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かすむ夜の光を花とにほふにぞ月のかつらの春もしらるる(二条為明)
4/9~11 vsM ●雨○

なにこの既視感ありありのマリン×サヨナラ負けは。
いや、予感はありましたがね。福田が出塁して盗塁して、西浦がタイムリーを打って、吉田正が頓宮が打って、「キモティー!」と叫びたくなる今年のアグレッシブなヤングバファローズの躍動をよそに、ベテランの初球ゲッツーなんか見せられた日にはさあ…。
責任をすべてかぶせるつもりはないけれど、やっぱりねえ…。
翌々日の中継副音声のK-岡田と同じ気持ちなんです、オリックスファンは。
山本になんとか勝ち星がついてよかったです。序盤は慣れないスライド登板で投げにくそうでしたが、中盤からは圧巻でした。ベンチに入っていた榊原とのツーショットは、意味もなく「若さって素晴らしい」とつぶやくくらいに眩しかった。
だから、もっと援護してくれよー!
桜も終わりというのに、このヒエヒエ打線はいつまで冬なんだよ?


4/12~14 vsL ●○●

西村監督は動きが早いですね。初戦が貧打&守乱の極みだったとはいえ、カード2戦目から動いてくるとは。開幕から孤軍奮闘してきた福田が落ちてきたと見るや、ショートからセカンドに戻しさらに2番にしました。そしてサッパリだった外国人勢をはずすのはわかりますが、4番杉本とは思い切ったものです。当たったから良かったようなものの…。
カードは負け越したものの吉田に2HRが飛び出したのは良い兆候でしょうか。これがきっかけになればいいのですが。
しかし松葉はあいかわらずピシッとしませんな。斎藤も今年は貴重な左の中継ぎで期待していたのですがねー。





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是枝監督は「家族」を描くことをひとつの命題としているのだろうなと思っています。『誰も知らない』『歩いても 歩いても』もドラマ『ゴーイング マイ ホーム』もやっぱり家族の話でした。人が生を享けて最初に属するコミュニティ、その重要さは言うまでもありません。
ただこの作品に出てくる「家族」に、血のつながりはありません。
初枝おばあちゃんと信代・治の娘夫婦、夫婦の子祥太、信代の妹の亜紀の五人家族、と思いきや、実は誰ひとり血がつながっていません。下町の古く雑然とした狭い家の中、治は日雇い、信代はクリーニングのパート、亜紀は風俗、初枝のわずかな年金、そして治と祥太の万引きで、生活は成り立っています。
そんな、社会から置き捨てられたような貧しくて歪んだコミュニティに、親から虐待を受けていた放置子のゆりが参加します。
普通なら見て見ぬふりをするか、警察に通報して終わりのところ、普通でない一家はゆりを受け入れます。亜紀を、祥太を受け入れてきたように。さらには信代と治を受け入れてきたように。
万引きしてきた食料を食べ、シャンプーを万引きしてこなかったことに文句を言うような、常識のいっさい通用しない空間だからこそ、常識外の愛も生まれるということを、この「家族」は常識内で生きているつもりでいる我々に突きつけてきます。
もちろんその愛が絶対的に正義であると訴えているわけでもありません。そのコミュニティはやがて崩壊します。きっかけは、万引きに懐疑的になった祥太の抵抗でした。
自分の置かれた環境が常識外であることは最初からわかっていて、どこか冷めた気持ちでその世界を受け入れていた祥太。彼は大人たちによって、常識内の世界へ戻されようとしています。聡明な彼なら順応はたやすいことでしょう。しかし、過去をなかったことにはしないはずです。あの汚い家にあったもの、自分に向けられた愛すべてが真実だったことを理解しているからです。
思慮浅く愚かで、それゆえに貧困のループから抜け出せず犯罪を重ねる治と信代。だからこそ、秩序や良識を超えた愛がありました。
自分を捨てて出ていった夫を許せず、新しい家庭を壊すために孫の亜紀を手なずけ、夫の死後も息子から金をせびり取る初枝。狭い家に増えていく「家族」を、彼女はなぜ受け入れていたのでしょうか。憎しみの対象であるはずの亜紀に向けられていた優しさは、果たして復讐のためだけのものだったのでしょうか。海ではしゃぐ「家族」を見守るその目は、まさしく慈愛に満ちた祖母のものでした。たとえ偽物であったとしても、決して手に入ることはなかったしあわせな「家族」の景色、それを目に焼きつけて逝った初枝は、果たして最期まで報われぬものだったと決めつけて良いものでしょうか。
犯罪は、犯罪。だからこそ信代は収監され、祥太は施設に入り、ゆりは家に戻されます。それが社会の正しいありかたです。法治国家はそうあるべきだとも思います。
ただ、そこに確かに存在していた愛まで否定することは誰にもできません。
それは祥太の、そしてゆりの、家族のそれぞれのこれからにきっといつまでも残り続け、人生の行き先を示す灯りとなり続けていくのだろうと思うからです。

わずかなカットでその人物の生い立ちや関係性まであぶり出す是枝監督の手腕はさすがです。もちろんそれに応えた子役含め俳優陣の素晴らしさは言うまでもありません。
安藤サクラは福ちゃんよりも、やはりこういった役柄でこそ映える女優だとつくづく思いましたし、同じ祖母役でも『歩いても 歩いても』とはまるで違う所作を見せた樹木希林も強く印象に刻まれました。
世界での高い評価もうなずける出来栄えでした。





『なつぞら』
朝ドラにスピッツキターーーーーーーー!!!!!
毎朝…は聴けないので、毎晩録画で主題歌をとばさずに癒されています。
そして、チビなつちゃんと草刈正雄に泣かされています。
戦災孤児というだけでもう泣けるのに、けなげに生きるチビなつちゃんの姿。素直でいじらしいなつの姿にほだされて周り全員が助けてくれる、というお約束の展開かと思いきや、ちゃんと柴田家の子どもたちの反発や抵抗感、頑固じじいのツンデレ、感情をすべて抑えて我慢するいい子を演じていたなつの爆発と、順序をもって描かれていたので、なつが柴田家で暮らすことになる過程もすんなり受け入れられました。
演出も素晴らしく、なつが川原で「どうして私には家族がいないの!」と泣き叫び泰樹が抱きしめる場面は、もし朝ドラ名場面ランキングがこの作品の放送後であったなら、間違いなくベスト3には入っていたのではないでしょうか。
柴田家父母に農家感がないところ、成長したなつと天陽が美男美女すぎる以外は、今のところ大満足の100作目です。

『いだてん』
ふるわない視聴率ばかり話題になっていますが、オリンピック大好き人間としては毎週楽しく観ています。コレ大河ジャナイ感はもちろんありますが。
あの時代、ましてや日本初のオリンピック出場、「国を背負う」責任感は現代の比ではなかったと思います。ストックホルムまでの長い道中、荒んでいく金栗と三島の心模様、そして世界との差を見せつけられながらも日本代表としてのプライドが芽生えていく流れは自然で、負けるとわかっているのについ力を入れて応援してしまうほどでした。
途中棄権という結果に終わったはじめてのオリンピック、その道程をガイドとふたり静かにたどっていく演出も素晴らしかったです。
印象的だったのは登場時からどこかつかみどころのなかった金栗の目力が、徐々にアスリートのそれに変わっていったことでした。クドカン作品は『あまちゃん』と『監獄のお姫さま』くらいしか観ていませんが、どちらも当初は個性的な脇役が目立ち、主人公にはあまりインパクトがないのですが、話が進むにつれてどんどん主人公が魅力的になっていき、やがて舞台の中心に躍り出て脇役たちをバックダンサーにスポットライトを浴びて輝き出します。この大河でもやはり当初は嘉納や天狗倶楽部、熊本の人びとなどの方が目立っており、どこか茫洋としている金栗は周囲に巻き込まれている構図が多く、金栗自身に能動的な思想が生まれるまで相当数の話を費やしました。歴史的に有名な主人公が多かった大河ドラマという枠では、ファーストインパクトの弱かった金栗で既存の大河視聴者を取り込めなかったのも無理はないと思います。
箱根駅伝の「金栗四三杯」は知っていても、金栗自身の生涯はまるで知識がありません。
これからの展開も大いに期待です。
ただ、これだけは思う。語りはたけしジャナイ。









原作を先に読んでいたので、どうしても比較してしまうところはありますが…。
小栗旬が熱演でした。それだけでも価値が上がります。『二つの祖国』でも感じましたが、本当にいい俳優になったなあと思います。憂いある顔を傾けて「まーきの♪」と呼んでいた頃が懐かしい…あの時は松潤の方が百倍良く見えて、だんぜん道明寺派だったのですが、あの時の花沢類がこんな実力派俳優になるとは思いもしませんでした。漫画実写化でも軽い役よりはこういう重いものを背負った人間のほうが味わいが出ますね。
さて、残酷な連続殺人と後輩の死、妻子の誘拐からの監禁、逮捕劇など、おおまかな流れは原作どおりでした。大きく異なっていたのはラストです。ある意味いちばん重要なところかもしれませんが。
原作は漫画的表現(描かれている景色が現実なのか虚構なのかがあいまい)を利用して、「殺人鬼がよみがえる(かもしれない)」「沢村の家族は幻影(かもしれない)」という、背筋を凍らせるラストカットで幕を閉じました。しかし映画では同じ手法を使えないため、「殺人鬼は肉親によって殺された(っぽい)」「沢村は家族との時間を取り戻したが、息子は殺人鬼と同じく心因性の光線過敏症になる(っぽい)」と、原作に較べれば後味の悪さは小さなものになっています。ただ実写なら、このくらいがちょうどいいかもしれません。
そして残念だったのは、犯人が遥にカエルのお面をかぶらせ、沢村に撃たせようとする場面です。原作では、振り返ったカエルが視界に入った刹那、引鉄に手をかける沢村の脳裏に家族との記憶がフラッシュバックしました。沢村は妻の扮装を見誤ることはありませんでした。カエルの目論見が、家族愛に破られた瞬間でした。
しかし映画では最初から入れ替わりのネタばらしがされていたため、感動も半減でした。カエルに双子の姉妹がいたという設定を付け足し、唯一の肉親であるその彼女に最後は殺されるという流れは、この作品のテーマのひとつが「家族の愛」であることを象徴していると思うのですが、ならばこそ沢村がカエルは遥と見破る場面の演出は最重要だったと思います。その後の追い詰められるふたりの演技が迫真だっただけに、もったいないなあと感じました。
凶悪な殺人鬼を演じたのは、イイ人のイメージが強い妻夫木聡。スキンヘッドとおどろおどろしいメイクで見た目だけでは本人とわからないくらいで、セリフ回しも表情もかなりイっちゃってる感を強調していましたが、どこか物足りなさが残りました。つまぶっきーもどちらかと言えば小栗旬と同類で、陰のある役が似合っていると思います。あと、遥を演じた尾野真千子と小栗旬のツーショットが少しピンと来ませんでした。











3/29~31 vsF ●▲●

なにこの既視感ありありの開幕試合延長サヨナラ負けは。
この黒星が今年のオリックスを象徴していた…。
とは、思いたくない。
山岡は立派に開幕投手の責を果たしたと思うのですが、少々詰めが甘かったでしょうか。
二戦目は福田のタイムリーだけ見てチャンネルを替え、そろそろ勝ったかなと速報を見たらまさかの同点。
そして三戦目も勝てず、まさかの開幕カード勝ち星なし。打てませんね…わかっちゃいたけど。
吉田正がシフトで完全に抑え込まれました。あとを引かなければいいのだが…。
と、いやな予感はこういう時に限って当たるのだ。


4/2~4 vsH ●▲●

おいおい…いつになったら初日が出るんだ? 三役相手だとまったく勝てない平幕力士か?
初戦はアルバースが完全誤算とはいえ、二戦目は山本が9回1安打投球でまさか勝ち星つかずとは思いもしませんでした。金子が巨人相手に9回ノーノーで勝てなかったあの試合を思い起こしたオリファンはワタクシだけではあるまい。
とにかく、打てない。わかっちゃいたけど。
このまま今年は一勝もできない…なんてこと、あるわけないはず…と思いつつも、あるかもしれない…と思わせる、なんなのこの超ド貧打線は。


4/5~7 vsE ○○△

ようやく初日が出て、連勝もして、ついにサンタテ!
…なんてそうそううまくいかないとはわかってはいても、できたよね。
できてたよねーー!?
追加点を取れずに追いつかれる場面はこれまでも再三見てきたけれど、疲れてくる夏場からならまだしも、まだ開幕して3カード目で、セーブ機会を2回も失敗している増井はいかがなものか。ましてや3点差もあっての状況で。おまけに榊原の初勝利がかかっていたのですから。もちろん、捕手銀次という超スクランブル状態の相手を打てない打線もどうかと思いますが。
それにしても、吉田正はまだ復調のきざしが見えないですね。長らく不在だった1番打者がついに発見され、西浦もそこそこ機能しているのに、クリーンアップが働かないと、そりゃ得点できません。本人も苦悩している様子ですが、こういうトンネルを抜け出す手助けをできる人がいないというのがね…。ずっと吉田個人軍でしたからね…。




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