になります。ミランダに崩されたのか5凡のうえ4三振。いくらきついマークを受けているとはいえ、うしろの鈴木が好調なだけにここがつながれば打ち勝てるはずなのです。
断固秋山を1番で起用し続けた辻監督のように、緒方監督もあまり打順をいじらない印象がありますが、果たして明日は現状を打開できるでしょうか。


10/31 ☆☆H-C☆

多くの識者が判じたように、初回のワンプレーで試合の趨勢が決まってしまいました。
ようやく飛び出した丸のクリーンヒット。
あの瞬間、菊池は三塁ストップだと思いました。ツーアウトなら回すでしょうが、次が当たっている鈴木ですし、無理する必要はないからです。確かに微妙なタイミングでしたし、中継プレーも完璧なうえにドンピシャ送球と、さまざまな要因が重なったとはいえ、丸の一打をかき消した影響は大きかったと思います。
取ったら取られ、取られたら取り返す攻防が続いたものの、ホームに戻って強さを取り戻したソフトバンクの勢いに広島が飲み込まれつつあります。6回のダメ押し点は、田中と菊池のお見合いによる失点でした。本来ならありえないようなプレーも出てしまうほど、ヤフオクドームのソフトバンクのはマツダでのそれとは違う地力を見せているのでしょうか。
福岡最後のゲーム、いずれのチームが白星を増やして広島へ向かうことになるでしょう。


11/1 ☆☆☆H-C☆

接戦には強いソフトバンクが本領発揮、ホームゲームで3連勝を飾り、王手をもぎ取りました。
先制したのは広島でしたが、ここでも二点目を防ぐ上林の守備が光りました。一見ひとつの好プレーのようでいて、それがあとあとから響いてくる。ソフトバンクはそういう隙のないチームです。
四回、満塁から中村が逆転タイムリーを放った後、工藤監督は勝負に出ます。なんと内川に送りバントを命じたのです。四番も担っていた絶対的存在のベテランが、自らの判断ではなくサインによるバント。そしてきっちりとそれに応える内川。オリックスなら吉田正やロメロにサインを出すようなもの。こんなチームに勝てるわけありませんわ。
しかし誤算だったのは、その次の松田の調子がさっぱり上がらないこと。おそらく内川のバントを見せることで松田の発奮を促す目算もあったのでしょうが、この試合でも熱男になることはできませんでした。もっとも、松田が好調であれば、このシリーズの勝負はとっくに決していると思うのですが。
試合の流れはいったりきたり。その直後、待望の丸の逆転2ランが飛び出します。モイネロへの継投が裏目に出ました。ついにヤフオクドーム無敗の牙城が崩されるのか、と期待したのも束の間、今度は広島の二番手ヘルウェグが同点に追いつかれてしまいます。會澤のソロで勝ち越せば、明石が同点ホームラン。まさに一進一退の熱戦となってきました。
が、スコアは並行でも、ソフトバンクを知る者としては、これはソフバンペースだと感じずにはいられませんでした。
松田がダメでも明石はこういうところで活躍できるお祭り男の要素を持っています。前日、嘉弥真が登板して代打が出るや投げずに降ろしたように、ブルペンにも余裕があります。なにせ、今日はデスパイネが欠場しているのです。広島としては絶対に取らなければならない試合です。それなのに、逃げ切れない。そして最後にハナ差でかわす、それがソフトバンクの真の強さなのです。
互いに回またぎで登板した抑えは、明暗別れました。中崎の柳田への初球は、並の打者ならホームランにはならないコースです。それをスタンドまで運んでしまう柳田が異次元なのですが、そういう選手であることはわかっていたわけで(こちとら何度やられたことか…)、広島としては後味悪い敗戦、しかも崖っぷちに立たされてしまいました。
もし6戦以降連勝すれば、8戦目もマツダスタジアムです。奇跡の大逆転劇、真っ赤なホームの観客が沸き立つ結果を見せてくれるでしょうか。
はじめての2位からの日本シリーズということで、最初は遠慮がちでしたが、徐々に自分たちらしい強さを見せてきたソフトバンク。受けて立ったり奇襲に出たり、変幻自在の横綱相撲で日本一連覇なるか。週末の夜は心も赤く燃えそうです。


11/3 ☆☆☆☆H-C☆

ソフトバンクが2年連続の日本一、下剋上を達成。
…のはずが、ソフバンが2位からの日シリ進出であることがすっかり忘れられているような気がします。このシリーズ、途中からなんとなく、ソフトバンクが絶対王者で広島が挑戦者であるような図式になっていました。
それくらい、強かった。スコアは僅差なのに、接戦とは程遠い内容でした。ソフバンの強さをさんざ見せつけられて、広島は最後にすっかり戦意喪失していたように見えました。
ジョンソンで取りに来た一戦ですが、初回からピンチを招きます。このシリーズ、タナキクの連携ミスがちょいちょい目立ちます。この時はたまたま点にはつながらなかったとはいえ、球数を減らしていかなければならないジョンソンには負担になってしまいました。これもあとのない焦りのせいでしょうか。
その裏、広島は一度は負けをつけたバンデンハークを相手にチャンスを作りますが、また×7盗塁でチャンスを潰しました。
一度は甲斐相手に初盗塁成功かと思われたきわどいタイミングでした。タラレバを言うならば、もしこれがセーフであったなら、試合の流れは一気に広島に傾いていたでしょう。ベンチとしても、盗塁さえ決まれば流れを持ってこられると考えていたのかもしれません。しかしその肩のみでMVPを獲得したのは史上初かもしれない甲斐を前に、その目論見は潰えました。2回も安部が盗塁を試みますが、もちろんアウト。ちなみに、このシリーズで安部は何度か盗塁失敗していますが、なぜ走るのかと思うほどの盗塁技術でした。ズバリ、オリックスで代走に出てくる選手レベル(←悪口に使わせないでほしいが紛うことなき事実…)。しかもここでなぜ走ったのか意味不明だったのですが。
決勝点は内川のバントからの西田のスクイズでした。この場面、広島はスクイズをまったく警戒していませんでした。我が家ももちろん想定外でした。打撃の破壊力でCSを制したソフトバンクが、小技で日本一を決める。しかも西田は今年からトレードで加入した選手です。日本一を決めるスクイズをこの大一番で成功させるなど、楽天時代にはまるで想像もつきませんでした。いったいどういう環境を整えたら、こんな選手に成長できるのでしょうか…。
5回にはグラシアルが追加点となるホームランを放ち、点差は2点に。広島の打力はこれまで何度も試合をひっくり返してきたはずなのに、とてつもなく遠いと思わせる1点でした。ついにはジョンソンの恋女房の石原に代打を出し、ジョンソンと曾澤を組ませるという禁断の手を打ちます。追い込まれた広島としては、勝負がけのはずでした。そこで戦う意志を見せるつもりのはずでした。
しかしマウンドに上がったジョンソンは、テレビ越しにも伝わるほど心ここにあらずでした。もちろん、石原が降ろされたことによるショックではなく、自分に責任を感じていたところもあるのかもしれません。無失点に抑えたもののファイティングポーズとはかけ離れた浮かぬ顔でベンチに戻っていきました。ジョンソンだけではありません。広島のベンチ全体に漂う覇気のなさは観客にも伝わっていたようで、だんだん歓声も少なくなっていったのには何やらこちらまでもの悲しくなってしまいました。
8回の先頭に代打新井が登場した時は球場が大きく沸き返したものの、その時点で試合の流れは完全にソフトバンクのものになっていました。加治屋を使わず回またぎの武田で必勝を期した工藤監督に対し、新井をそのまま一塁で起用した緒方監督。非情になりきれないその采配は、CSで敗退した辻監督にも重なります。ソフトバンクがこのポストシーズンで得た勝ち星は、ペナントとはまるで異なる作戦で挑んだ工藤監督の采配によるものでした。それを見せつけられた広島も西武も、相手の罠にはまるかのように、試合を重ねるごとに勢いを失っていったのです。
森に簡単に2アウトを取られ絶望感の漂うマツダスタジアム。ただ最後に粘りを見せた鈴木には、来年への希望が見えました。
日本一にはまたも届きませんでしたが、広島の強さは十二分に伝わってきました。セ・リーグの一強時代は当分の間続くことでしょう。悲願の日本一への道が、また新たに始まります。
ソフトバンクの強さは、まるで羽生結弦のようです。変幻自在、八面六臂、どこまでその高みを極めていくのか、手が届きそうになるとまた強くなって遠ざかっていきます。ここまでの強さを見せられると、なぜペナントで2位だったのかよくわからなくなってきます。
来年もパ・リーグ5球団は打倒ソフトバンクを掲げ、立ち向かっていくしかありません。もちろんオリックスとしては、西武も日ハムもロッテも楽天も、倒さなければならない敵ばかりなのですが。

今年のプロ野球が終わりました。終わったその深夜から、さっそくFA市場が騒いでいます。
2019年の今頃は、どうなっているのやら。
おいしいお酒を飲んでいたいなあ…。










今年も行ってきました、正倉院展。
体力不足で、今年は8時過ぎに到着。開館待ちの列は折り返しの2列目。出遅れが響いて、最初の目玉である「平螺鈿背八角鏡」は人垣であまりじっくり見られませんでしたが、その他の展示はしっかり味わえました。
「玳瑁螺鈿八角箱」はいつまでも見ていられるほど美しく、「沈香木画箱」は蓋とサイドで互い違いになった色彩がカワイイ。「錦紫綾紅臈纈絁間縫裳」の鮮やかなピンク色に見惚れ、豪華な孫の手…でなかった、「犀角如意」は寝坊して単眼鏡を持ってこられなかったことをいたく後悔。

今回も眼福、眼福。

植田牧場の出店のコーヒーでひと息。

いい天気です。
このまま帰るのももったいないので、興福寺に行ってみました。



長い間工事していましたが、ようやく落慶した中金堂です。
夜にはライトアップしているようですね。

ようやく新しい御朱印帳を手に入れました。



今はちょっとしたブームなのか、あちこちで御朱印帳が売られているのを見かけますが、やはり
そのタイミングで、お参りした場所で売っているなら購入すればいいと思いました。
柄はちょっと悩みましたが、阿修羅像ゆかりのもので。



御朱印ブームでびっくりしたのが、御朱印をネットで販売している人がいるということ…。
そんな方法で御朱印を集めるという発想が生まれることに驚きました。集めることが目的なのでしょうけれど。私自身も、お参りした記念スタンプ的な意識が大半なので偉そうなことは言えませんが。





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